
ABARTH 500とは、2008年3月のジュネーブモーターショーで登場した、フィアット500をベースにアバルトが徹底チューニングした高性能ホットハッチです。ベースの500が1.2L・69PSなのに対し、ABARTH 500は1.4L直列4気筒ターボで135PSとおよそ2倍の出力に引き上げられ、専用サスペンション・専用エアロで"丸くて可愛い"だけではない一台に仕立てられました。カルロ・アバルトが遺したサソリ(スコルピオーネ)のエンブレムを背負う、"チンクエチェントの狂気"と呼びたくなる存在です。
この記事では、ABARTH 500の開発経緯・スペック・グレード展開から、GT7での乗り方、そしてトロフェオレースやミーティングイベントといったカルチャーまで、まるごと解説します。
目次
- 1 チンクエチェントの狂気|ABARTH 500の誕生
- 2 esseesseから695トリブートフェラーリまで|広がるアバルト500ファミリー
- 3 ABARTH 500の中古相場|今いくらで買える?
- 4 グランツーリスモ7のABARTH 500|スペックと入手方法
- 5 ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
- 6 実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
- 7 実車のABARTH 500に触れる|レンタカー・ミーティング
- 8 ABARTH 500を見て楽しむ|モータースポーツ・グッズ
- 9 ABARTH 500のよくある質問
- 10 ABARTH 500は「チンクエチェントの狂気」を体現する一台
- 11 小さな名車ファミリー・兄弟モデルもチェック
チンクエチェントの狂気|ABARTH 500の誕生
アバルトというブランドを作ったのは、オーストリア生まれのカルロ・アバルト(1908〜1979年)。若い頃はモーターサイクル・サイドカーレースの欧州チャンピオンに5度輝いた生粋のレーシングドライバーで、1949年3月31日、Cisitaliaのレーサーだったグイド・スカリアリーニとともに「Abarth&C.」をボローニャで設立しました。社名ロゴには、自身の星座であるサソリ座(イタリア語でスコルピオーネ)をあしらい、これが今も続くサソリのエンブレムの由来です。1950〜60年代を通じてレーシングカーやチューニングパーツ(今も生産が続く高性能マフラー等)で名を上げ、「チューニング=アバルト」という図式を作り上げた立役者です。1971年にフィアットへ会社を売却したのちも、しばらくCEOとして経営に携わりました。
そんなアバルトブランドが正式に復活したのは2007年。同年3月のジュネーブモーターショーで復活を宣言し、最初の市販モデルとして「グランデプントアバルト」が登場しました。そして翌2008年3月、同じくジュネーブモーターショーの舞台で、世界中のファンが待ち望んでいたモデルが姿を現します。それが本記事の主役、ABARTH 500です。
ベースとなったのは、2007年に登場した3代目フィアット500。丸目のヘッドライトと愛らしいプロポーションで、当時世界的なレトロカーブームの中心にいた一台でした(この素の500の物語は、姉妹記事「FIAT 500」で詳しく解説しています)。アバルトはこの人気モデルの"走りの部分"だけを徹底的に磨き上げ、まったく別のキャラクターを持つ一台に仕立て直しました。パワーユニットは1.4L直列4気筒DOHCにターボチューンを加えたもので、135PS/18.4kgf·mを発揮。ベースの500・1.2 8Vが69PSであることを踏まえると、ほぼ2倍の出力という思い切ったチューニングです。1,110kgという軽量ボディと組み合わさり、0-100km/h加速7.9秒・最高速度205km/hという、車格をはるかに超えた数値を叩き出しました。
足回りは前がマクファーソンストラット、後ろがトーションビームと、形式自体は標準型と同じ。しかしスプリング・ダンパーはすべて専用品に強化され、LSDのような働きをする電子制御デバイス「TTC」も搭載。丸くて背の高いフォルムからは想像しにくいほど、安定した挙動でコーナーを駆け抜けます。外観も、大型化した前後バンパー、サイドスカート、ルーフエンドスポイラーなど空力を意識したパーツをまとい、素の500とは一線を画す勇ましいルックスを手に入れました。"可愛い顔をして、中身は本気"。これがABARTH 500というクルマの本質です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 発表 | 2008年3月・ジュネーブモーターショー |
| 日本発売 | 2009年4月 |
| ベース車 | 3代目フィアット500(1.2 8V・69PS) |
| エンジン | 1.4L 直列4気筒DOHCターボ |
| 最高出力 | 135PS/5,500rpm |
| 最大トルク | 18.4kgf·m/4,500rpm |
| 車両重量 | 1,110kg |
| 変速機 | 5速MT |
| 0-100km/h加速 | 7.9秒 |
| 最高速度 | 205km/h |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット/後:トーションビーム(専用チューン) |
出典・参考:ABARTH SCORPION MAGAZINE公式(アバルトブランド復活の経緯・2008年ABARTH 500の登場背景)/Wikipedia「Carlo Abarth」「Abarth」(創業者・ブランド史)/各種自動車メディア集約(スペック数値)。※スペック値は資料により微差があるため、本記事は複数出典の一致範囲を採用しています。
esseesseから695トリブートフェラーリまで|広がるアバルト500ファミリー
ABARTH 500の面白さは、ここからさらにグレードが枝分かれしていったことです。まず「エッセエッセ(esseesse)」、イタリア語で「SS=スーパースポーツ」を意味し、1964年の名車「フィアット・アバルト695 エッセエッセ」にちなむ名称です。500用のesseesseキットは、専用ECUとエアクリーナーの組み合わせで最高出力を160PSまで引き上げ、足回りもスプリングレート強化・車高ダウンが加えられます(数値は資料によって幅があるため、目安としてご覧ください)。
さらに2009年のフランクフルトモーターショーでは、フェラーリとのコラボレーションモデル「695トリブートフェラーリ」が発表されました。世界限定1,696台という生産数で、日本には2010年11月から150台が導入(ロッソコルサ110台・ジアッロモデナ30台・ブルアブダビ/グリージョチタニオ各5台という内訳)。1.4L T-Jetターボで180PS・25.5kgf·mを発揮し、シフトタイムを短縮した5速シーケンシャルAT「アバルトコンペティツィオーネ」を搭載する特別なモデルでした。ここからABARTH 500というクルマの"本気度"の高さが伝わってきます。
加えて、モータースポーツ向けに用意されたのが「500アセットコルセ・リミテッドエディション」。初回はわずか49台限定で、アバルト創業年(1949年)にちなみ「ゼッケン49」が与えられました。全長3740mm×全幅1640mm×全高1460mmとやや専用ボディ寸法を持ち、車重は通常より180kg軽い930kg。同じ1,368ccターボながら190hp/6,500rpmまで引き上げられ、6速MTと205/50R17タイヤを組み合わせています。この車両こそ、後述するワンメイクレース「トロフェオ500」のベースマシンです。ABARTH 500という一台の中に、公道向けから競技専用まで複数のキャラクターが同居しているのが分かります。
出典・参考:ABARTH SCORPION MAGAZINE公式(500アセットコルセ・リミテッドエディションのスペック・生産台数)/各種自動車メディア集約(esseesse・695トリブートフェラーリの詳細)。※695トリブートフェラーリの生産台数・国内導入台数は複数メディアで一致した数値を採用。
※なお、素の500(1.2 8V Lounge等)の"レトロデザイン"としての魅力や誕生の背景は、姉妹記事「FIAT 500」で詳しく解説しています。本記事はあくまでアバルトによる高性能チューニング版にフォーカスしています。
ABARTH 500の中古相場|今いくらで買える?
ABARTH 500(2009年モデル)の中古車価格帯は、目安としておよそ40万円台〜190万円程度です(MOTA調べ)。走行距離が少ない良好個体や、esseesse・695トリブートフェラーリといった上位グレードは、この上限を超えることもあります。逆に年式が古く走行距離のかさむ個体は、より手頃な価格帯で見つかることもあります。
- 標準モデル(2009年式):約40万〜190万円が目安
- esseesse/限定グレード:程度・希少性次第で上振れすることあり
- 695トリブートフェラーリ(限定1,696台・国内150台):希少性からさらに高値傾向
出典・参考:MOTA(autoc-one.jp)中古車価格帯データ。※相場は時期・状態・走行距離・グレードで大きく変わります。最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。
「GT7でABARTH 500を操ってみたら、実車も気になってきた」。そんな時は、逆に今の愛車の"本当の価値"を調べてみるのもおすすめです。買い替え・乗り換えを考えるきっかけになるかもしれません。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
グランツーリスモ7のABARTH 500|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には、ABARTH 500が「ABARTH 500 '09」という表記で収録されています。ゲーム内データではPP約415、最大馬力約133HP、車両重量約1,035kg、駆動方式はFF(前輪駆動)です。実車の135PS・1,110kgに近い数値ながら、ゲーム内ではやや軽量に調整されています。
- PP値:約415(最大馬力 約133HP・車両重量 約1,035kg)
- 駆動方式:FF(前輪駆動)
- ゲーム内価格:ブランドセントラル(新車)で約23,300Cr、中古車販売で約29,500Cr
- 入手方法:ブランドセントラルでの新車購入、または中古車ディーラー
軽量なボディにターボ4気筒を積んだFFホットハッチらしく、コーナー入口でクイックに向きを変え、立ち上がりでターボの過給が効いてくるというキャラクターがゲーム内でも再現されています。PP415前後というのは決して高いレンジではないため、GT7を始めたばかりの人でも早い段階で入手・チューニングしやすい一台です。丸っこいボディからは想像しづらい俊敏さを、まずは中古車ディーラーでチェックしてみてください。
出典・参考:gtplus.app(GT7データベース・PP値415.44・馬力/トルク/車重の詳細値、ゲーム内価格)。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でABARTH 500をさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。軽量ボディ+ターボ4気筒を操る楽しさが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を"実車感覚"で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、"自分でハンドルを握る"運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は"より実車に近づく"ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も"快適"に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
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※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。
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お使いのスマホに合わせてチェックしてみてください。
・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車ABARTH 500を所有・維持する費用
ABARTH 500(2009年式)は発売から15年以上が経過した個体が中心で、税制上も経年重課の対象になりやすい年式です。
車両価格自体は輸入車の中では手頃ですが、部品代・専門整備の工賃は国産車より高めになりがちです。
年間の目安はこのくらいです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(1.4L級・13年超の重課) | 約4.5万円 |
| 任意保険(輸入車・年齢条件等で変動) | 約6〜15万円 |
| 車検(2年分を1年換算・輸入車対応工場前提) | 約8〜15万円 |
| 整備・部品(輸入車パーツ・消耗品) | 約10〜25万円 |
| 駐車場・保管 | 約6〜20万円 |
| 燃料・消耗品 | 約10〜18万円 |
| 年間合計(目安) | 約45〜98万円 |
さらに、購入費が40万〜190万円程度(前章の中古相場)かかります。
② GT7で"実車感覚"を味わう機材コスト
一方、GT7でABARTH 500を「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 40〜190万円 + 毎年 45〜98万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車の年間維持費とほぼ同等かそれ以下でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコンを使えば、135PSのターボが効いてくる瞬間の荷重移動まで、かなり実車に近い感覚で走れます。
「いつか本物のABARTH 500を」と思っても、慌てる必要はありません。ゲームで存分に走り込んでから判断しても遅くないはずです。
実車のABARTH 500に触れる|レンタカー・ミーティング
「輸入車だし、なかなか身近には見かけないのでは」と思うかもしれませんが、ABARTH 500・595系は国内でも根強い人気があり、レンタカーやオーナーズミーティングで出会うチャンスがあります。
🔑 レンタカーで体感する
国内では、イタリア車専門のレンタカー会社がアバルト系モデルを扱っています。スパイスレンタカー(愛知本部店等)はコンパクトスポーツカーとしてアバルト500・595系を取り扱っており、八光カーグループのようなアルファロメオ・フィアット・アバルトの正規ディーラー系でも595系のレンタルを行っている例があります。取扱車種・グレード(500か595か)は店舗・時期によって変わるため、事前に各店舗へ直接ご確認ください。
出典・参考:スパイスレンタカー公式(愛知本部店・上名古屋店の取扱車種情報)/八光カーグループ公式(レンタカーサービス案内)。※取扱車種・料金は変動します。最新は各店舗公式でご確認ください。
🎪 国内最大級のオーナーズミーティング
山梨県富士吉田市の富士北麓駐車場で毎年開催される「All Japan FIAT&ABARTH 500 Meeting」は、フィアット500・アバルト500・595系のオーナーが全国から集まる国内最大級のイベントです。2024年開催時は過去最高となる約600台が集結したと報じられています。ABARTH 500の実車を間近で、しかも多数の個体差込みで見られる貴重な機会です。
出典・参考:Motor-Fan「フィアット500からアバルト595まで新旧600台が大集合!!『2024 All Japan FIAT&ABARTH 500 Meeting』に行ってみた」記事。
🏁 サーキット走行会
アバルトオーナー向けのサーキット走行会も各地で開催されています。例えばStile主催の日光サーキット走行会には多数のアバルトオーナーが参加した実績があり、鈴鹿サーキットでは「アバルト ドライビング アカデミー テクニコプラス」のような公式イベントも実施されています。普段乗りの延長で、サーキットという非日常を味わえるのもアバルトコミュニティの魅力です。
出典・参考:FesTrico「Stile主催の日光サーキット走行会にアバルトがいっぱい!」記事/ABARTH SCORPION MAGAZINE公式(オーナーインタビュー記事内のドライビングアカデミー言及)。※開催有無・条件は年により変動します。最新は各主催の公式でご確認ください。
ABARTH 500を見て楽しむ|モータースポーツ・グッズ
🏆 トロフェオ500|WTCCを彩ったワンメイクレース
フィアットは2009年、ABARTH 500を使ったワンメイクレース「トロフェオ500」を欧州主要国で初開催しました。2010年からは英国でも「トロフェオアバルト500GB」として展開。イタリア国内開催に加え、欧州を舞台にした「アバルト500ヨーロピアントロフィー」はWTCC(世界ツーリングカー選手権)のサポートレースとして組み込まれ、本戦とセットで観戦できる人気コンテンツになりました。使用車両は前章で紹介した「500アセットコルセ」で、190PS・車重970kg(ノーマル比-140kg)というレース専用スペック。アマチュアドライバー向けにイコールコンディションが徹底されたシリーズで、若手ドライバーの登竜門としても機能しました。
出典・参考:レスポンス「アバルト500のワンメークレース、英国でも開催…2010年から」(response.jp)/ABARTH SCORPION MAGAZINE公式(500アセットコルセのスペック詳細)。
🌍 海外での評価・著名人所有の噂
海外の自動車メディアでは、ABARTH 500(海外名Fiat 500 Abarth)を「小さなFFホットハッチのお手本」「まるでゴーカートのような加速感」と評する記事が多く見られます。著名人の所有についても一部の海外メディアで言及がありますが、日本語での裏取りが十分にできないため、本記事では深追いはしません。走りの評価が高い一台であることは、複数の海外レビューで共通しています。
出典・参考:Top Gear「Abarth 500 Review」ほか海外自動車メディア各種。※著名人所有については確度の低い情報のため、本記事では走行評価の紹介に留めています。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
手元でABARTH 500を楽しむなら、プラモデルが充実しています。定番はフジミ模型の1/24「リアルスポーツカーシリーズ No.82 アバルト500 エッセエッセ」。上位グレードのエッセエッセ仕様を再現したキットで、組み立てながらディテールをじっくり楽しめます。
📖 書籍
ABARTH 500やブランドの歴史についてもっと深掘りしたいなら、アバルト公式の「ABARTH SCORPION MAGAZINE」(Web)や、イタリア車専門誌「FIAT&ABARTH MAGAZINE」(NEKO MOOK)といった媒体でより詳しい解説が読めます。
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ABARTH 500のよくある質問
Q. ABARTH 500とは、どんな車ですか?
A. 2008年3月のジュネーブモーターショーで登場した、フィアット500をベースにアバルトが徹底チューニングした高性能ホットハッチです。ベースの500(1.2 8V・69PS)に対し、1.4L直列4気筒ターボで135PSと、およそ2倍の出力に引き上げられています。
Q. ABARTH 500のスペック(馬力・加速)は?
A. 1.4L直列4気筒DOHCターボで最高出力135PS/5,500rpm、最大トルク18.4kgf·m/4,500rpm。車両重量1,110kg、5速MT、0-100km/h加速7.9秒、最高速度205km/hです。
Q. 素のフィアット500との違いは何ですか?
A. 素の500は1.2L・69PSの街乗り志向のモデルです。ABARTH 500はエンジン・足回り・エアロをすべて専用チューニングし、出力を約2倍の135PSまで引き上げた高性能版で、走りの性格がまったく異なります。
Q. エッセエッセや695トリブートフェラーリとの違いは?
A. 「エッセエッセ」は専用ECU・エアクリーナー等で最高出力を160PS前後まで高めたチューニングキット仕様です。「695トリブートフェラーリ」は世界限定1,696台(国内150台)の特別モデルで、180PS・専用5速シーケンシャルATを搭載しています。ABARTH 500を土台に、より高性能なグレードへ枝分かれしていきました。
Q. ABARTH 500の中古相場はいくらですか?
A. 2009年モデルの目安は約40万〜190万円です(MOTA調べ)。グレード(esseesse・695トリブートフェラーリ等)や状態・走行距離によって大きく変わるため、最新は各中古車ポータルでご確認ください。
Q. グランツーリスモ7でABARTH 500に乗れますか?
A. 乗れます。「ABARTH 500 '09」として収録されており、ブランドセントラルでの新車購入、または中古車ディーラーで入手できます(PP・価格・入手条件はアップデートで変動します)。
ABARTH 500は「チンクエチェントの狂気」を体現する一台
ABARTH 500は、カルロ・アバルトが遺したサソリのブランドが、丸くて可愛いフィアット500を"本気のホットハッチ"に変えた一台です。出力を約2倍の135PSまで引き上げたベースグレードから、160PS級のesseesse、180PSの695トリブートフェラーリ、そしてモータースポーツ専用の500アセットコルセまで、1台のクルマがここまで多彩に枝分かれしたのは、アバルトというブランドの本気度の証明でもあります。
実車は中古相場40万〜190万円程度と輸入車としては手が届きやすい水準で、国内ミーティングやサーキット走行会でも見かける機会がある身近な存在です。そしてグランツーリスモ7なら「ABARTH 500 '09」としてそのまま収録されており、PP415前後という手頃なレンジで、いつでも"チンクエチェントの狂気"のステアリングを握れます。ワンメイクレース「トロフェオ500」がWTCCを彩った歴史も、見て楽しむポイントのひとつです。
ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、ABARTH 500は間口の広い一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
小さな名車ファミリー・兄弟モデルもチェック
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