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ポルシェ911カレラRS 2.7(901)とは、ポルシェが1972〜1973年に世に送り出した、「RS」の名を初めて冠した911のことです。空冷フラット6を2.7Lに拡大して210PSを発生し、車重は仕様により約900kg級〜975kg級。市販車として世界初の本格的な前後スポイラー(フロントエアダム+リアのダックテール)をまとった、すべての911スポーツの“出発点”ともいえる伝説の一台です。グランツーリスモ7には「Porsche 911 Carrera RS (901) ’73」として収録されています。
この記事では、初代カレラRSの歴史・スペック・中古相場から、GT7での乗り方、そしてダックテール誕生秘話やRSの系譜といったカルチャーまで、まるごと解説します。(※1995年の993カレラRSとは別物です。今回はその22年前、1973年の“最初のカレラRS”のお話です)
目次
カレラRS誕生|“最初のRS”とそのスペック
ポルシェ911の長い歴史の中で、初めて「RS」の名を持つモデルが登場したのは、1972年10月のパリ・サロンでした。それが、この911カレラRS 2.7です。RSとはドイツ語のRennsport(レンシュポルト=レーシングスポーツ)の略。その名のとおり、FIAのグループ4カテゴリーで戦うためのホモロゲーション(競技認定)を取得することを目的に開発されました。
ベースになったのは同じ1973年モデルの911 S。そのエンジンを2.7Lまで拡大し、空冷フラット6(水平対向6気筒)から210PSを引き出しました。さらにフロントにはオイルクーラーを収めるエアダム、リアには名高い「ダックテール」と呼ばれるリアスポイラーを標準装備。太いリアタイヤを収めるためにリアフェンダーも拡幅され、ノーマルの911とはひと目で違う、精悍な姿が与えられました。
車名の「カレラ(Carrera)」は、かつてポルシェが活躍した過酷なロードレース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」に由来します。ポルシェにとってカレラの名は、歴史的に“最も速く、最もスポーティなモデル”にのみ与えられる特別な称号でした。その称号と「RS」をあわせ持つこの一台が、どれほど特別な存在として生まれたかが伝わってきます。
カレラRS 2.7にはツーリング(M472)・スポーツ(M471)・レーシングの3つの仕様が用意されました。豪華装備で最も重いツーリングですら約975kg級、そして内装をそぎ落とした軽量版スポーツは約900kg級。おもしろいことに、軽量なスポーツのほうが価格は安かった(当時の西ドイツでDM34,700 vs ツーリングDM36,500)というのも、レース志向のこのクルマらしいエピソードです。
走りは、0-100km/h加速 約5.8秒、最高速 約245km/h。これは発表当時、「ドイツ国内で最速の市販車」と評されたほどの性能でした。軽い車体、リアに積まれた空冷フラット6、そして空力デバイス、そのすべてが「速く走る」という一点のために研ぎ澄まされていたのです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型式(GT7収録名) | Porsche 911 Carrera RS (901) ’73 |
| 登場 | 1972年10月(パリ・サロン発表)/1973年モデル |
| エンジン | 空冷フラット6(水平対向6気筒)SOHC・機械式燃料噴射 |
| 排気量 | 2,687cc |
| 最高出力 | 210PS(DIN)/6,300rpm |
| 最大トルク | 255N·m/5,100rpm |
| 車両重量 | 約900kg級(スポーツ/軽量)〜975kg級(ツーリング) |
| 0-100km/h | 約5.8秒 |
| 最高速 | 約245km/h |
| 駆動方式 | RR(リアエンジン・リアドライブ) |
| 変速機 | 5速MT |
| 仕様 | ツーリング(M472)/スポーツ・軽量(M471)/レーシング |
| 生産台数 | 約1,580台(概数) |
出典・参考:Porsche公式(ニュースルーム/ヘリテージ)/ポルシェ・911(Wikipedia)(2,687cc・210PS/6,300rpm・255N·m・3仕様・生産台数)。※スペックは資料により表記ゆれがあり、車重は仕様(ツーリング/スポーツ/軽量)により幅があります。
カレラRS 2.7は今いくら?“最も高い911”の相場
初代カレラRS 2.7は、現存数が限られる希少車であり、「最も価値ある空冷911のひとつ」として、海外のオークションでも別格の扱いを受けています。過去の取引実績の目安は、このくらいです(あくまで過去の落札例・状態や仕様、時期で大きく変わります)。
- 取引のボリュームゾーン:おおむね数千万円〜1億円超(軽量スポーツ仕様ほど高値傾向)
- 近年の落札実績:$1,077,500(2025年・Gooding & Companyの出品例)など百万ドル超の例
- 過去の最高クラス:$2,425,000に達した取引例も(とくに希少なレース仕様・著名来歴車)
- 軽量スポーツ(M471)はとくに希少で、ツーリングより高値で取引される傾向
出典・参考:Gooding & Company/Classic.com(カレラRS 2.7の取引データ)(過去の落札実績・$1,077,500等)。※相場は時期・状態・仕様・来歴で大きく変動します。価格はすべて過去の取引実績であり、将来の価値や投資効果を示すものではありません。最新の取引状況は各オークションハウスでご確認ください。
※掲載の金額は過去のオークション落札例(原貨)です。為替・時期・個体差で大きく変わるため、円換算での断定はできません。投資・資産形成を目的とした購入をおすすめするものではありません。
「GT7で惚れて、いつか本物の空冷ポルシェに」。その前に、いま乗っている愛車の“本当の価値”を知っておきませんか。旧車・スポーツカー相場が高騰している今は、手放す側にとっても追い風です。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
グランツーリスモ7のカレラRS|入手と乗り方
グランツーリスモ7には、初代カレラRSが「Porsche 911 Carrera RS (901) ’73」という収録名で登場します(アップデート1.29で追加)。型式は「(901)」。911の社内開発コードに由来する番号で、現代の911(991/992など)とは違う、初期911だけの呼び名です。
- 入手先:レジェンドカーディーラー(時期によりラインナップが入れ替わります)
- 価格の目安:約74万Cr前後
- 性能:PP約480前後・約206BHP・車重約1,075kg・RR(リアエンジン)
- 関連:エクストラメニュー17などのイベントでも縁のある一台
RR(リアエンジン)らしく、リアに重さを感じる独特の挙動が持ち味。パワーで押し切るというより、アクセルとブレーキで車の向きを丁寧に作っていく。そんな“対話するような”運転が似合う一台です。現代のハイパワー車とはまったく違う、クラシック911ならではの操る楽しさを学べます。
出典・参考:グランツーリスモ公式(収録車・アップデート情報)。※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
※PP値・価格・入手方法はアップデートで変わります。数値は公開情報をもとにした目安です。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でカレラRSをさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。リアエンジンの重みや、コーナーでの荷重移動が、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
中でも@スマート光は、低遅延の「v6プラス」が無料で使えて、月額も安め。
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※料金・条件は変わります。
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※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車の空冷ポルシェ911を所有・維持する費用
初代カレラRS 2.7は数千万円〜の別格モデルのため、ここでは「現実的に手が届く空冷911(中古)」を例に、年間の維持費の目安を示します。
旧車は税金も整備も割増になりがちです(部品の希少化、13年超の自動車税の重課など)。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(2.7L・13年超の重課) | 約62,700円 |
| 任意保険(スポーツカー) | 約8〜15万円 |
| 車検(2年分を1年換算) | 約7〜12万円 |
| 整備・部品(空冷・部品希少) | 約15〜40万円 |
| 駐車場(地域差大) | 約0〜36万円 |
| 燃料・消耗品 | 約12〜25万円 |
| 年間合計(目安) | 約45〜100万円 |
さらに初代カレラRS 2.7ともなれば、購入費が数千万円〜1億円超(前章の相場)。もはや個人の趣味の範囲を超えた世界です。
② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト
一方、GT7でカレラRSを「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車(初代カレラRS):購入 数千万円〜1億円超 + 毎年 数十万円〜の維持費
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
初代カレラRSの実車は、もはや一般人が所有できる価格帯ではありません。ですがGT7なら、ハンコン+VRで“あの空冷ポルシェ”の操作感に、かなり近いところまで迫れます。しかも事故・盗難・天候の心配なし。これは現代ならではの贅沢です。
「いつかは空冷ポルシェを」と夢見る人も、それまでの間はGT7でその世界に浸れます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
実車の空冷911に触れる|借りる・集まる・見る
「さすがに初代カレラRSは無理でも、本物の空冷ポルシェの空気に触れてみたい」。そんな人のために、借りて乗る・集まって見る・博物館で出会う方法を紹介します。
🔑 借りて乗る|空冷ポルシェのレンタル
初代カレラRS 2.7そのものは、希少すぎてレンタルできるところは確認できませんでした(正直にお伝えします)。ですが、空冷世代の911であれば、体験できるサービスがあります。カーシェア型の「カレシェア」では空冷の964型 911カレラ2などが、「Fun2Drive」では空冷の964ターボなどが用意されることがあります(時期により変動)。
初代RS 2.7とは別のモデルですが、空冷フラット6のフィーリングやRRの挙動を味わうには十分。料金・貸出状況は変わるため、最新は各公式でご確認ください。
出典・参考:Fun2Drive/カーシェア各社(空冷911のレンタル・カーシェア例)。※初代カレラRS 2.7のレンタルは確認できていません。掲載は空冷911(別モデル)の例です。料金・車種・条件は変動します。最新は各公式でご確認ください。
🏁 集まる・見る|空冷ポルシェの祭典
空冷ポルシェ好きが集まるイベントもあります。空冷ポルシェの祭典「Luftgekühlt(ルフトゲキュルト)」の日本版「LUFT TOKYO」は、2026年3月に銀座・東京高速道路(KK線)で開催され、約220台の空冷ポルシェが集結、約1万1,600人が来場しました。運がよければ、初代カレラRS 2.7に出会えることも。ほかにもポルシェ・クラブ・ジャパン(公式認定クラブ)など、交流の場が各地にあります。
次回の開催日程は変わることがあるので、最新は各主催の公式でご確認ください。
出典・参考:Luftgekühlt(公式)/ポルシェ・クラブ・ジャパン。※開催日程・内容は変動します。
🏛 本物を見に行く|ポルシェ・ミュージアム/トヨタ博物館
初代カレラRS 2.7をじっくり見たいなら、本場ドイツ・シュトゥットガルトのポルシェ・ミュージアム。2022年には誕生50周年を記念した特別展「Spirit of Carrera RS」が開催され、イエローのRS 2.7ツーリングなどが展示されました。ミュージアムは約700台を保有し、展示はローテーションするため、RS 2.7が常設展示中かは訪問前に公式でご確認ください。
日本国内では、トヨタ博物館(愛知県長久手市)に空冷911 2.0クーペ(1967年)が収蔵されています。RS 2.7そのものではありませんが、空冷911の原点に出会える貴重な場です。(日本国内でのRS 2.7常設展示は確認できていません。展示状況は変動するため、来館前に公式でご確認ください)
出典・参考:Porsche Museum(公式)(特別展「Spirit of Carrera RS」)/トヨタ博物館(空冷911 2.0クーペを収蔵)。※展示状況は変動します。来館前に公式でご確認ください。
カレラRSを見て楽しむ|ダックテール伝説・RSR・グッズ
🦆 ダックテール誕生秘話|市販車初の空力デバイス
カレラRS 2.7を象徴するのが、リアエンジンフードにそびえる「ダックテール(アヒルの尻尾)」。これは単なる飾りではなく、市販車として世界で初めて装着された本格的な前後スポイラーでした。
高速で生まれるリアの揚力(リフト)を抑えるため、ポルシェの空力エンジニアヘルマン・ブルスト、ティルマン・ブロートベック、デザイナーのロルフ・ヴィーナーらが開発。風洞実験の結果、このダックテールはリアの揚力を約75%も削減し、しかも空気抵抗をむしろ減らして最高速を約4.5km/h向上させました。フロントのエアダムと組み合わせ、前後のバランスを取った最初の市販車として、自動車の空力史に名を刻んだのです。
設計者のヘルマン・ブルストは、後年こう語っています。
「当時は、単なる技術的な課題の解決策だと思っていた。まさかアイコンを生み出していたとは、それに気づくまで長い時間がかかったよ」
。ヘルマン・ブルスト(カレラRSの空力開発エンジニア)
出典・参考:Porsche Newsroom(公式)(ダックテール開発・揚力約75%減・最高速向上・特許)。ダックテールの空力特許は1972年8月5日付(特許番号2238704)。※数値・経緯はPorsche公式の記述にもとづきます。
🪶 軽さへの執念|0.7mmの薄鋼板
カレラRSのもうひとつの本質は、徹底した軽量化です。とくにレース向けの軽量版(スポーツ/M471)では、ボディに通常より薄い0.7mm前後の薄鋼板(一般的には1.0〜1.25mm)を使い、薄板ガラスを採用し、内装の装備も思い切ってそぎ落としました。
その結果、最も軽い仕様では約900kg級という、現代の感覚では信じられない軽さを実現。この「速く走るためなら、削れるものは削る」という思想こそ、RS(レンシュポルト)の名にふさわしい哲学でした。
👑 “すべての911の出発点”|holy grailと呼ばれる理由
初代カレラRS 2.7は、海外のメディアやコレクターから「holy grail(聖杯)」「すべての911の出発点」「最も神聖な911」などと呼ばれ、別格の存在として語られています。なぜこれほどまでに崇拝されるのか。それは、「軽量・空力・レース直系」というポルシェのスポーツ哲学を、初めて一台に凝縮したからです。
この一台があったからこそ、後の数えきれないRSモデルが生まれました。まさに“源流”であり、ポルシェファンにとっての原点なのです。
出典・参考:各自動車メディア(Top Gear/MotorTrend ほか)がカレラRS 2.7を「holy grail」「最も神聖な911」と位置づけて紹介。※「最も〜」といった表現は、これらメディアの評価・呼称を引用したものです。
🏆 サーキットの覇者|カレラRSR の戦績
カレラRSをベースにしたレース専用版「カレラRSR」(排気量2.8L/3.0L)は、1973年のサーキットで圧倒的な強さを見せました。主な戦績は次のとおりです。
- デイトナ24時間レース 総合優勝(1973年・ブルモス勢/グレッグ&ヘイウッド組。2位のフェラーリに22周差をつける完勝)
- タルガ・フローリオ 優勝(1973年・ミュラー/ファン・レネップ組。この公道レースがFIA世界選手権として行われた最後の年の勝利)
- セブリング12時間 優勝(1973年)
- 欧州GT選手権でも多くの勝利を重ねた
軽量な車体と信頼性の高い空冷フラット6で、RSRは“速くて、壊れない”を証明。ポルシェがその後、長年にわたってGTレースの主役であり続ける、その礎を築いたのです。
出典・参考:Porsche 911 Carrera RSR(Wikipedia)(1973年デイトナ24h・タルガフローリオ・セブリングの戦績)。※本記事はRSRのデイトナ24時間総合優勝・タルガフローリオ優勝・セブリング優勝を紹介しています。なお1973年のル・マン24時間で総合優勝したのは別車(マトラ)であり、本記事ではカレラRSRがル・マンを制したとは記していません。
🎬 映像・カルチャー|GT7、Forza、Urban Outlaw
初代カレラRSは、ゲームや映像作品でもたびたび主役級の扱いを受けています。グランツーリスモ7(アップデート1.29で収録)はもちろん、マイクロソフトのForzaシリーズにも各作で登場。空冷ポルシェ文化を語るうえで欠かせないドキュメンタリー映画『Urban Outlaw』(2012年)では、伝説的なポルシェカスタマイザーマグナス・ウォーカーの世界観とともに、空冷911の魅力が描かれています。
また、ファンの間では海外コメディドラマでの登場などでも知られています(一部はファンサイト上の情報です)。
出典・参考:グランツーリスモ公式(Update1.29収録)/映画『Urban Outlaw』(2012年・マグナス・ウォーカー)。※一部の登場情報はファンサイト上のもので、公式に確認できないものは「ファンの間で知られる」程度に留めています。
🎨 アイコンの配色|グランプリホワイト+カレラデカール
初代カレラRSの“顔”といえば、グランプリホワイト(カラーコード908)のボディに、ブルーのホイールとデカールを組み合わせた配色。これが原型イメージとして最も有名です。ボディサイドに大きく入る「CARRERA」のデカール、フレアした(張り出した)リアフェンダー、そしてダックテール、この組み合わせが、唯一無二のシルエットを作り上げています。
ほかにも鮮烈なヴァイパーグリーンなどの個性的なカラーも知られ、ミニカーやプラモデルでも、この配色は定番として愛され続けています。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
手元でカレラRSを楽しむなら、モデルカーが充実しています。プラモデルはフジミの1/24キット「ポルシェ911カレラRS(1973年式)」(RS26)が定番で、この2.7・ダックテール仕様を再現できます。ミニカーは、ミュージアム仕様のようなグランプリホワイト+レッドデカールのスパークやミニチャンプスの1/43などが人気。精密なものでは高級ブランドのCMCもあります。
(※フジミの「RS119」は1974年式の3.0L、タミヤのポルシェ911は水冷世代など、年式・型が異なるキットもあるので、購入時は仕様をご確認ください)
📖 読んで楽しむ|書籍
空冷911やカレラRSの世界を文章と写真で深掘りしたいなら、『Original Porsche 911(空冷911全記録)』や『THE 空冷911』『エンジョイ ポルシェ911 空冷編』、ムック「911DAYS」などがおすすめです。空冷911全般を扱った本が中心ですが、初代カレラRSの歴史や魅力も豊富に語られています。(RS 2.7単独の専門書は確認できていないため、空冷911全般の良書をご紹介しています)
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カレラRS 2.7のよくある質問
Q. ポルシェ911カレラRS 2.7(901)とは、どんな車ですか?
A. ポルシェが1972〜1973年に発売した、「RS」の名を初めて持つ911です。空冷フラット6を2.7Lに拡大して210PSを発生し、市販車として世界初の前後スポイラー(フロントエアダム+ダックテール)を装備。すべての911スポーツの出発点とされる名車です。GT7には「Porsche 911 Carrera RS (901) ’73」として収録されています。
Q. カレラRS 2.7のスペック(馬力・重量)は?
A. 空冷フラット6 2,687ccで、最高出力は210PS(DIN)/6,300rpm。車重は仕様により約900kg級(軽量)〜975kg級(ツーリング)と幅があり、駆動方式はRR(リアエンジン・リアドライブ)です。
Q. 初代カレラRSと、1995年の993カレラRSは同じ車ですか?
A. 別物です。今回のカレラRS 2.7は1973年の“最初のRS”。993カレラRSは1995年のモデルで、各誌が「空冷最後のRS」と位置づける別の名車です。ちょうど空冷RSの“始まり”と“終わり”の関係にあたります。
Q. カレラRS 2.7の中古相場はいくらですか?
A. 現存数が限られる希少車で、過去の取引実績は数千万円〜1億円超。海外オークションでは百万ドルを超える落札例もあります。相場は時期・状態・仕様・来歴で大きく変動し、これらは過去の実績であって将来の価値を示すものではありません。
Q. グランツーリスモ7でカレラRSに乗れますか?
A. 乗れます。「Porsche 911 Carrera RS (901) ’73」として収録され、レジェンドカーディーラーで入手できます(収録内容・価格はアップデートで変動します)。
Q. カレラRS 2.7が「名車」と呼ばれる理由は?
A. 市販車初の本格空力デバイス(ダックテール)、徹底した軽量化、そしてRSRによるレースでの活躍。これらが重なり、「すべての911の出発点」「holy grail」として世界中のファンに崇拝されているからです。
カレラRS 2.7は「すべての911の出発点」
ポルシェ911カレラRS 2.7(901)は、「RS」の名を初めて背負った911として生まれ、市販車初のダックテールと徹底した軽量化で自動車史に名を刻んだ名車です。空冷フラット6の210PSと約900kg級の軽い車体が生む走りは、パワー全盛の今だからこそ、いっそう特別に映ります。
実車は数千万円〜1億円超の“雲の上”の存在ですが、グランツーリスモ7なら「Porsche 911 Carrera RS (901) ’73」として収録され、維持費も価格も気にせず、その世界に浸れます。空冷ポルシェの空気に触れたいならLUFT TOKYOなどのイベントや、ポルシェ・ミュージアム/トヨタ博物館もおすすめです。
そして、この1973年の“最初のRS”から、964・993(空冷最後のRS)・GT3 RSへと、RSの物語は脈々と受け継がれていきます。ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、初代カレラRSはこれ以上ない一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
RSの系譜もチェック|964・993・GT3 RS
1973年の初代カレラRSが“始まり”なら、その血脈はこう続きます。964カレラRS(1992)は軽量哲学を受け継いだ中間世代、993カレラRS(1995)は各誌が“空冷最後のRS”と呼ぶ存在。この1973年が「最初」なら、993はちょうど「最後」にあたります。そして911 GT3 RS(2016)は、その思想を現代へと受け継ぐ一台です。
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