SUBARU IMPREZA Coupe WRX Type R STi Ver.Ⅵ (GC8) '99の解説【GT7/グランツーリスモ7】
6年にわたる進化で熟成されたGC8型インプレッサ最後のクーペモデル
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SUBARU IMPREZA Coupe WRX Type R STi Ver.Ⅵ (GC8) '99の公式解説

WRCに勝つため、1994年に生まれた初代インプレッサ WRX STiは、その型式から通称「GC8」と呼ばれる。そのGC8の最終モデルとして、99年9月にデビューしたのがWRX STi バージョン Ⅵだ。

94年のバージョン Ⅰから6年に渡る改良により、EJ20エンジンは初期から30PSアップの280PSを発揮した他、弱点といわれたミッションも強化。エアロ、ブレーキ、サスペンションも大幅に進化を遂げ、まさに「GC8の集大成」といえるモデルだった。

さらにセダン、ワゴン、クーペという3種類のボディタイプを持つバージョン Ⅵの中でも特別な存在だったのが、クーペバージョンの「タイプR」だ。WRカーに通じるスタイリングに加え、ドライバーズコントロールセンターデフ、インタークーラーウォータースプレイ、専用チューニングのハードタイプサスペンション、強化リアアクスルなどが標準装備。サーキットからラリーまで高いポテンシャルを発揮したのはもちろん、車重1,260kg、全幅1,690mmという軽量コンパクトボディによって、ドライバーの意のままに操るピュアスポーツの側面を備えていたことも見逃せない。

歴代WRXの紹介

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