DODGE Viper GTS '13【GT7/グランツーリスモ7】
SRTブランドからより強靭なパフォーマンスで登場した3代目バイパー
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DODGE Viper GTS '13の公式解説

アメリカの自動車業界の中でバイパーが果たしてきた功績は大きい。それまでコルベットのみだったスーパースポーツカー市場に1991年から殴り込みをかけ、いきなりコルベットを打ち破ったことがきっかけとなり、両者による開発バトルが繰り広げられることになったからだ。結果、アメリカンスポーツカーの性能水準は、本場欧州のモデル達を凌駕するほど高まった。

2012年春に3代目は、クライスラーのスポーツモデル専用ブランドであるSRTからリリース。基本的にはキープコンセプトながら、そのパフォーマンスは大きく引き上げられた。プラットフォームは従来同様の角型鋼管スペースフレームながら、アルミ製十字ブレースを取り付けることなどで捻り剛性を50%高めている。車体は各部にカーボンなど軽量素材を採用することなどで先代より45kgの軽量化に成功。フロントミッドシップに配置されるV10ユニットは排気量こそ8.4Lと変更はないが、ピストンや吸排気、マネージメントに変更を加え、実に649PSと83kgfmを発揮するに至った。上級版のGTSにはアクティブサスなどが備わっている。

最高速度は330km/h。2013年モデルのベース価格が10万ドル以下という設定を考えれば、3代目バイパーの登場はライバル達にとって激しい毒蛇のひと噛みといえるだろう。

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