Audi TT Coupe 3.2 quattro '03【GT7/グランツーリスモ7】
独創かつ未来的なデザインで幅広い年代の目を釘付けにしたスポーツクーペ
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Audi TT Coupe 3.2 quattro '03の公式解説

アウディTTは、1995年のフランクフルトショーで姿を現したスポーツクーペ。市販スタートは1998年である。

エンジンはアウディA3やアウディA4に積まれる180PSの1.8L直列4気筒DOHCターボが基本で、上位グレードには同じエンジンのハイチューン版が搭載される。タービン変更やツインインタークーラー装着によりハイチューン版のエンジンは225PSを達成。駆動方式は180PS仕様がFFで、225PS仕様は4WDとなった。4WDはアウディ自慢の「クワトロシステム」で、4輪のグリップ状況に応じて瞬時にトルク配分を行なう。トランスミッションはどちらもMTで180PSが5速、225PSは6速であった。

フロアを共通化しているA3よりホイールベースを9cm短縮してクイックさを演出。フロントサスペンションはA3と同じストラットで、リアはFFがトレーリングアーム、4WDはトレーリングアームとダブルウィッシュボーンの組み合わせになる。

TTは2000年にロードスターモデルを追加、2003年には3.2LV6を搭載する3.2クワトロが加わった。250PSを誇るこのモデルには、新世代の2ペダルMTであるDSG(ダイレクト・シフト・ギアボックス)が組み合わされ、その高性能ぶりが大きな話題となった。

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