
Aston Martin DB11 (AM501) '16の解説
DB11は2016年のジュネーブショーで発表された、アストンマーティンのメインストリームといえるGTカー。2004年から12年にわたって作られたDB9の後継モデルである。
ロングノーズのクーペというアストンマーティンの伝統的なシルエットを持ちながら、それまでのプロダクション・アストンマーティンとは一線を画すモダンなディテールを持つエレガントなスタイリングは、副社長であり造形部門のトップでもあるマレック・ライヒマンの手によるもの。フロントグリルやCピラーから空気を取り入れ車体内部を経由して排出することで、リフト防止やダウンフォース確保を狙うなど、空力効果を生み出している。
基本骨格は従来のものを大きく発展させた完全新設計のアルミ接着型、新VHプラットフォーム。そのフロントアクスルからコックピットの間に、やはり新たに開発された5.2LのV型12気筒ツインターボを搭載する。最高出力は608PS、最大トルクは71.4kgfm。ZF製8速ATとの組み合わせで0-100km/h3.9秒、最高速度322km/hという、スーパーカー並みのパフォーマンスを実現した。
GRAN TURISMO7