Ford Mustang Mach 1 (Mk2) '71【GT7/グランツーリスモ7】
この攻撃的なスタイルに世界中のスポーティカーが追従した
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Ford Mustang Mach 1 (Mk2) '71の公式解説

1960年代に入り、経済性を重視するコンパクトカーが台頭しはじめたアメリカ車。そんな中、コンパクトで比較的安価ながらスポーティなルックスやパフォーマンスを引っ提げて1964年に投入された初代フォード・マスタングは、たちまちアメリカ人の心を掴み、大ヒット作となった。しかし登場して数年すると新鮮味も失われ、1969年モデルで大幅なテコ入れが行なわれる。

ロングノーズにショートデッキというスタイリングのコンセプトは継承されたものの、ボディパネルをほぼ一新し、サイズも拡大されるという、フルモデルチェンジに近い内容。いっぽうで、基本構成やメカニズムは従来のものを踏襲した。そのため、1964~1973年までのモデルを初代マスタングと呼ぶケースと、ルックスの違いで1964~1968年を初代、1969~1970年を2代目、1971~1973年を3代目と呼び分けるケースがある。

Mach 1は、後者の区分でいえば2世代目以降のスポーティグレードだ。「スポーツルーフ」と呼ばれるファストバックボディのラインナップに設けられたグレードで、ルックスはアグレッシブ。この「スポーツルーフ」のデザインは、のちに世界中のスポーティカーのスタイリングに大きな影響を与えた。

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