TOYOTA 86 GT (ZN6) '15【GT7/グランツーリスモ7】
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TOYOTA 86 GT (ZN6) '15の公式解説

21世紀のコンパクトFR像を具体化した新世代のハチロク

トヨタとスバルの共同開発による小型FRスポーツカーのコンセプトとして2009年に発表されたFT-86コンセプト。2011年、そのトヨタ版の市販モデルが東京モーターショーでついにデビューした。

FT=Future Toyotaが外れて単に「トヨタ86」と命名された新世代のハチロクは、2011年のジュネーブショーに展示されたFT-86 Ⅱコンセプトにかなり近いシルエット。フロントミッドに搭載される自然吸気の1,998cc 4気筒DOHCボクサーエンジンは200PS/7,000rpmと20.9kgfm/6,600rpmを発揮し、ストロークの短い6速MTまたはパドルシフト付6速ATを経由して後輪に伝えられる。前後重量配分は53:47で、操舵感とテールの動きのコントロール性を考慮した数値。重心高は460mmとスーパーカー並みの低さだ。車重は最も標準的なグレードのMT仕様で1,230kg。LSDが標準で備わるグレードも用意された。

新世代のハチロクは、俊敏な走りとコントロールを楽しむために、あらゆる部分が徹底的に考え抜かれて専用開発されている。クルマ好きの心をどこまでも大切に考えた、新世代のライトウェイトスポーツである。

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