ランサーエボリューションIV GSR(CN9A)とは|世界初AYC搭載・第2世代エボの幕開けとなったスペックと中古相場・GT7での乗り方

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ランサーエボリューションIV GSR(CN9A)とは、1996年8月に発売された「第2世代エボ」の幕開けとなった一台。ベースの「ランサー」自体が5代目にフルモデルチェンジしたのに合わせ、ランエボもプラットフォームを刷新。エンジンの搭載向きを180度反転させ、新型のツインスクロールターボと組み合わせることで、国産車では異例の"2.0Lで280PS"という自主規制上限にたどり着きました。そして何より歴史的なのは、リアデフを電子制御化した世界初のAYC(アクティブヨーコントロール)を搭載したこと。ここから始まったAYCの系譜は、後のランエボシリーズを象徴する装備になっていきます。

この記事では、Evo IVの開発秘話・スペック・中古相場から、GT7での乗り方、そして頭文字Dでの登場やWRCでの戦いぶりまで、まるごと解説します。

🏁実車の魅力

Evo IV誕生|「第2世代エボ」の幕開けと世界初AYC

ルーキールーキー
Evo IVって、IIIまでとはけっこう違うんですか?
ハマ学長ハマ学長
全くの別物と言っていいレベルじゃ。ベースのランサー自体がフルモデルチェンジして、プラットフォームから刷新された。ここから「第2世代エボ」が始まったんじゃよ。

ランサーエボリューションは1992年のI(初代)から始まり、II、IIIと熟成を重ねてきました。しかし、そのI〜IIIはすべて同じ「ランサー」の旧世代プラットフォームをベースにした、いわば第1世代です。1995年、ベースとなるランサーが5代目へとフルモデルチェンジ。これに合わせて1996年8月、ランエボも新しいプラットフォームに移行し、第2世代最初の一台としてEvo IVが誕生しました。

単なる年式更新ではありません。専門メディアでも「プラットフォームも一新され、ほとんどまったく別のクルマとして考えてもいいほどの変革」と評されるほどの大改造でした。外観こそランエボらしいシルエットを継承していますが、中身は文字通り作り直されています。

その象徴が2つあります。ひとつはエンジン搭載向きの180度反転。もうひとつが、リアデフを電子制御化した世界初のAYC(アクティブヨーコントロール)の搭載です。この2つの技術革新こそ、「第2世代エボ」の名にふさわしい転換点でした。詳しくは次の章で解説します。

項目スペック
型式・通称三菱 ランサーエボリューションIV GSR(CN9A・通称Evo IV)
発売時期1996年8月〜1998年1月(生産期間)
ベース車両5代目ランサー(フルモデルチェンジ後の新プラットフォーム)
エンジン4G63型 2.0L直列4気筒DOHCターボ(ツインスクロールターボ・搭載向き180度反転)
最高出力280PS(206kW)/6,500rpm
最大トルク353Nm(36.0kgf・m)/3,000rpm
駆動方式フルタイム4WD(AYC付/GSRのみ)
グレード構成GSR(AYC付)/RS(軽量仕様・トルク感応式ヘリカルLSD世界初搭載)
新車価格GSR 299万8,000円/RS 249万8,000円(1996年当時)

出典・参考:Webモーターマガジン「三菱ランサー エボリューションⅣ(1996) 最後にして最初【週刊モーターファン・アーカイブ】」/kuruma-news.jp「24年前に登場した三菱『ランエボIV』とは」(新車価格・プラットフォーム刷新の経緯)/英語版Wikipedia「Mitsubishi Lancer Evolution」(280PS/353Nmのスペック数値)。

ルーキールーキー
Evo IIIとの違いがまだピンと来ないんですが…同じ記事にまとめちゃダメなんですか?
ハマ学長ハマ学長
別物として語る価値があるんじゃよ。Evo IIIまでは「第1世代」の熟成版、Evo IVは「第2世代」のゼロからの作り直し。プラットフォームもエンジンの積み方も、AYCという新技術も、ここで全部変わったんじゃ。

ちなみに当ブログには、「三菱 ランサーエボリューションIII GSR(CE9A)」を扱った記事も別途あります。あちらは第1世代の集大成にあたる一台で、マキネンが初めてWRC王座を手にした年式でもあります。本記事の主役であるEvo IVは、そこからプラットフォーム・エンジン搭載方式・リアデフ制御まで一新した、まったく新しい世代のランエボという位置づけです。同じ「ランエボ」でも、別の車として楽しんでいただければと思います。

👨‍🔧開発秘話

180度反転とAYC|第2世代を作った2つの技術革新

ルーキールーキー
「搭載向きを反転させた」って、具体的に何がどう変わったんですか?
ハマ学長ハマ学長
Evo IIIまでは、エンジンが助手席側(左)、トランスミッションが右側にあった。これだとドライブシャフトの回転方向を逆転させる「中間シャフト」が余分に必要じゃった。Evo IVはエンジンを丸ごと180度回転させて積み直し、その中間シャフトを不要にしたんじゃ。

Evo IIIまでの4G63型エンジンは、助手席側(左)にエンジン本体、運転席側(右)にトランスミッションという配置でした。この場合、エンジンの出力軸の回転方向とタイヤの駆動に必要な回転方向がそのままでは合わないため、回転を逆転させるための中間シャフト(第3軸)をトランスミッション内に組み込む必要がありました。

Evo IVでは、この搭載向きを180度反転。エンジンとトランスミッションの左右配置を入れ替えることで、この中間シャフトが不要になりました。結果として、機械的な伝達ロスの低減と部品点数の削減(=軽量化)を同時に実現しています。単なる「載せ替え」ではなく、パワートレイン全体の合理化を狙った改良だったわけです。

この新しい搭載方式に合わせて、ターボチャージャーも刷新されました。GSR・RS共通で採用された新型ツインスクロールターボは、排気の脈動を整理して過給応答性を高める構造で、レスポンス向上とパワーアップの両方に貢献。最終的に到達した数値が、最高出力280PS(206kW)/6,500rpm、最大トルク353Nm(36.0kgf・m)/3,000rpmです。

出典・参考:Webモーターマガジン「【三菱自】ランエボの進化を辿る(その4)エンジン搭載方向を180°転回して合理化したランサーエボリューションIV」(搭載向き反転の技術解説)/英語版Wikipedia「Mitsubishi Lancer Evolution」(ツインスクロールターボ・出力数値)。

ルーキールーキー
「280PS」ってよく聞きますけど、当時としてはどれくらいすごい数字だったんですか?
ハマ学長ハマ学長
当時の日本車には「280馬力自主規制」という紳士協定があってな。それまで280PSに届いていたのは2.5〜3.0L級の大排気量エンジンばかり。Evo IVはたった2.0Lでそこに到達した、当時としては画期的な一台だったんじゃ。

この「280馬力自主規制」は、1989年に発売された日産フェアレディZ(Z32)が280PSで運輸省(当時)の認可を受けたことをきっかけに、各メーカーが「280PSまで」を紳士協定として申し合わせたものとされています。以降、国産のハイパワースポーツカーの多くがこの280PSという天井に張り付くことになりました。

Evo IV以前、この280PSクラスに到達していた国産車の多くは、2.5L〜3.0L級の大排気量エンジンを積んだモデルでした。それに対し、Evo IVはわずか2.0Lの直列4気筒ターボで同じ280PSに到達。排気量あたりの出力密度で見れば、当時の国産車の中でも極めて高い水準にあり、この点が「エポックメイキングだった」と複数の専門メディアで評価されています。

出典・参考:UruCar「280馬力規制とは?当時の規制下に発売された人気モデル9選」(自主規制の経緯)/自動車情報誌「ベストカー」「280馬力規制は日本車をしあわせにしたのか」(複数メディアで一致する2.0Lでの280PS到達の評価)。

ルーキールーキー
じゃあ、あの有名な「AYC」っていうのも、このEvo IVから始まったんですか?
ハマ学長ハマ学長
そうじゃ。Evo IVが世界初のAYC搭載車じゃぞ。それまでの機械式LSDに代わって、電子制御でリア左右の駆動力を能動的に配分する仕組みじゃ。ここから始まったAYCは、後のランエボシリーズを象徴する装備になっていく。

Evo IVのもう一つの目玉が、AYC(アクティブヨーコントロール)です。これまでのランエボは、リアデフに機械式のLSD(リミテッドスリップデフ)を採用していました。Evo IVでは、これを油圧アクチュエーターで制御する電子制御式のAYCに置き換え、左右後輪への駆動力配分をリアルタイムで能動的に変化させることでヨーモーメント(旋回力)を発生させる、まったく新しい仕組みを導入しました。

ステアリング操作・ヨーレート・横Gなど各種センサーの情報をもとにECUが判断し、コーナリング中のアンダーステア・オーバーステアを補正する方向に駆動力を配分。「より速く曲がる4WD」というキャッチフレーズが示す通り、単に4輪へ駆動力を分けるだけでなく、曲がる性能そのものを電子制御でアシストするという、当時としては非常に先進的なアプローチでした。なお、AYCが搭載されるのはGSRグレードのみで、軽量化を優先したRSグレードには搭載されていません。そのRSには、代わりに市販車として世界初となるトルク感応式ヘリカルLSDが前輪デフに採用されています。

出典・参考:VAGUE(ヴァーグ)「AYCを初搭載した"より速く曲がる4WD" 今から29年前に登場した三菱『ランエボIV』ってどんなクルマだった?」/carinterior.alibaba.com「Mitsubishi Evo 4 guide」(AYCの技術詳細・GSR/RSのグレード差)。

⚙️豆知識

4G63型エンジン|Evo IVの280PSに至る系譜

ルーキールーキー
この4G63っていうエンジン、Evo IVが初めてだったんですか?
ハマ学長ハマ学長
いやいや、もっと前からある型式じゃ。1987年のギャランVR-4で4バルブDOHC化されて205PS。そこから段階的にパワーアップして、Evo IVで280PSに到達したんじゃよ。

4G63型エンジンの起源をたどると、1987年発売の三菱ギャランVR-4で4バルブDOHC化され、205PS/6,000rpmを発揮したのが大きな転機とされています。以降、1989年に220PS、1990年に240PSと段階的にパワーアップを重ね、そしてEvo IVで280PSに到達。この280PSという数値は、後のEvo VI世代(280PS/6,500rpm・38.0kgf・m/3,000rpm)にも引き継がれていきました。

4G63型は最終的にランエボXの最終モデルで313PSまで進化を続け、約28年の歴史に幕を閉じています。ランエボ専用というイメージが強いエンジンですが、実際にはパジェロやデリカ、シャリオ、RVRといった実用車・ミニバンにもターボ搭載グレードが設定されるなど、非常に汎用性の高いエンジンだった点も興味深いところです。

出典・参考:Wikipedia「三菱・4G63」(ギャランVR-4での4バルブDOHC化・段階的パワーアップの経緯)/car-moby.jp「最新が最良ではない…たゆまぬ改良でランエボまで!4G63を搭載した三菱の名車たち」(汎用車種への搭載事例)。

💰中古相場

Evo IVは今いくら?"第2世代の始祖"の相場

ルーキールーキー
Evo IVって、今いくらぐらいで買えるものなんですか?
ハマ学長ハマ学長
国内相場は200万円台〜400万円弱くらいが目安じゃな。ただし北米の"25年ルール"で海外流出が加速しとって、この1年で値上がり傾向という報道もある。

Evo IVは1996〜1998年に生産された旧車です。ランエボシリーズの中でも「第2世代の始祖」という物語性があり、程度の良い個体はプレミア価格になりやすい傾向があります。

国内中古車情報サイトの掲載価格は、217万円〜398万円というレンジです(2026年6月27日時点・グーネット調べ)。年式や走行距離、修復歴の有無、AYC付GSRか軽量RSかといったグレードの違いによって価格差が大きく出やすい車種でもあります。

近年は、米国の「新車登録から25年経過した車両は本格的な輸入規制が緩和される」といういわゆる"25年ルール"の対象にEvo IVが該当し始めたことで、海外への流出・買い付けが加速しているとの報道もあります。この影響で、国内相場もこの1年で上昇傾向にあるとされ、状態の良い個体は今後さらに希少化していく可能性があります。

  • 国内相場:217万円〜398万円(2026年6月27日時点・goo-net.com調べ)
  • 傾向:北米25年ルール適用による海外流出加速で、直近1年ほど値上がり傾向という報道あり
  • グレード差:AYC付のGSRと、軽量仕様+世界初のヘリカルLSD搭載RSでは、個体ごとの評価軸が異なる
  • 総評:"第2世代の始祖"というストーリー性から、程度良好な個体はプレミア化が進みやすい

出典・参考:goo-net.com「ランサー GSRエボリューションIVの中古車を探すなら」(掲載価格レンジ217万〜398万円・2026年6月27日更新確認)/MOTA autoc-one.jp「ランエボ4の海外流出が加速!? 北米"25年ルール"適用でランサーエボリューションIVの中古車価格がこの1年で2倍に高騰」。

※相場は時期・状態・走行距離・グレード(GSR/RS)で大きく変わります。あくまで参考としてご覧いただき、最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。

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🎮GT7の基本

グランツーリスモ7のEvo IV|スペックと入手方法

世界初のAYCを搭載し、「第2世代エボ」の幕を開けた一台の解説
ルーキールーキー
GT7に、Evo IVって入ってるんですか?
ハマ学長ハマ学長
入っとるぞ。表記は「Mitsubishi Lancer Evolution IV GSR '96」。中古車として購入できる一台じゃ。

グランツーリスモ7には、Evo IVが「Mitsubishi Lancer Evolution IV GSR '96」という正式表記で収録されています。

  • PP値:467.12(パワー273HP・重量2,976lbs=約1,350kg)
  • 駆動方式:4WD
  • ゲーム内価格:約45,300Cr
  • 入手方法:中古車(Used Cars)で購入

実車の280PSに対し、ゲーム内データは273HPとやや控えめな数値になっていますが、4WDらしい安定したトラクションと、AYCの血統を感じさせるコーナリング特性は健在です。GT7ではエンジンスワップにも対応しており、後発モデル(Evo-Final-Gr.B型)のエンジンへ換装したハイパワー仕様で走らせる楽しみ方も人気があります(換装は任意のカスタマイズ要素です)。

出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・PP値467.12、273HP、重量2,976lbs、ゲーム内価格約45,300Cr、入手方法)。

※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。

🕹️ハンコン

ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド

ルーキールーキー
コントローラーでも楽しいですけど、もっと本格的に乗る方法ってあります?
ハマ学長ハマ学長
ハンコンじゃ。自分でハンドルを握ると、AYCが効いた4WDの“曲がる感覚”がよりリアルに伝わってくる。一度味わうと戻れんぞ。

GT7でEvo IVをさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。AYCが効いた4WDを操る楽しさが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。

<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる

GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。

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<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる

ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。

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※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。

📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に

GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
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⚖️コスパ比較

実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較

ルーキールーキー
実車とゲーム、ぶっちゃけ、どっちが現実的なんですか?
ハマ学長ハマ学長
維持費を考えるとな。実車のEvo IVは、30年選手の旧車として相応の覚悟がいる。ゲームなら、その心配なしで“世界初AYCの4WD”を操る楽しさだけ味わえるんじゃ。

① 実車Evo IVを所有・維持する費用

ルーキールーキー
30年前の旧車って、維持費もそれなりにかかりそうですね…
ハマ学長ハマ学長
AYCまわりの電子制御パーツが希少化しつつあるのが悩みどころじゃ。年に数十万円は見ておいた方がいい。

Evo IVは1996〜1998年デビューの旧車です。
ターボ・AYCといった電子制御パーツの希少化、13年超の自動車税重課、専門ショップでの整備が前提になること等で、維持費は一般的な国産旧車よりやや高めになりがちです。
年間の目安はこのくらいです。

項目年間の目安
自動車税(2.0L級・13年超の重課)約45,400円
任意保険(旧車・車両保険込み)約8〜18万円
車検(2年分を1年換算・専門ショップ前提)約8〜15万円
整備・部品(AYC関連・ターボ等の希少パーツ)約15〜40万円
駐車場・保管約6〜24万円
燃料・消耗品約12〜20万円
年間合計(目安)約53〜122万円

さらに、購入費が217万〜398万円(前章の中古相場)かかります。

② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト

ルーキールーキー
ゲームの機材も、けっこう高いのでは?
ハマ学長ハマ学長
一式そろえても、実車の年間維持費よりずっと安い。しかも買い切りで、あとはほぼタダよ。

一方、GT7でEvo IVを「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。

機材価格の目安
PS5本体約6.6〜8万円
グランツーリスモ7(ソフト)約6,000〜9,000円
ハンドルコントローラー(エントリー)約2.5〜4万円
レーシングコックピット(任意)約2〜5万円
PS VR2(任意・没入感アップ)約7.5万円
一式(目安)初期 約10〜25万円+以降ほぼ0

③ コスパ比較の結論

ルーキールーキー
こう並べると、ゲームのコスパが圧倒的ですね!
ハマ学長ハマ学長
そうじゃろう。実車には維持の覚悟がいるが、ゲームなら誰でも“世界初AYC搭載”のステアリングを握れる。まずはハンコンから始めるのがおすすめじゃ。
結論:ゲームは「実車1年分の維持費以下」で一式そろう
  • 実車:初期 217〜398万円 + 毎年 53〜122万円
  • ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0

ゲーム機材一式は実車のたった1年分の維持費以下でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、AYCが効いた4WDの荷重移動まで、かなり実車に近い感覚で走れます。

「いつか本物のEvo IVを」と思っている人も、それまでの間はGT7で憧れの一台に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。

🚗実車に触れる

実車のEvo IVに触れる|借りて乗る・集まる

「30年前の旧車なんて、体験する機会はないのでは」と思うかもしれませんが、旧車レンタカーやオーナーズミーティングという形で出会える機会があります。

ルーキールーキー
Evo IVそのものをレンタルできるところってあるんですか?
ハマ学長ハマ学長
Evo IV単体を常時扱っているレンタカー会社は確認できんかった。ただし後継グレードのレンタルや、旧車全般の体験レンタカーというサービスは実在するぞ。

🔑 借りて乗る|ランエボ系・旧車の体験レンタカー

Evo IV単体を常時扱っているレンタカー会社は確認できませんでした(在庫は流動的なため、利用を検討する場合は各社へ直接お問い合わせください)。一方で、ランエボの後継世代(例:ランエボVII〜IX)をラインナップする「おもしろレンタカー」のようなスポーツカー専門レンタカー会社は実在します。また、20年落ちクラスの旧車を実際に走らせて楽しむ「旧車レンタカー」サービスも各地に存在し、当時のランエボ系の走行感覚を体験する入り口として選択肢になり得ます。

出典・参考:おもしろレンタカー公式サイト(ランサーGSRエボリューションⅦの取り扱い実績)/JAF Mate Online「20年落ちのランエボは今も速いのか?旧車レンタカーで知る真実」。※Evo IV固有の常設レンタルは確認できていないため、利用可否は各社に個別確認をおすすめします。

🏁 集まる・見る|ランエボ系ミーティング・愛用ユーザーの声

個人ユーザーによる愛車紹介やSNS投稿では、Evo IVを「終のクルマ」として大切に乗り継いでいる例も見られます。WRC中継で見た走りに一目惚れし、長年憧れ続けた末にEvo IVをガレージに迎えたというオーナーの体験談(GAZOO掲載)は、この一台がいかに"憧れの対象"として長く語られてきたかを物語っています。ランエボ系のオーナーズミーティングや旧車イベントでも、AYC搭載車の元祖として一目置かれる存在です。

出典・参考:GAZOO.com「深夜のWRC中継で見た勇姿に一目惚れ! 憧れ続けたランエボⅣが"終のクルマ"としてガレージにやって来た」。

📸見て楽しむ

Evo IVを見て楽しむ|WRC・頭文字D・モデルカー

ルーキールーキー
Evo IVって、WRCでも活躍したんですか?
ハマ学長ハマ学長
1997年、マキネンはこのEvo IVに乗り換えて、コリン・マクレーとのわずか1点差という大接戦を制し、2つ目の年間チャンピオンを獲得しとる。前年のEvo IIIとはまた別の物語じゃ。

🏆 1997年WRC|Evo IVで掴んだ2つ目の王座

Evo IVは1997年のモンテカルロ・ラリーでWRCデビューを果たしました。この年、トミ・マキネンはEvo IVを駆り、コリン・マクレー(スバル)との一進一退の争いをシーズン最終戦までもつれこませ、わずか1点差という僅差で2度目となる年間ドライバーズチャンピオンを獲得しています。前年1996年の初戴冠はEvo IIIでの出来事でしたが(詳しくは当ブログのEvo III記事で解説しています)、Evo IVはその勢いを受け継ぎ、新しいマシンで新たな激戦を制した一台という位置づけです。

出典・参考:英語版Wikipedia「Tommi Mäkinen」(1997年シーズン・コリン・マクレーとの1点差決着)/WRCWings「Mitsubishi Lancer Evo and Tommi Makinen mastered the WRC in the 90s」。

📖 頭文字Dでの登場|エンペラーの岩城清次

Evo IVは、人気漫画・アニメ「頭文字D」のセカンドステージにも登場します。栃木県・日光いろは坂を拠点とするチーム「エンペラー」のNo.2、岩城清次(いわきせいじ)が駆る一台として描かれ、車体色はスコッチホワイトです。エンペラーは主人公・藤原拓海(AE86トレノ)が挑む群馬遠征の相手チームとして登場し、岩城清次はチームリーダーの右腕として位置づけられています。なお、チームリーダー自身のエピソードについては当ブログの別記事(Evo III GSR)で扱っているため、ここでは岩城清次のEvo IV搭乗という事実の紹介にとどめます。

出典・参考:LAWRENCE「峠バトルファイル:藤原とうふ店 藤原拓海 AE86 トレノ vs エンペラー 岩城清次 ランサーエボリューションⅣ」/ピクシブ百科事典・ニコニコ大百科(岩城清次のキャラクター情報)。

🎁 モデルカーで手元に置く|プラモ・ミニカー

手元でEvo IVを楽しむなら、モデルカーが充実しています。プラモデルはタミヤ・アオシマ・ハセガワなど複数メーカーから1/24スケールのGSR仕様がリリースされており、当時のWRC参戦カラーを再現したバリエーションも人気です。ミニカーでは各社の1/43〜1/64スケールでGSR・RS双方のラインナップがあります。

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📖 書籍|専門誌のランエボIV特集

Evo IVについてもっと深掘りしたいなら、Webモーターマガジンの週刊モーターファン・アーカイブ記事や、各種旧車専門誌のランエボ特集でスペック解説・開発秘話が確認できます。

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「他にもこの車がこの作品に出てるよ」「あのイベントで見たよ」という情報があれば、ぜひお問い合わせフォームから教えてください。みなさんからの情報で、このページをもっと充実させていきます🚗💨

FAQ

ランサーエボリューションIVのよくある質問

Q. ランサーエボリューションIV(Evo IV)とは、どんな車ですか?
A. 1996年8月に発売された、三菱ランエボの「第2世代」最初のモデルです。ベースのランサーがフルモデルチェンジしたのに合わせてプラットフォームを刷新し、エンジン搭載向きの180度反転、新型ツインスクロールターボ、そして世界初のAYC(アクティブヨーコントロール)を採用。2.0Lエンジンで国産自主規制の280PSに到達した点でも画期的な一台です。

Q. Evo IVのスペック(馬力・エンジン)は?
A. 4G63型2.0L直列4気筒DOHCツインスクロールターボで、最高出力280PS(206kW)/6,500rpm、最大トルク353Nm(36.0kgf・m)/3,000rpmを発揮します。駆動方式はフルタイム4WDで、GSRグレードにはAYCが搭載されています。

Q. Evo IIIとEvo IVは何が違うのですか?
A. Evo IIIまでは旧世代ランサーのプラットフォームをベースにした「第1世代」です。Evo IVはベース車両自体がフルモデルチェンジしたことに伴いプラットフォームを刷新し、エンジン搭載向きの反転・新型ターボ・世界初のAYCを導入した「第2世代」最初のモデルにあたります。

Q. AYC(アクティブヨーコントロール)とは何ですか?
A. リア左右輪への駆動力配分を電子制御で能動的に変化させ、コーナリング時のヨーモーメント(旋回力)を発生させるシステムです。Evo IVで世界初めて市販車に搭載されました。GSRグレードのみの装備で、軽量仕様のRSグレードには搭載されていません。

Q. Evo IVの中古相場はいくらですか?
A. 国内中古車情報サイトでは217万円〜398万円というレンジで掲載されています(2026年6月時点)。北米の"25年ルール"適用による海外流出の影響で、直近1年ほど値上がり傾向という報道もあります。状態・年式・グレードで大きく変わるため、最新は各中古車ポータルでご確認ください。

Q. グランツーリスモ7でEvo IVに乗れますか?
A. 乗れます。「Mitsubishi Lancer Evolution IV GSR '96」として収録されており、中古車(Used Cars)として購入できます(収録内容・価格はアップデートで変動します)。

📝まとめ

Evo IVは「第2世代エボ」の扉を開いた始祖の一台

ランサーエボリューションIVは、ベース車両のフルモデルチェンジに合わせてプラットフォームを刷新し、エンジン搭載向きの180度反転・新型ツインスクロールターボ・世界初のAYCという3つの技術革新で「第2世代エボ」の扉を開いた一台です。2.0Lという排気量で国産自主規制の280PSに到達した事実も、当時としては大きなインパクトを持っていました。

1997年にはマキネンがこのマシンに乗り換え、コリン・マクレーとのわずか1点差という大接戦を制して2つ目の王座を掴んでいます。頭文字Dでもエンペラーの岩城清次が駆る一台として描かれ、実車では旧車としての人気の高まりから、北米25年ルールの影響もあり相場が動き始めています。グランツーリスモ7なら「Mitsubishi Lancer Evolution IV GSR '96」としてそのまま収録されており、維持費を気にせず"第2世代の始祖"のステアリングを握れます。

ゲームで惚れて、いつか本物に――その入り口として、Evo IVは"AYCの原点"にふさわしい一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。

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