
メルセデスAMG GT R(Mercedes-AMG GT R)とは、2016年に発表されたAMG GT(C190系)ファミリーのハイパフォーマンスグレードで、開発の大部分を「緑の地獄」ことドイツ・ニュルブルクリンク北コースで行ったことから「ビースト・オブ・ザ・グリーンヘル」の愛称で呼ばれます。専用開発のM178型4.0L V8ツインターボで585PSを発揮し、メルセデスAMGとして初採用のリアアクスルステアリング(4WS)やアクティブ・エアロダイナミクスを搭載。グレード階層ではGT Sの上、Black Seriesの一段下に位置する、サーキット性能を公道用ロードカーに凝縮した一台です。
この記事では、GT Rの誕生の背景・ニュルブルクリンクでの開発秘話・専用技術・中古相場から、GT7での乗り方、F1公式セーフティカーとしての活躍まで、まるごと解説します。
緑の地獄で鍛えられた一台|メルセデスAMG GT R誕生の背景
メルセデスAMG GT(C190系)は2014年に「GT」「GT S」の2グレードでデビューしましたが、そこからさらに戦闘力を高めたモデルとして2016年6月のジュネーブモーターショーで発表されたのが、この「GT R」です。フロントミッドシップ+トランスアクスル構造という基本レイアウトはファミリー共通ですが、GT Rはその中でもサーキット性能を前面に押し出したハイパフォーマンスグレードとして開発されました。
その開発の舞台となったのが、ドイツ・ニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)です。全長20km超・高低差300m、300以上のコーナーを持つこの世界一過酷なサーキットは、古くから「グリーンヘル(緑の地獄)」の異名で呼ばれてきました。この呼び名は、1968年にF1レジェンドのジャッキー・スチュワートが名付けたとされる伝説的な呼称です。GT Rは、この「緑の地獄」で開発の大部分を行ったことにちなみ、「Beast of the Green Hell(緑の地獄の野獣)」という愛称を与えられました。
出典・参考:media.mbusa.com「Mercedes-AMG GT R: outstanding Nordschleife lap time for the "Beast of the Green Hell"」(開発拠点・愛称の由来)/response.jp「"緑の地獄"で生み出されたメルセデスAMG GT R」(グリーンヘルの異名の解説)。
GT Rには「AMGグリーンヘルマグノ」という専用ボディカラーが設定されており、開発の象徴として大きな話題を呼びました。この色を纏ったGT Rの姿は、まさにニュルブルクリンクで鍛え上げられた性能を体現するもの。専用カラーの存在からも、この車がいかにニュルブルクリンクという舞台に強くこだわって仕上げられたかが伝わってきます。
出典・参考:response.jp(AMGグリーンヘルマグノの由来解説)/webCG「メルセデスAMG GT R(FR/7AT)【試乗記】"グリーンヘル"の申し子」/AUTOCAR JAPAN(GT Rの外装色解説)。
GT・GT S・GT C・GT R・Black Series|5段階中の"4段階目"
AMG GT(C190系)は、2014年のデビュー以降、段階的にラインナップを拡充してきたファミリーです。エンジンは全グレード共通でM178型4.0L V8ツインターボをベースにしますが、チューニングによって出力は大きく異なります。パワーの低い順に並べると、その進化の道筋がよく分かります。
- ① GT(無印・2014年):462PS(340kW)/601Nm。ファミリーのエントリーグレード
- ② GT S(2014年):510PS(375kW)/651Nm。AMG GTファミリーの最初のパフォーマンスグレード
- ③ GT C(2017年〜):557PS。フェイスリフトで追加されたロードスター含む中間グレード
- ④ GT R(2016年〜・本記事):585PS(430kW)/700Nm。サーキット性能を前面に押し出したハイパフォーマンスグレード
- ⑤ AMG GT ブラックシリーズ(2020年):730PS。AMG市販車初のフラットプレーンクランクを積む、系譜の頂点
GT Rは、この5段階の中では下から4番目=上から2番目にあたるグレードです。エンジンのクランクシャフトは、GT・GT S・GT Cと同じ「クロスプレーン」型で、頂点のブラックシリーズだけが採用する特殊な「フラットプレーン」型クランクとは異なります。つまりGT Rは、正統派のクロスプレーンV8ツインターボの中で、もっともパワフルな一台という位置づけです。0-100km/h加速と最高速は、GT Sが3.8秒・310km/hであるのに対し、GT Rは3.6秒・318km/hと、さらに一段速さを追求したものとなっています。
出典・参考:Wikipedia「Mercedes-AMG GT」(グレード別の発売時期・出力諸元。GT=462PS/340kW、GT S=510PS/375kW、GT R=585PS/430kW、Black Series=730PS)/media.mbusa.com(GT Rの0-100km/h・最高速データ)。
なお、当ブログにはAMG GT S(GT Rのひとつ下のグレード)と、系譜の頂点AMG GT ブラックシリーズ、さらにルーツにあたるSLS AMGの記事もそれぞれ別にあります。同じAMG GTファミリーでもグレードごとに性格がかなり違うので、見比べたい方は記事末のカードからどうぞ。
リアアクスルステアリング+アクティブエアロ|専用技術を徹底解説
GT Rの最大の特徴のひとつが、メルセデスAMGとして初採用となったリアアクスルステアリング(4WS)です。時速100km/h以下では後輪が前輪と逆位相に最大1.5度まで切れることで、実質的な回頭性を高めて小回りを利かせます。逆に時速100km/hを超えると、後輪は前輪と同位相に切り替わり、これによって実質的にホイールベースを延長したのと同じ効果が生まれ、高速域での安定性が大きく向上します。低速では機敏に、高速では安定的に、という相反する要求を、1つの機構で両立させる仕組みです。
もうひとつの特徴がアクティブ・エアロダイナミクス・システムです。ドライブモードを「RACE」に切り替えた状態で時速約80km/h以上になると、フロントスプリッター下に格納されたカーボン製のフラップ(重量約2kg)が自動的に約4cm下方に展開。これによりフロントアクスルにかかるリフト(浮き上がり)を約40kg低減する、ベンチュリー効果を発生させます。走行状況に応じてエアロダイナミクスそのものを変化させる、レーシングカー由来の発想です。
足回りには電子制御の可変ダンパーを採用し、「Comfort」「Sport」「Sport Plus」の3段階でセッティングを切り替え可能。Comfortは公道向け、Sportはニュルブルクリンクのような凹凸のある本格サーキット向け、Sport Plusはホッケンハイムのようなフラットで近代的なグランプリサーキット向け、という明確な使い分けが用意されています。パワーユニットは専用開発のM178型3,982cc V8ツインターボ(クロスプレーンクランク・ドライサンプ・ホットインサイドV配置)で、最高出力585PS(430kW)・最大トルク700Nm(71.3kgf・m)を発揮します。
出典・参考:autoevolution.com「2017 Mercedes-AMG GT R Goes Official With Rear-Wheel Steering」(4WSの作動ロジック詳細)/media.mbusa.com「The new Mercedes-AMG GT R」(アクティブエアロ・可変ダンパー・エンジン諸元)。
これらの技術が結実した成果として、GT Rはドイツの自動車専門誌「sport auto」が独自に実施したテストで、ニュルブルクリンク北コースを7分10.9秒で走破。これは同誌がそれまでにテストした市販ロードカーの中で最速のタイムでした。「開発の大部分をニュルブルクリンクで行った」というエピソードが、単なる宣伝文句ではなく、実際のタイムという結果に結びついている点が、この車の説得力を物語っています。
出典・参考:media.mbusa.com「Mercedes-AMG GT R: outstanding Nordschleife lap time for the "Beast of the Green Hell"」(sport auto誌テストでの7:10.9のラップタイム)。
GT Rは今いくら?新車価格から見る相場感
メルセデスAMG GT Rは、日本では2017年に発売され、新車価格は2,400万円前後(掲載元・仕様により2,453万円前後とする資料もあります)でした。GT S(1,840万円)よりも一段上の価格帯で、サーキット性能を追求した専用技術のぶん、上乗せされた形です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 車名・型式 | Mercedes-AMG GT R(C190系) |
| 発表 | 2016年6月(ジュネーブモーターショー) |
| 日本発売 | 2017年 |
| 日本価格(新車時) | 2,400万円前後 |
| エンジン | M178型 3,982cc V8ツインターボ(クロスプレーン・ドライサンプ・ホットインサイドV) |
| 最高出力 | 585PS(430kW) |
| 最大トルク | 700Nm(71.3kgf・m) |
| 0-100km/h加速 | 3.6秒 |
| 最高速度 | 318km/h |
| 駆動方式 | FR(後輪駆動) |
| 特徴装備 | リアアクスルステアリング・アクティブエアロダイナミクス・可変ダンパー |
中古相場については、国内の中古車情報サイトの掲載例では1,700万円台後半〜2,300万円台という価格帯が見られます。新車価格2,400万円前後に対して、年式・走行距離・コンディションによって幅がありますが、AMGの中でも希少性の高いグレードのため、大きく値崩れしにくい傾向があります。掲載台数が限られるため、最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。
出典・参考:価格.com「メルセデスAMG AMG GT GT Rの価格・性能・装備・オプション」(グレード情報・価格掲載例)/カーセンサー「メルセデスAMG GT R」カタログページ(中古車掲載価格帯)。
※中古相場は時期・状態・走行距離・個体のヒストリーで大きく変わります。あくまで参考としてご覧ください。最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。
「GT7で惚れて、いつか本物のGT Rに」。その前に、いま乗っている愛車の“本当の価値”を知っておきませんか。輸入スポーツカーの相場は変動が大きく、タイミング次第で手放す側にも追い風になります。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
グランツーリスモ7のGT R|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には、GT Rが「Mercedes-AMG GT R '17」という表記で収録されています。GT Sのようにメニューブックの報酬限定ではなく、ブランドセントラルでいつでも購入できるロードカーとして扱われているのが特徴です。
- PP値:601.08(パワー約576HP・重量約3,660Lbs=約1,660kg)
- 駆動方式:FR(後輪駆動)
- ゲーム内価格:184,000Cr
- 入手方法:ブランドセントラルで購入可能
ゲーム内の馬力表記は約576HPと、実車の585PS(メートル法馬力)とは計測方式の違いでやや数値が異なります。前後重量配分は実車と同じ47:53を再現。0-400m加速は12.04秒、0-1000mは21.10秒、100-150km/hの加速は3.01秒というデータが確認できます。PP値601という数字は、同ブログで紹介しているGT S(PP585.15)よりも一段高く、GT7内でもワンランク上のパフォーマンスカーとして位置づけられていることが分かります。
リアアクスルステアリングやアクティブエアロといった実車の専用機構がそのままゲーム内の挙動に反映されているわけではありませんが、高いPP値と47:53のバランスの良さから、コーナー脱出でのトラクションのかかりやすさは体感しやすい一台です。ブランドセントラルでいつでも入手できる手軽さも、GT Sやブラックシリーズとの違いとして覚えておくと良いでしょう。
出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・PP値601.08・パワー576HP・重量3,660Lbs・ゲーム内価格184,000Cr・0-400m/0-1000m/100-150km/hタイム・前後重量配分)。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
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※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車GT Rを所有・維持する費用
GT Rは新車価格2,400万円前後・現在も1,700万円台〜のプレミアクラスです。
維持費も「4.0Lツインターボ・電子制御機構満載の輸入スポーツカー」ならではの水準になります。
年間の目安はこのくらいです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(4.0L・種別割) | 約66,500円 |
| 任意保険(高額車両保険込み・引受条件次第) | 約25〜65万円 |
| 車検(2年分を1年換算・正規/専門店前提) | 約15〜30万円 |
| 整備・タイヤ・消耗品(電子制御サスペンション等含む) | 約25〜70万円 |
| 駐車場・保管(屋内保管想定) | 約12〜48万円 |
| 燃料・消耗品(ハイオク) | 約13〜27万円 |
| 年間合計(目安) | 約97〜247万円 |
さらに、購入費が1,700万円台〜(前章の中古相場)かかります。
② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト
一方、GT7でGT Rを「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 1,700万円台〜 + 毎年 97〜247万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車のたった1年分の維持費以下でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、リアアクスルステアリングがもたらす安定感やM178型ツインターボの吹け上がりを、かなり実車に近い感覚で体験できます。
「いつか本物のAMG GT Rを」と思っている人も、それまでの間はGT7で憧れの一台に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
実車のGT Rに触れる|F1・展示・専門店
「サーキット性能を追求した限定色の一台なんて、本物を見る機会はなさそう」と思うかもしれませんが、F1のグリッドや専門店で出会える機会は意外とあります。メルセデスAMGにとって特別な役割を担った一台だからこそ、公式な場での露出も多い車です。
🏆 F1公式セーフティカーとして|2018年シーズンから登場
GT Rは、2018年のF1世界選手権から公式セーフティカーを務めています。それまで2015年から2017年までの3シーズンを務めていた前グレードのGT Sから交代する形で導入され、歴代11台目のメルセデスAMG製F1セーフティカーとなりました。発表時には「F1史上もっともパワフルなセーフティカー」と紹介され、ドライバーは2000年から歴代セーフティカーを担当するベルント・マイランダー氏です。テレビ中継でセーフティカーが入るたびに、GT Rの姿を目にすることができます。
出典・参考:mercedesamgf1.com「Introducing the Most Powerful F1 Safety Car Ever」/motorauthority.com「2018 Mercedes-AMG GT R is F1's fastest safety car yet」(2018年導入・GT Sからの交代・ベルント・マイランダー氏)。
🏢 国内の正規ディーラー・専門店で
メルセデスAMG正規ディーラーや輸入車専門の中古車店では、GT Rの現車展示・試乗の機会が設けられることがあります。希少なグレードのため常時展示されているとは限りませんが、専門店に相談すれば入荷情報を教えてもらえることもあります。購入を検討する場合は、事前に在庫状況を問い合わせておくとスムーズです。
🔑 本場ニュルブルクリンクでの同乗体験
ニュルブルクリンク現地の観光・体験サービス「ringtaxi.com」では、メルセデスAMG GT Rによる北コース1周の同乗体験が用意されています。プロドライバーが操る助手席から、全長20.832kmのノルドシュライフェをコース解説付きで体感できるプランで、料金は369ユーロ(体験全体で約30分・実走行は約10分程度)。身長195cm以下・体重115kg以下・16歳以上という参加条件があり、営業期間は4月〜10月(トラックデー開催日の予約制)です。ヘルメット・バラクラバの貸与や、USB付きの映像記録をオプションで追加できます。
出典・参考:ringtaxi.com「Mercedes AMG GT R」公式ページ(料金・参加条件・体験内容)。
※料金・参加条件・営業期間は変動します。予約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
🏢 国内外の高級スポーツカーレンタル
国内外の高級スポーツカーレンタルサービスでも、AMG GTファミリーの各グレードを扱っている業者があります。GT R固有の取り扱いは店舗により在庫状況が変わるため、利用を検討する場合は各サービスへ事前確認が必要です。メルセデスAMG自身も「AMG EXPERIENCE」というプログラムでニュルブルクリンクでのトラックデーを主催しており、現行モデルのAMG GTシリーズを使ったコーチ付き走行イベントに参加できる機会もあります。
※レンタル・展示の対象車両・条件は変動します。最新は各サービスの公式情報でご確認ください。
GT Rを見て楽しむ|映像・モデルカー・専門誌
🎥 海外メディアの試乗レビュー動画
英国の自動車専門メディア「Top Gear」では、Chris Harrisがライバル車と比較試乗する企画でGT Rを取り上げています。ニュルブルクリンクで鍛えられた足回りの粘り、リアアクスルステアリングがもたらす安定感などを、実際の走行シーンとともに語る内容は、GT Rの実力を映像で体感できる貴重な資料です。
出典・参考:topgear.com「Chris Harris Drives: Merc-AMG GT R vs 911 GT3 RS vs BMW M4 GTS」(比較試乗企画)。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
GT Rのモデルカーは、MinichampsやNorevといった老舗メーカーから1/18スケールで発売されています。ロードカーとしてはシルバーやダークグレーメタリックといったボディカラーの製品が確認できるほか、F1公式セーフティカー仕様を再現したモデルも複数存在し、Minichampsからは2017年式・2020年式(トスカーナGP特別カラー)・2021年式など、シーズンごとの仕様違いも展開されています。専用色「AMGグリーンヘルマグノ」を再現した製品が見つかれば、実車の象徴的な一台をそのまま手元に置けます。取り扱いブランド・スケール・カラーは流通状況により変わるため、購入を検討する場合は各ミニカー専門店・通販サイトでの在庫確認をおすすめします。
出典・参考:Minichamps/Norev 各社製品ページ(1/18スケールのGT Rロードカー・F1セーフティカー仕様の掲載情報)。
📖 書籍・専門誌
GT Rについてもっと深掘りしたいなら、発売当時の国内自動車専門誌(webCG「メルセデスAMG GT R(FR/7AT)【試乗記】"グリーンヘル"の申し子」等)や、AUTOCAR JAPANの試乗記事でスペック・走行フィールの解説が確認できます。海外では「Top Gear」「autoevolution」といった専門メディアの記事も詳しい技術解説を掲載しています。
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「あのイベントでグリーンヘルマグノのGT Rを見たよ」「F1中継でこんなシーンがあったよ」という情報があれば、ぜひお問い合わせフォームから教えてください。みなさんからの情報で、このページをもっと充実させていきます🚗💨
AMG GT Rのよくある質問
Q. メルセデスAMG GT Rとは、どんな車ですか?
A. 2016年6月にジュネーブモーターショーで発表された、AMG GT(C190系)ファミリーのハイパフォーマンスグレードです。開発の大部分をニュルブルクリンク北コース(愛称「グリーンヘル=緑の地獄」)で行ったことから「ビースト・オブ・ザ・グリーンヘル」の愛称で呼ばれます。M178型4.0L V8ツインターボで585PSを発揮し、日本では2017年に新車価格2,400万円前後で発売されました。
Q. GT Rのスペック(馬力・エンジン)は?
A. M178型3,982cc V8ツインターボ(クロスプレーンクランク・ドライサンプ・ホットインサイドV配置)で、最高出力585PS(430kW)、最大トルク700Nm(71.3kgf・m)です。0-100km/h加速3.6秒、最高速度318km/hで、前後重量配分は47:53です。
Q. GT SやBlack Seriesとの違いは何ですか?
A. AMG GTファミリーは出力の低い順にGT(462PS)→GT S(510PS)→GT C(557PS)→GT R(585PS・本記事)→ブラックシリーズ(730PS)の5段階で、GT Rは上から2番目にあたります。GT R・GT S・GT Cは同じクロスプレーンクランクのV8ですが、ブラックシリーズだけはAMG市販車初のフラットプレーンクランクに作り替えられており、単純なチューニング違いではありません。またGT RはメルセデスAMGとして初めてリアアクスルステアリングとアクティブエアロダイナミクスを採用しています。
Q. GT RはF1のセーフティカーを務めていますか?
A. はい。2018年のF1世界選手権から公式セーフティカーを務めています。それまで2015年から2017年までの3シーズンを担当していた前グレードのGT Sから交代する形で導入され、歴代11台目のメルセデスAMG製F1セーフティカーです。ドライバーはベルント・マイランダー氏です。
Q. GT Rの中古相場はいくらですか?
A. 国内の中古車情報サイトの掲載例では、1,700万円台後半〜2,300万円台という価格帯が見られます。新車価格2,400万円前後に対し、年式・走行距離・コンディションで幅がありますが、希少性の高いグレードのため大きく値崩れしにくい傾向があります。掲載台数が限られるため、最新は各中古車ポータルでご確認ください。
Q. グランツーリスモ7でGT Rに乗れますか?
A. 乗れます。「Mercedes-AMG GT R '17」として収録されており、PP値601.08・ゲーム内価格184,000Cr相当です。GT Sと違いブランドセントラルでいつでも購入でき、メニューブックの報酬を待つ必要はありません(収録内容・入手条件はアップデートで変動します)。
GT Rは「緑の地獄」が生んだ公道用レーシングカー
メルセデスAMG GT Rは、開発の大部分をニュルブルクリンク北コース(グリーンヘル)で行い、専用色「AMGグリーンヘルマグノ」を纏った、文字どおり「ビースト・オブ・ザ・グリーンヘル」の名にふさわしい一台です。メルセデスAMGとして初のリアアクスルステアリングと、時速80km/hから作動するアクティブエアロダイナミクスによって、sport auto誌のテストではニュルブルクリンク北コースを7分10.9秒で走破。585PS・700Nmのパワーと、グレード階層でGT Sの上・Black Seriesの一段下という立ち位置が、その本気度を物語っています。
中古相場は新車価格2,400万円前後に対し1,700万円台後半〜2,300万円台と、依然として高い水準を保っています。そしてグランツーリスモ7なら「Mercedes-AMG GT R '17」がブランドセントラルからいつでも購入可能。2018年からF1公式セーフティカーを務めるその姿は、レース中継でも目にすることができ、「見て楽しむ」入り口が広いのもこの車の魅力です。
ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、GT Rは「緑の地獄の覇者」を体感できる一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
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