McLaren 650S (MP4-12CP) '14【GT7/グランツーリスモ7】
MP4-12Cをさらに発展させてラグジュアリースーパーカー
スポンサーリンク

McLaren 650S (MP4-12CP) '14の公式解説

650Sは、2014年のジュネーブショーで正式に発表されたマクラーレン製のスーパーカー。マクラーレンが本格的にスーパーカー事業に参入して最初のモデル、MP4-12Cの事実上の後継車となる。

当初はMP4-12Cのハイパフォーマンス版として計画されたこともあって、その基本構造をMP4-12Cから踏襲。極めて軽く高剛性な骨格であるカーボンモノセルも共通で、車重も1,360kgとほとんど変わらない。

スタイリングもフロントマスクこそフラッグシップのP1に似たイメージを持つが、それは空力性能をさらに高めるためのフェイスリフト。リアから見ればMP4-12Cほとんどそのままで、その発展版であることが理解できる。

車名が示唆する通り、650Sのパワーユニットは従来からの3.8LV8ツインターボを650PS/69.1kgfmまでチューンナップしたもの。組み合わせる7速のデュアルクラッチトランスミッションは、より素早く滑らかに変速するよう改良され、さらにはノーマル、スポーツ、トラックと3つのモードから選べるドライブモードセレクターも備わった。

プロアクティブシャシーコントロールと呼ばれるサスペンションも機構的には変化はないが、マクラーレン製スーパーカーの特徴である快適な乗り心地はそのままに、よりシャープな反応を得られるようセッティングが見直された。

またいうまでもなく、一種のトルクベクタリング機構であるブレーキステアや空カブレーキとしても機能する可変式リアウィングなどは、そのまま踏襲されている。

0-100km/hは3.0秒、0-400mタイム10.5秒、そして最高速は333km/hをマークする。

スポンサーリンク
おすすめの記事