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パガーニ・ウアイラ(Pagani Huayra)とは、イタリアのパガーニ・アウトモビリが2011年に発表した、ロングセラー「ゾンダ」の後継となる公道走行可能なハイパーカーです。心臓部はAMGが専用開発した6.0LツインターボV12で、730PS・1,000Nmという数値はゾンダの自然吸気エンジンから一段階も二段階も引き上げられたもの。車体前後の4枚の可変フラップが速度やステアリング角に応じて自動で姿勢を変える能動的空力システムを備え、車名はアンデスの先住民が信仰する「風の神」から取られました。
この記事では、ゾンダからの設計思想の転換・スペック・中古相場から、派生モデルの系譜、そしてGT7での乗り方まで、まるごと解説します。
目次
- 1 「風の神」の名を持つ、ゾンダ後継のハイパーカー
- 2 NAからツインターボへ|AMGとの新たな挑戦
- 3 4枚の可変フラップ|コンピューター制御のダウンフォース
- 4 カーボチタニウムのモノコックとガルウィングドア
- 5 ウアイラの系譜|標準モデルからBC・イモラ・後継ユートピアまで
- 6 日本での正規販売|2013年・年間割当わずか2台
- 7 ウアイラは今いくら?|3億円超の落札実例
- 8 グランツーリスモ7のウアイラ|スペックと入手方法
- 9 ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
- 10 実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
- 11 実車のパガーニに触れる|博物館・イベント
- 12 ウアイラを見て楽しむ|モデルカー・書籍
- 13 パガーニ・ウアイラのよくある質問
- 14 ウアイラは「風の神」の名を継ぐ、ゾンダ後継のハイパーカー
- 15 パガーニの兄弟車・頂点ハイパーカーの仲間たちもチェック
「風の神」の名を持つ、ゾンダ後継のハイパーカー
ウアイラの発表は2011年1月、プレスリリースでのオンライン初公開に始まり、同年2月にミラノのピレリ本社で正式ワールドプレミア、3月のジュネーブモーターショーでも展示されました。ベースとなったのは1999年から10年以上作り続けられ、総生産約140台に達したロングセラー「ゾンダ」。しかしウアイラは単なるゾンダの改良版ではなく、開発コード「C9」としてほぼゼロから設計し直された新型車です。
もっとも大きな転換点はエンジン形式です。ゾンダが自然吸気(NA)のV12にこだわり続けたのに対し、ウアイラはAMGが専用開発したツインターボV12を搭載。過給機を得たことで、ゾンダとは一段違う出力・トルクを手に入れました。加えて、車体前後に配置された4枚の可変フラップによる能動的空力システムは、ゾンダにはなかった新機構です。「ゾンダの正常進化」ではなく「ゾンダの哲学を受け継いだ、まったく新しい設計思想の車」——それがウアイラなのです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 車名 | パガーニ・ウアイラ(Pagani Huayra) |
| 発表 | 2011年(生産開始2012年) |
| 位置づけ | ゾンダの後継・公道走行可能なハイパーカー |
| エンジン | AMG製 M158型 6.0L V12(ツインターボ) |
| 排気量 | 5,980cc |
| 最高出力 | 730PS(720hp)/5,000〜5,800rpm(資料により表記に幅あり) |
| 最大トルク | 1,000Nm(約102kgf·m)/3,500rpm |
| トランスミッション | 7速シーケンシャル・単板クラッチ |
| 空力システム | 前後4枚の可変フラップ(能動的空力) |
| シャシー | カーボチタニウム製モノコック |
| 0-100km/h加速 | 約2.8〜3.2秒(資料により差) |
| 最高速度 | 約370〜383km/h(資料により差) |
| 生産台数 | 標準クーペ100台限定(派生モデル別途) |
| 生産期間 | 2012年〜2018年(標準クーペ) |
出典・参考:Wikipedia英語版「Pagani Huayra」/supercars.net・conceptcarz・autoevolution各サイト(730PS・1,000Nm・5,980cc・4枚可変フラップ・カーボチタニウム等の一致情報)。※0-100km/h加速・最高速度は資料により2.8秒/3.2秒、370km/h/383km/hなど表記に幅があり、本記事では両論を併記しています。
車名の由来はケチュア語(南米アンデスの先住民言語)で「風」を意味する言葉から。より正確には「ワイラ・タタ」という風の神の名に由来するとされています。ゾンダもまたアンデス山脈から吹き下ろす風の名前でしたから、パガーニは自社のフラッグシップに一貫して「風」の名を与え続けているわけです。アルゼンチン生まれの創業者オラチオ・パガーニならではの命名哲学と言えるでしょう。
NAからツインターボへ|AMGとの新たな挑戦
ゾンダの公道版本流は最終的に7.3Lまで排気量を拡大しながらも、一貫して自然吸気にこだわり続けたシリーズでした。対してウアイラは、AMGが専用開発した6.0L M158型ツインターボV12を採用。排気量はむしろゾンダの最終型より小さいのに、最高出力730PS・最大トルク1,000Nmという、ゾンダの公道版最強モデルをも上回る数値を実現しています。
もっとも、パガーニはターボ特有の「ラグ(アクセルを踏んでから加速が始まるまでの間)」を嫌い、AMGに対して小径ターボチャージャーの採用・専用インタークーラー配置・専用ECUセッティングによるレスポンス重視のチューニングを要望したと伝えられています。トランスミッションは7速シーケンシャル+単板クラッチ。デュアルクラッチ方式は変速こそ速いものの、重量増が70kgを超えるとされ、軽さを重視するパガーニの哲学とは相容れないと判断され見送られました。「速さ」だけでなく「軽さ」と「操る楽しさ」を両立させる、この選択にもゾンダから受け継がれた設計思想がにじみます。
出典・参考:Wikipedia英語版「Pagani Huayra」(M158型6.0Lツインターボ・730PS/1,000Nm・7速シーケンシャル単板クラッチ採用理由)/supercars.net・autoevolution(ターボチューニングの経緯)。
4枚の可変フラップ|コンピューター制御のダウンフォース
ウアイラ最大の技術的特徴が、車体前後に配置された合計4枚の可変フラップによる能動的空力システムです。ゾンダRが固定式の大型リアウィングでダウンフォースを稼いでいたのに対し、ウアイラのフラップはコンピューターが速度・ヨーレート(車体の回転しようとする動き)・横加速度・ステアリング角・スロットル開度をリアルタイムで監視し、4枚それぞれを独立して動かします。
直線では抵抗を減らすためフラップを寝かせ、コーナーでは必要なだけダウンフォースを起こす。急ブレーキ時にはエアブレーキとしても機能するとされ、空気抵抗係数(Cd値)はフラップの動きに応じて0.31〜0.37程度まで変化するとされています。「固定ウィングでピーク性能を追う」ゾンダRの設計思想に対し、「状況に応じて姿勢を変え続ける」ウアイラの設計思想——同じパガーニのハイパーカーでも、空力へのアプローチはまったく異なるのです。
出典・参考:Wikipedia英語版「Pagani Huayra」(前後4枚の可変フラップ・速度/ヨーレート/横加速度/ステアリング角/スロットル開度をもとにした制御・Cd値0.31〜0.37)/caranddriver.co.jp(AMG製V12ツインターボとの組み合わせ解説)。
カーボチタニウムのモノコックとガルウィングドア
ウアイラのモノコックフレームには、カーボンとチタンを組み合わせて新開発された素材「カーボチタニウム(Carbotanium)」が使われています。パガーニはゾンダの時代からカーボン成形を自社工房で手掛けてきたブランドで、その技術をさらに一歩進めたのがこの素材です。ドアはメルセデス・ベンツ300SLを思わせる、ルーフ部分にヒンジを持つガルウィング形状を採用。単なる意匠の遊びではなく、限られた空間で乗降性を確保しつつ、モノコック剛性を損なわないための設計上の解でもあります。
高性能グレードの「BC」ではさらに一歩進んだ「カーボントライアックス」という素材も採用されました。従来のカーボンファイバーと比べて約50%軽量・約20%高強度とされ、パガーニが車体素材の研究開発を止めない企業であることを物語っています。1台あたり数千時間ともいわれる手組み生産で、部品の多くを自社工房で仕上げる極少量生産の哲学は、ゾンダからウアイラへ、そして次のユートピアへと一貫して受け継がれています。
出典・参考:Wikipedia日本語版「パガーニ・ウアイラ」(カーボチタニウム製モノコック・ガルウィングドア)/Wikipedia英語版(BCグレードのカーボントライアックス=軽量50%・強度20%増)。
ウアイラの系譜|標準モデルからBC・イモラ・後継ユートピアまで
ウアイラは2011年の発表以降、標準クーペを軸にさまざまな派生モデルへ展開されました。系譜を並べると、ブランド全体の広がりがよく見えます。
| モデル | 年 | 概要 | 台数(伝) |
|---|---|---|---|
| Huayra(標準クーペ・本記事の主役) | 2011年発表/2012〜2018生産 | ツインターボV12・730PS | 100台限定 |
| Huayra BC | 2016 | 軽量化・高性能仕様(カーボントライアックス採用) | 29台限定 |
| Huayra Roadster | 2017 | オープントップ仕様 | 100台限定 |
| Huayra BC Roadster | 2019頃 | BCのオープン版 | 40台限定 |
| Huayra Tricolore | - | 特別仕様(新車価格550万ユーロ級と報道) | 3台限定 |
| Huayra Imola | 2020 | サーキット性能特化・公道走行可 | 限定生産 |
| Huayra Imola Roadster | 2023 | Imolaのオープン版 | 8台限定 |
| Huayra Codalunga | - | ロングテール特別仕様(新車価格700万ユーロ級と報道) | ごく少数 |
注目したいのは、ウアイラがゾンダのように「本流の緩やかな進化」ではなく、BC・イモラといった性格の異なる高性能グレードを次々投入した点です。BCは軽量化と高剛性素材の追求、イモラはサーキット性能への振り切りと、それぞれ違う方向性を突き詰めています。そしてウアイラ自体もすでに現行モデルではなく、2022年に発表された後継モデル「パガーニ・ユートピア」(開発コードC10)にバトンタッチ済み。ユートピアはゾンダとウアイラ双方の意匠を受け継ぐデザインとされ、パガーニというブランドの物語は今も更新され続けています。
出典・参考:Pagani公式サイト(huayra-roadster-bc・pagani-utopia各ページ)/supercars.net「Pagani Current Lineup」/motorauthority「Sleek Pagani Utopia unveiled as Huayra successor」/evo「The new Pagani Imola Roadster」。※台数・価格は資料により差異があり、いずれも「〜とされる」情報としてご覧ください。
日本での正規販売|2013年・年間割当わずか2台
パガーニ・アウトモビリは2013年6月24日、ウアイラの日本初披露と正規販売開始を発表しました。価格は当時のレートで約1億2,800万円〜(100万ユーロ〜)、資料によっては税抜1億5,000万円からとする報道もあります。日本市場への年間割当はわずか2台程度とされ、発表当初ですでに3件のオーダーが入っていたと伝えられています。日本第一号車のデリバリーは2013年8月頃の見通しだったとされ、正真正銘、日本で新車を手にできた人はごく一握りでした。
出典・参考:webCG「スーパーカー『パガーニ・ウアイラ』日本で発売」(2013年6月24日発表・年間割当2台・オーダー3件)/Car Watch(トリコローレ550万ユーロ等の関連報道)/Webモーターマガジン「スーパーカー年代記081」(新車価格1億5,000万円との報道)。※円換算は当時のレートによる目安です。
ウアイラは今いくら?|3億円超の落札実例
ウアイラは新車生産終了から数年を経てなお、中古市場で高値の取引が相次いでいます。2026年4月には米国のBarrett-Jackson Palm Beackオークションで319万ドル(現在のレートで約5.2億円)にて落札され、当時の記録を更新したと報じられました。さらに、より希少なBCロードスターグレード(2021年式)は2025年10月に447万6,875ドル(約7.3億円)で落札された実例もあります。市場全体の平均取引価格はおよそ315万ドル(約5億円強)とされ、個体・グレード・年式で価格帯は大きく変わりますが、いずれも数億円級であることに変わりはありません。
- Barrett-Jackson Palm Beach(2026年4月):319万ドル(約5.2億円)で落札・記録更新と報道
- Huayra BCロードスター(2021年式):2025年10月に447万6,875ドル(約7.3億円)で落札
- 市場平均:約315万ドル(約2億円台〜4.5億円超の幅で取引)
ゾンダRのように「公開市場にほぼ出てこない」15台限定車と違い、ウアイラは標準クーペだけで100台という生産数があるため、市場での取引例そのものは相対的に豊富です。それでも価格は下がるどころか記録更新が続いており、「新車価格より高く売れるハイパーカー」という評価が定着しつつあります。
出典・参考:Autoblog「Pagani Huayra Sells for $3.19 Million, Sets Record at Barrett-Jackson Palm Beach」/classic.com「Pagani Huayra Market」(市場平均価格・BCロードスター落札実例)。※為替は現在のレート(2026年7月時点・1ドル≒162円)で換算した目安です。
※相場は時期・状態・個体のヒストリーで大きく変わります。オークション落札額は特に個体差が大きいため、あくまで参考としてご覧ください。
「GT7でウアイラに惚れた。実車は無理でも、いつかスポーツカーを」——その前に、いま乗っている愛車の“本当の価値”を知っておきませんか。スーパーカーだけでなく国産車も相場が高い今は、手放す側にとっても追い風です。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
グランツーリスモ7のウアイラ|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には「Pagani Huayra '13」という表記で収録。エンジン型式表記は「M158-AMG-Huayra」で、実車同様AMG製M158型であることがゲーム内でも明示されています。
- PP値:680.82(ストック状態・集計サイトの参考値)
- パワー:730HP(実車の公表値と一致)
- 車両重量:約1,349kg(2,976lbs)/駆動方式:MR/ツインターボV12(5,980cc)・7速
- ゲーム内価格:1,350,000Cr
- 入手方法:ブランドセントラル(パガーニ)で購入。ただし「パガーニからの招待状」が必要(招待状がないと購入不可)
- その他の入手経路:Menu Book #39(チャンピオンシップ報酬・一定確率で排出)
GT7のパガーニ車で注意したいのが招待状システムです。当ブログのもう一台のパガーニ「ゾンダR '09」は招待状不要でいつでも購入できますが、ウアイラ '13は「パガーニからの招待状」がないと購入できません。招待状はゲームを進めることでランダムに届く仕組みのため、欲しいと思ってもすぐには手に入らないもどかしさがあります。その分、実際に手に入れたときの満足感はひとしお。エンジン方式も駆動方式表記もゾンダRと同じMRですが、ツインターボならではの分厚いトルクで、コーナー立ち上がりの伸びはウアイラの方が力強く感じられるはずです。
出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・価格1,350,000Cr・PP680.82・エンジン表記M158-AMG-Huayra・入手方法=ブランドセントラル+招待状・Menu Book #39)/Gran Turismo Fandom Wiki(詳細スペック)。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でウアイラをさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめ。自分でハンドルを握る感覚はコントローラーとは別物で、730PSのツインターボV12を7速シーケンシャルで操る楽しさがグッと現実に近づきます。ここでは機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
中でも@スマート光は、低遅延の「v6プラス」が無料で使えて、月額も安め。
浮いたぶんをハンコンや機材に回せます。
※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。
また、「携帯と同じ会社で回線もまとめたい」という方には、大手キャリアの光回線もおすすめです。
スマホとのセット割で、毎月の料金がさらにお得になることもあります。
お使いのスマホに合わせてチェックしてみてください。
・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車ウアイラを所有・運用する費用
ウアイラは公道走行可能なため、ナンバー登録に伴う自動車税・車検が発生します。
加えて、極少量生産のハイパーカーゆえの特殊な維持コストがのしかかります。
公開情報が少ないため、同クラスのハイパーカー運用の一般的な目安で見てみましょう。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税・重量税等 | 約20〜40万円 |
| 任意保険(高額車両特約含む) | 約30〜100万円 |
| 専用ガレージ・保管 | 約30〜100万円 |
| メンテナンス(メーカー・専門工場前提) | 数百万円規模になることも |
| タイヤ・消耗品(専用スペック) | 1セットあたり数十万円級 |
| 年間合計(目安) | 数百万円〜1,000万円超 |
さらに購入費そのものが億超え(前章の相場実例)。
日本への正規割当も年間2台程度と伝えられ、そもそも入手ルート自体が限られます。
② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト
一方、GT7の機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:新車価格1億円超・日本への年間割当わずか2台級 + 毎年数百万円級の運用費
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ウアイラは、世界中のほぼ全員にとって「ゲームでしか乗れない車」です。だからこそ、ハンコン+VRで体験の質を上げる投資のリターンは大きい。730PSのツインターボV12を、事故・維持費・招待状待ちの心配なしで、今夜からニュルで全開にできます。
「本物のパガーニを見たい」夢は次章の博物館・イベントで。
走る楽しみはGT7で。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
実車のパガーニに触れる|博物館・イベント
「新車で1億円超、日本への割当も年2台程度の車の実物なんて一生見られないのでは」と思うかもしれません。ですが、パガーニというブランドに直接触れる方法ははっきりしています。本社併設の公式博物館です。
🏛 オラチオ・パガーニ博物館(Museo Horacio Pagani)
パガーニ本社があるのは、イタリア・モデナ近郊のサン・チェーザリオ・スル・パーナロ。フェラーリやランボルギーニがひしめく「モーターバレー」の一角です。本社併設のオラチオ・パガーニ博物館では、スケッチや設計資料、歴代車両の展示でブランドの歴史をたどれます。開館は月〜日9:30〜17:00、大人18ユーロ(現在のレートで約3,300円)・12歳未満無料。博物館のみなら予約不要で、無料オーディオガイド付きです。
出典・参考:Pagani公式(Guided Tours)/Modenatur(公式予約窓口)/VisitModena・Motor Valley公式。※開館時間・料金は変更される場合があります。訪問前に公式サイトでご確認ください。
🏭 工場見学(ファクトリーツアー)
アトリエと呼びたくなる少量生産の現場を見られるファクトリーツアーも開催されています。こちらは公式予約センターのModenatur経由で事前予約が必要。カーボン職人が1台ずつ組み上げる様子は、パガーニが「工芸品」と呼ばれる理由を実感できるはず。モデナはフェラーリ・ランボルギーニの博物館とも近く、スーパーカー巡礼の拠点に最適です。
出典・参考:Modenatur(Pagani Factory Tour公式予約ページ)。※ツアーの開催日・条件・料金は時期により変わります。最新は公式でご確認ください。
🎪 イベント・ミーティング
パガーニ車は英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードなど世界の大型イベントに登場することが多く、日本国内のスーパーカーイベントでもウアイラの目撃例があります。1台ごとに仕様が違う極少量生産車ゆえ、実車に出会えたときの感動はひとしお。SNSでイベント情報を追うのがおすすめです。
ウアイラを見て楽しむ|モデルカー・書籍
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
手元でウアイラを楽しむなら、ミニカーの定番はAUTOartの1/18スケール。標準クーペのほか、ロードスターやBCなど派生モデルもラインナップされてきました。ガルウィングドアの開閉ギミックを再現したモデルもあり、実車のシルエットをそのまま手元で楽しめます。多くが生産終了品で、現在は中古・コレクター市場での流通が中心です。プラモデルは大手国内メーカーからウアイラ単体のキットは確認できませんでしたが、海外メーカーのレジンキット等が流通することがあります。
※モデルカーの価格・在庫は変動が大きく、絶版品はプレミア価格になっていることがあります。購入時は状態・付属品をご確認ください。
📚 書籍・雑誌で深掘りする
日本語で深掘りするなら、GENROQやカーグラフィックといったスーパーカー系専門誌がたびたびパガーニ特集を組んでいます。ゾンダからウアイラへの設計思想の転換は、専門誌の技術解説記事で読むといっそう理解が深まるはずです。
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「イベントで実車を見たよ」「この作品にウアイラが出てるよ」という情報があれば、ぜひお問い合わせフォームから教えてください。みなさんからの情報で、このページをもっと充実させていきます🚗💨
パガーニ・ウアイラのよくある質問
Q. パガーニ・ウアイラとは、どんな車ですか?
A. パガーニ・アウトモビリが2011年に発表した、ロングセラー「ゾンダ」の後継となる公道走行可能なハイパーカーです。AMG製6.0Lツインターボ V12(730PS)を搭載し、前後4枚の可変フラップによる能動的空力システムを備えます。車名はケチュア語で「風」を意味し、風の神「ワイラ・タタ」に由来するとされます。
Q. ゾンダとウアイラの一番の違いは何ですか?
A. エンジン方式です。ゾンダは自然吸気(NA)のV12にこだわり続けましたが、ウアイラはAMG製のツインターボV12を採用しました。またウアイラは前後4枚の可変フラップによる能動的空力システムを新たに備えており、固定ウィングだったゾンダとは空力へのアプローチも異なります。
Q. ウアイラのスペック(馬力・エンジン)は?
A. AMG製M158型6.0L V12(ツインターボ)を搭載し、最高出力730PS(720hp)、最大トルク1,000Nmを発生します。7速シーケンシャル・単板クラッチのトランスミッションで、0-100km/h加速は約2.8〜3.2秒、最高速度は約370〜383km/h(資料により表記に幅あり)です。
Q. ウアイラは何台生産されましたか?
A. 標準クーペは100台限定とされ、そのほかBC(29台限定)・ロードスター(100台限定)・BCロードスター(40台限定)など複数の派生モデルが展開されました。ゾンダRのような15台限定のワンショットではなく、複数グレードにわたる展開が特徴です。
Q. ウアイラは日本でも新車で買えましたか?
A. 買えました。2013年6月24日に日本での正規販売開始が発表されています。ただし日本への年間割当はわずか2台程度とされ、価格は当時のレートで約1億2,800万円〜(資料により1億5,000万円からとする報道もあり)でした。
Q. グランツーリスモ7でウアイラに乗れますか?
A. 乗れます。「Pagani Huayra '13」としてブランドセントラル(パガーニ)で1,350,000Crで購入できますが、「パガーニからの招待状」が必要です。ゾンダR '09と異なり、招待状なしでは購入できません(価格・入手条件はアップデートで変動します)。
ウアイラは「風の神」の名を継ぐ、ゾンダ後継のハイパーカー
パガーニ・ウアイラは、約140台という少量生産ながら10年以上作り続けられたゾンダの後継として、2011年にまったく新しい設計思想で生まれました。AMGが専用開発したツインターボV12で730PS・1,000Nmを発生させ、前後4枚の可変フラップがコンピューター制御でダウンフォースを最適化する——自然吸気と固定ウィングにこだわり続けたゾンダとは、まるで違うアプローチで「速さ」を追求した一台です。
実車は標準クーペだけで100台限定、日本への正規割当も年間2台程度というごく少量の輸入でした。中古市場では319万ドル(約5.2億円)での落札記録が更新されるなど、今なお価格が上がり続けています。しかしグランツーリスモ7なら「Pagani Huayra '13」として収録されており、パガーニからの招待状さえ手に入れば、1,350,000Crでこのツインターボ・ハイパーカーのステアリングを握れます。
ゲームで惚れて、いつかモデナの博物館で本物に会う——そんな楽しみ方ができるのもこの車の懐の深さ。「実車のスポーツカーを」と夢が膨らんだら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
パガーニの兄弟車・頂点ハイパーカーの仲間たちもチェック
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