
ホンダ シビックタイプR(FK2)とは、2015年に発売された第4世代のシビック タイプRです。2012年を最後に一度は途絶えていたタイプRの歴史を、3年の空白を経て復活させた一台であり、なによりタイプR史上初めてターボエンジンを搭載したモデルでもあります。専用開発のK20C型2.0L直噴ターボエンジンで310PSを発揮し、ニュルブルクリンク北コースで7分50秒63というFF市販車世界最速記録を樹立。日本には抽選750台という狭き門で導入されました。
この記事では、FK2の開発秘話・スペック・中古相場から、GT7での乗り方、そしてNeed for Speedシリーズでの登場まで、まるごと解説します。
タイプR復活|3年の空白を経て蘇った第4世代
シビック タイプRは、ファミリーカーのホンダ・シビックをベースに開発され、1997年の初代(EK9)デビュー以来、世界中の走り屋たちを熱狂させてきたスポーツモデルです。その歴史は2012年(FN2の欧州向け生産終了)を境に一度途絶えていましたが、2015年、第4世代となるFK2型シビック タイプRとして再び息を吹き返しました。
ベースとなったのは9世代目シビックのヨーロッパ仕様5ドアハッチバック。開発の舞台はイギリスで、生産はイングランド南西部・スウィンドン工場(欧州ホンダの主力工場)が担いました。日本には2016年、抽選750台限定という狭き門で導入され、応募倍率は10倍を超えたと伝えられています。
エクステリアは大型のフロントスポイラーとリアウィング、サイドスカート、リアディフューザーで武装。開発責任者・八木久征氏のインタビューによれば、これらは単なる装飾ではなく、風洞実験やテスト走行を繰り返した結果の、空気抵抗の低減とダウンフォース向上のための機能パーツです。前後のオーバーフェンダーも、ワイドになったタイヤを収めるための必然でした。ちなみに、リアディフューザーのリフレクターにはホンダS660のパーツが流用されているという、遊び心のある逸話も残っています。
出典・参考:Webモーターマガジン「開発責任者 八木久征氏インタビュー」(デザイン・空力へのこだわり、S660パーツ流用の逸話)/Honda公式(K20C型技術解説ページ)。
この大型リアウィングを含む過激な空力パーツは、発売当時から評価が分かれるポイントでした。「実用車らしからぬ外観」「やりすぎ」という声がある一方、「機能美として理にかなっている」と評価する声もあり、好みが分かれるデザインだったのは確かです。ただしこれは、次章で解説する「FF世界最速」という明確な目標があったからこその選択でもありました。
タイプR史上初、ターボ化という決断の裏側
タイプRは初代EK9(1997年)以来、25年以上にわたって高回転型の自然吸気(NA)エンジンにこだわり続けてきました。EK9のB16B型、DC2インテグラのB18C型、FD2のK20A型。いずれも「回して楽しむ」高回転NAの伝統を受け継いできたのです。
その伝統に終止符を打ったのが、2015年のFK2でした。搭載されたのは新開発のK20C1型2.0L直列4気筒VTECターボエンジン。Honda公式サイトが明記する通り、「K20C型が初めて搭載されたのは2015年のFK2型シビック タイプR」であり、歴代タイプR用として初めてターボチャージャーを組み合わせたユニットです。最高出力310PS、最大トルク400Nm(40.8kgf-m)という、それまでのタイプR史上でも段違いの数値を叩き出しました。
念のため一次情報で確認しておきましょう。Honda公式サイトのK20C型エンジン解説ページには、「2015年モデル CIVIC TYPE R(FK2)」が初搭載モデルと明記されています。FK8(2017年9月発売)は320PS・FL5(2022年9月発売)は330PSと、いずれも同じK20C系エンジンの熟成が続いているという流れです。
つまり「タイプR史上初のターボ化」という歴史的な転換点を担ったのはFK2であり、FK8はその技術をベースに約3年かけて熟成させた発展形にあたります。FK2はターボ化という決断そのものの一台、FK8はその完成度を高めた一台。そう理解すると、両者の関係がすっきり整理できるはずです。
出典・参考:Honda公式「K20C型 CIVIC TYPE R ニュルブルクリンクFF量産車最速を実現したVTEC TURBO」(K20C型の初搭載モデル・FK2/FK8/FL5の出力推移を明記)/Wikipedia「Honda Civic Type R」(FK2が"first factory turbocharged Civic Type R"と記載)。
開発の最大目標は「ニュルブルクリンク北コースでのFF市販車最速記録」でした。当初は280馬力程度を目標にしていたともいわれますが、最速記録を狙うには300馬力超が必須と判断され、2.0L直4にVTEC TURBO・筒内直接噴射・モノスクロールターボを組み合わせた新世代エンジンの開発が決断されます。高出力・高トルク・高回転性能と環境性能を両立させる、まさに挑戦的なプロジェクトでした。
サスペンションにも新技術が投入されています。標準型シビックと比較してトルクステアを約50%軽減するデュアルアクシスストラットをフロントに採用し、セッティングを可変できるアダプティブダンパーシステムを装備。ターボの分厚いトルクをFFで受け止めるための答えが、随所に詰め込まれていました。
こうして開発されたFK2は、ニュルブルクリンク北コースのタイムアタックで7分50秒63をマーク。見事、それまでのFF市販車のレコードを塗り替え、「FF世界最速」の称号を手にしました。
出典・参考:Honda公式(K20C型開発経緯・280馬力目標から300馬力超への方針転換)/Webモーターマガジン(八木久征氏インタビュー・ニュルブルクリンク挑戦秘話)。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型式・世代 | FK2型(第4世代シビック タイプR) |
| 発表・発売 | 2015年3月発表(ジュネーブモーターショー)、2015年12月7日発売(日本仕様) |
| 日本国内導入 | 2016年、抽選750台限定 |
| ベース車両 | 欧州仕様9世代目シビック 5ドアハッチバック |
| 生産拠点 | イギリス・スウィンドン工場(欧州ホンダ) |
| エンジン | K20C1型 2.0L 直列4気筒 VTECターボ(直噴) |
| 最高出力 | 310PS/6,500rpm |
| 最大トルク | 400Nm(40.8kgf-m)/2,500-4,500rpm |
| 0-100km/h加速 | 5.7秒 |
| 最高速 | 270km/h |
| 駆動方式 | FF(前輪駆動) |
| トランスミッション | 6速MT |
| サスペンション | デュアルアクシスストラット(フロント)+アダプティブダンパーシステム |
| ニュルブルクリンク北コース | 7分50秒63(2015年当時FF市販車世界最速) |
| 日本仕様新車価格 | 428万円 |
出典・参考:car.greeco-channel.com(スペック・維持費詳細)/carsensor.net(日本導入750台・抽選倍率の情報)。数値は資料により若干の幅があるため、詳細は各一次情報でご確認ください。
FK2は今いくら?750台限定の希少性
FK2は日本国内で抽選750台という限定導入だったこともあり、中古市場でも希少性の高い一台です。2026年時点のデータでは、グーネット中古車での掲載価格帯はおおむね240万〜470万円程度とされています。
- 掲載価格帯(グーネット等):約240万〜470万円(2026年時点の目安)
- 買取相場(走行距離別・目安):0〜3万km 300〜350万円/3〜6万km 270〜320万円/6〜10万km 250〜300万円/10〜15万km 220〜270万円/15万km〜 190〜240万円
- 新車時価格:428万円(2015年・日本仕様)
- 総評:750台限定・発売から約10年経過で市場流通台数が少なく、状態の良い個体はプレミア化の傾向
※相場は時期・状態・走行距離・個体のヒストリーで大きく変わります。750台限定というモデルの性質上、市場データにも限りがあるため、最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。
「GT7で惚れて、いつか本物のFK2を」。その前に、いま乗っている愛車の"本当の価値"を知っておきませんか。希少車の相場が動いている今は、手放す側にとっても情報収集の価値があるタイミングです。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
グランツーリスモ7のFK2|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には、FK2が「Honda Civic Type R (FK2) '15」として収録されています。
- Stock PP:513前後(パワー約305HP・重量約1,380kg)
- 駆動方式:FF(前輪駆動・ターボ車)
- ゲーム内価格:42,800Cr前後
- 入手方法:ブランドセントラル、またはルーレットチケット報酬
PP513というレンジは、同じくGT7に収録されているFK8(Limited Edition・PP529〜531前後)と比べるとやや控えめな数値。実車の出力差(FK2:310PS→FK8:320PS)がそのままゲーム内の性能差として反映された格好です。ターボならではの分厚いトルクで、コーナー立ち上がりから一気に加速していく感覚は、NAの高回転文化で育ってきたタイプRとはまったく違う気持ちよさがあります。「タイプRが初めてターボになった年の一台」を、ぜひ体感してみてください。
出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・Stock PP513、ゲーム内価格42,800Cr、入手方法)/gtdb.io、gtplus.app(同データの相互確認)。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でFK2をさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。ターボの分厚いトルクを操る楽しさが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を"実車感覚"で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、"自分でハンドルを握る"運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は"より実車に近づく"ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も"快適"に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
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※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車FK2を所有・維持する費用
FK2は2015〜2016年デビューの、しかも750台限定という希少車です。
維持費は一般的なスポーツカーよりやや高めになりがちです(専用パーツの希少化、車両保険料の高さ、消耗品の入手性等)。
年間の目安はこのくらいです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(2.0L級) | 約39,500円 |
| 任意保険(スポーツカー・車両保険込み) | 約12〜25万円 |
| 車検(2年分を1年換算) | 約8〜15万円 |
| 整備・部品(専用エアロ・希少パーツ) | 約15〜40万円 |
| タイヤ(スポーツタイヤ・摩耗早め) | 約8〜15万円 |
| 燃料・消耗品 | 約15〜25万円 |
| 年間合計(目安) | 約60〜135万円 |
さらに、購入費が240万〜470万円程度(前章の中古相場)かかります。
② GT7で"実車感覚"を味わう機材コスト
一方、GT7でFK2を「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 240〜470万円程度 + 毎年 60〜135万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車の1〜2年分の維持費以下でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、ターボの分厚いトルクで一気に加速していく感覚まで、かなり実車に近い感覚で走れます。
「いつか本物のFK2を」と思っている人も、それまでの間はGT7で憧れの一台に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく"実車感覚"に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
実車のFK2に触れる|展示・イベント
「750台限定なんて、本物を見る機会なんてないのでは」と思うかもしれませんが、展示やイベントで出会える機会はあります。ただし、FK8のように専門レンタカー店での取り扱いは、2026年時点の調査では確認できませんでした。希少性の高さゆえの現実として、正直にお伝えします。
🏁 集まる・見る|ミーティング&イベント
自分で乗らなくても、オーナーが集まるイベントに行けば、実車を間近で見て・音を聞いて・オーナーと語り合えます。
FK2を含む歴代タイプRが集う、大規模なイベントもあります。
- Honda All Type R World Meeting…モビリティリゾートもてぎで例年5月に開かれる、歴代ホンダ・タイプRが集う国内最大級のオーナー主催オフ会。FK2(第4世代シビックタイプR)も参加対象で、2026年は813台ものタイプRが集結しました。見学(ギャラリー)での参加もできます。
※開催日・会場・参加条件(対象世代・募集枠)は年により変わります。違法改造車は参加不可などの主催ルールもあるため、参加・来場前に必ず公式サイト・SNSで最新情報をご確認ください。
※紛らわしいですが、ホンダ公式の有料走行プログラム「CIVIC TYPE-R MEETING」は現行型(FL5/FK8)専用のトラックデイイベントで、上記のオーナー主催オフ会とは別物です。お間違いなく。
※レンタカーでの試乗を希望する場合は、旧車・スポーツカー専門のレンタカー店に個別にお問い合わせいただくのが確実です(FK2固有の常設プランは2026年時点で確認できていません)。
FK2を見て楽しむ|ゲーム・カルチャー・グッズ
🎮 Need for Speedシリーズでの常連
FK2は、頭文字D(イニシャルD)のような日本の走り屋漫画・アニメには登場しません(頭文字Dで描かれたシビックタイプRは、あくまでEK9世代です)。その代わりFK2は、Need for Speedシリーズで繰り返し取り上げられている常連車種です。「Need for Speed: Payback」(2017年)のカスタマイズ映像やオフロードレース映像に登場したのを皮切りに、「Need for Speed: Edge」「Need for Speed: Heat」「Need for Speed: Unbound」にも収録されています。
出典・参考:Need for Speed Wiki(Fandom)「Honda Civic Type R (FK2)」(Payback/Edge/Heat/Unboundへの収録記録)。
🏛️ 本物を見に行く:ホンダコレクションホール(もてぎ)
FK2の実車を間近で見たいなら、栃木県のモビリティリゾートもてぎ「ホンダコレクションホール」がおすすめです。歴代ホンダ車を一堂に見られる、クルマ好きにはたまらない場所です。
※展示車両は入れ替え・貸出で変わることがあります。お出かけ前に公式で展示状況をご確認ください。
出典:ホンダコレクションホール(モビリティリゾートもてぎ)公式
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー(プラモ・ミニカー)
「実車はなかなか手が出ない…」という方も、モデルカーやプラモデルならFK2を手元に置いて楽しめます。眺めて、撮って、コレクションして、GT7で乗り込んだ愛車を、リアルでも飾ってみませんか。定番はタカラトミー トミカプレミアム「ホンダ シビック タイプR (FK2)」(1/64スケール)です。
📚 もっと知りたい人へ(おすすめ書籍)
『歴代ホンダ・タイプRのすべて』(モーターファン別冊)で、開発者インタビューやFK2のカタログを収録した、タイプR入門の定番ムック。FK2を含む歴代タイプRの開発秘話が詰まった一冊です。
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FK2のよくある質問
Q. シビックタイプR FK2とは?
A. 2015年に発売された、ホンダ第4世代シビック タイプR(型式FK2)です。K20C1型2.0L直噴VTECターボエンジンを搭載し、最高出力310PSを発揮。タイプR史上初めてターボエンジンを採用したモデルであり、2012年から途絶えていたタイプRの歴史を復活させた一台でもあります。日本には抽選750台限定で導入されました。
Q. FK2のスペック(馬力・重量)は?
A. エンジンはK20C1型2.0L直4VTECターボ、最高出力310PS/6,500rpm、最大トルク400Nm(40.8kgf-m)/2,500-4,500rpm、駆動方式はFF、0-100km/h加速5.7秒、最高速270km/hです。
Q. FK2は本当に「タイプR史上初のターボ化」なんですか?
A. はい。Honda公式サイトの技術解説ページによれば、K20C型エンジンが初めて搭載されたのは2015年のFK2型シビック タイプRです。歴代タイプRはEK9・DC2・FD2まで一貫して高回転NA型エンジンを採用しており、FK2で初めてターボチャージャーが組み合わされました。後継のFK8(2017年)はこのFK2のK20C系エンジンを310PSから320PSへ引き上げた発展形であり、ターボ化という転換点そのものはFK2が担っています。
Q. FK2とFK8の違いは何ですか?
A. FK2(2015年)はタイプR史上初のターボ化を果たした第4世代・最高出力310PSです。FK8(2017年)はそのK20C系エンジンを熟成させた発展形で、最高出力320PSに引き上げられています。FK2が「ターボ化という決断」を担った一台なら、FK8は「その技術を熟成させた」一台という関係です。
Q. FK2はニュルブルクリンクで本当にFF世界最速だったの?
A. 2015年当時の記録としては事実です。FK2はニュルブルクリンク北コースで7分50秒63のタイムをマークし、それまでのFF市販車のレコードを更新しました。ただしこの記録はその後、後継モデルによってさらに更新されています。「2015年当時のFF市販車世界最速」という文脈で理解してください。
Q. グランツーリスモ7でFK2に乗れる?
A. 乗れます。「Honda Civic Type R (FK2) '15」としてグランツーリスモ7に収録されており、ブランドセントラルまたはルーレットチケットの報酬として入手できます。Stock PPは513前後、ゲーム内価格は42,800Cr前後です(収録内容・価格はアップデートで変動します)。
FK2は「タイプRをターボへ導いた」復活の一台
ホンダ シビックタイプR(FK2)は、2012年に一度途絶えたタイプRの歴史を、2015年に3年ぶりに復活させた第4世代です。そして何より、タイプR史上初めてターボエンジンを搭載したという、歴史的な転換点を担った一台でもあります。25年以上守られてきた高回転NAの伝統に別れを告げ、K20C1型2.0Lターボで310PSを発揮。ニュルブルクリンク北コースでFF世界最速記録を打ち立てました。
大型リアウィングをはじめとする過激な空力デザインは好みが分かれるところですが、それも「FF最速」を本気で狙った証。イギリス・スウィンドン工場で生産され、日本には抽選750台という狭き門で導入された希少性も、この一台の物語に厚みを加えています。後継のFK8はこのFK2のエンジンを熟成させた発展形であり、FK2は「タイプRをターボへ導いた」転換点そのものと言える存在です。
実車は希少性ゆえに専門レンタカーでの試乗機会こそ限られますが、グランツーリスモ7なら「Honda Civic Type R (FK2) '15」としてそのまま収録されており、維持費を気にせず"復活の一台"のステアリングを握れます。ぜひGT7で、タイプR史上初のターボが生み出す分厚いトルクを味わってみてください。
ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、FK2は"タイプR復活"にふさわしい一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
シビックタイプR系譜・兄弟モデルもチェック
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