プジョー RCZ GT Line(アールセットゼット ジーティーライン)とは|"ダブルバブルルーフ"の秘密とアウディTTに挑んだデザインクーペ・スペックと中古相場・GT7での乗り方

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Peugeot RCZ GT Line(プジョー アールセットゼット ジーティーライン)とは、プジョーが2010年に発売した2+2クーペ「RCZ」の中間〜上位グレードで、2015年に追加された専用フロントグリル・ダブルエキゾースト・19インチホイール・ブラックレザー×赤ステッチ内装をまとったスタイリッシュ仕様です。もっとも目を引く特徴は、屋根の中央がくぼみ左右がふくらむ「ダブルバブルルーフ」。プジョーが「本気で作ったデザインクーペ」として、アウディTTやMINIクーペと並ぶプレミアムコンパクトクーペ市場に殴り込みをかけた1台です。

この記事では、RCZというクーペが生まれた経緯・ダブルバブルルーフの由来・デザイン賞の受賞歴から、中古相場、そしてGT7(グランツーリスモ7)での乗り方まで、まるごと解説します。同じプジョーのホットハッチ「208 GTi」とは狙いがまったく違う、"走りより顔で勝負した"クーペの魅力を知っていってください。

目次

🏁実車の魅力

プジョーが"本気で作った"デザインクーペ|RCZ誕生の物語

ルーキールーキー
RCZって、プジョーのコンパクトカーとは全然違う雰囲気の車ですよね。もともとは何だったんですか?
ハマ学長ハマ学長
2007年のフランクフルトショーで発表された「308 RCZ」っちゅうコンセプトカーが原点じゃ。あまりに評判が良すぎて、ほぼそのままの姿で市販化されたんじゃよ。

2007年9月のフランクフルトモーターショー。プジョーのブースに展示された1台のコンセプトカーが、来場者の視線を集めました。「308 RCZ」と名付けられたそのクーペは、当時のコンパクトカー「308」をベースにしながらも、ワイド&ローで、キャビンが前方に寄ったミッドシップ風のフォルムを持ち、屋根の中央からリアウインドウにかけてくぼみを作る、見慣れない造形を採用していました。

ショーカーへの反響は大きく、市販化を望む声が各方面から寄せられました。プジョーはその声に応え、2009年9月の同じフランクフルトショーで市販版を発表。ネーミングからは「308」の文字が外され、単独の「RCZ」という車名になりました。ここには実は、プジョーの命名ルールをめぐる小さな"事件"が隠れています。プジョーは1929年の「201」以来、車名の中央にゼロ(0)を置くという伝統的な命名則を守り続けてきたブランドでした。RCZという車名は、その約80年続いたルールを初めて破ったモデルだったのです。

出典・参考:プジョー・RCZ(Wikipedia)(2007年フランクフルトショー「308 RCZ」・2009年市販版発表・車名にゼロを置かない命名則の初の例外)/Webモーターマガジン(コンセプトカーからの経緯)。

ルーキールーキー
80年守ってきたルールを破ってまで、単独の車名にしたかったんですね。それだけ気合が入ってたということか。
ハマ学長ハマ学長
その通り。RCZは「プジョーのコンパクトカーの1バリエーション」ではなく「プジョーが本気で作った独立したデザインクーペ」として世に出したかったんじゃろうな。

市販版RCZは2010年4月(国・地域によっては7月)に発売。コンセプトカー段階のデザインをほぼそのまま市販化したことで、「ショーカーがそのまま街に出て来たようなインパクト」と評されるほどの完成度を実現しました。ここから、プジョーのラインアップに"顔で勝負するクーペ"としてRCZの歴史が始まります。

🌀デザインの核心

「ダブルバブルルーフ」とは|ザガート由来のクラシックデザイン言語

ルーキールーキー
RCZといえば、あの屋根のふくらみですよね。あれ、ただのデザインなんですか?それとも意味があるんですか?
ハマ学長ハマ学長
「ダブルバブルルーフ」っちゅう名前でな、見た目だけじゃなく、ちゃんと理由があるデザインなんじゃ。しかもクラシックカーの世界に伝わる、由緒ある形なんじゃよ。

RCZの外観でもっとも特徴的なのが、ルーフ中央からリアウインドウにかけて縦にくぼみが入り、その左右が緩やかに盛り上がった「ダブルバブルルーフ」です。屋根材にはアルミニウムまたはカーボンが使われ、光の当たり方によって陰影が変わる、彫刻のような造形になっています。

このデザイン言語の起源は、イタリアの老舗コーチビルダー「ザガート(Zagato)」にあります。ザガートは1920年代から、双眼状に盛り上がったルーフをアルファロメオなど特注ボディに採用し続けてきた工房で、航空機の胴体製造技術を応用した軽量かつ空力に優れたボディ作りで知られ、このダブルバブルルーフはザガートを象徴するデザインの1つとして、コーチビルドの世界で独自の様式として定着しています。RCZのデザインを主導したのは、ドイツ出身でプフォルツハイム大学の交通デザイン学科を卒業したボリス・ラインメラー(Boris Reinmöller)。コンセプトカーの段階から一貫してこの造形を手がけました。

出典・参考:ユニバース(ダブルバブルルーフが特徴的なプジョー RCZ)(ザガート起源・ボリス・ラインメラー担当・機能面の解説)/Peugeot RCZ Forum(RCZ Designer)(デザイナー情報)。

※ダブルバブルルーフの由来には諸説あり、プジョー社内のクラシックカーからインスピレーションを得たという解説も一部に見られますが、本記事では複数の情報源で確認できたザガート起源説を軸にご紹介しています。

ルーキールーキー
単なる見た目のインパクトじゃなくて、ちゃんと機能もあるんですね。
ハマ学長ハマ学長
そこがRCZの面白いところじゃ。ルーフ全体の高さを下げて空気抵抗を減らしながら、左右の盛り上がりで乗員の頭上空間をちゃんと確保しとる。デザインと実用性を同時に成立させとるんじゃよ。

ダブルバブルルーフに加えて、Aピラーからリアにかけて続く「アルミニウムアーチ」もRCZを特徴づける要素です。流麗な曲線で構成された外観全体が、コンセプトカーの造形をほぼそのまま市販化したものであり、当時の自動車誌でも「ショーカーがそのまま街に出て来たようなインパクト」と評されました。

⚙️グレード変遷

エンジンとグレードの歩み|156PS・200PSからGT Lineへ

ルーキールーキー
GT Lineって、RCZの中でどのあたりの位置づけのグレードなんですか?
ハマ学長ハマ学長
2015年に追加された、見た目と内装をよりスポーティに仕立てたグレードじゃ。まずはRCZ全体のエンジン・グレードの歩みから説明しよう。

発売当初のRCZには、1.6L直4ツインスクロールターボエンジンが搭載され、156PS版(115kW/5,800rpm・240Nm/1,400rpm)200PS版(147kW・275Nm)の2タイプが用意されました。200PS版は回転を上げるにしたがって活発さを増すエンジンと、308シリーズから流用しながらも専用に固められたサスペンションの組み合わせで、スポーティな走りを楽しめる性能を発揮しました。

2012年にはマイナーチェンジが実施されます。メカニカルな部分に変更はないものの、グリルの開口部を小型化し、ブラックライトユニットやLEDポジションランプを備えるなど、主にフロント周りのフェイスリフトが行われ、従来よりもシックな印象を与えるスタイリングになりました。

そして2015年、GT Lineが追加されます。専用のフロントグリルやダブルエキゾーストパイプ、19インチホイールなどを備えるほか、インテリアがブラックレザーに赤ステッチを配した仕様になるなど、よりスポーティなルックスを持つグレードとして設定されました。

出典・参考:プジョー・RCZ(Wikipedia)(156PS/200PSの2タイプ・2012年マイナーチェンジ内容・GT Line追加)。

🏆受賞歴

デザイン賞と機能性への評価|見た目だけじゃない実用性

ルーキールーキー
これだけ個性的な見た目だと、実用性は犠牲になってそうですね…。
ハマ学長ハマ学長
それが意外と違うんじゃ。RCZは見た目の奇抜さとは裏腹に、しっかり実用性も両立させとる。だからこそ、デザイン賞も獲得しとるんじゃよ。

RCZは、そのデザインと走りの良さが高く評価され、「2010-2011日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞」を受賞。さらに第31回RJCカー・オブ・ザ・イヤーでは「10ベストカー」にも選出されました。奇抜に見えるデザインが、単なる話題作りではなくきちんとした評価を得ていたことがわかります。

見た目のインパクトとは裏腹に、機能性の高さもRCZの隠れた美点です。2+2クーペというボディタイプでありながら、トランクルームは後部座席使用時で321リットル、リアシート格納時で639リットルの容量を確保。「ふたり分のゴルフバッグが楽々と収納できる」と評されるほどで、このボディタイプでこれだけのトランク容量を確保しているモデルは数少ないとされています。

出典・参考:Webモーターマガジン(トランク容量321L/639L・実用性の評価)/nextage.jp(受賞歴)。

👑最上級グレード

RCZ Rとは|GT Lineとは別物の270PSモンスター

ルーキールーキー
「RCZ R」っていうグレードも聞いたことがあるんですが、GT Lineとどう違うんですか?
ハマ学長ハマ学長
大事なポイントじゃ。GT Lineは外観・内装をスポーティに仕立てたグレード。RCZ Rはエンジン出力そのものを引き上げた、まったく別の最上級グレードなんじゃよ。混同しやすいから、しっかり区別しておこう。

プジョーのモータースポーツ部門「プジョースポール」がチューニングを手がけたRCZ Rは、日本市場では2014年4月に150台限定で導入されました。同じ1.6L排気量のまま最高出力270PS(199kW)/6,000rpm、最大トルク330Nm(33.7kgm)/1,900rpmまで引き上げられ、発表当時は「1.6Lの市販車エンジンとして世界最高の比出力」と謳われるほどの高性能ユニットでした。トランスミッションは6速MTのみ、専用チューニングで車高を10mm下げ、ホールド性を高めた専用バケットシートが与えられています。

世界での総生産台数はわずか3,054台。日本市場には150台限定で導入されたのち、2015年9月にはカーボンルーフを装備した最終限定モデルが30台のみ追加販売されました。

つまり、GT Lineは「見た目と内装をスポーティに仕立てたスタイル訴求グレード」であり、RCZ Rは「エンジンそのものを270PSまで引き上げた走り訴求の最上級グレード」。両者は名前こそ似ていますが、狙いも中身もまったく異なるグレードだと理解しておくと、中古車選びの際にも混乱しません。

出典・参考:openers.jp(270psを誇る最強の「RCZ R」国内発売)(270PS・150台限定・6速MT専用)/ワイエムワークス(世界生産3,054台)。

※本記事の主役は「GT Line」です。RCZ Rはあくまで比較対象として紹介しており、GT LineがそのままRCZ R相当の性能を持つわけではありません。

🥊ライバル比較

アウディTT・MINIクーペとの三つ巴|プレミアムコンパクトクーペ戦争

ルーキールーキー
同じ時代に、似たようなコンセプトの車ってあったんですか?
ハマ学長ハマ学長
代表格はアウディTTじゃな。デザインで選ばれるコンパクトクーペという市場そのものが、当時ちょっとした激戦区じゃったんじゃよ。

RCZが参入した「デザインで選ばれるプレミアムコンパクトクーペ」市場では、アウディTTが代表的なライバルとして比較されてきました。プレミアムメーカーらしいしっかりとした作り込みと高級感、高い走行性能が魅力のアウディTTに対し、RCZはロー&ワイドで躍動感のあるスタイリングや機能的なインテリア、実用的なラゲッジルーム、1.6Lターボによる軽快な走りが持ち味です。デザインの方向性も対照的で、RCZがダブルバブルルーフによる流線型の丸みを帯びたボディなのに対し、TTはシャープで直線的、シンプルで洗練されたデザインを特徴としています。

パフォーマンス重視ならアウディTTが優位という評価が多い一方、デザインの個性や日常使いの実用性(トランク容量の広さ)を重視するなら、RCZも十分に魅力的な選択肢という評価が一般的です。もう1台、同時期に「小さく・個性的で・デザインで選ぶ」というコンセプトを共有していたのがMINIクーペ。3台とも「実用一辺倒ではない、デザインとキャラクターで選ぶコンパクトクーペ」という共通項を持ちながら、それぞれ異なる個性で市場に存在感を放っていました。

出典・参考:ユニバース(似て非なる2台。アウディTTとプジョーRCZ)(デザイン・性能・価格帯の比較)。

🌅生産終了

なぜRCZは終わったのか|市場縮小ではなくブランド戦略の転換

ルーキールーキー
こんなに評価されてたクーペなのに、なんで後継車が出なかったんですか?
ハマ学長ハマ学長
売れなかったからじゃないんじゃ。プジョーというブランドそのものの方針転換に巻き込まれた形なんじゃよ。

RCZの生産は段階的に終了しました。156PSのTHPモデルが2015年5月に生産を終え、ディーゼルモデルが夏のうちに続き、200PSモデルとRCZ Rは最後まで残って2015年9月18日に生産終了となりました。

興味深いのは、この終わりの判断が市場の縮小によるものではなく、ブランド戦略の転換によってもたらされたという点です。2015年4月の上海モーターショーで、当時のプジョーブランドディレクターが「108からトップレンジのモデルに集中するため、ニッチなモデルを削ぎ落とす」方針を明言し、RCZはその対象となりました。後継モデルは登場しませんでしたが、この約6年間のクーペづくりがプジョーのデザイン姿勢に残したものは、販売台数だけでは測れないものがあります。

出典・参考:3列輸入車のある生活をとことん楽しむブログ(プジョーRCZ終了)(生産終了時期・ブランド戦略転換の経緯)。

💰中古相場

RCZ GT Lineは今いくら?中古市場での実勢価格

ルーキールーキー
RCZって、中古だといくらくらいで買えるんですか?
ハマ学長ハマ学長
グレード全体でならおおむね30万〜300万円くらいの幅がある。GT Lineは中間からやや上位の相場帯、希少なRCZ Rは上位に位置する傾向じゃな。

プジョーRCZは日本国内でも正規販売され、無印・GT Line・RCZ Rを含むグレード全体が一定台数流通しています。中古車情報サイトの実勢を見ると、幅はやや広めですがおおむね30万〜300万円程度が相場の目安です。

  • グーネット中古車:掲載約83〜90台、価格帯23万〜295万円程度
  • MOTA:中古車価格相場43万〜312.4万円
  • ナビクル:平均価格157.1万円、価格帯38.0万〜365.0万円

2015年に追加されたGT Lineは、専用グリル・ダブルエキゾースト・19インチホイール・レザー内装という専用装備込みで、標準グレードよりもやや上の相場帯に位置する傾向があります。さらに希少なRCZ R(国内150台限定+最終30台)は、玉数自体が極めて少なく、状態の良い個体は相場の上位に位置します。なお、プロ向けの相場調査では2026年2月時点で「3ヶ月連続の値下がりランキング1位」を記録したというデータもあり、相場は下落傾向が続いている点も押さえておきたいポイントです。輸入車のため、部品供給や整備は正規ディーラーまたは輸入車専門店での対応が中心になります。

出典・参考:グーネット中古車(RCZ価格帯・掲載台数)/MOTA(中古車価格相場)/ナビクル(平均価格・価格帯)。

※相場は時期・状態・走行距離・仕入れ地域で大きく変わります。あくまで参考としてご覧ください。最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。

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🎮GT7の基本

グランツーリスモ7のRCZ GT Line|スペックと入手方法

Peugeot RCZ GT Line (T7R5F) '15 グランツーリスモ7/GT7 の解説
ルーキールーキー
GT7だと、RCZ GT Lineってどんな数字なんですか?
ハマ学長ハマ学長
「Peugeot RCZ GT Line '15」という表記で収録されとる。PP427、152HPで重さは約1,350kg。ブランドセントラルで手に入るぞ。

グランツーリスモ7には、RCZ GT Lineが「Peugeot RCZ GT Line '15」という正式表記で収録されています。

  • PP(パフォーマンスポイント):427
  • 最高出力:152HP
  • 車両重量:約1,350kg
  • 駆動方式:FF(前輪駆動)・ターボ直4フロントエンジン
  • 価格:46,600Cr
  • 入手方法:ブランドセントラル

PP427というレンジは、GT7では中量級のFF車として扱われる数値帯です。ダブルバブルルーフという個性的な外観そのままに、ゲーム内でも収集・観賞・コレクション目的で人気の1台です。収録内容・価格はゲームアップデートにより変動する場合があるため、最新情報は公式でご確認ください。

出典・参考:gtplus.app(Peugeot RCZ GT Line '15 in GT7)(PP427・152HP・1,350kg・46,600Cr・ブランドセントラル入手)/kudosprime.com(スペック裏取り)。

🎮ハンコン

ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド

ルーキールーキー
RCZみたいなFF車って、コントローラーでも十分楽しめますか?
ハマ学長ハマ学長
コントローラーでも十分楽しめるぞ。ただ、ハンコンを使えば、RCZの軽快な足回りの動きがもっと繊細に伝わってくる。せっかくならハンコンで乗ってみてほしいのう。

RCZ GT Lineのようなコンパクトなクーペは、コーナーでの重心移動や、ステアリングの切り返しの感触が走りの楽しさの核心です。ハンドルコントローラー(通称ハンコン)を使うと、コントローラーでは伝わりにくい微妙な荷重変化やグリップの限界を、手元でリアルに感じ取れるようになります。

まずはエントリークラスのハンコンから始めて、慣れてきたらレーシングコックピットや、没入感を高めるPS VR2を追加していくのがおすすめです。買い切りの機材なので、一度そろえれば長く使えます。

⚖️コスパ比較

実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較

ルーキールーキー
中古が手の届く価格なら、実車もアリかなって思っちゃいます。
ハマ学長ハマ学長
車両価格は手が届く水準じゃが、輸入車ならではの維持費は見ておく必要がある。ゲームなら、その心配なしで"ダブルバブルルーフの世界観"だけ味わえるんじゃ。

① 実車RCZ GT Lineを所有・維持する費用

ルーキールーキー
輸入車の維持費って、国産車と比べてどのくらい違うんですか?
ハマ学長ハマ学長
部品代・整備工賃が国産より高めになりがちじゃ。車両価格が安くても、維持費まで含めて考えるのが大事よ。

RCZ GT Lineは輸入車で、車両本体の中古価格は手が届きやすい水準まで下がっています。
ただし、部品代・整備工賃は国産車より高めになりがちで、輸入車専門店での対応が中心になります。
年間の目安はこのくらいです。

項目年間の目安
自動車税(1.6L級)約34,500円
任意保険約6〜15万円
車検(2年分を1年換算・輸入車専門店前提)約6〜13万円
整備・部品(輸入部品含む)約8〜25万円
駐車場・保管約6〜30万円
燃料・消耗品約9〜16万円
年間合計(目安)約34〜93万円

これに加えて、購入費30万〜300万円程度(前章の中古相場)がかかります。

② GT7で"実車感覚"を味わう機材コスト

ルーキールーキー
ゲームの機材も、けっこう高いのでは?
ハマ学長ハマ学長
一式そろえても、実車の年間維持費とそこまで変わらんか、むしろ安いくらいじゃ。しかも買い切りで、あとはほぼタダよ。

一方、GT7でRCZ GT Lineを「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。

機材価格の目安
PS5本体約6.6〜8万円
グランツーリスモ7(ソフト)約6,000〜9,000円
ハンドルコントローラー(エントリー)約2.5〜4万円
レーシングコックピット(任意)約2〜5万円
PS VR2(任意・没入感アップ)約7.5万円
一式(目安)初期 約10〜25万円+以降ほぼ0

③ コスパ比較の結論

ルーキールーキー
実車の維持費とゲームの初期費用、そこまで変わらないくらいなんですね。
ハマ学長ハマ学長
じゃな。しかもゲームなら事故も故障も盗難もない。まずはハンコンから、ダブルバブルルーフの下で待つ足回りの動きを体感してみるのがおすすめじゃ。
結論:ゲームは「実車1年分の維持費相当」で一式そろう
  • 実車:初期 30〜300万円程度 + 毎年 34〜93万円
  • ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0

ゲーム機材一式は実車の年間維持費とほぼ同水準か、それ以下でそろい、しかも事故・盗難・故障リスクの心配なし。ハンコン+VRを使えば、RCZならではの軽快なコーナリング感覚まで、かなり実車に近い形で味わえます。

「中古なら手が届きそう」と思っている人も、まずはGT7でRCZ GT Lineのダブルバブルルーフを眺めながら走りを体感してから、実車購入を検討するのもひとつの方法です。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく"実車感覚"に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。

🚗実車に触れる

実車のRCZ GT Lineに触れる|試乗・購入・イベント

ルーキールーキー
国内で正規販売されてたなら、実際に試乗したりできそうですね!
ハマ学長ハマ学長
その通りじゃ。国内に正規輸入された世代じゃから、プジョー正規ディーラーの認定中古車で現物を見られるし、専門店経由で試乗できることも多いぞ。

RCZ GT Lineは日本国内で正規販売された世代のため、プジョー正規ディーラーの認定中古車や、輸入車専門の中古車販売店で現物を確認しやすいのが特徴です。オーナーズクラブとしては、プジョー車全般を対象にした愛好家コミュニティが各地に存在し、ミーティングや情報交換の場として活用されています。実車購入を検討する際は、ダブルバブルルーフを構成するアルミニウム(またはカーボン)パネルの状態や、専用装備であるレザーシートの状態を、整備記録簿とあわせて確認しておくと安心です。

なお、走行体験の提供状況やイベント開催情報は流動的なため、利用を検討する場合は各正規ディーラー・専門店・オーナーズクラブへ事前にお問い合わせください。

出典・参考:プジョー正規ディーラー公式情報(認定中古車の取り扱い)。※取り扱い状況・イベント開催は変動します。最新は各店舗の公式でご確認ください。

📸見て楽しむ

RCZを見て楽しむ|デザイン賞・グッズ・書籍

ルーキールーキー
RCZのダブルバブルルーフって、他のプジョー車のデザインにも影響を与えたんですか?
ハマ学長ハマ学長
直接の後継車はなかったが、RCZが挑戦したデザイン言語は、その後のプジョー車のスタイリングにも受け継がれていったと言われとる。RCZは"プジョーのデザインが変わった"象徴的な1台なんじゃよ。

🎨 デザインアイコンとしての評価

RCZは、「2010-2011日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞」「第31回RJCカー・オブ・ザ・イヤー10ベストカー」という2つの評価を得ただけでなく、自動車専門メディアの試乗記でも「ショーカーがそのまま街に出て来たようなインパクト」と評されるなど、コンセプトカーの造形をほぼそのまま市販化したという点で、デザイン史に残る1台として語られることが多いモデルです。ザガート由来のダブルバブルルーフというクラシックなデザイン言語を、2010年代の量産車に持ち込んだ点も、デザイン業界的に注目された理由の1つです。

出典・参考:Webモーターマガジン(コンセプトカーのままの完成度への評価)。

🌟 プレミアムコンパクトクーペとしての立ち位置

前章で紹介した通り、RCZはアウディTTやMINIクーペと並んで語られる「デザインで選ぶプレミアムコンパクトクーペ」の一角として評価されてきました。パフォーマンス面での評価はライバルに譲る場面もありましたが、唯一無二のダブルバブルルーフによる個性と、2+2クーペとは思えない実用的なラゲッジスペースの両立で、独自のファンを獲得した1台です。

🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー

手元でRCZ GT Lineを楽しむなら、ミニカー・プラモデルの選択肢があります。国内外のダイキャストメーカーからRCZをモチーフにした縮尺モデルが販売されており、ダブルバブルルーフの曲面や専用19インチホイールを手元で楽しめます。

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📖 書籍

RCZについてもっと深掘りしたいなら、当時発行された自動車専門誌の試乗特集やカタログアーカイブが参考になります。国内自動車誌には発売当初の試乗記事や、デザインの背景を掘り下げた特集記事なども掲載されています。

📣 目撃情報募集

今でも街角でRCZ、特に希少なGT LineやRCZ Rを見かけたという方は、ぜひお問い合わせフォームから情報をお寄せください。ダブルバブルルーフは今見てもかなり目立つので、意外と身近で出会えるかもしれません。

FAQ

RCZ GT Lineのよくある質問

Q. Peugeot RCZ GT Lineとは、どんな車ですか?
A. プジョーの2+2クーペ「RCZ」に2015年追加された中間〜上位グレードで、専用フロントグリル・ダブルエキゾースト・19インチホイール・ブラックレザー×赤ステッチ内装を備えます。屋根中央がくぼむ「ダブルバブルルーフ」が最大の特徴です。

Q. ダブルバブルルーフとは何ですか?
A. 屋根の中央に縦のくぼみが入り、左右がわずかに盛り上がったデザインで、イタリアの老舗コーチビルダー「ザガート」に由来する様式です。ルーフ高を下げて空力を稼ぎつつ、頭上空間も確保する機能的な形状です。

Q. RCZ GT LineとRCZ Rの違いは何ですか?
A. GT Lineは外観・内装を専用装備でスポーティに仕立てたグレードです。一方RCZ Rは、プジョースポールのチューニングでエンジン出力を270PSまで引き上げた最上級グレードで、6速MT限定・世界生産3,054台という希少モデルです。両者は狙いも中身も異なります。

Q. RCZのライバル車は何ですか?
A. 同時代のプレミアムコンパクトクーペとして、アウディTTやMINIクーペがよく比較対象になりました。総合的な走行性能ではアウディTTが優位とされる一方、RCZはデザインの個性と実用的なラゲッジスペースで評価されています。

Q. RCZの中古相場はいくらですか?
A. グレード全体の実勢では、おおむね30万〜300万円程度が目安です。GT Lineは中間からやや上位帯、希少なRCZ Rは相場の上位に位置する傾向があります。最新は各中古車ポータルでご確認ください。

Q. グランツーリスモ7でRCZ GT Lineに乗れますか?
A. 乗れます。「Peugeot RCZ GT Line '15」として収録されており、ブランドセントラルで入手できます(収録内容・価格はアップデートで変動します)。

📝まとめ

RCZ GT Lineは「プジョーが本気で作った」デザインクーペの結晶

Peugeot RCZ GT Lineは、2007年のコンセプトカー「308 RCZ」がほぼそのまま市販化された、プジョーの本気度を象徴するデザインクーペです。屋根中央がくぼみ左右がふくらむ「ダブルバブルルーフ」は、イタリアの老舗コーチビルダー・ザガートに由来するクラシックなデザイン言語であり、空力性能と乗員の頭上空間を同時に成立させる機能美でもあります。

2015年に追加されたGT Lineは、専用グリル・ダブルエキゾースト・19インチホイール・レザー内装をまとったスタイル訴求グレード。270PSの最上級グレード「RCZ R」とは狙いも中身も異なる存在ですが、どちらも「2010-2011日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞」を獲得したRCZというクーペの魅力を、それぞれの形で体現しています。アウディTTやMINIクーペと並ぶプレミアムコンパクトクーペ市場で、実用的なラゲッジスペースと個性的なデザインを両立させた1台として評価され続けています。

グランツーリスモ7なら「Peugeot RCZ GT Line '15」としてそのまま収録されており、ブランドセントラルで気軽に手に入れられます。ハンコンでRCZの軽快な足回りを体感すれば、なぜこの1台が「プジョーが本気で作ったクーペ」と評されるのか、きっと実感できるはずです。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。

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