Pontiac Firebird Trans Am (1th Gen) '78【GT7/グランツーリスモ7】
独自のスペシャルエンジンを積んだ70年代を代表するマッスルカー
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Pontiac Firebird Trans Am (1th Gen) '78の公式解説

かつて、ゼネラルモーターズにおいてスポーティなアッパーブランドという立ち位置を担ったポンティアック。その全盛を支えたファイヤーバードは、同ブランドを代表するアメリカン・スペシャルティ・カーだ。

ライバルはポニーカーの愛称で親しまれたフォードの人気モデル、マスタング。この有名ライバルと戦うために、ファイヤーバードにはさまざまなバリエーションがラインナップされていた。

中でも最上級モデルの「Trans Am」は、人々の憧れの的。本来の車名であるファイヤーバードを差し置いて高い知名度を誇ったこのグレード名は、1978年当時アメリカで開催されていた人気のスポーツカーレースから名付けられた。火の鳥の巨大ステッカーをボンネットに貼った「ポンティアックTrans Am」は、70年代を代表するマッスルカーとして高い人気を誇ったのである。

第2世代の最終モデルとなる1978年モデルには400または403キュービックインチのV8エンジンが用意された。圧縮比を上げたこの6.6Lエンジンはポンティアック専用ユニットで、兄弟車であるシボレー カマロにはラインナップされていなかった。

兄弟車のカマロと同じエンジンではつまらない。独自にチューニングを施したスペシャルエンジンを開発し、あくまで個性を尊重する。そして他と一線を画すモデルであり続ける。そんなポンティアックのポリシーとプライドを強烈に主張したモデルが、ファイヤーバードTrans Amなのである。

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