HONDA FIT Hybrid (GP5) ’14【GT7/グランツーリスモ7】
i-DCDの採用でエネルギー効率がさらに高まった3代目フィットのハイブリッドモデル
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HONDA FIT Hybrid (GP5) ’14の公式解説

2010年にデビューを果たし、Bセグメント初のハイブリッドカーとして注目を浴びた初代フィット Hybrid。2013年にガソリン車のフィットが3代目へとフルモデルチェンジするのと同時に、それをベースとするフィットHybridも2代目に生まれ変わった。

初代フィットHybridと2代目では、ハイブリッドシステムそのものがまったく異なる。初代がガソリンエンジンにモーターを直結し、エンジンを主動力源としながら必要に応じてモーターがアシストを加えるHonda IMA (インテグレーテッド・モーター・アシスト)システムを採用していたのに対して、2代目フィット Hybridには新たに電気モーターを内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッションを変速機としてエンジンに組み合わせるSPORT HYBRID i-DCD(インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)システムが採用された。エンジンとモーターが一体のIMAと異なり、エンジンとモーターが切り離されたi-DCDでは、回生発電時のエネルギー損失を防ぐことができる他、走行状況に応じてエンジン・ハイブリッド・EVの3つのモードで走行できるなど多くのメリットを持っている。

このi-DCDシステムは1.5Lのi-VTECエンジンとの組み合わせで、システム出力139.5PSを発揮。力強くスポーティな走りが可能となる他、JC08モードで36.5km/Lという優れた燃費性能を実現した。

2代目フィット Hybridは、i-DCDシステムの採用を除けば、ガソリン車の3代目フィットと基本的に共通の構造を持っている。装備の違いで4つのグレードが用意されているが、最もスポーティな位置付けとなるSパッケージのみ、パドルシフトなどが備わっている。

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