
「グランツーリスモ7を買ったけれど、何から手をつければいいのか分からない」。この記事は、そんな方に向けた最初の道しるべです。
先に結論をお伝えします。GT7でまずやることは、①最初の1台を選ぶ ②カフェのメニューブックを順にこなす ③ライセンスを早めに取る ④アシストは全部オンのままにする ⑤ライン取りとブレーキングだけ意識する。この5つです。
速く走る技術は後からついてきます。
順番を守って進めるだけで、GT7は自然と手のうちに入ってきます。
※ゲームの内容はアップデートで追加・変更されます。最新の仕様は公式オンラインマニュアルでご確認ください。
① 最初の1台は、この3台から選ぶ
GT7は、日本のコンパクトカー3台のうち1台をもらうところから始まります。
用意されているのはホンダ フィット/トヨタ アクア/マツダ デミオの3台です。
この選択でゲームが有利になったり不利になったりすることはありません。好きな1台を選んで問題ありません。
3台の性格をざっくり比べる
| 車種 | 持ち味 | こんな方に |
|---|---|---|
| ホンダ フィット | 挙動が素直で癖が少ない | とにかく無難に始めたい方 |
| トヨタ アクア | ハイブリッドらしい静かな走り | 実車で乗った・見慣れている方 |
| マツダ デミオ | ディーゼルらしい低回転のトルク感 | 走りの表情に変化がほしい方 |
迷ったときは実車で見慣れている車を選ぶと、ゲームの中の景色が一気に身近になります。
「この車、近所で走っているあれか」と分かるだけで、最初のドライブがぐっと楽しくなるためです。
3台それぞれの詳しい素性は、下の記事にまとめています。選ぶ前の予習にどうぞ。
🚗 最初の1台ホンダ フィット ハイブリッド(GP5)とは癖のない素直な挙動。GT7を始める最初の相棒として扱いやすい一台。 🚗 最初の1台トヨタ アクア S(NHP10)とはプリウスの弟分。街でよく見かける顔が、そのままGT7の中にいる。 🚗 最初の1台マツダ デミオ XD Touring(DJ系)とはクリーンディーゼルの低速トルク。3台のなかでは味のある選択肢。② カフェのメニューブックを順にこなす
GT7には「カフェ」という施設があります。ここがゲーム進行の主軸です。
カフェのマスターからメニューブックという課題を1冊ずつ受け取り、それをこなしていくことで物語が進みます。
メニューブックの中身は、たとえば次のようなものです。
- 指定された2〜3台の車を集める
- 指定されたレースに勝つ
- 指定されたライセンスに合格する
- 指定された整備やチューニングをする
「車を集める」と聞くと難しそうですが、集める車はレースの賞品としてもらえる仕組みになっています。
マップ上でコンパスのマークが付いたレースに出て、決められた順位に入るだけです。
お金を貯めて買いに行く必要はありません。
メニューブックを進めると、コースやモードが段階的に開いていきます。
先に他のことへ手を伸ばすより、カフェを追いかけたほうが結果的に早く遊べる範囲が広がります。
③ ライセンスは早めに、ブロンズで十分
GT7にはライセンスという教習コーナーがあります。
短い課題を1つずつクリアしていく形式で、ブレーキの踏みどころ、コーナーの入り方、車の向きの変え方を体で覚えられます。
ここで大事なのは「全部ゴールドを取ろうとしない」ことです。
序盤で解放されるライセンスだが、オールブロンズでも構わないので、せめて国内A級くらいまでは早い段階で獲得しておきたい
出典:ファミ通.com『グランツーリスモ7』攻略ガイド
ゴールドを狙うと1つの課題で何十回もやり直すことになり、そこで力尽きてしまう方が少なくありません。
ブロンズは「合格」です。まず通しでブロンズを取り、走りに慣れてから戻ってゴールドに挑めば十分間に合います。
④ アシストは全部オンのままでいい
GT7には運転を助けてくれるアシスト機能が何種類も用意されています。
初期設定のまま、全部オンで走って構いません。
とくに心強いのがオートドライブです。アクセルを踏みっぱなしにしていても勝手に減速し、コースアウトしないようにある程度まで車を制御してくれます。
「そもそも1周まわりきれない」という段階では、これをオンにするだけで景色が変わります。
路面に表示されるドライビングラインも同じです。
どこで減速し、どこから加速するかが色で示されるので、消さずに走ったほうが上達は早くなります。
ただしライセンスの課題ではオートドライブは使えません。
そこだけは自分の操作で走ることになりますが、逆に言えば「ここで練習しておけば本番のレースが楽になる」ということでもあります。
⑤ 速く走るコツは2つだけ
走りの理屈は無数にありますが、初心者のうちに意識すべきものは2つです。
コツ1|ラインをなぞる
路面のドライビングラインをなぞって走ります。
コーナーを抜けたら、できるだけ早くハンドルをまっすぐに戻して加速する。これを繰り返すだけでタイムは縮みます。
ハンドルを切ったままアクセルを踏むと、車は前に進まずに外へ膨らんでしまいます。
コツ2|ブレーキは早く、強く
コーナーに入る前に減速を終わらせて、コーナーは加速しながら抜ける。
いわゆるスローインファーストアウトという走り方です。
初心者がタイムを落とす原因のほとんどは、ブレーキが遅れてコーナーの途中まで減速を引きずってしまうことにあります。
早め、強めのブレーキでコーナー進入前にしっかり減速し、コーナーは加速状態で抜ける
出典:ファミ通.com『グランツーリスモ7』攻略ガイド
クレジットの増やし方
GT7のゲーム内通貨はクレジットと呼ばれます。
ただ、序盤に「お金を稼ぐこと」を目的にする必要はありません。メニューブックを進めていれば、必要な車と資金は自然に手に入ります。
そのうえで、覚えておくと効くものを3つ挙げます。
1. 1日42.195km走る(デイリーワークアウト)
1日の走行距離が42.195km、フルマラソンと同じ距離に届くと、ルーレットチケットがもらえます。
当たる中身はクレジットだったり車だったりと運次第ですが、ただ走っているだけで受け取れるのが利点です。
レースでもライセンスでも距離は加算されるので、遊んでいるうちに自然と達成できます。
2. 中古車店を先に見る
車を買える場所は大きく2つあります。新車を扱うブランドセントラルと、中古車を扱うユーズドカーです。
同じような性能でも中古車のほうが安く手に入ることがあるため、買う前に両方を覗く癖をつけると資金が長持ちします。
ユーズドカーの品揃えは入れ替わるので、気になる1台を見かけたら覚えておくとよいでしょう。
3. もらった車は売らずに置いておく
レースやライセンスの賞品でもらった車は、手放さずに置いておくほうが無難です。
後のメニューブックやレースで「この条件を満たす車」が必要になったとき、ガレージにあれば買い直さずに済みます。
売って得られる額より、買い直す額のほうが高くつく場面があるためです。
初心者がつまずく3つのポイント
1. お金が足りない気がして手が止まる
序盤で高い車を買う必要はありません。
メニューブックで指定される車はレースの賞品としてもらえるため、貯金を切り崩して買いに走らなくても進みます。
手持ちのお金は、車の整備や消耗品にまわしたほうが結果的に速く走れます。
2. 勝てないレースを何度も繰り返してしまう
どうしても勝てないときは、腕ではなく車の性能が足りていないことがよくあります。
レースには参加できる車の性能上限が決められています。上限に対して自分の車が下回っていれば、走り方を変えても届きません。
チューニングで性能を上げるか、賞品でもらった別の車に乗り換えるほうが早く解決します。
3. タイヤと整備を忘れている
GT7の車は走るほどに消耗します。オイルが劣化し、車体もくたびれていきます。
「最近どうも遅くなった」と感じたら、整備の項目を一通り見直すと戻ることがあります。
タイヤも同じで、レースの性格に合っていないタイヤのままだと、腕とは無関係に滑ります。
機材は後から足せばいい
「ハンドル型のコントローラーがないと本気で遊べないのでは」と心配される方がいますが、GT7は標準のコントローラーで遊べるように作られています。
まずは手元にあるもので走り、物足りなくなってから足していくので間に合います。
何をどの順番で揃えるかは、下の記事に予算別でまとめました。
🎮 初心者ガイドグランツーリスモ7 初心者ガイド|必要な機材と予算別の始め方まずはPS5とソフトだけ。何をいつ足すかを3段階で整理しました。<まず必須>これがあれば、すぐに始められる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
GT7 攻略のよくある質問
Q. 最初の3台はどれを選ぶのが正解ですか?
A. 進行に有利不利は出ないため、見た目や実車での馴染みで選んで問題ありません。残りの2台も後から購入できます。
Q. ライセンスは全部ゴールドを取るべきですか?
A. ブロンズで合格です。まずブロンズで通し、走りに慣れてから戻るほうが挫折しにくくなります。
Q. アシストを使っていると上達しませんか?
A. そうとは限りません。ドライビングラインは減速と加速の位置を示す教材でもあります。慣れてから1つずつ切っていく順番が無理のない進め方です。
Q. どうしても勝てないレースがあります。
A. 車の性能が上限に届いていない可能性があります。チューニングで上げるか、別の車に乗り換えると解決することがあります。
Q. 効率よくお金を稼ぐ方法はありますか?
A. 序盤はメニューブックを進めるだけで必要な車と資金は揃います。加えて1日の走行距離が42.195kmに届くとルーレットチケットがもらえるため、遊んでいるうちに自然と貯まります。
Q. ハンドル型コントローラーは必要ですか?
A. 必須ではありません。標準のコントローラーで遊べるよう設計されています。物足りなくなってからで間に合います。
Q. 運転免許を返納した後でも楽しめますか?
A. 楽しめます。GT7は走るだけでなく、車を眺める、写真を撮るといった遊び方も用意されています。
まとめ|順番を守れば、GT7は難しくない
- 最初の1台はフィット・アクア・デミオから好きなものを選ぶ。有利不利はない
- カフェのメニューブックを1冊ずつ追いかける。序盤はこれ一本でいい
- ライセンスはブロンズで合格。早めに通しておくと走りが安定する
- アシストは全部オンのまま。慣れてから1つずつ切る
- ライン取りとブレーキングだけ意識する。技術の話はそのあとで足りる
- 勝てないときは腕ではなく車の性能と整備を疑う
GT7は、急いで攻略しなくても困らないゲームです。
気になる車が見つかったら、その車の記事を読んでから乗ってみてください。
どんな時代に、どんな理由で生まれた車なのかを知ってから走ると、同じ1周がまるで別の時間になります。









