
グランツーリスモ7の車種は、とにかく多い。
ガレージを開いても、中古車ディーラーを覗いても、名前と数字が延々と並ぶだけで、どれに乗ればいいのか決められないまま画面を閉じる。そういう経験はありませんか。
この記事は、その「多すぎて選べない」を解くための索引です。
当ブログで1台ずつ解説している248台を、メーカー・駆動方式・エンジン形式という3つの引き方でたどれるようにまとめました。
車の知識がなくても大丈夫です。
「日本車が見たい」「初心者でも扱いやすい車がいい」「いい音のする車に乗りたい」。そのくらいの気持ちで、当てはまる入口から入ってください。
※収録内容はアップデートで変わることがあります。最新は公式サイトでご確認ください。
3つの引き方で、248台を絞り込む
探し方は3通りあります。どれか1つを選べば十分で、全部たどる必要はありません。
| 引き方 | こんなときに | 入口 |
|---|---|---|
| ①メーカーから | 好きな会社・国が決まっている | ブランド別まとめ 12本 |
| ②駆動方式から | 運転の感触や扱いやすさで選びたい | FR・MR・4WD・FF・RR・4WS |
| ③エンジン形式から | 音やパワーの出方で選びたい | V8・V12・直6・V6・水平対向・ターボ |
「車のことはよく分からんが、走らせて気持ちよくなりたい」という人は②駆動方式じゃ。ここが走りの感触をいちばん左右する。
メーカーから探す|ブランド別まとめ12本
会社ごとに1本のまとめを用意しています。その会社が何を大事にしてきたのかが、収録車の並びに残っているので、順に読むだけで系譜がつかめます。
| メーカー | 収録台数 | まとめの読みどころ |
|---|---|---|
| 日産 | 23台 | GT-R・フェアレディZ・シルビアの3系譜 |
| トヨタ | 20台 | ハチロクからGRまで5つの系譜 |
| フェラーリ | 17台 | レース技術の市販化とV12・V8・V6の役割 |
| ポルシェ | 15台 | 356から911・カレラGTまで70年 |
| ホンダ | 15台 | NSXとタイプR。回転数で速さを作った |
| フォード | 12台 | マスタング5台とGT。V8と直4ターボ |
| シボレー | 11台 | コルベット7世代とカマロの67年 |
| BMW | 10台 | M3の歴代4台とMの原点3.0 CSL。全車FR |
| メルセデス | 10台 | ガルウィング56年とAMGの立ち位置 |
| 三菱 | 9台 | 7台がランエボ。4WDでないのはFTOだけ |
| ランボルギーニ | 10台 | 2000年を境にMRから4WDへ。ターボはウルスだけ |
| スバル | 7台 | 全車が水平対向。BRZ以外は4WD |
まとめ記事がまだないメーカーはここから
ブランド別のまとめは、収録台数の多い順に作っています。
そのため台数の少ないメーカーは、まだ1本にまとまっていません。代表的な1台を入口として並べておくので、ここから同じメーカーの車をたどってください。
| メーカー | 台数 | 収録の中心 | まずはこの1台 |
|---|---|---|---|
| マツダ | — | RX-7とロードスター | RX-7 FD3S |
| ダッジ | — | バイパーとチャージャー | バイパー GTS |
| フォルクスワーゲン | — | ゴルフGTIなど実用車系 | ゴルフ7 GTI |
| アルファロメオ | — | 8C・4C・ジュリア | 8C コンペティツィオーネ |
| ルノー | — | クリオ(ルーテシア)中心 | クリオ V6 |
| マクラーレン | — | F1と12C以降 | マクラーレン F1 |
| アウディ | — | R8とTT | R8 4.2 |
| KTM | 1台 | X-BOW | KTM X-BOW |
台数欄の「—」は、数え方によって前後するため、まとめ記事を作る時点で全数を数え直しているという意味です。この記事では確かめた数字だけを載せています。
この12ブランドで159台。残りはマツダ・ダッジ・アウディ・ルノーなどに分かれています。まとめ記事のないメーカーは、下の国・地域別からたどってください。
駆動方式から探す|走りの感触が決まる
駆動方式とは、エンジンの力をどの車輪に伝えるかの違いです。
ここが変わると、同じコースを同じ速度で走っても、手応えががらりと変わります。車名より先にここで絞ると、失敗が減ります。
| 駆動方式 | 力を伝える車輪 | 性格 |
|---|---|---|
| FR | 後輪(エンジンは前) | 曲がる・流せる。練習しがいがある定番 |
| MR | 後輪(エンジンは中央) | 向きが素早く変わる。スーパーカーに多い |
| 4WD | 4輪すべて | 安定していて扱いやすい。初心者向き |
| FF | 前輪(エンジンも前) | 曲がってから踏むと速い。素直で扱いやすい |
| RR | 後輪(エンジンは後ろ) | 後ろが重い。曲がり方に癖が出る |
| 4WS | 後輪も一緒に舵を切る | 対応車が限られる特殊な仕組み |
慣れてきたらFRに移るとよい。うまくいかん理由が自分の操作にあると分かるようになる。上達がいちばん進む駆動方式じゃ。
エンジン形式から探す|音とパワーの出方
エンジン形式は、気筒(シリンダー)が何本あって、どう並んでいるかの違いです。
本数と並べ方で音の高さと厚みが変わるので、「この音が好き」で選ぶのもひとつの手です。
| 形式 | 並べ方 | 音とパワーの出方 |
|---|---|---|
| V12 | V字に12本 | 旗艦だけに許された形式。高く伸びる |
| V8 | V字に8本 | 低く太い咆哮。アメリカ車に多い |
| 直6 | 一列に6本 | 振動が少なく滑らか。シルキーシックス |
| V6 | V字に6本 | 短く作れるので置き場所を選ばない |
| 水平対向 | 左右に向かい合わせ | 重心が低い。独特の鼓動 |
| ターボ | (過給機) | 排気で空気を押し込み、力を上乗せする |
国・地域別で見る248台
当ブログで解説している248台を、国・地域で分けるとこうなります。日本車が最も多く、全体の約4割を占めます。
| 国・地域 | 台数 | 主な顔ぶれ |
|---|---|---|
| 日本 | 89台 | GT-R・スープラ・NSX・ランエボ・インプレッサ |
| イタリア | 47台 | フェラーリ・ランボルギーニ・アルファロメオ |
| ドイツ | 46台 | ポルシェ・メルセデス・BMW・アウディ・VW |
| アメリカ | 36台 | コルベット・マスタング・カマロ・ダッジ |
| イギリス | 14台 | マクラーレン・アストンマーティン・ミニ |
| フランス | 13台 | ルノー・アルピーヌ・シトロエン |
| 韓国 | 2台 | ヒョンデ |
| オーストリア | 1台 | KTM |
日本車が最も多いのは、GT7という作品自体が日本で作られていることと無関係ではありません。
1960年代の2000GTから2020年代のGRまで、同じメーカーの車が世代をまたいで並んでいるのは日本車の特徴です。世代の違いを乗り比べられるのは、この収録の仕方ならではの遊び方になります。
別の切り口から探す
漫画・映画に出てきた車から探す
「あの作品に出ていた車に乗ってみたい」という入り方もあります。作品の登場車がGT7のどれに当たるかを、作品ごとにまとめました。
📕 頭文字D頭文字D 登場車まとめAE86からGT-Rまで、全登場マシンをGT7でチェック。 📗 湾岸ミッドナイト湾岸ミッドナイト 登場車まとめ首都高を舞台にしたマシンをGT7でチェック。 🎬 映画映画『グランツーリスモ』登場車まとめヤン・マーデンボローの実話と、GT7で乗れるマシン。 📘 オーバーレブ!オーバーレブ! 登場車まとめ走り屋青春譚のマシンをGT7でチェック。車種で迷ったときの決め方
ここまで読んでも決められないときは、次の順に絞ってください。
この3つは、当ブログに寄せられる「どれを買えばいいか分からない」という声に、いつも同じ順で答えている内容です。
- ①4WDから選ぶ。姿勢が崩れにくく、コースを覚えることに集中できる
- ②知っている名前を選ぶ。愛着があるほうが、走り込みが続く
- ③高すぎる車を最初に買わない。速い車ほど、扱いには慣れがいる
扱いきれる車で丁寧に周回したほうが、結果として速くなる。最初の1台は、ここで選び方を間違えんことじゃな。
どの車を選んでも、操作の細かさは機材で変わる
248台のどれを選ぶかと同じくらい、何で操作するかも走りに効きます。
ハンドル型のコントローラー(ハンコン)にすると、タイヤがどこまで踏ん張っているかが手に返ってきます。ここでは「まず必須」と「あるとより実車に近づく」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、"自分でハンドルを握る"運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は"より実車に近づく"ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
よくある質問
Q. GT7には何台の車が収録されていますか?
A. GT7公式の収録車種一覧では574台です(2026年8月時点)。この574台にはレース仕様やVision Gran Turismoのコンセプトカーも含まれます。アップデートで追加されていくため数字は動きます。当ブログでは、そのうち248台を1台ずつ記事にして解説しています。最新の収録状況は公式サイトでご確認ください。
Q. 車種を探すのに、いちばん早い方法はどれですか?
A. 好きなメーカーや国が決まっているならメーカー別のまとめ、決まっていないなら駆動方式から入るのが早いです。駆動方式は走りの感触を最も大きく左右するので、ここで絞ると好みから外れにくくなります。
Q. 駆動方式とは何ですか?
A. エンジンの力をどの車輪に伝えるかの違いです。後輪だけに伝えるのがFR・MR・RR、前輪だけがFF、4輪すべてが4WDです。同じ速度で走っても手応えが変わるため、車名より先にここで選ぶと失敗が減ります。
Q. 初心者はどの車種から始めるとよいですか?
A. 4WDの車がおすすめです。4輪で地面をつかむため姿勢が崩れにくく、コースを覚えることに集中できます。慣れてきたらFRに移ると、操作の上達が進みます。
Q. 同じ車名で何台もあるのはなぜですか?
A. 世代やグレードが違うためです。当ブログの記事タイトルには型式と年式を入れているので、そこで見分けられます。同じ車名でも世代が違えば、重さも駆動方式も別物になることがあります。
Q. 探している車がこの一覧にない場合はどうすればよいですか?
A. 記事にできていないだけの場合と、GT7に収録されていない場合があります。記事は1日1本のペースで増やしているため、時間をおいて国・地域別のカテゴリから探し直してみてください。
車種は「絞ってから」選ぶと決まる
- 引き方は3つ。メーカー・駆動方式・エンジン形式のどれか1つでよい
- 当ブログで解説しているのは248台。日本89・イタリア47・ドイツ46・アメリカ36が中心
- ブランド別まとめは12本で159台。日産23が最多
- 迷ったら4WDから。姿勢が崩れにくく、コースを覚えることに集中できる
- 速い車=乗りやすい車ではない。扱いきれる車で周回したほうが結果は伸びる
車種の多さは、GT7の弱点ではなく強みです。
ただし入口がないと、その強みは選べない量の壁に変わります。この記事を索引にして、まずは1台、気になった車の記事を開いてみてください。
どんな事情で生まれた車なのかを知ってから走ると、同じ1周がまるで違って感じられます。






