Audi R8 4.2 '07【GT7/グランツーリスモ7】
ボティ溶接部をミクロン単位までチェック。アウディ自慢のスーパースポーツ
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Audi R8 4.2 '07の公式解説

R8の起源は、2003年に発表されたコンセプトカー「ルマン クワトロ」までさかのぼる。市販車ではその名前がR8に改められたが、これはル・マン24時間で連覇を遂げる大活躍をみせたプロトタイプ・レーサーに由来するものだ。

ボディにはシャシーをアルミで合成したアウディ自慢のASF(アウディ・スペース・フレーム)が使用され、ボディシェル単体重量はわずか210kg。ボディの大半は手作業で作られ、溶接部をX線でミクロン単位までチェックするというこだわりを貫いている。

100km/hを超えるとせり上がるリアスポイラーの中心部は格子状で、立ち上がった状態では空力効果に影響を与えず、格納された状態ではエキゾーストからの熱を発散するという効果を持つ。

4.2FSIのエンジンは4.2LのV8直噴で420PSを発生。強大なパワーを伝える駆動方式は、アウディの基幹ともいえるクワトロ・フルタイム4WDシステムだ。センターデフにはビスカス・カップリングが用いられ、前輪へは全体の10~35%が駆動配分される可変式となる。

他にもマグネティックライドと呼ばれる磁性粒子を混入したダンパーや、油圧によって変速を行なうRトロニックなど、スーパーカーにも最新テクノロジーを取り入れる点は、アウディならではだ。

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