Volkswagen GOLF Ⅶ GTI '14【GT7/グランツーリスモ7】
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Volkswagen GOLF Ⅶ GTI '14の公式解説

2012年に本国でデビューを飾った7代目フォルクスワーゲンゴルフは、見た目の印象こそゴルフらしさを保った派手な変化を感じさせないものだったが、その中身は驚くほどの進化を遂げていた。

プラットフォームが一新され、新開発のMQBと呼ばれるモジュール型を採用したことで、走行性能、乗り心地、安全性などを一段階上げることに成功。ベースモデルであってもクラスを感じさせない高級感のある乗り味を示し、Cセグメントのベンチマークたるその基準値を大きく引き上げたのだ。

それはスポーツグレードである3ドアと5ドアのGTIに関しても同様。搭載するパワーユニットは2L直4インタークーラー付きターボのTSIであるが、最高出力は先代GTIの210PSから220PSへ、0-100km/h加速は6.9秒から6.5秒となリ、最高速は240km/hから246km/hへと着実に進化を遂げている。

特筆すべきはハンドリングのさらなる向上だ。LSDの働きをする電子制御式デフロック「XDS」、アダプティブシャシーコントロール「DCC」といった電子デバイスの進化やプログレッシブステアリングの採用などにより、安定性とコーナリングスピードが飛躍的に高まったのである。

またGTIとしては初めて、ブルーモーションテクノロジーを採用。ブレーキエネルギ一回生システムやスタート&ストップ機構も備わって、環境性能も大幅に向上した他、プリクラッシュブレーキシステム、レーンキープアシストシステムをはじめ、多数の安全装備も用意された。

デビューと同時にスポーツカー・キラーとしてファンに認められてきた歴代ゴルフGTI。この7代目も見事にその伝統を受け継いでいる。

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