
GT7でドリフトするには、FF以外のクルマを選び、トラクション・コントロールを0、オートドライブをOFFにしてから走り出します。
公式マニュアルがドリフトトライアルの準備として挙げているのはこの3つと、ドリフト用のチューニングパーツの計4つです。
走り方は前半と後半に分けて覚えるのが公式のすすめ方です。
①前半=後輪を滑らせるきっかけを作る(ブレーキの瞬間にサイドブレーキ) ②後半=滑りを続ける(カウンターステアとアクセルの踏み加減)。点数は角度・レコードラインとの距離・速度・持続時間の4項目で決まります。
※内容はGT7公式オンラインマニュアル(ドリフトトライアル・アシストセッティング・カーセッティング・ミッション)をもとにしています。設定画面の項目はアップデートで変わることがあるので、最新はゲーム内の画面でご確認ください。
GT7でドリフトの点数を競える場所は2つある
ドリフトを「点数つき」で遊べるのは、ワールドサーキットのドリフトトライアルとミッションのドリフトです。
どちらも、滑らせ方の上手さがポイントになって表示されます。
| 場所 | 中身 | 設定の扱い |
|---|---|---|
| ドリフトトライアル(ワールドサーキット) | コースを1周する間にドリフトを繰り返し、総合ポイントを記録として残す | アシストやセッティングは自分で決める |
| ドリフト(ミッション) | 決められた区間でドリフトし、獲得ポイントを競うミニゲーム | トラクション・コントロールが強制でオフになる |
ドリフトトライアルでは、コーナーで後輪が滑り始めるとフラッグが表示され、同時にポイントが加算されていきます。
ドリフトを繰り返しながら1周走りきった時点で、総合ポイントが確定して記録に残ります。
走る前に、公式が挙げる準備は4つ
公式マニュアルのドリフトトライアルの解説は、「楽しむ前に」として次の4つを挙げています。
| 準備 | 理由(公式マニュアルの説明を要約) | どこで設定するか |
|---|---|---|
| ① FF車以外を使う | 後輪を滑らせて走るので、前輪で駆動するFF車は向かない。FR車・4WD車がおすすめ | ガレージでクルマを選ぶ |
| ② トラクション・コントロールを0 | 駆動輪の空転を防ぐ機構なので、後輪を滑らせ続けるドリフトでは要らない | クイックメニュー[セッティング]>[アシストセッティング] |
| ③ オートドライブをOFF | 普通に走るときは便利だが、ドリフトには向かない | 同じく[アシストセッティング]>[オートドライブ] |
| ④ ドリフト用のパーツを付ける | 腕だけでなく、チューニングとセッティングでドリフト向きに仕上げることも大切 | チューニングショップで購入(コレクターズレベルで増える) |
アシストセッティングには、ほかにも挙動に関わる項目があります。
公式マニュアルの説明を読むと、次の2つはクルマが滑ったときに自動で抑えにかかる機能です。ドリフトの解説では触れられていませんが、滑らせる練習をするなら仕組みは知っておきたいところです。
| 項目 | 公式マニュアルの説明(要約) |
|---|---|
| スタビリティ・マネジメント(ASM) | クルマのスピンを防ぐ機能。オンにすると運転しやすくなるが、速さが犠牲になる |
| カウンターステアアシスト | リアが流れてオーバーステアになったとき、自動で修正舵を当てる。「弱い」はあるレベルまでオーバーステアを許し、「強い」はわずかなオーバーステアにも介入する |
ドリフトは「きっかけ」と「維持」の2つに分けて練習する
公式マニュアルは、ドリフト走行を前半と後半に分けて考えるようすすめています。
前半は後輪を滑らせるきっかけを作ること、後半はその滑りを続けることです。
前半:後輪を滑らせるきっかけを作る
いちばん単純な方法として紹介されているのが、速めの速度でコーナーに入り、急ブレーキを踏んだ瞬間にサイドブレーキを引くやり方です。
公式マニュアルは、最初はスピンするつもりで、進入スピードとサイドブレーキで後輪が滑り出す感覚を覚えるよう書いています。
後半:カウンターステアとアクセルで滑りを続ける
後輪が滑り出したら、次は滑りを止めずに続けます。使うのは2つです。
| 操作 | 何をするか | 効果 |
|---|---|---|
| カウンターステア | クルマが滑り出した瞬間に、滑り出した方向へハンドルを切る | 横滑りを抑える |
| アクセルワーク | もっと滑らせたいときはアクセルオン、抑えたいときはアクセルオフ | 横滑りの量を調整する |
実際のドリフトでは、この2つを組み合わせて角度を保ちます。
ハンドルで向きを合わせ、アクセルで滑る量を足したり引いたりする、という役割分担で考えると整理しやすくなります。
ドリフトトライアルの点数を決める4つの項目
ドリフトトライアルでは、ドリフトを次の4項目で判定してポイントにします。
高い点を取るには、大きく滑らせるだけでなく、ラインを外さず速く、長く続けることが必要です。
| 項目 | 判定の中身 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 角度 | 通常のグリップ走行のラインに対して、クルマがどれだけ角度を付けているか(ドリフトアングル) | 🔴 一定以上の角度が付くとスピン扱いになり、ポイントがリセットされる |
| レコードラインとの距離 | グリップ走行での理想的なレコードラインを、どれだけなぞれているか | ラインから離れるほど低くなる |
| 速度 | ドリフト中のクルマのスピード | 速いほど高くなる |
| 持続時間 | ドリフトが続いている時間 | 上の3つが高い状態を長く続けるほど、ポイントの上がり方が速くなる |
4つを並べると、「角度を付けすぎない」「ラインから外れない」の2点が守りの項目になっているのが分かります。
滑らせることに慣れてきたら、角度を欲張らず、レコードラインの近くで長くつなぐことを意識すると点が伸びやすくなります。
ドリフトに使うクルマは、FRか4WDから選ぶ
公式マニュアルが外しているのはFF車だけで、おすすめとして名前を挙げているのはFR車と4WD車です。
駆動方式ごとの一覧は、このサイトのまとめ記事で引けます。
| 駆動方式 | ドリフトでの扱い | 一覧 |
|---|---|---|
| FR(フロントエンジン・後輪駆動) | 公式のおすすめ | FR車まとめ |
| 4WD | 公式のおすすめ。駆動力配分センターデフで、FRのような傾向へ寄せられる | 4WD車まとめ |
| MR/RR | 公式のおすすめには名前が挙がっていない。「FF車以外」という条件には当てはまる | MR車まとめ |
| FF | 公式は「適していません」としている | FF車まとめ |
下のクルマは、実車の世界でドリフトとの関わりが語られてきた車種です。
GT7での点の取りやすさを比べた順位ではありません。点数はセッティングと腕で大きく変わるので、「このクルマで滑らせてみたい」という気持ちで選ぶのがいちばんです。
ドリフト向けに触るパーツと調整項目
公式マニュアルがドリフトトライアルの解説で挙げている調整は、タイヤ、前後の車高、サスペンションの固有振動数と減衰比、LSDです。
カーセッティングの説明とあわせて、どこを触るかを整理しました。
| 項目 | ドリフトとの関係 | 公式マニュアルの説明(要約) |
|---|---|---|
| ドリフト用サイドブレーキ | きっかけ作りのサイドブレーキを強める | サイドブレーキは「ノーマル」「ドリフト用サイドブレーキ」の2つ。後輪側の効きを100〜50%の範囲で調整できる |
| タイヤ | 駆動輪にできるだけグリップの低いタイヤを付けるのがおすすめ | 舗装路用はコンフォート・スポーツ・レーシング(各ハード/ミディアム/ソフト)の9種類。コンフォート・ハードがいちばんグリップが低く、レーシング・ソフトに向かって高くなる |
| 車高(前後) | ドリフトで調整すると効果があるとされる項目 | 前後の車高を変えると、前後輪にかかる荷重が変わる |
| 固有振動数・減衰比(前後) | 同上 | 固有振動数は大きいほど硬い乗り心地。前後をそろえると乗りやすいクルマになる |
| LSD | 同上 | フルカスタマイズLSDでイニシャルトルク・加速時の効き・減速時の効きを調整。加速時の効きを強めると、アクセルを戻したときに挙動が乱れることがある |
| 前後駆動力配分(4WD) | 4WDをFR寄りの挙動へ寄せる | 駆動力配分センターデフで、FRのようなオーバーステア傾向からアンダーステア傾向まで変えられる |
タイヤは前後別々に選べるので、FRなら後輪だけグリップの低いタイヤにする、という組み合わせができます。
パーツの買い方や、セッティング全体の考え方はGT7のチューニングとセッティングにまとめてあります。
カウンターステアは、ハンドルのほうが合わせやすい
ドリフトの後半は、滑り出した瞬間にハンドルを戻す量と、アクセルを踏む量の組み合わせです。
スティックでは指先の数ミリで操作することになりますが、ハンドルコントローラーなら切る角度を腕の動きで細かく合わせられ、後ろが流れる感覚も手に伝わってきます。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
GT7のドリフトのよくある質問
Q. GT7でドリフトするにはどうすればいいですか?
A. 公式マニュアルは、まずFF車以外のクルマを選び、トラクション・コントロールを0、オートドライブをOFFにするよう案内しています。走り方は前半と後半に分け、前半はコーナーへ速めに進入して急ブレーキの瞬間にサイドブレーキを引き、後輪を滑らせるきっかけを作ります。後半はカウンターステアとアクセルの踏み加減で滑りを続けます。
Q. ドリフトに向いている駆動方式はどれですか?
A. 公式マニュアルのドリフトトライアルの解説では、FR車と4WD車がおすすめとされています。後輪を滑らせて走るため、前輪で駆動するFF車は「適していません」と書かれています。4WD車は駆動力配分センターデフを付けると、前後の駆動配分を変えてFRのような傾向に寄せることもできます。
Q. ドリフトトライアルの点数はどうやって決まりますか?
A. 角度、レコードラインとの距離、速度、持続時間の4項目で判定されます。角度はグリップ走行のラインに対してどれだけ角度が付いているか、距離は理想的なレコードラインをどれだけなぞれているか、速度は速いほど高く、ポイントの高いドリフトを長く続けるほど上がり方が速くなります。一定以上の角度が付くとスピン扱いになり、ポイントがリセットされます。
Q. トラクション・コントロールはどこで切りますか?
A. レース前のクイックメニューから[セッティング]>[アシストセッティング]を開き、トラクション・コントロールを0に設定します。オートドライブのOFFも同じアシストセッティングの中で行えます。トラクション・コントロールは、走行中にマルチ・ファンクション・ディスプレイ(MFD)からも調整できます。
Q. ドリフト用サイドブレーキとは何ですか?
A. チューニングショップで買えるブレーキ系のパーツで、カーセッティングのサイドブレーキで「ノーマル」の代わりに選べます。装着すると、後輪側にかかるサイドブレーキの効きを100〜50%の範囲で調整できるようになります。ドリフトのきっかけをサイドブレーキで作るときに使うパーツです。
Q. ドリフトのミッションはありますか?
A. あります。ミッションの種類の1つに「ドリフト」があり、決められた区間でドリフト走行して獲得ポイントを競うミニゲームです。このミッションではトラクション・コントロールが強制でオフになります。ミッションのステージはコレクターズレベルに応じて開いていきます。
滑らせて、つないで、ラインに乗せる
- 点数つきで遊べるのは、ワールドサーキットのドリフトトライアルと、ミッションのドリフト
- 準備は4つ=FF以外のクルマ/トラクション・コントロール0/オートドライブOFF/ドリフト用パーツ
- 前半はきっかけ(急ブレーキの瞬間にサイドブレーキ)、後半は維持(カウンターステアとアクセル)
- 採点は角度・レコードラインとの距離・速度・持続時間
- 🔴 角度を付けすぎるとスピン扱いでポイントがリセットされる
- クルマはFRか4WD。駆動輪にグリップの低いタイヤ、ドリフト用サイドブレーキから始める
- セッティングは1回に1か所ずつ変えて走り比べる
ドリフトは、最初の何十回かはほとんどスピンで終わります。
それでも、滑り出すタイミングが分かり、カウンターが間に合うようになると、1つのコーナーを抜けるだけで気持ちのいい走りになります。好きなFR車を1台選んで、まずはミッションから滑らせてみてください。









