PORSCHE 911 GT3 (997) '09【GT7/グランツーリスモ7】
可変減衰ダンパーを標準採用。2006年に登場したタイプ997のGT3バージョン
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PORSCHE 911 GT3 (997) '09の公式解説

911GT3はタイプ996の時代に初めて登場したハイパフォーマンスモデル。タイプ997のGT3が発表されたのは2006年で、996時代と同様にサーキットを強く意識したモデルとして開発、カレラ4の車体をベースにシャシーやブレーキの強化が施されたモデルであるのも同様だ。

エンジンも排気量こそ996時代のGT3と同じ3.6Lだが、GT1クランクケース以外のほぼすべてに手が加えられたといえるほどのチューニングを受け、パワーは415PSへと34PSの向上を果たしている。またRSシリーズやGT3シリーズとして、初めて可変減衰ダンパーのPASMを標準で装備した。

2008年にマイナーチェンジが行なわれると、GT3も後期型に発展。最も大きな変更はパワーユニットで、ボアを広げて排気量を3.8Lへと拡大。排気系などにもチューンを加えたことで435PSへとパワーアップしている。スプリングやスタビライザーもさらにハードな仕様とされた他、スタビリティとトラクションを制御するPSMを新たに備えることとなった。

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