Pagani Zonda R '09【GT7/グランツーリスモ7】
シーケンシャルミッションに可変ウィング。サーキット専用ゾンタ
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Pagani Zonda R '09の公式解説

かつてはランボルギーニなどにも在籍し、カウンタック 25th Anniversaryのデザインなどを手掛けたデザイナー、オラチオ・パガーニ。彼の率いるイタリアのスーパーカー・メーカーが、パガーニ・アウトモビリだ。

マスプロ化した他のスーパーカー・メーカーには作れない理想的なモデルを、少量ながら生産するそのパガーニが、1999年のジュネーブショーで発表したのがゾンタである。

まるでグループCカーか、あるいはル・マン・プロトかと思うほどの特徴的なデザインのボディはオール・カーボン製で、最初に登場したゾンタC12はなんと1,250kgという恐るべき軽さ。搭載エンジンは394PSのAMG製V型12気筒ユニットなのだから、そのパフォーマンスの強烈さは嫌でも想像がつくほどだ。

ゾンタはその後いくつかのバリエーションを持つに至ったが、このゾンタRはフェラーリでいうならFXXと同じポジショニングにあるサーキット専用モデル。ミッドシップ・マウントされるAMG製V型12気筒は750PS/72.4kgfmを発揮しており、トランスミッションは6速シーケンシャル。サーキットでのスタビリティをさらに高めるためにホイールベースもトレッドも拡大。またエアロダイナミクス性能を向上させるためにフロントに大型のスポイラーを、リアに可変ウィングを装備させ、全長も400mm近く伸ばして空気の流れを整えている。

ちなみにメーカーによる公式的な数値として、最高速度は350km/h、0-100km/h加速タイムは2.7秒と発表されている。

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