PORSCHE 911 Turbo (930) '81【GT7/グランツーリスモ7】
迫力あるボディにターボチャージャーを搭載した911のフラッグシップ
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PORSCHE 911 Turbo (930) '81の公式解説

ポルシェ911の量産市販車の歴史の中に初めて“Turbo”の文字が登場するのは1975年。
それまで多くのレースを通じて開発を進めてきたターボ技術を投入した“911Turbo”の販売が開始された年だ。

エクステリアには、レーシングカーさながらに大きく張り出した前後のオーバーフェンダーや、迫力の大型ウィングを装備。
搭載する3L空冷フラット6エンジンは1基のKKK製ターボチャージャーを備え、260PSを発揮した。
そして当時としては驚異的といえる250.1km/hの巡航速度を可能にした。

1977年からは排気量を3.3Lに拡大するとともに空冷式インタークーラーを備え、300PSを発揮。
このエンジンの搭載モデルが、1985年までの標準モデルでは最も戦闘力が高い仕様となった。

1989年まで生産されたこの型式のポルシェ911Turboは“930Turbo”と呼ばれることが多い。
それはこの911の型式が“930”であることと、発売前年のパリ・モーターショーに展示された先行試作車が“930Turbo"の名称だったことに起因している。

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