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フェラーリF40とは、1987年7月21日にマラネッロで発表された、フェラーリ創立40周年を記念するスーパーカーです。コンセプトは「公道走行を許されたレーシングカー」。発表会には当時89歳の創業者エンツォ・フェラーリ本人が出席し、結果的にこれがエンツォが生前に世へ送り出した最後の市販車となりました。3.0L V型8気筒ツインターボは288GTOの発展形で、発表時「量産車として初めて時速320km/h(324km/h)を超えた」市販車として世界に衝撃を与えています。
この記事では、F40の誕生の背景・スペック・中古相場から、GT7での乗り方、そしてF50・エンツォ・ラフェラーリへと続く「フェラーリの数字だけのスーパーカー」系譜まで、まるごと解説します。
目次
- 1 エンツォ最後の承認|創立40周年が生んだ硬派なスーパーカー
- 2 快適装備ゼロの徹底軽量化|「公道を走れるレースカー」の中身
- 3 グループB規定の消滅が生んだ「幻の1台」288GTO Evoluzione
- 4 F40は今いくら?億超えが常態化する理由
- 5 「400台限定」のはずが1,315台に|需要が生んだ数字の変化
- 6 F40 LM/GTE|ル・マンで戦った公道車の兄弟
- 7 F40から続く「フェラーリ最高峰」の系譜|F50・エンツォ・ラフェラーリ
- 8 グランツーリスモ7のF40|スペックと入手方法
- 9 ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
- 10 実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
- 11 実車のF40に触れる|展示・レンタル
- 12 F40を見て楽しむ|カルチャー・グッズ
- 13 フェラーリF40のよくある質問
- 14 F40は「エンツォ最後のメッセージ」を宿す一台
- 15 フェラーリ ミッドシップV8系譜もチェック
エンツォ最後の承認|創立40周年が生んだ硬派なスーパーカー
1987年7月21日、イタリア・マラネッロ。フェラーリ創立40周年を記念する発表会の壇上には、当時89歳の創業者エンツォ・フェラーリ本人の姿がありました。披露されたのは、社名の頭に付く数字そのままの名を冠したモデル、F40。エンツォは翌1988年8月14日に90歳で世を去っており、F40は結果的に彼が生前に承認・発表した最後の市販車となりました。数あるフェラーリの中でも、この一台にだけ特別な重みが宿るのはこのためです。
F40のコンセプトは、フェラーリという会社が創業時から掲げてきた理念そのもの、つまり「公道走行を許されたレーシングカー」でした。基本構造は当時のフェラーリ・ロードカー同様、鋼管パイプフレーム。そこに、当時最新鋭の軽量素材だったカーボンケブラーを内外装の各部に積極採用し、シャシーを構成するパネルにもケブラーとアルミハニカムの複合素材が使われています。これは市販車の量産手法というより、当時のレーシングカー製作そのもののアプローチでした。
パワーユニットは3.0L級・90度V型8気筒DOHCツインターボ。1984年のジュネーブショーで発表されたグループBホモロゲーションモデル「288GTO」に搭載されたユニットをベースに、排気量拡大と最大ブースト圧の変更などのチューンが加えられ、288GTOの400PS/50.6kgfmを大きく上回る480PS前後(資料により478PS・485PSと表記に幅あり)にまで引き上げられました。最高速は324km/hと発表され、これは当時の市販車として世界最速。「量産車として初めて時速320kmの壁を超えた」モデルとして、自動車史に名を刻んでいます。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 発表・生産期間 | 1987年7月21日発表、1987年〜1992年生産 |
| 創立記念 | フェラーリ創立40周年記念モデル |
| 生産台数 | 当初計画400台限定→需要増で最終的に1,315台 |
| エンジン | 3.0L級 90度V型8気筒DOHCツインターボ(288GTO発展型) |
| 排気量 | 2,936cc |
| 最高出力 | 480PS前後(資料により478PS・485PS表記あり) |
| 最高速度 | 324km/h発表(当時の市販車世界最速) |
| シャシー | 鋼管パイプフレーム+カーボンケブラー・アルミハニカム複合パネル |
| 駆動方式 | MR(ミッドシップ・後輪駆動) |
| トランスミッション | 5速MT |
| 内装 | ABS・パワステ・カーペット等を排除した徹底軽量仕様 |
出典・参考:フェラーリ・F40 Wikipedia日本語版/KEEP ON RACING「フェラーリF40誕生の背景」(1987年発表・エンツォ最後の承認・288GTO Evoluzioneとの関係)/各種専門メディア(324km/h・世界最速市販車としての位置づけ)。※最高出力は一次資料により478PS・485PS等の表記揺れがあるため、本記事ではレンジ表記を採用しています。
快適装備ゼロの徹底軽量化|「公道を走れるレースカー」の中身
F40の内装を見て「これで本当にスーパーカーなのか」と驚く人は少なくありません。それもそのはず、F40にはABS・パワーステアリング・トラクションコントロールといった電子制御機構が一切装備されていません。フロアにはカーペットも遮音材もなし。ドアパネルも剥き出しのまま、ダッシュボードも装飾を徹底的に排した簡素な作りです。エアコンやオーディオといった快適装備も標準では省かれています。
これは決して「コストダウンのための手抜き」ではありません。F40が背負っていたコンセプト、つまり「公道走行を許されたレーシングカー」を実現するための、意図的な設計判断でした。1グラムでも軽く、1台でも速く。エンツォが掲げてきた「速さこそフェラーリの本質」という理念を、快適性という要素を一切挟まずに体現したのがこの内装なのです。乗る人を選ぶ硬派な一台だからこそ、今もなお「本物のスーパーカー」として語り継がれています。
ボディに目を向けても同様です。鋼管パイプフレームに組み合わされたカーボンケブラー製パネルは、当時の市販車としては異例なほどレーシングカーの製法に近いものでした。ボンネット・ドア・リアハッチには軽量素材を惜しみなく投入し、フロントウィンドウ以外のガラスには軽量なプラスチック製の窓を採用するなど、あらゆる箇所で軽量化が優先されています。
グループB規定の消滅が生んだ「幻の1台」288GTO Evoluzione
F40を理解するうえで欠かせないのが、その母体となった288GTOと、さらにその先の288GTO Evoluzione(エヴォルツィオーネ)の存在です。288GTOは1984年のジュネーブショーで発表された、モータースポーツの「グループB」規定に向けたホモロゲーションモデル。3.0L V型8気筒ツインターボで400PS/50.6kgfmを発揮していました。
フェラーリはさらに戦闘力を高めた発展型「288GTO Evoluzione」の開発も進めていましたが、グループBというレースカテゴリー自体が、公道走行イベントでの死亡事故が相次いだことなどを理由に1986年に廃止されてしまいます。行き場を失った288GTO Evoluzioneでしたが、そこに投入されていたカーボンファイバー製ボディ・大径インタークーラー・高出力ターボエンジンといった技術は、F40という新たな市販車の中に形を変えて受け継がれました。つまりF40は、消えたレースカテゴリーのために磨かれた技術を、公道用スーパーカーとして開花させた一台とも言えるのです。
出典・参考:KEEP ON RACING「フェラーリF40誕生の背景、エンツォの遺言と288GTO Evoluzione」/オートメッセウェブ「6台のみ作られた幻のフェラーリ 288GTOエボルツィオーネ」(グループB廃止の経緯・288GTO Evoluzioneの技術がF40へ継承された点)。
F40は今いくら?億超えが常態化する理由
F40の中古相場は、いまや「億超え」が特別なことではなくなっています。海外報道によれば、状態良好な個体の一般的な相場帯は250万〜300万ユーロ(約4.1億〜4.95億円)とされています。ここ数年のオークション結果を見ても、その傾向は鮮明です。
- 2025年12月:日本で20年間過ごした個体が約4.7億円で落札(コーンズによる整備記録が評価された)
- 2025年12月:走行距離1万400kmの個体が相場5.3億円と報じられるも成約には至らず
- 2026年1月:F1ドライバーのアラン・プロスト所有車が約5.8億円で落札(走行距離3,000マイル以下)
- 2025年8月:レース仕様「F40コンペティツィオーネ」(生産わずか19台)が約16.4億円で落札(特別仕様のため別格の価格帯)
当初400台限定として計画された希少性に加え、「エンツォ最後の承認」「量産車初の320km/h超え」という物語性、そして近年の旧車・スーパーカー市場全体の高騰が重なり、F40は今なお値上がりを続けています。
出典・参考:オートメッセウェブ「日本で20年間過ごしたフェラーリF40が約4.7億円で落札」/同「F40の相場は5.3億円!走行距離1万400kmの個体」/同「アラン・プロストのフェラーリF40が約5.8億円で落札」/同「F40コンペティツィオーネ 約16億3600万円で落札」。
※相場は個体の状態・走行距離・整備履歴・為替レートで大きく変わります。オークション結果は個体差が非常に大きいため、あくまで参考としてご覧ください。最新の価格・在庫は各オークションハウス・専門ディーラーで必ずご確認ください。
「GT7で惚れて、いつか本物のF40に」。その前に、いま乗っている愛車の“本当の価値”を知っておきませんか。旧車・スーパーカー相場が高騰している今は、手放す側にとっても追い風です。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
「400台限定」のはずが1,315台に|需要が生んだ数字の変化
F40の生産台数については、しばしば「400台限定」という表現を見かけますが、これは当初の生産計画を指しています。実際には世界中から注文が殺到し、フェラーリは生産を継続。最終的に1987年から1992年までの生産期間で、合計1,315台が世に送り出されました。
「幻の希少車」というイメージが先行しがちですが、実際には当時のフェラーリ・フラッグシップとしては比較的まとまった台数が生産されたモデルです。とはいえ現在から見れば約1,300台という数字自体が十分に希少であり、40年近く前のスーパーカーとして状態の良い個体が現存していること自体が価値を押し上げる要因になっています。「当初計画の400台」と「最終的な1,315台」、この両方を正確に押さえておくことが大切です。
出典・参考:フェラーリ・F40 Wikipedia日本語版/複数の海外専門メディア(当初計画400台・最終生産台数1,315台の一致情報)。
F40 LM/GTE|ル・マンで戦った公道車の兄弟
F40は市販車としてだけでなく、モータースポーツの舞台にも登場しています。競技用に仕立てられたF40 LMとF40 GTEは、1994年のル・マン24時間レースに1台のLMと2台のGTE、合計3台が出走。予選ではマクラーレンF1を上回る総合6位・7位・8位を獲得する健闘を見せました。決勝では、LMが総合12位・GT1クラス6位が最上位となり、同クラスで総合優勝したマクラーレンF1からは28周遅れという結果でした。
また、1994年のBPRグローバルGTシリーズにも参戦し、アンデルストープ戦で1勝を記録するなど、3年間で通算3勝を挙げています。市販車をベースにしたスーパーカーが、当時最先端のレーシングマシンと同じ土俵で走っていたこと自体が、F40の「公道走行を許されたレーシングカー」というコンセプトの説得力を物語っています。
出典・参考:1994年のル・マン24時間レース Wikipedia日本語版/KEEP ON RACING「フェラーリF40 公道最速の称号とモータースポーツへの挑戦」(F40 LM/GTEの1994年ル・マン参戦記録、BPRグローバルGTシリーズでの戦績)。
F40から続く「フェラーリ最高峰」の系譜|F50・エンツォ・ラフェラーリ
F40は、フェラーリが節目の年に世に送り出す「数字だけを名前に冠したスーパーカー」系譜の起点にあたる存在です。この系譜は今も続いています。
- 288GTO(1984年)- グループB量産ホモロゲーションモデル。F40の直接のベース
- F40(1987年)- 創立40周年記念・エンツォ最後の承認(本記事の主役)
- F50(1995年)- 創立50周年記念。F1由来のカーボンファイバー・モノコックを市販車として初採用。生産349台(1995〜1997年)
- Enzo(エンツォ・フェラーリ)(2002年)- 創業者へのトリビュートとして命名。F1でのドミナンス期の技術を投入
- LaFerrari(2013年)- V12エンジン+電気モーターのハイブリッド。出力はF40とF50を合わせたほどの数値に到達
F50・エンツォ・ラフェラーリはそれぞれ独自の技術的挑戦を持つ別モデルであり、本記事では深追いしません。ただ、この系譜をたどると見えてくるのは、「F40がなければ、この後に続くフェラーリの数字だけのスーパーカーたちも生まれなかった」という事実です。エンツォが最後に承認した硬派な1台が、その後30年以上にわたるフェラーリのフラッグシップ戦略の原点になっている。それこそがF40の歴史的な重みだと言えます。
出典・参考:複数の海外専門メディア(Ferrari's Flagship Machines特集・288GTO/F40/F50/Enzo/LaFerrariの系譜と各モデルの生産台数・搭載技術)。
グランツーリスモ7のF40|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には、「Ferrari F40 '92」として収録されています。実車の「公道を走れるレーシングカー」というコンセプトを反映し、ゲーム内でもロードカー区分ながら本格的なポテンシャルを持つ一台です。
- PP値:615.17(目安・アップデートで変動あり)
- 最高出力:471HP/7,000rpm
- 排気量:2,936cc/最大トルク425.2ft-lb(約57.6kgfm)/4,000rpm
- 過給方式:ツインターボ
- 車両重量:約1,100kg
- 駆動方式:MR(ミッドシップ・後輪駆動)
- ゲーム内価格:Cr.3,400,000
- 入手方法:レジェンドカーズディーラー(常時在庫ではなく入れ替わりのある限定枠のため、こまめなチェックがおすすめ)
MRレイアウトらしい俊敏なターンインと、471馬力のツインターボが生み出す加速感が同居する一台です。車重は約1,100kgと軽量な部類に入り、パワーウェイトレシオの良さがコーナー立ち上がりでのダイレクトな加速に直結します。ABSやトラクションコントロールを排した実車の思想は、GT7でも「じゃじゃ馬をねじ伏せる感覚」として楽しめるポイントです。
出典・参考:gtdb.io(GT7内データベース・PP値615.17、ゲーム内価格Cr.3,400,000、レジェンドカーズでの入手方法)。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でF40をさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。471馬力のツインターボMRを操る緊張感が、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
中でも@スマート光は、低遅延の「v6プラス」が無料で使えて、月額も安め。
浮いたぶんをハンコンや機材に回せます。
※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。
また、「携帯と同じ会社で回線もまとめたい」という方には、大手キャリアの光回線もおすすめです。
スマホとのセット割で、毎月の料金がさらにお得になることもあります。
お使いのスマホに合わせてチェックしてみてください。
・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車F40を所有・維持する費用
F40は1987〜1992年生産の旧車で、しかも1台あたりの資産価値が億単位という別格の存在です。
維持費は一般的な旧車よりさらに高めになりがちです(希少パーツの調達難、専門ショップでの整備が前提になること、高額車両保険等)。
年間の目安はこのくらいです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(3.0L級・13年超の重課) | 約6万円台 |
| 任意保険(希少車・高額車両保険込み) | 約50〜150万円 |
| 車検(2年分を1年換算・専門ショップ前提) | 約30〜60万円 |
| 整備・部品(希少パーツ・ターボ関連消耗品) | 約100〜300万円 |
| 駐車場・保管(防犯・空調管理保管想定) | 約30〜100万円 |
| 燃料・消耗品 | 約20〜40万円 |
| 年間合計(目安) | 約240〜660万円 |
さらに、購入費が4億〜5億円超(前章の中古相場)かかります。
② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト
一方、GT7でF40を「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 4億〜5億円超 + 毎年 240〜660万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車の維持費とは比較にならないほど安価で、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、471馬力を受け止める軽量MRボディの挙動まで、かなり実車に近い感覚で走れます。
「いつか本物のF40を」と思っている人も、それまでの間はGT7で憧れの一台に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
実車のF40に触れる|展示・レンタル
「億単位の車なんて、見る機会すらないのでは」と思うかもしれませんが、展示という形で出会える場所は実はあります。フェラーリ自身が特別な存在として大切に扱っている一台だからこそ、聖地とも言える博物館での常設展示が続いています。
🏛 ムゼオ・フェラーリ・マラネロ|歴代スペチアーレが勢揃い
イタリア・マラネロにあるフェラーリ本社隣接の博物館「ムゼオ・フェラーリ・マラネロ」では、288GTO・F40・F50・エンツォ・ラフェラーリという、フェラーリの「数字だけのスーパーカー」系譜を代表するモデルたちを一度に見学できます。F40は発表から10年ごとに新しい個性的な後継モデルが加わってきた、この特別なシリーズの中でも中核を担う存在として、常設展示の主役の一台になっています。
もう一つのフェラーリ関連博物館である「エンツォ・フェラーリ博物館」(モデナ)とあわせて訪れる旅程を組むファンも多く、フェラーリの歴史を体系的にたどりたい人にとっては外せない聖地です。
出典・参考:Ferrari.com公式マガジン「マラネッロで展示されているフェラーリの歴史」/各種現地レポート記事(ムゼオ・フェラーリ・マラネロでの288GTO・F40・F50・エンツォ・ラフェラーリの展示状況)。
🔑 レンタル・試乗という選択肢
国内の高級車専門レンタカー業者の中には、フェラーリ車種の取り扱いがあるところも存在します。ただし、F40のような希少な旧車モデルを常時取り扱う業者は限られており、対応の有無・料金は店舗によって大きく異なります。実際に「令和の時代にF40へ試乗してみた」という体験レポートも自動車メディアで確認できるため、機会があれば専門イベントや専門ショップに直接問い合わせてみるのが確実です。
出典・参考:ベストカーWeb「令和の時代にフェラーリF40に試乗してみた」体験レポート。※レンタル・試乗の対応可否や料金は店舗・時期により大きく異なります。最新は各店舗へ直接お問い合わせください。
F40を見て楽しむ|カルチャー・グッズ
📖 湾岸ミッドナイト外伝小説「赤い狂獣」での言及
「首都高の伝説」を描いた楠みちはる氏の代表作『湾岸ミッドナイト』の関連作品として、マガジンノベルス版の小説『湾岸MIDNIGHT 赤い狂獣』が存在し、その中で780馬力までチューニングされた赤いフェラーリF40が、伝説のマシン「悪魔のZ」への挑戦者として登場する、という情報が確認できます。ただし、これは湾岸ミッドナイト本編の漫画(コミックス)ではなく、小説というスピンオフ作品での言及です。本編コミックスでのF40の絵による登場については、今回の調査では裏取りができませんでした。そのため本記事では「名前が語られる関連作品がある」という事実にとどめてご紹介します。
出典・参考:マガジンノベルス『湾岸MIDNIGHT 赤い狂獣』(楠みちはる×清水草一)関連情報。※本編コミックスでの絵による登場は未確認のため、本記事では小説作品での言及として紹介しています。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
手元でF40を楽しむなら、プラモデルが充実しています。定番はタミヤの1/24「フェラーリF40」。1987年の実車デビューと同時期に発売されたロングセラーキットで、F1マシン製作のノウハウを反映した設計が特徴です。フジミの1/24「フェラーリF40」にはエンジンパーツを再現したバージョンもあり、より作り込みたい人に向いています。
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フェラーリF40のよくある質問
Q. フェラーリF40とは、どんな車ですか?
A. 1987年7月21日、フェラーリ創立40周年を記念して発表されたスーパーカーです。創業者エンツォ・フェラーリ本人が発表会に出席し、結果的に彼が生前に承認した最後の市販車となりました。3.0L級V型8気筒ツインターボを搭載し、発表時に量産車として世界最速の324km/hを記録しています。
Q. F40のスペック(馬力・排気量)は?
A. 3.0L級(2,936cc)90度V型8気筒DOHCツインターボで、最高出力は480PS前後(資料により478PS・485PSの表記あり)。車重は約1,100kgで、駆動方式はミッドシップ・後輪駆動(MR)です。
Q. F40は何台生産されましたか?「400台限定」は本当ですか?
A. 「400台限定」は当初の生産計画です。実際には需要の増加により生産が継続され、1987年から1992年の生産期間で最終的に1,315台が製造されました。
Q. F40とF50・エンツォ・ラフェラーリはどう違いますか?
A. いずれもフェラーリが節目の年に発表する「数字だけを冠したスーパーカー」系譜のモデルですが、それぞれ別の技術的挑戦を持つ別モデルです。F40(1987年・創立40周年)→F50(1995年・創立50周年、カーボンモノコック初採用)→エンツォ(2002年・創業者へのトリビュート)→ラフェラーリ(2013年・V12ハイブリッド)という順で登場しており、F40はこの系譜の起点にあたります。
Q. F40の中古相場はいくらですか?
A. 状態良好な個体で250万〜300万ユーロ(約4.1億〜4.95億円)が海外報道での一般的な相場帯です。2025年12月には日本の個体が約4.7億円、2026年1月にはアラン・プロスト所有車が約5.8億円で落札されるなど、億単位の取引が続いています。個体差・状態・為替で大きく変わるため、最新は各オークションハウス・専門ディーラーでご確認ください。
Q. グランツーリスモ7でF40に乗れますか?
A. 乗れます。「Ferrari F40 '92」としてレジェンドカーズディーラーから入手可能です(常時在庫ではなく入れ替わりのある限定枠のため、こまめなチェックがおすすめです。収録内容・価格はアップデートで変動します)。
F40は「エンツォ最後のメッセージ」を宿す一台
フェラーリF40は、創業者エンツォ・フェラーリが生前に承認した最後の市販車であり、フェラーリ創立40周年という節目に生まれた特別な1台です。288GTO Evoluzioneから受け継いだ技術を惜しみなく投入し、ABS・パワステ・カーペットすら排した徹底軽量の内装で、「公道走行を許されたレーシングカー」というコンセプトをそのまま体現しました。当初400台限定の計画は需要の増加で1,315台にまで拡大し、量産車として初めて時速320kmの壁を超えるという記録も打ち立てています。
実車は状態良好な個体で4億円超という価格帯が常態化するほど高騰しており、維持にも並外れた覚悟が必要ですが、グランツーリスモ7なら「Ferrari F40 '92」としてそのまま収録されており、維持費を気にせず"エンツォ最後の1台"のステアリングを握れます。展示で出会うならムゼオ・フェラーリ・マラネロでの常設展示、見て楽しむならル・マンでの参戦記録や、後に続くF50・エンツォ・ラフェラーリという系譜も味わい深いポイントです。
ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、F40はフェラーリの歴史の中でも別格の意味を持つ一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
フェラーリ ミッドシップV8系譜もチェック
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