
FIAT 500(フィアット・チンクエチェント)とは、2007年7月4日にイタリアで発表された3代目フィアット500です。1957年に登場し20年間で400万台を売った国民的名車「ヌォーヴァ500」の誕生からちょうど50周年という節目に、その愛らしいスタイルをそのままに復活させたモデルで、発表からわずか1年余りで欧州カー・オブ・ザ・イヤー2008を受賞するほどの人気モデルとなりました。本記事の主役「1.2 8V Lounge SS」は、その中でも固定式ガラスルーフを備えた上級グレード「Lounge(ラウンジ)」をベースにした、日本導入を記念する特別仕様の1台です。
この記事では、FIAT 500 3代目の誕生秘話・スペック・中古相場から、GT7での乗り方、そして「ルパン三世の愛車」との関係やカルチャーまで、まるごと解説します。
50年ぶりの復活|FIAT 500 3代目とはどんな車?
FIAT 500の歴史は古く、初代は戦前の1936年に登場した「トポリーノ」に遡ります。そして1957年、より小さく安価な大衆車として登場したのが「ヌォーヴァ500(新しい500)」。極めて安価な価格設定と愛らしいスタイリングが人気を呼び、1957年から1977年までの20年間で約400万台を売り上げる大ヒット作となりました。イタリアの街並みに溶け込む国民車として、今なお世界的な愛称で語られる存在です。
そんな2代目の誕生から50年目にあたる2007年7月4日、3代目となる新型FIAT 500がイタリア・トリノのムラッツィ・デル・ポー地区で正式発表されました。大規模な花火大会つきのお披露目イベントには約25万人が集まり、イタリア国内30都市でも同時に祝賀イベントが展開されたと伝えられています。それだけこの復活が、イタリア国民にとって特別な出来事だったということです。
発表から2年が経過しても世界的にバックオーダーを抱えるほどの人気モデルとなり、2008年11月19日には欧州カー・オブ・ザ・イヤー2008を受賞。欧州22ヶ国のモータージャーナリスト58人が審査員を務め、そのうち34人がFIAT 500に最高得点を投じ、385点という高得点で1位に輝きました。ちなみに生産は、イタリアではなくポーランドのティヒ工場で行われています。
出典・参考:Fiat公式発表・Wikipedia英語版「Fiat 500 (2007)」(2007年7月4日トリノ発表・約25万人参加・イタリア30都市展開)/AFP・レスポンス(欧州カー・オブ・ザ・イヤー2008受賞・385点・34人が満点投票)。
ちなみに「500」はイタリア語読みで「チンクエチェント」。日本でもそのまま世界共通の愛称として定着しています。丸いヘッドライト、こんもりと膨らんだボンネット、シンプルな丸メーター。3代目のデザインは、1957年のヌォーヴァ500が持っていた愛らしさを、現代の技術で忠実に再現したものです。
ロベルト・ジョリートが手がけた"温故知新"のデザイン
3代目FIAT 500のデザインの origin(原点)は、2004年のジュネーブモーターショーで披露されたコンセプトカー「Trepiùno(トレピウノ)」です。デザインを手がけたのはFiatのデザインセンター「チェントロ・スティーレ」のロベルト・ジョリート。彼のチームは1957年のヌォーヴァ500(設計者:ダンテ・ジャコーザ)のスタイリングを深く研究し、丸みを帯びたシルエット・小さなヘッドランプ・張り出したフロントノーズといった要素を、現代の安全基準やパッケージングを満たしながら再現するという難題に取り組みました。
興味深いのは、この開発の背景にあった市場環境です。当時イタリアで大ヒットしていたスマート・フォーツーの成功を受けて、Fiatは「もう一度、小型車のトップブランドの座を取り戻す」ためのさまざまなコンセプトを検討していました。その中で「ほとんどの顧客はスマートの2人乗りだけでは満足しない」という結論に至り、実用性を備えた4人乗りの小型車として3代目500の方向性が固まっていったといわれています。
トレピウノ・コンセプトそのものも高く評価され、2008年のカー・オブ・ザ・イヤー、2009年のワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞。さらに2011年には、ジョリート自身がFIAT 500のデザインでイタリアの権威ある工業デザイン賞「コンパッソ・ドーロ賞」を受賞しています。1台の小さな大衆車が、これほど多くのデザイン賞に彩られるのは異例のことといえるでしょう。
出典・参考:Wikipedia英語版「Roberto Giolito」「Fiat 500 (2007)」(トレピウノ・コンセプト2004年ジュネーブ発表・2008/2009年デザイン賞受賞)/Car Design News・TIME.com(ジョリートのインタビュー記事)/festivalautomobile.com(コンパッソ・ドーロ賞2011年受賞)。
Lounge(ラウンジ)とは?ガラスルーフが自慢の上級グレード
3代目FIAT 500には、大きく分けて2つのグレードが設定されていました。エントリーグレードの「Pop(ポップ)」は、マニュアルエアコン・ハロゲンヘッドライト・スチールホイールを備えた、ヌォーヴァ500を思わせるレトロでシンプルな仕様です。一方、上級グレードの「Lounge(ラウンジ)」は、フルオートエアコン・キセノンヘッドライト・アルミホイール・リアパーキングセンサーに加え、固定式のガラスルーフを装備し、よりモダンで上質な雰囲気を演出しています。
このガラスルーフは、初代・2代目のFIAT 500が備えていた開閉式サンルーフの伝統を、現代的な形で継承したものといわれています。シェード(内張り)を閉じても自然光が室内に入り込むため、限られた室内空間を実際以上に広く、開放的に感じさせてくれる装備です。3代目500の中でも、Loungeグレードを選ぶ最大の理由のひとつになっています。
出典・参考:500オーナー系情報サイト複数(Pop/Loungeグレードの装備差・固定式ガラスルーフの位置づけ)。※記載は複数の一般情報サイトを参照した内容であり、詳細な仕様確認は正規ディーラー・公式カタログでのご確認をおすすめします。
なお、当ブログには3代目FIAT 500をベースにした高性能仕様「ABARTH 500」を扱った記事も別途あります。ターボ過給やチューニングの詳しい歴史はそちらに譲り、本記事では「素の500」の魅力にフォーカスしてお届けします。
FIAT 500 1.2 8V Lounge SS '08の詳細スペック
FF(前輪駆動)の小さなボディに搭載されるエンジンは、1.2Lと1.4Lの2種類のガソリンエンジンに加え、1.3Lディーゼルの計3種類が用意されていました。日本にはこのうち2種類のガソリンエンジンが、デュアロジックと呼ばれる2ペダルMT(セミオートマ)と組み合わせられて導入されています。本記事の主役「1.2 8V Lounge SS」は、その中でもベーシックな1.2Lエンジンを搭載したモデルです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型式 | ABA-31212 |
| 全長×全幅×全高 | 3,545mm×1,625mm×1,515mm |
| ホイールベース | 2,300mm |
| 車両重量 | 1,010kg |
| エンジン型式 | 169A4(直列4気筒SOHC8バルブ) |
| 総排気量 | 1,240cc(内径70.8mm×行程78.8mm) |
| 圧縮比 | 11.1 |
| 最高出力 | 69PS(51kW)/5,500rpm |
| 最大トルク | 10.4kgf・m(102N・m)/3,000rpm |
| 駆動方式 | FF(前輪駆動) |
| トランスミッション | 5速AT(デュアロジック系) |
| タイヤサイズ | 185/55R15 |
| 燃料 | 無鉛プレミアムガソリン(タンク容量35L) |
1.2Lエンジンの69PS/10.4kgf・mという数値は、決して強烈なパワーではありません。しかし、小気味よい吹け上がりと、豪華グレードのラウンジでさえ1,010kgという軽いボディ、そして巧みにセッティングされたシャシーのおかげで、見た目からは想像できないほどのスポーティなドライビングが可能というのが、3代目500に共通する評価です。
自動車専門メディア「webCG」の試乗記では、エンジンについて「決して余裕はないものの、不自由なく走れるだけの動力性能」と評価されています。2,000rpm以下では頼りない印象があるものの、そこから上では実用的なトルクを発揮するとのことです。トランスミッションのデュアロジックについては「一世代前の感がある」とされ、1速から2速へのシフトアップ時に空走感が気になる場合があるものの、マニュアルモードを活用すればより快適な変速が可能、とも指摘されています。
乗り心地は「少し硬め」で、路面によっては小さな上下動が感じられるとのこと。ワインディングロードではロールがやや大きく安定感には欠けるものの、ショートホイールベースを活かしてキビキビと走行できる、と評されています。室内はシンプルな設計で、クラシカルな丸メーターが特徴的。そして先述の固定式ガラスルーフが、限られた室内空間を開放的に演出してくれる。総合評価は5段階中4という高評価でした。
出典・参考:motor-fan.jp自動車カタログ(フィアット500 1.2 8V ラウンジSS・2008年3月モデルの型式・寸法・エンジンスペック)/webCG「フィアット500 1.2 8V ラウンジSS(FF/5AT)【ブリーフテスト】」(試乗評価・総合評価★4)。
※スペック・評価は取材・カタログ掲載時点の情報です。年式・仕様変更・個体差で異なる場合があります。
日本上陸と「ラウンジSS」限定モデルの正体
FIAT 500の日本仕様は2008年3月15日に発売されました。設定グレードは「1.2 8V Pop」「1.2 8V Lounge」「1.4 16V Pop」「1.4 16V Lounge」など。そしてこの日本導入を記念して、本記事の主役である「1.2 8V Lounge SS」(スペシャルシリーズ)が200台限定で設定されたという情報があります。フォグランプ、クロームドアミラー、専用のラウンジ内装、フルオートエアコン、リアパーキングセンサーといった特別装備が追加された、日本導入時ならではの限定車だったようです。
⛔ 混同注意:ネット上には2008年10月に150台限定で発売された「1.4 16V ラウンジSS」(282万円)の情報も存在します。こちらは16インチアルミホイール・電動サンルーフ・専用レザーシート等を装備した1.4L版の限定車で、本記事が扱う「1.2 8V ラウンジSS」(2008年3月導入・200台限定という情報)とはエンジン排気量・発売時期・限定台数が異なる別モデルです。同じ「ラウンジSS」という名前でも、時期によって中身が違う点にご注意ください。
出典・参考:Car Watch「フィアット、150台限定の『フィアット500』特別仕様車『ラウンジSS』」(2008年10月・1.4 16V版150台限定・282万円の確度の高い情報)/500オーナー系情報サイト(1.2 8V ラウンジSS 200台限定という情報。※こちらは一次情報での確証までは取れておらず、参考情報としてご覧ください)。
FIAT 500 3代目は今いくら?中古相場の目安
3代目FIAT 500は約16年間にわたって販売された、非常にロングセラーなモデルです。そのため中古車市場での価格帯も年式によって大きく異なります。中古車情報サイトの掲載状況(2026年7月時点)を見ると、車両価格帯はおよそ11.8万円〜560万円という非常に幅広いレンジになっています。
- 掲載台数:グーネットで901台掲載(2026年7月時点)。年式・グレード問わず全体のレンジ
- 2008年3月以降モデルの平均:約100.7万円(価格帯9.9万円〜358万円・カーセンサー調べ)
- 初期型(2008年式)の目安:11.8万円〜21.4万円程度
- 後期型(2014年式)の目安:59.8万円〜70.6万円程度
予算に応じた狙い方も参考にしてみてください。お手頃な予算を重視するなら、前期型の1.4Lモデルで総額40万〜80万円、前期型ツインエア(後年追加されたエンジン)で総額50万〜120万円あたりが目安になります。逆に高年式・低走行にこだわるなら、後期型の上級グレードで総額200万円台以上を見ておくとよいでしょう。
購入時に一点だけ注意しておきたいのが、変速機の「デュアロジック」です。走行距離が延びると信頼性がやや低下するケースがあるとの指摘があり、中古で狙う場合は試乗と整備履歴の確認をおすすめします。
出典・参考:グーネット中古車(フィアット500掲載901台・価格帯11.8万〜560万円)/カーセンサー(2008年3月以降モデル平均価格100.7万円)/各種中古車情報サイト(年式別価格帯・デュアロジックの経年注意点)。
※相場は時期・状態・走行距離・グレード・個体のヒストリーで大きく変わります。上記はあくまで参考情報であり、最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。
「GT7で惚れて、いつか本物のFIAT 500に」。その前に、いま乗っている愛車の“本当の価値”を知っておきませんか。中古車相場は常に動いています。手放す側にとってもタイミングは大事です。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
当時の新車価格|233万円からのスタート
2008年3月の日本発売時、FIAT 500の新車価格帯はグレードによって182.6万円〜344万円という幅がありました。本記事の主役「1.2 8V Lounge SS」は、カタログベースで233万円という価格設定です。当時の小型輸入車としては手が届きやすい価格帯であり、「イタリアの国民車」らしい親しみやすさが日本上陸時にも意識されていたことがうかがえます。
出典・参考:motor-fan.jp自動車カタログ(1.2 8V ラウンジSS・2008年3月モデルの新車価格233万円)/goo-net自動車カタログ(2008年モデル全体の価格帯182.6万〜344万円)。
※新車価格は発売当時のカタログ価格であり、現在は販売されていません。中古車としての取引価格は前章の相場情報をご参照ください。
グランツーリスモ7のFIAT 500|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には「FIAT 500 1.2 8V Lounge SS '08」がそのままの車名で収録されています。
- PP値:274.82(パワー65HP・重量2,227lbs=約1,010kg)
- 駆動方式:FF(前輪駆動)
- 前後重量配分:64:36(フロントヘビーな配分)
- ゲーム内価格:17,000Cr
- 入手方法:Brand Central(新車ディーラー)または中古車(Used Cars)
- エンジン型式:169A4-500
GT7内での分類は無印のロードカー(レース区分なし)。実車同様、決して高性能な部類の車ではありませんが、GT7ではそれも味のひとつです。ゲーム内価格17,000Crという手頃さは全収録車の中でも屈指の安さで、初心者が最初に手に入れる1台としても人気があります。また、GT7には遊び心のある要素として、1998年ホンダ・インテグラType RのB18Cエンジンへ換装できるエンジンスワップ機能があり、これを行うと194HPまでパワーアップさせることも可能です(ルーレット景品またはGTAuto「Car Maintenance & Service」メニューで入手・購入)。街乗り仕様の可愛い外見のまま、中身だけ本格的なホットハッチに仕立てる。そんな遊び方ができるのも、GT7ならではの魅力です。
出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・PP値274.82・ゲーム内価格17,000Cr・エンジンスワップ情報)。
※クレジット価格・PP値・入手条件・スワップ可否はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でFIAT 500をさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。軽量ボディならではのクイックな身のこなしが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
中でも@スマート光は、低遅延の「v6プラス」が無料で使えて、月額も安め。
浮いたぶんをハンコンや機材に回せます。
※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。
また、「携帯と同じ会社で回線もまとめたい」という方には、大手キャリアの光回線もおすすめです。
スマホとのセット割で、毎月の料金がさらにお得になることもあります。
お使いのスマホに合わせてチェックしてみてください。
・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車FIAT 500を所有・維持する費用
FIAT 500は1.2Lの小型車ですが、輸入車ゆえに国産車とは異なる維持費の傾向があります(部品の取り寄せに時間がかかる場合がある、整備は輸入車に強いショップが前提になりやすい等)。
年間の目安はこのくらいです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(1.2L・小型車枠) | 約30,500円 |
| 任意保険(輸入車・年齢条件等で変動) | 約6〜15万円 |
| 車検(2年分を1年換算・輸入車対応ショップ前提) | 約8〜15万円 |
| 整備・部品(デュアロジック点検・輸入部品) | 約5〜15万円 |
| 駐車場(地域による) | 約6〜24万円 |
| 燃料・消耗品 | 約10〜18万円 |
| 年間合計(目安) | 約35〜97万円 |
さらに、購入費が11.8万〜200万円超(前章の中古相場)かかります。
② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト
一方、GT7でFIAT 500を「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 11.8万〜200万円超 + 毎年 35〜97万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車の年間維持費と同水準か、それ以下でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコンを使えば、軽量ボディならではのクイックな身のこなしまで、かなり実車に近い感覚で走れます。
「いつか本物のFIAT 500を」と思っている人も、それまでの間はGT7で憧れの一台に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
実車のFIAT 500に触れる|レンタカー・ミーティング
「輸入車の旧いモデルなんて、めったに出会えないのでは」と思うかもしれませんが、FIAT 500は日本国内でもコアなファンが多い車種で、出会うチャンスは意外とあります。
🎪 オーナーズクラブ・ミーティング
FIAT 500は世界的に人気が高く、日本国内にもオーナーズクラブや愛好家コミュニティが存在します。旧車・輸入車を扱うイベントやミーティングでは、3代目に限らず歴代のFIAT 500が並ぶ光景を見られることも珍しくありません。地域のイタリア車ミーティングやカーイベント情報をチェックしてみるのもおすすめです。
🔑 レンタカー・カーシェア
輸入車専門のレンタカーサービスや、個人間カーシェアサービスの中には、FIAT 500を取り扱っている業者も存在します。取り扱い状況や車種・年式は時期により変動するため、利用を検討する場合は各サービスの公式サイトで在庫状況を事前にご確認ください。
FIAT 500を見て楽しむ|ルパン三世・グッズ
🎬 ルパン三世の愛車との関係|世代違いに注意
FIAT 500と聞いて「ルパン三世の愛車」を思い浮かべる方は多いはずです。実際、アニメ『ルパン三世』の劇場版『カリオストロの城』をはじめとする作品でルパンが乗り回すFIAT 500は、非常に有名なカルチャーアイコンです。ただしここで重要な区別があります。ルパンの愛車は1957年〜1975年に生産された2代目「ヌォーヴァ500」(RR=リアエンジン・リア駆動)であり、本記事が扱う3代目(2007年〜・FF駆動)とは世代が異なる別のモデルです。
ルパンの愛車として2代目FIAT 500が選ばれた理由には諸説ありますが、有力な説として、『ルパン三世』1stシリーズおよび劇場版『カリオストロの城』で作画監督を務めた故・大塚康生氏自身の愛車がFIAT 500だったから、というエピソードが知られています。作り手の実体験が、そのままアニメの名場面に反映されたというわけです。3代目である本記事の主役は、あくまでこの2代目のデザインを50年ぶりに現代へ蘇らせた"孫にあたる世代"、という位置づけで楽しむのがよいでしょう。
出典・参考:ENGINE誌・レスポンス・オートックワン各サイト(ルパン三世の愛車=2代目ヌォーヴァ500・大塚康生氏の愛車エピソード)。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
3代目FIAT 500は世界的な人気車種のため、プラモデルやミニカーの選択肢も豊富です。国内外の複数メーカーから1/24〜1/43スケールのミニカーが発売されており、Loungeグレードやガラスルーフの再現度が高い製品も存在します。手元に置いて眺めるだけでも、あの愛らしいフォルムを堪能できます。
📖 書籍
3代目FIAT 500の開発秘話やデザイン論をもっと深掘りしたいなら、自動車専門誌・カーデザイン系メディアの特集記事が参考になります。ロベルト・ジョリートのインタビュー記事や、トレピウノ・コンセプトの開発ストーリーを扱った海外メディアの記事も充実しています。
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FIAT 500 1.2 8V Lounge SSのよくある質問
Q. FIAT 500 1.2 8V Lounge SS '08とは、どんな車ですか?
A. 2007年7月4日に発表された3代目FIAT 500の上級グレード「Lounge(ラウンジ)」をベースにした、日本導入を記念する特別仕様車です。1957年登場の2代目「ヌォーヴァ500」から50周年にあたる年に復活し、固定式ガラスルーフを装備した1.2Lエンジンモデルです。
Q. Lounge SSの「SS」とは何の略ですか?
A. 「スペシャルシリーズ」の略とされています。日本導入を記念した限定仕様で、「1.2 8V Lounge SS」は200台限定という情報がありますが、2008年10月に別途発売された150台限定の「1.4 16V Lounge SS」(Car Watch記事で確度の高い情報あり)とはエンジン・時期・台数が異なる別モデルです。
Q. スペック(馬力・排気量)は?
A. 169A4型・直列4気筒SOHC8バルブ・総排気量1,240ccで、最高出力69PS(51kW)/5,500rpm、最大トルク10.4kgf・m(102N・m)/3,000rpmを発揮します。車両重量は1,010kg、駆動方式はFF(前輪駆動)です。
Q. ルパン三世が乗っているFIAT 500と同じ車ですか?
A. いいえ、違います。ルパン三世の愛車は1957年〜1975年に生産された2代目「ヌォーヴァ500」(RR駆動)です。本記事の3代目(2007年〜・FF駆動)とは世代が異なる別モデルです。
Q. アバルト500とは違う車ですか?
A. はい、別モデルです。アバルト500は、この3代目FIAT 500をベースにした高性能バージョンとして別に存在します。本記事は素のFIAT 500を扱った内容です。
Q. 中古相場はいくらですか?
A. 年式・グレードにより幅広く、2026年7月時点の中古車情報サイトでは11.8万円〜560万円という価格帯が見られます。2008年3月以降モデルの平均は約100.7万円です(カーセンサー調べ)。状態・走行距離で大きく変わるため、最新は各中古車ポータルでご確認ください。
Q. グランツーリスモ7でFIAT 500に乗れますか?
A. 乗れます。「FIAT 500 1.2 8V Lounge SS '08」として収録されており、Brand Centralまたは中古車として17,000Crで購入できます(収録内容・価格はアップデートで変動します)。
FIAT 500は「50年ぶりの里帰り」を果たした国民的アイコン
FIAT 500 1.2 8V Lounge SS '08は、1957年の2代目「ヌォーヴァ500」誕生から50周年という記念すべき年に発表され、欧州カー・オブ・ザ・イヤー2008を受賞するほどの人気を博した3代目FIAT 500の、日本導入記念モデルです。ロベルト・ジョリート率いるデザインチームが生み出した"温故知新"のスタイリングと、固定式ガラスルーフを備えた上級グレード「Lounge」の上質さが、この一台を特別な存在にしています。
「ルパン三世の愛車」として語られることが多いFIAT 500ですが、それは1957年〜1975年生産の2代目「ヌォーヴァ500」であり、本記事の3代目とは世代が異なる別モデルという点は、ぜひ正確に押さえておきたいポイントです。実車は現在も中古車市場で幅広い価格帯で流通しており、グランツーリスモ7なら「FIAT 500 1.2 8V Lounge SS '08」としてそのまま収録されているため、17,000Crという手頃な価格から気軽にこの一台のオーナーになれます。
ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、FIAT 500は"イタリアの国民的アイコン"にふさわしい一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
小さな名車たちもチェック
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