シボレー・カマロ Z28(1969年型)とは|トランザムを制した302の秘密・スペックと中古相場・GT7での乗り方

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シボレー・カマロ Z28(1969年型)とは、SCCA(全米スポーツカークラブ)のトランザム・レース参戦のためだけに作られたホモロゲーション・スペシャル。排気量305立方インチ以下というレース規定に合わせ、327の太いボアと283の短いストロークを組み合わせた302立方インチの高回転型V8を搭載する、"公道を走るレースカー"です。開発の陣頭指揮を執ったのはシボレーの技術者ヴィンス・ピギンズ。当初「Cheetah(チーター)」と名付けるはずだった車は、部品カタログの型番「Z28」のまま市場に送り出され、マーク・ドナヒュー&ロジャー・ペンスキーのペンスキーレーシングによって1968・1969年とトランザム連覇を成し遂げます。フォード・マスタングとの「ポニーカー戦争」を象徴する一台であり、1969年型は歴代カマロの中でも最終進化かつ最も人気の高い年式として今なお語り継がれています。

この記事では、Z28誕生の裏側にあるホモロゲーション規定・302エンジンの秘密・マスタングとのトランザム対決から、中古相場・GT7での乗り方、そして映像作品やモデルカーといったカルチャーまで、まるごと解説します。

🏁実車の魅力

Z28とは何か|トランザム参戦のためだけに生まれた302

ルーキールーキー
Z28って、普通のカマロと何が違うんですか?「Z28」って数字も謎です…。
ハマ学長ハマ学長
実はな、「Z28」はもともと単なる部品オプションのコード番号じゃったんじゃ。レース参戦のためだけに作られた特別仕様が、いつの間にかブランド名になってしもうた。おもしろい話じゃろう。

1966年8月17日、シボレーのエンジニアだったヴィンス・ピギンズが、GMの経営陣に一通の提案メモを送ります。内容は「新型カマロをベースに、SCCA(全米スポーツカークラブ)のトランザム・アメリカン・セダン選手権に参戦できるモデルを作りたい」というもの。メモには「マスタングやバラクーダを上回るパフォーマンス・ハンドリング特性を持たせる」という狙いが明記されていました。

当時のトランザム規定は「後部座席のある市販車であること」「ホイールベース116インチ以内」、そして最も重要な「排気量305立方インチ(約5.0L)以下」という3点。カマロには当時327立方インチ(約5.4L)のV8が存在していましたが、これでは規定オーバーでレースに出られません。そこでピギンズのチームが編み出したのが、327の太いボア(4.00インチ)と283の短いストローク(3.00インチ)を組み合わせるという技。この結果生まれたのが、規定にわずかに収まる302.4立方インチのV8エンジンでした。

ピギンズはこの新型モデルを「Cheetah(チーター)」と名付けたいと考えていましたが、市販段階になるとその名前は消え、代わりにパーツカタログの型番がそのまま製品名として定着しました。それがRPO Z28(Regular Production Option・レギュラー・プロダクション・オプションの28番)。本来はオプション部品パッケージを識別するための、無味乾燥な管理コードに過ぎなかったのです。皮肉なことに、この味気ない型番は「Cheetah」よりもはるかにアイコニックな存在として自動車史に刻まれることになりました。

Z28は1966年12月29日、1967年型として世に送り出されます。当初は販売店のカタログにも載らず、車体にバッジすらつかない"隠れた"仕様でしたが、1967年型だけで602台が生産され、静かにトランザムのスタートラインに立ちました。1968年・1969年と熟成を重ねたZ28は、フォード・マスタングとの「ポニーカー戦争」の主役として、そして1969年型は歴代カマロの中でも人気・完成度ともに頂点に位置する一台として、今なお語り継がれています。

項目スペック
型式・通称初代カマロ Z28(RPO Z28パッケージ)
発売年式1969年型(1968年秋発売・1970年2月まで生産)
誕生目的SCCAトランザム・レース参戦のためのホモロゲーション
エンジン302立方インチ(302.4cu.in.)V8・DZ型
排気量約4,950cc(302.4cu.in.)
公称最高出力290HP(DIN)/5,800rpm
公称最大トルク290lb-ft/4,200rpm
圧縮比11.00:1
キャブレター780cfmホーリー4バレル(クロスラム仕様は2基)
駆動方式FR(後輪駆動)
1969年型生産台数約19,000〜20,300台(出典により差あり)

出典・参考:Ate Up With Motor(ピギンズの1966年8月17日付提案メモ・SCCA規定・Cheetahの逸話)/Heacock ClassicHotCars(RPO Z28の由来・602台の1967年型生産)。※生産台数は出典により19,000〜20,300台超まで幅があり、本記事では「約2万台」というレンジ表現を採用しています。

※生産台数・年式区分は資料により表記が揺れる場合があります。最新の公式データは各専門資料・レジストリでご確認ください。

👨‍🔧開発秘話

高回転の302エンジン|"公道を走るレースカー"の正体

ルーキールーキー
公称290HPって、当時の他のマッスルカーと比べると控えめじゃないですか?
ハマ学長ハマ学長
そこがミソなんじゃ。カタログの290馬力はあくまで"建前"。実測ではもっと出ておったという話が今でも語り継がれておる。

Z28専用の302エンジン(社内呼称DZ型)は、公式カタログでは290HP(@5,800rpm)・トルク290lb-ft(@4,200rpm)と発表されていました。しかし、当時のダイナモメーター(実測動力計)テストでは400HP近い数値を記録したという逸話があり、実際のピークはシングル4バレルキャブ仕様で360HP程度、オプションのデュアル4バレル「クロスラム」仕様では400HP程度(6,800〜7,000rpm)に達していたとする説が有力です。当時のマッスルカー業界では、保険料率やレース規定を意識してカタログ出力を控えめに申告するのが半ば常識だったといわれ、Z28の290HP表記もその文脈で語られることが多い数値です。

この302エンジンを特徴づけているのが、ソリッドリフター式の「30-30」カムシャフトと鍛造インターナル、そして780cfmホーリー4バレルキャブを載せたアルミ製ハイライズ吸気マニホールドです。圧縮比は11.00:1、鋳鉄ブロックに5ベアリングという構成。短いストローク(3.00インチ)のボトムエンドが軽やかに回転するため、3,500rpm付近からエンジンが目を覚まし、レッドラインに向けて鋭い金属音とともに吹け上がっていく。大排気量・低回転型トルクで押すビッグブロックのマッスルカーとは、まったく異なる性格のエンジンでした。1968年には$500の追加オプション「クロスラム」パッケージがトランザム用としてホモロゲーションされ、Z28ユーザーが正規販売店で購入できる形になっています。

ルーキールーキー
「Z28=レースのための特別仕様」ってことは、普通のSSとは全然違うキャラクターってことですか?
ハマ学長ハマ学長
よく気づいたのう。同じカマロでも別物じゃ。Z28は"曲がる・速く回る"ためのレース仕様、SS396は"まっすぐ豪快に加速する"街乗りマッスルカー。ここを混同すると話がややこしくなる。

1969年型カマロには、Z28とよく比較されるSS396(Super Sport・396立方インチ)という兄弟グレードも存在しました。SS396は公称375HPと数値上はZ28(290HP)を上回りますが、これは大排気量ビッグブロックによる低〜中回転域のトルクで押し出す、まったく別の設計思想によるものです。Z28がロードレースでの俊敏なハンドリングと高回転域の伸びを追求した「路上を走るレースカー」であるのに対し、SS396はストリートでの豪快な加速感を狙った「街乗りマッスルカー」。0-60mph加速はSS396が約6.8秒でZ28の約7.4秒より速く、1/4マイルもSS396が14.7秒・98.7mphでZ28の15.12秒・94.8mphを上回ります。単純な加速数値だけならSS396に軍配が上がる点は、Z28を語るうえで正確に押さえておきたいポイントです。

  • Z28:302立方インチ・290HP・高回転型・トランザムのロードレース向け設計。0-60mph約7.4秒
  • SS396:396立方インチ・375HP・ビッグブロック・ストリートの豪快な加速重視。0-60mph約6.8秒
  • 数値上の直線加速だけならSS396が優位。Z28の価値は「曲がる・回る」レース由来のキャラクターにある

出典・参考:MotoGalleryHowStuffWorks(302エンジンのスペック・実測出力の逸話)/Team Camaro TechOreate AI Blog(Z28とSS396の加速数値比較)。

※実測出力の逸話は当時の資料・関係者証言に基づく参考情報であり、正式なダイナモ計測記録として確認されたものではありません。

🏆レース戦績

ドナヒュー&ペンスキー|トランザム連覇とポニーカー戦争

ルーキールーキー
Z28って実際のレースでどれくらい活躍したんですか?
ハマ学長ハマ学長
1968年・1969年とトランザムを連覇しとる。伝説のドライバー、マーク・ドナヒューとロジャー・ペンスキーのコンビが主役じゃ。

Z28の実力を証明したのは、レーシングドライバーマーク・ドナヒューと、後に名門レーシングチームの総帥として知られることになるロジャー・ペンスキーのコンビでした。1967年からトランザムに参戦したこのペンスキー/ドナヒュー組は、12戦中3勝からスタート。この年の最終戦では対戦車全体を周回遅れにするほどの圧勝を果たしますが、レース後の車検で車両重量が規定の2,800ポンドを250ポンドも下回っていることが発覚するという一幕もありました(酸で車体を溶かして軽量化する、ドラッグレース由来の裏技が使われていたという逸話も残っています)。

1968年シーズン、ペンスキー・チームは13戦中10勝という圧倒的な強さでトランザム王座を初制覇します。この年には、1967年型の車体に1968年型のグリルとテールランプを装着し、正規の1968年型を検査用に別途用意するという、規則の隙間を突く手法まで使われたという逸話も伝わっています。ペンスキーとドナヒューは技術面だけでなく、細部までこだわり抜いたチーム運営でもトランザムの頂点に君臨し続けました。

ルーキールーキー
1969年はマスタングも強かったって聞きましたけど…
ハマ学長ハマ学長
その通りじゃ。フォードが投入したBoss 302マスタングは序盤4戦中3勝という猛烈なスタートを切った。じゃが終盤、ドナヒューたちが最後の8戦中7戦を制する大逆転で、カマロが連覇を守り切ったんじゃ。

1969年シーズンは、Z28にとって最大の試練でもありました。フォードが新型Boss 302マスタングを投入し、シーズン序盤の4戦中3勝という圧倒的な強さを見せつけたのです。カマロとマスタングの「ポニーカー戦争」は、まさにここで頂点を迎えます。しかし、シーズン終盤に入るとドナヒュー/ペンスキー組が本領を発揮。最後の8戦のうち実に7戦を制する猛追を見せ、1969年もカマロがトランザム王座を防衛することに成功しました。一部の見方では、ペンスキーチームの卓越したピット運営効率が勝敗を分けた要因とも語られています。なお、形勢は1970年に逆転し、パーネリ・ジョーンズが駆るBoss 302マスタングがついにトランザムの頂点を奪い返すことになります。

  • 1967年:ペンスキー/ドナヒュー組がトランザム参戦開始。12戦3勝
  • 1968年:13戦10勝でトランザム王座を初制覇
  • 1969年:Boss 302マスタングの猛追を受けるも、終盤8戦中7勝でカマロが連覇
  • 1970年:形勢逆転、Boss 302マスタング(パーネリ・ジョーンズ)がトランザム王座を奪還

出典・参考:Hagerty Media(ペンスキー/ドナヒュー組の戦績・1967年の車重発覚エピソード)/Autoevolution(軽量化の逸話)/Wikipedia「Boss 302 Mustang」Autoevolution(1969・1970年シーズンの戦績)。

※レース戦績の細部(車重発覚の経緯等)は複数の伝聞・関係者証言に基づくエピソードとして紹介しています。正式な公式記録としての断定は避けています。

💰中古相場

Z28は今いくら?広がる価格レンジの理由

ルーキールーキー
1969年型のZ28って、今いくらくらいするんですか?
ハマ学長ハマ学長
個体差が非常に大きいんじゃ。数万円台のレストア前提物件から、2025年には3,300万円級の落札例まである。文字どおりピンからキリまでよ。

1969年型カマロZ28は、当時約2万台という決して少なくない台数が生産された一方、状態・オリジナリティ・レストア程度による価格差が非常に大きい車種です。米国の中古車情報サイトClassics on Autotraderの現行掲載データでは、価格帯は約$30,995〜$184,995(平均約$100,716)という広いレンジに分布しています。より状態の悪い個体や部分レストア前提の車両ではさらに下も、逆に希少なオプション装備・完全レストア車両ではさらに上も存在します。

高額側のニュースとして特筆すべきは、2025年1月にBarrett-Jacksonのオークションで1969 Chevrolet Camaro RS Z/28が33万ドル(現在のレートで約5,350万円)で落札された記録です。これはZ28の中でも極めて状態が良く、希少なオプション(RSパッケージ等)を備えた個体だったとみられます。ちなみに、さらに希少なZL1(アルミブロックの427を積む極少数生産モデル)になると60万ドル超という別格の水準になり、逆にオプションの少ない無印1969年型ベース車であれば2万5千ドル程度からという価格帯も存在します。「1969年型カマロ」とひとくくりにせず、Z28かどうか・付帯オプションは何かで価格が大きく変わる点に注意が必要です。

日本国内でも同様の傾向が見られます。中古車ポータルの掲載例では、本体価格1,678万円・支払総額1,709万円という高額なZ28 RS仕様の個体がある一方、支払総額425万円程度で流通している個体も存在し、国内でも価格帯は非常に広いのが実情です。

  • 米国市場の実勢レンジ:約$30,995〜$184,995(平均約$100,716)。ClassicCars.comでは$57,995からの掲載例も
  • 最高額級の実績:2025年1月、Barrett-JacksonでZ/28 RSが$330,000(現在レートで約5,350万円)で落札
  • 日本国内:高額個体で支払総額1,700万円台、一方で400万円台の個体も流通。状態・オプションで数倍以上の差が出る
  • 総評:Z28は生産台数こそ多いが、レストア状態と希少オプションの有無で評価額が大きく分かれる車種

出典・参考:Classics on Autotrader(現行掲載価格レンジ)/Classic.com(2025年1月Barrett-Jackson落札額$330,000)/ClassicCars.com(国内外掲載例)。※為替は現在のレート(2026年7月時点・1ドル≒162円)で換算した目安です。日本国内相場は各中古車ポータル掲載事例からの参考値です。

※相場は時期・状態・オプション装備・レストア程度・個体のヒストリーで大きく変わります。オークション結果・掲載価格は個体差が非常に大きいため、あくまで参考としてご覧ください。最新の価格・在庫は各中古車ポータル・オークションハウスで必ずご確認ください。

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💶新車価格

当時の新車価格|$3,355から始まった一台

Z28の新車価格は、ベースとなるカマロ・クーペが$2,881、そこにZ28パッケージオプション$474を加えた合計約$3,355(税・追加オプション抜き)からスタートしました。実際にはラジオ・パワーステアリング・エアコンといった追加オプションを組み合わせるのが一般的で、ある購入者の実例では税・登録費用込みで$4,568.20まで膨らんだ記録も残っています。当時の為替は1ドル=360円の固定相場制で、単純計算では基本価格の$3,355はおよそ120万円という水準になります。

※当時は1ドル=360円の固定相場制でしたが、実際の輸入車価格・関税等を反映した当時の日本国内価格とは異なります。あくまで参考換算としてご覧ください。

🎮GT7の基本

グランツーリスモ7のZ28|スペックと入手方法

初代カマロの中でも速さとルックスで一番人気のZ28
ルーキールーキー
GT7に、Z28って入ってるんですか?
ハマ学長ハマ学長
入っとるぞ。表記は「Chevrolet Camaro Z28 '69」。トランザムを連覇した伝説の一台が、そのままゲームで操れるんじゃ。

グランツーリスモ7には、Z28が「Chevrolet Camaro Z28 '69」という正式表記で収録されています。エンジン内部名は「302-Z28-Camaro」で、実車の高回転型302エンジンを反映した名称です。

  • PP値:439.40(パワー289HP・重量3,120lbs=約1,415kg)
  • 駆動方式:FR(後輪駆動)
  • ゲーム内価格:約115,000Cr
  • 入手方法:メニューブック#12(チャンピオンシップ報酬)・メニューブック#15(レース報酬)、または中古車として流通

実車同様、Z28は軽快な高回転域の伸びが持ち味。289HP・約1,415kgというスペックは、大排気量ビッグブロック勢のようなドカンとした加速感ではなく、回転を上げるほど気持ちよく反応する"レースカーらしい"キャラクターとしてゲーム内でも再現されています。マスタングのライバル車と乗り比べると、この「回して楽しい」性格の違いがよくわかるはずです。

出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・PP値439.40、ゲーム内価格約115,000Cr、収録データ)。

※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。

🕹️ハンコン

ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド

ルーキールーキー
コントローラーでも楽しいですけど、もっと本格的に乗る方法ってあります?
ハマ学長ハマ学長
ハンコンじゃ。自分でハンドルを握ると、Z28の"高回転で目覚めるエンジン"の気持ちよさがグッと伝わってくる。一度味わうと戻れんぞ。

GT7でZ28をさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。高回転で目覚める302エンジン+FRを操る楽しさが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。

<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる

GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。

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<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる

ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。

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※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。

📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に

GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
中でも@スマート光は、低遅延の「v6プラス」が無料で使えて、月額も安め。
浮いたぶんをハンコンや機材に回せます。
※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。

また、「携帯と同じ会社で回線もまとめたい」という方には、大手キャリアの光回線もおすすめです。
スマホとのセット割で、毎月の料金がさらにお得になることもあります。
お使いのスマホに合わせてチェックしてみてください。
・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。

⚖️コスパ比較

実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較

ルーキールーキー
実車とゲーム、ぶっちゃけ、どっちが現実的なんですか?
ハマ学長ハマ学長
維持費を考えるとな。実車のZ28は、買うのも保つのも当時の輸出用アメ車ならではの覚悟がいる。ゲームなら、その心配なしで“トランザムを制した302の楽しさ”だけ味わえるんじゃ。

① 実車Z28を所有・維持する費用

ルーキールーキー
1969年の旧車って、維持費もすごいことになりそうですね…
ハマ学長ハマ学長
希少パーツ・専門整備・保険、どれも並の国産旧車以上じゃ。アメ車専門ショップでの整備が前提になるからのう。年に数十万から、状態次第ではもっとかかると見ておいた方がいい。

Z28は1969年デビューの旧車で、しかもアメリカからの輸入車(逆輸入車扱い)です。
維持費は一般的な国産旧車よりさらに高めになりがちです(専用部品の輸入・入手の手間、13年超の自動車税重課、アメ車専門ショップでの整備が前提になること等)。
年間の目安はこのくらいです。

項目年間の目安
自動車税(排気量5L近辺・13年超の重課)約88,000円
任意保険(旧車・輸入車の車両保険込み)約15〜30万円
車検(2年分を1年換算・アメ車専門ショップ前提)約10〜25万円
整備・部品(輸入対応・希少パーツ)約30〜80万円
駐車場・保管(防犯・屋内保管想定)約10〜50万円
燃料・消耗品(実燃費目安5〜7km/L)約20〜35万円
年間合計(目安)約93〜229万円

さらに、購入費が400万〜5,000万円超(前章の中古相場)かかります。

② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト

ルーキールーキー
ゲームの機材も、けっこう高いのでは?
ハマ学長ハマ学長
一式そろえても、実車の年間維持費よりずっと安い。しかも買い切りで、あとはほぼタダよ。

一方、GT7でZ28を「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。

機材価格の目安
PS5本体約6.6〜8万円
グランツーリスモ7(ソフト)約6,000〜9,000円
ハンドルコントローラー(エントリー)約2.5〜4万円
レーシングコックピット(任意)約2〜5万円
PS VR2(任意・没入感アップ)約7.5万円
一式(目安)初期 約10〜25万円+以降ほぼ0

③ コスパ比較の結論

ルーキールーキー
こう並べると、ゲームのコスパが圧倒的ですね!
ハマ学長ハマ学長
そうじゃろう。実車には維持の覚悟がいるが、ゲームなら誰でも“トランザムを制した302”のステアリングを握れる。まずはハンコンから始めるのがおすすめじゃ。
結論:ゲームは「実車1年分の維持費以下」で一式そろう
  • 実車:初期 400〜5,000万円超 + 毎年 93〜229万円
  • ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0

ゲーム機材一式は実車のたった1年分の維持費以下でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、高回転で伸びる302エンジンの荷重移動まで、かなり実車に近い感覚で走れます。

「いつか本物のZ28を」と思っている人も、それまでの間はGT7で憧れの一台に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。

🚗実車に触れる

実車のZ28に触れる|展示・レンタル・オーナーズクラブ

「約2万台生産されたとはいえ、もう56年以上前の車。本物を見る機会なんてないのでは」と思うかもしれませんが、米国ではクラシックカーの展示・イベントが盛んで、Z28に出会えるチャンスは少なくありません。

ルーキールーキー
Z28って、実際に見られる場所ってあるんですか?
ハマ学長ハマ学長
米国の自動車博物館が個体を保有・紹介しとる例があるぞ。マッスルカー黄金期のアイコンとして、大切に扱われとる一台じゃ。

🏛 米国の自動車博物館での展示例

米国東海岸のニューポート・カー・ミュージアム(Newport Car Museum)やオードレイン・オート・ミュージアム(Audrain Auto Museum)は、いずれも1969 Chevrolet Camaro Z/28の個体を紹介するページを公式サイトに持っています。両館とも「アメリカ車黄金時代のアイコン」としてZ28を位置づけており、マッスルカー・コレクションの中核として扱われていることがうかがえます。ただし、これらは所蔵・紹介歴のあるコレクションであり、常設展示スケジュールは時期により変わるため、訪問を検討する場合は各館の公式サイトで最新の展示状況を確認することをおすすめします。

出典・参考:Newport Car Museum公式Audrain Auto Museum公式(1969 Camaro Z/28紹介ページ)。

🎪 クラシックカー・オークション&コンクール

Z28は米国の主要オークションハウス(Barrett-Jackson、Mecum等)で毎年のように出品されており、実車を間近で見る機会としてはオークション会場の下見(プレビュー)が最も現実的です。2025年1月にはBarrett-Jacksonのオークションで史上最高額級となる$330,000の落札例も生まれており、注目度の高さがうかがえます。

出典・参考:CLASSIC.COM(Barrett-Jackson Scottsdale 2025出品記録)Barrett-Jackson公式

🔑 オーナーズクラブ・コミュニティ

Z28を含む初代カマロの専門オーナーズクラブとして知られるのが、技術資料の蓄積で定評のあるCamaro Research Group(CRG)や、フォーラム「Team Camaro Tech(camaros.net)」です。これらのコミュニティは、生産記録の照合やレストア相談などの情報交換の場として長年活動しています。日本国内でも、旧車専門店やアメ車ミーティングを通じてオーナー同士の交流機会が持たれていますが、レンタル・試乗の可否は個々の販売店・イベント主催者に直接確認する必要があります。

出典・参考:Camaro Research Group公式Team Camaro Tech(camaros.net)。※レンタル条件・イベント開催状況は変動します。最新は各主催の公式でご確認ください。

📸見て楽しむ

Z28を見て楽しむ|映像作品・グッズ

ルーキールーキー
Z28って、映画やドラマにも出てるんですか?
ハマ学長ハマ学長
出とるぞ。マッスルカー黄金期を代表する車じゃからな。有名どころではドラマ「マッドメン」に登場しとる。

🎬 映像作品での登場

1969年型カマロは、米国のTVドラマ「Mad Men(マッドメン)」シーズン6・第13話に、デイトナ・イエローの1969 Chevrolet Camaro Z28として登場したことがIMCDb(Internet Movie Cars Database)で確認できます。作中では主人公の一人ピートがマニュアル車をうまく運転できない場面という、印象的な脇役的シーンで使われています。

このほか、1969年型カマロ自体は映画「Charlie's Angels(2000年)」で限定モデルのIndy Pace Car Edition(Z11パッケージ・限定3,675台)が、「2 Fast 2 Furious(2003年)」ではディーラーチューン仕様の1969 Yenkoカマロが、「At Close Range(1986年)」ではクリストファー・ウォーケンが1969年型カマロを運転する場面が確認されています。ただし、これらの登場車がすべて「Z28グレード」であると確証が取れているわけではなく、Indy Pace CarはZ11パッケージ、YenkoはZ28ベースのディーラーチューンという、それぞれ別のオプション区分にあたる点には注意が必要です。本記事では、明確にZ28と確認できたMad Menの登場を中心に紹介しています。

出典・参考:IMCDb(Internet Movie Cars Database)「Mad Men」シーズン6・第13話掲載車両情報/Hagerty Media(1969年型カマロの映画出演歴各種)。※Indy Pace Car・Yenko仕様はZ28とは別のオプション区分のため、区別してご覧ください。

🎮 日本のカルチャーとの接点

Z28は、湾岸線を舞台にしたアーケードレースゲーム「湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE」シリーズにも収録車種として登場しており、日本のカーゲームファンにも親しまれている存在です。ただし、原作である漫画「湾岸ミッドナイト」本編(楠みちはる作)へのZ28の明確な登場シーンは、本記事の調査範囲では確認できませんでした。原作漫画とアーケードゲーム版は収録車種の範囲が異なるため、「アーケードゲーム版に収録されている」という事実にとどめ、「原作漫画に登場する」という断定は避けています

出典・参考:湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNEシリーズ攻略Wiki「Camaro Z28」ページWikipedia「湾岸ミッドナイト」。※原作漫画本編への登場は本記事執筆時点で確認できていません。

🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー

手元でZ28を楽しむなら、プラモデルの選択肢があります。アメリカレベル(Revell)の1/25「69 Z28 カマロ RS」(品番07457)は国内の通販サイトでも取り扱いが確認できる定番キットです。海外メーカーからは、Monogram製の1/24「1969 Camaro Z/28」(品番2220)などヴィンテージ品も流通していますが、こちらは主に海外の専門店・オークションサイトでの取り扱いが中心となります。

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※海外メーカーのヴィンテージキット(Monogram品番2220等)は生産終了・入手経路が限定的なため、本記事では国内流通が確認できる商品を優先して紹介しています。

📖 書籍

Z28についてもっと深掘りしたいなら、Jerry MacNeish氏による「The Definitive 1969 Camaro Z28/SS396 Fact Book」が1969年型に特化した資料本として知られています。また、カマロの全世代史を扱う総合本として「The Complete Book of Chevrolet Camaro」(David Newhardt著)もあり、Z28を含む歴代モデルの位置づけを俯瞰するのに役立ちます。いずれも英語の洋書のため、国内でのAmazon・楽天での入手可否は別途ご確認ください。

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FAQ

Chevrolet Camaro Z28(1969年型)のよくある質問

Q. カマロZ28とは、どんな車ですか?
A. SCCA(全米スポーツカークラブ)のトランザム・レース参戦のためのホモロゲーション取得を目的に、1966年からシボレーが開発した特別仕様です。排気量305立方インチ以下という規定に合わせた302立方インチの高回転型V8を搭載し、1969年型は歴代カマロの中でも人気・完成度ともに頂点に位置する年式とされています。

Q. Z28のスペック(馬力・排気量)は?
A. 302立方インチ(約4,950cc)V8・DZ型で、公称最高出力290HP(DIN)/5,800rpm、最大トルク290lb-ft/4,200rpmを発揮します。ただし当時の実測では360〜400HP程度に達していたという説もあります。車両重量はGT7収録データで約1,415kg(3,120lbs)です。

Q. Z28とSS396の違いは何ですか?
A. Z28は302立方インチの高回転型エンジンでトランザムのロードレースを見据えた「路上を走るレースカー」、SS396は396立方インチのビッグブロックでストリートの豪快な加速を狙った「街乗りマッスルカー」です。設計思想が異なるグレードで、単純な直線加速数値だけならSS396(0-60mph約6.8秒)がZ28(同約7.4秒)を上回ります。

Q. Z28はトランザムで優勝しましたか?
A. はい。マーク・ドナヒューとロジャー・ペンスキーのコンビが率いるチームが、1968年・1969年とトランザム選手権を連覇しています。特に1969年はフォードのBoss 302マスタングが序盤に猛威を振るいましたが、終盤8戦中7勝という追い上げでカマロが王座を守りました。

Q. 1969年型Z28の中古相場はいくらですか?
A. 状態・オプション装備によって非常に幅があります。米国市場の実勢レンジは約$30,995〜$184,995(平均約$100,716)で、2025年1月には希少な個体が$330,000(現在のレートで約5,350万円)で落札された記録もあります。日本国内でも400万円台から1,700万円台まで幅広く流通しています。状態・個体差で大きく変わるため、最新は各中古車ポータル・オークションハウスでご確認ください。

Q. グランツーリスモ7でZ28に乗れますか?
A. 乗れます。「Chevrolet Camaro Z28 '69」として収録されており、メニューブック#12・#15の報酬として、または中古車として入手できます(収録内容・価格はアップデートで変動します)。

📝まとめ

Z28は"トランザムのために生まれた"公道の刺客

シボレー・カマロ Z28(1969年型)は、シボレーの技術者ヴィンス・ピギンズがSCCAトランザム参戦のために発案し、「Cheetah」になるはずが「Z28」という部品番号のまま市場に送り出された、公道を走るレースカーです。302立方インチの高回転型V8、マーク・ドナヒューとロジャー・ペンスキーが成し遂げたトランザム連覇、そしてフォード・マスタングとの熱いポニーカー戦争、どのエピソードを切り取っても、アメリカ車史に残る一台であることが伝わってきます。

実車は個体差によって数百万円から5,000万円級まで価格レンジが非常に広く、維持にもアメ車専門の知識と相応の覚悟が必要ですが、グランツーリスモ7なら「Chevrolet Camaro Z28 '69」としてそのまま収録されており、維持費を気にせず"トランザムを制した302"のステアリングを握れます。実車に出会うなら米国の自動車博物館やオークション会場のプレビュー、見て楽しむならMad Menでの登場シーンや湾岸ミッドナイトのアーケードゲーム版での収録も味わい深いポイントです。

ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、Z28は"公道の刺客"にふさわしい一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。

ポニーカー戦争の主役たちもチェック




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