
「GT7、後ろから迫ってくる車の気配とか、エンジン音とか、もっとちゃんと聞き取りたい。ヘッドセットって着けたほうがいいの?」。このページは、そんな方のための比較ガイドです。
GT7はグランツーリスモシリーズの中でもエンジンサウンドのリアルさに定評があるレースゲームで、ヘッドセットを使うと後方から迫る車の気配やコースの反響まで感じ取れるようになります。ただし、PS5でヘッドセットを選ぶときには見落とすと後悔しやすいポイントが2つあります。「手持ちのBluetoothイヤホンをそのまま使おうとしたら、音がまったく出なかった」という失敗は避けたいところです。この記事では、その2点を踏まえたうえで、予算別におすすめのヘッドセットを比較しました。
※価格・在庫は変動します。最新は各商品ページでご確認ください。
目次
先に結論だけ知りたい方へ
無線ヘッドセットはBluetoothでは音が出ません。USBドングル接続か有線のモデルを選びましょう。Tempest 3D AudioTechに対応していれば音の方向がつかみやすくなり、エンジン音の没入感も段違いになります。迷ったら、PS5公式の無線規格に対応したPULSE Elite ワイヤレスが本命です。
なぜGT7にヘッドセットが効くのか
GT7はエンジンサウンドの作り込みに定評があるレースゲームです。ターボの息づかいやシフトダウン時の音、コーナーでのタイヤのきしみまで、車種ごとに緻密に再現されています。モニターやテレビ内蔵のスピーカーでも音は聞こえますが、ヘッドセットを使うと「どこから音が聞こえているか」という方向の情報まで拾いやすくなり、体験の質が変わってきます。
特に効果を感じやすいのが、オンライン対戦や周囲確認の場面です。音の定位感がつかめると、背後から迫ってくる車への反応が早まったり、コーナーの奥行きを感じられたりと、タイムにも没入感にもプラスに働きやすくなります。GT7のサウンドへのこだわりは、このブログでも繰り返し触れてきた魅力のひとつです。
買う前に知っておく2つの注意点|PS5はBluetoothオーディオ非対応
1つ目は、PS5がBluetoothオーディオに対応していないという点です。お手持ちのBluetoothイヤホンやヘッドホンをそのままPS5につないで、ゲームの音声を聞くことはできません。無線でGT7の音を聞きたい場合は、専用のUSBドングル(2.4GHz帯の無線方式)が付属したヘッドセットを選ぶか、有線接続のモデルを選ぶ必要があります。ふだんスマホで使っているBluetoothイヤホンをPS5に持ち込もうとして、つながらずに戸惑うケースは少なくありません。
なお、ボイスチャットだけを目的に手持ちのBluetoothイヤホンを使いたい場合は、HFP(ハンズフリープロファイル)に対応した別売りのBluetoothトランスミッターをPS5のUSB端子に挿すという方法もあります。ただし配線や設定がひと手間増えるため、本記事ではゲーム音声とボイスチャットの両方を1台でシンプルにこなせるヘッドセットを紹介します。
2つ目は、PS5にはTempest 3D AudioTechというPS5専用の立体音響機能が搭載されているという点です。音を前後左右だけでなく上下まで含めた位置情報として再現する技術で、GT7では後続車の接近やコーナーの奥行きを音でつかみやすくなります。基本的にはどのヘッドホンでも一定の効果はありますが、PS5向けにチューニングされたヘッドセット(PULSE系・INZONE系など)は、この立体音響がより自然に、正確に再現されやすいといわれています。
この2点さえ押さえておけば、PS5・GT7で失敗しないヘッドセット選びができます。ここからは、選び方のポイントと目的別のおすすめモデルを見ていきましょう。
GT7ヘッドセットの選び方 3つのポイント
後悔しやすい2つの注意点を踏まえたうえで、ヘッドセット選びで確認しておきたいポイントを整理します。
- 接続方式(有線/USBドングル無線)。前章の通り、最優先で確認したいポイントです。無線をうたう製品でも「Bluetooth接続専用」だとPS5の音声出力には使えないため、USBドングル対応かを確認しましょう。
- Tempest 3D AudioTechへの対応。GT7のように音で状況をつかむゲームとの相性を左右するポイントです。仕様欄に「Tempest 3D AudioTech対応」の表記があるかを見ておきましょう。
- マイクの有無・使い方。オンライン対戦でフレンドと話したい場合は、マイク内蔵または付属のモデルを選びましょう。ソロプレイ中心なら、マイクの優先度は下げても構いません。
このうち「Tempest 3D AudioTechへの対応」は、文章だけだとイメージしづらいところです。次の比較表と製品紹介で、実際の製品に当てはめながら具体的に見ていきましょう。
【比較表】GT7おすすめヘッドセット早見表
| 製品 | 価格の目安 | 接続方式 | Tempest 3D | マイク | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|
| SONY INZONE H3 | 約1万円〜 | 有線 | ○ | 付属 | まず試したい・Bluetoothを気にしたくない |
| PULSE Elite ワイヤレス | 約2.3万円〜 | 無線(PlayStation Link) | ○(最適チューン) | 付属 | PS5専用で完結・迷ったらコレ |
| SONY INZONE H9 | 約3.2万円〜 | 無線(2.4GHz) | ○ | 付属 | ノイズキャンセリングで集中したい |
| SteelSeries Arctis Nova Elite 等 | 約11万円〜 | ハイエンド各種 | ○ | 付属 | とことんこだわりたい |
※価格は2026年7月時点のおおよその目安です。変動があるため、最新は各商品ページでご確認ください。
表の通り、4機種ともTempest 3D AudioTechには対応しています。あとは接続方式と価格帯、ノイズキャンセリングの有無といった部分で選ぶことになります。ここからは、それぞれのモデルがどんな人に向いているかを、もう少し詳しく見ていきましょう。
目的別・おすすめヘッドセット4選
ここからは、目的別に4つのモデルを紹介します。🔰入門・⭐本命・🎯上位・👑憧れの4段階で、価格が上がるにつれて接続方式やノイズキャンセリングがどう変わっていくかがわかるようにまとめました。なお、ハンドルを握って走らせる方に向けたハンコン本体の比較は、GT7おすすめハンコン比較記事で詳しく解説しているので、機材をこれから揃える方はあわせてご覧ください。
🔰 まず試すなら|SONY INZONE H3
有線接続のエントリーモデルです。ケーブルでPS5と直接つなぐため、Bluetoothの制約とはそもそも無縁で、届いてすぐに音を出せます。Tempest 3D AudioTechにも対応しており、入門機でありながら立体音響を体感できるのが特徴です。
「まずはヘッドセットでどれくらい体験が変わるのか試してみたい」という場合に向いている一台です。価格は約1万円です。変動があるため、最新は商品ページでご確認ください。
⭐ 迷ったらコレ|PULSE Elite ワイヤレス
PS5公式の無線規格「PlayStation Link」を使ったワイヤレスヘッドセットです。専用のUSBアダプターで接続する方式のため、Bluetoothの制約を受けずに低遅延のロスレス音声を楽しめます。PS5向けにTempest 3D AudioTechを活かすチューニングが施されており、無線モデルの中でも音の没入感を重視した一台です。
ケーブルを気にせずGT7のサウンドにしっかり浸りたいなら、この記事の本命といえるモデルです。価格は約2.3万円です。変動があるため、最新は商品ページでご確認ください。
🎯 集中したいなら|SONY INZONE H9
2.4GHz帯の無線接続に対応した上位モデルです。ノイズキャンセリング機能を搭載しており、周囲の生活音を抑えて音に集中したい環境に向いています。Tempest 3D AudioTechにも対応しているため、遮音性と立体音響の両方を求める人にとって選択肢に入ってくる一台です。
静かな部屋でじっくりGT7のサウンドに浸りたい方や、ノイズキャンセリングで生活音を遮断したい方に向いています。価格は約3.2万円です。変動があるため、最新は商品ページでご確認ください。
👑 いつかの憧れ|SteelSeries Arctis Nova Elite 等のハイエンドモデル
さらに上を求めるなら、SteelSeriesのArctis Nova Eliteのようなハイエンドモデルもあります。上位機種ならではの高音質へのこだわりがある一方、価格は約11万円と大きく跳ね上がります。
本記事では紹介にとどめます。詳しい仕様や実売価格は、各メーカーの公式サイトや販売ページで最新の情報をご確認ください。
有線 vs 無線 どちらを選ぶ?
ここまでの注意点を踏まえると、有線と無線(USBドングル)のどちらを選ぶかで迷う方も多いはずです。それぞれの傾向を整理しました。
| 項目 | 有線 | 無線(USBドングル) |
|---|---|---|
| 遅延 | ほぼ気にならない | 製品によるが、実用上は問題ないレベルのものが多い |
| 取り回し | ケーブルの取り回しが気になる場面も | 体を動かしても気にならない |
| 価格 | 抑えやすい傾向 | やや高くなりやすい |
| PS5での注意点 | つなぐだけで使える | Bluetooth接続専用の製品は使えない。USBドングル対応品を選ぶ |
| 向いている人 | まず試したい・コックピットに座ったまま動かない | 配線をすっきりさせたい・体を動かしながら遊びたい |
初めての1台で失敗したくないなら、Bluetoothの落とし穴もなく価格も抑えやすい有線モデルが無難です。ケーブルの取り回しが気にならないよう配線を整えられるなら、無線モデルに切り替えると快適さが変わります。予算と設置環境に合わせて選んでみてください。
回線も"快適"に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
中でも@スマート光は、低遅延の「v6プラス」が無料で使えて、月額も安め。
浮いたぶんをハンコンや機材に回せます。
※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。
また、「携帯と同じ会社で回線もまとめたい」という方には、大手キャリアの光回線もおすすめです。
スマホとのセット割で、毎月の料金がさらにお得になることもあります。
お使いのスマホに合わせてチェックしてみてください。
・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
GT7ヘッドセットのよくある質問
Q. PS5でBluetoothヘッドホンは使えますか?
A. いいえ、PS5本体はBluetoothオーディオの音声出力に対応していません。お手持ちのBluetoothイヤホンやヘッドホンをPS5につないでゲーム音声を聞くことはできません。無線で聞きたい場合は、USBドングル(2.4GHz帯)接続に対応したヘッドセットを選ぶか、有線接続のモデルを選ぶ必要があります。
Q. マイクは必要ですか?
A. ソロプレイやタイムアタックが中心なら、マイクがなくても困りません。オンライン対戦でフレンドとボイスチャットを楽しみたい場合は、マイクがあると通話も1台で完結して便利です。本記事で紹介したモデルはいずれもマイクを内蔵、または付属しています。
Q. 安いヘッドセットでも3Dオーディオ(Tempest 3D AudioTech)は効きますか?
A. Tempest 3D AudioTechはPS5本体側の機能のため、対応ソフトであれば基本的にはどのヘッドホンでも一定の効果を得られます。ただし、PS5向けにチューニングされた製品のほうが、より自然で正確な定位感を得やすいといわれています。まずは手持ちの有線ヘッドホンで試してみて、専用機に興味が出たら検討するという順番でも構いません。
Q. テレビのスピーカーとどう違いますか?
A. テレビ内蔵スピーカーでも音量や音楽性は楽しめますが、音の方向を立体的に聞き分けるのは苦手です。ヘッドセットを使うと、左右の耳に届く音のタイミングや大きさの差から、後方や横から迫ってくる車の気配をつかみやすくなります。GT7のように音の情報量が多いゲームでは、この違いを体感しやすいはずです。
Q. 有線と無線、どちらを選べば失敗しませんか?
A. 初めての1台なら、Bluetoothの落とし穴がなく価格も抑えやすい有線モデルが無難です。ケーブルの取り回しが気にならない環境なら、USBドングル接続の無線モデルを選ぶと、体を動かしたときの快適さが変わります。予算と設置環境に合わせて選んでみてください。
まとめ|後悔しないGT7ヘッドセット選び
- 後悔しやすいポイントは2つ。PS5はBluetoothオーディオ非対応、そしてTempest 3D AudioTechへの対応を確認しておきましょう。
- まず試すならSONY INZONE H3、有線接続でBluetoothの制約と無縁です。
- 迷ったらPULSE Elite ワイヤレス、PS5公式の無線規格でロスレス音声を楽しめます。
- 集中したいならSONY INZONE H9、ノイズキャンセリング搭載の上位モデルです。
- いつかの憧れにSteelSeries Arctis Nova Eliteのようなハイエンドモデルもあります。
どのモデルを選んでも、Bluetoothの落とし穴を避けてUSBドングルか有線を選べば、GT7本来の立体的なサウンドを楽しめます。接続方式を確認し、Tempest 3D AudioTechへの対応を見る。この2点さえ押さえれば、あとは予算と好みに合わせて選ぶだけです。エンジン音の没入感がひとつ変わる1台を見つけてみてください。







