
SUBARU BRZ S(ZD8)とは、2021年8月に発売された2代目BRZのハイエンドグレードです。最大の進化点は、初代(ZC6型)最大の弱点だった「中回転域のトルクの谷」を解消するため、水平対向エンジンの排気量を2.0Lから2.4Lへ拡大したこと。新開発のFA24型エンジンは235PSを発揮し、低速からの粘り強さを大きく手に入れました。兄弟車トヨタGR86とは基本設計を共有しつつ、専用のヘキサゴングリルで外観を差別化し、スバルらしい安心感のある走りに仕立てられています。
この記事では、BRZ S(ZD8)が「なぜ排気量を拡大したのか」「初代・兄弟車とどう違うのか」という開発の背景から、中古相場、そしてGT7での乗り方まで、まるごと解説します。
初代の弱点克服|2.4L化で生まれた2代目BRZ
スバルBRZ(ZD8型)は、2020年11月18日に北米で世界初公開された後、日本では2021年7月29日に発表・8月30日に発売された2代目モデルです。初代BRZ(ZC6型)が2012年3月の発売から数えて約9年半ぶりのフルモデルチェンジとなりました。
初代BRZ(ZC6型)は「操る楽しさ」で高く評価された一方、実際にオーナーやメディアから繰り返し指摘されてきた弱点がありました。それがFA20型2.0L水平対向4気筒エンジンの「中間トルクの谷」です。高回転までよく回るNAエンジンではあるものの、街中や登り坂などで中回転域を使うと、一瞬力が抜けたように感じる特性があり、「もう少し粘りが欲しい」という声が根強くありました。
2代目開発にあたり、スバルはこの弱点の解消を最優先課題のひとつに据えます。答えは排気量拡大でした。シリンダー内径とストロークを拡大した新開発のFA24型2.4L水平対向4気筒DOHC(D-4S直噴)エンジンを搭載し、最高出力は235PS(初代比+約30PS)、最大トルクは250Nm(初代比+約30Nm)まで向上。カタログ開発テーマは「全域で高トルクを維持する」「7000回転超まで気持ちよく吹け上がる」というもので、3700回転付近から続く最大トルクはほぼフラットな特性を実現しています。結果として、初代で指摘され続けた"谷"は大きく解消されました。
出典・参考:Webモーターマガジン「スバルが新型BRZを発表し、諸元や車両価格を正式公開。FA24型水平対向2.4Lエンジンを搭載」/greeco channel(ZD8型BRZ性能まとめ)。
FA24型エンジンの正体|2.0Lと2.4Lは何が違う?
初代BRZ(ZC6型)が搭載していたのはFA20型2.0L水平対向4気筒(200PS)。これに対し2代目BRZ(ZD8型)は、シリンダー内径を拡大して排気量を2.4LへとサイズアップしたFA24型を新開発しました。単純な排気量アップだけでなく、トヨタの直噴技術D-4S(直噴+ポート噴射のデュアルインジェクション)を継承しつつ、燃焼効率と応答性を作り込んだ新設計のユニットです。
| 項目 | 初代(FA20型・ZC6) | 2代目(FA24型・ZD8) |
|---|---|---|
| 排気量 | 2.0L(1,998cc) | 2.4L(2,387cc) |
| 最高出力 | 200PS | 235PS |
| 最大トルク | 205Nm | 250Nm |
| 特徴 | 高回転型・中間トルクに谷 | 全域フラットなトルク特性 |
※初代スペックは発売時点の代表値。年式・グレードにより数値は異なります。
結果として、最高出力は初代比で約35PS、最大トルクは約45Nmの向上。何よりも重要なのは、3700回転付近から始まる最大トルクがほぼフラットに続く特性へと生まれ変わったことです。「全域で高トルクを維持する」「7000回転超まで気持ちよく吹け上がる」という開発テーマの通り、街中のじわっとした加速からワインディングでの踏み込みまで、初代で感じられた"力の抜け"がなくなり、ドライバビリティが全域で向上しています。
出典・参考:greeco engine「スバル:FA24型エンジンの諸元と性能まとめ」/Wikipedia「スバル・FA型エンジン」。
GR86との見分け方|ヘキサゴングリルの個性
BRZ(ZD8)とGR86(ZN8)は、基本骨格・エンジン・プラットフォームを共有する正真正銘の兄弟車です。しかし2代目では、初代以上に外観の作り分けが意識されました。BRZはより低く、よりワイドに設置されたヘキサゴングリルを採用し、低重心を強調するデザイン。ポジションライトも「コ」の字型にまとめられ、スバル車としての一体感を持たせています。一方GR86は、GRブランドの"G"をモチーフにしたファンクショナルマトリクスグリルで、よりアグレッシブな表情にまとめられました。
細部の作り込みにも違いが見られます。アルミホイールはBRZがマットダークグレーメタリック塗装、GR86がマットブラック塗装。ドアミラーカバーはBRZがボディ同色、GR86がブラック仕上げと、隅々まで「スバルらしさ」と「GRらしさ」が塗り分けられているのが2代目の特徴です。走りの味付けについても、一般にBRZは安心感を残した楽しさ寄り、GR86はよりキビキビ動く"曲げて遊ぶ"方向にセッティングされていると言われています(GR86側の詳細は当ブログのGR86記事で解説しています)。
出典・参考:MOTA「【新型GR86と新型BRZ比較】最大の違いはフロントデザイン!」/clicccar「アグレッシブなGR86、フォーマルなスバルBRZ、両車の違いはここ!!」。
企画・全体デザインをトヨタが、設計・生産をスバル群馬製作所が担うという基本の役割分担は初代から継続していますが、2代目ではスバル自身が主導する領域が広がった、とも言われています。とはいえ両社の共同開発体制そのものは変わらず、「兄弟でありながら顔つきが違う」という個性の作り分けこそが、この2代目世代の見どころです。
BRZ S(ZD8)のグレード体系と装備
2代目BRZのグレード構成は、標準の「R」と上級の「S」を核とするシンプルな2本立て(のちに最上級「STI Sport」も追加)。ここで紹介する「S」は、内外装の質を高めたハイエンドモデルです。R比較で18インチアルミホイール(マットダークグレーメタリック)+215/40R18ハイパフォーマンスタイヤを装備(Rは17インチ)し、内装はウルトラスエード&本革のコンビネーションシート、フロントシートヒーター、8スピーカーオーディオシステム、ブランノーブ表皮巻きのメーターバイザーなど、快適装備が大きく充実しています。
| グレード | 変速機 | 価格(2021年8月・税込) |
|---|---|---|
| R | 6MT/6AT | 308.0万円/324.5万円 |
| S | 6MT/6AT | 326.7万円/343.2万円 |
※全グレード共通:FA24型2.4L水平対向4気筒DOHC(NA・D-4S直噴)搭載。価格は発売時点。
トランスミッションは6速マニュアルに加えて6速ATが選択可能。AT車には先進運転支援システム「アイサイト」が標準装備となりました。ここは初代からの大きな進化点で、発売時点ではMT車にアイサイトは搭載できませんでしたが、EyeSight搭載AT車は2022年、IIHS(米国highway安全保険協会)の最高評価「Top Safety Pick+」を初めて獲得しています。なお、MT車専用のアイサイトは、のちの年次改良(2023年9月・C型)で追加されており、発売初期の「S」(AT車)はこの安全性能面でも先進的な一台でした。
出典・参考:greeco channel(ZD8型BRZ「S」諸元・価格)/IIHS「Subaru BRZ, Toyota GR86 earn Top Safety Pick+ awards」。
※価格・装備・安全評価の詳細は年次改良で変わることがあります。最新は各種公式資料でご確認ください。
BRZ S(ZD8)は今いくら?中古相場と探し方
2代目BRZ(ZD8型)は現行モデルということもあり、市場の中古車流通量が360台に迫るほどの人気ぶりです。ある調査によれば、走行距離1万kmで約266.3万円、3万kmで約217.4万円、5万kmで約178.5万円が目安とされ、グレード「S」の最高買取価格は約292.4万円という実績データもあります。リセールバリュー(残価率)は約43.6%〜86.3%とされ、状態・年式・時期によって幅があります。
- 走行距離別買取目安:1万km 約266.3万円/3万km 約217.4万円/5万km 約178.5万円
- グレード「S」:買取相場レンジ 約217.4万〜292.4万円
- リセールバリュー:約43.6%〜86.3%(前月から下降傾向の時期もあり)
- 2代目BRZ発売から日が浅く、市場全体の相場は高値圏を維持
出典・参考:ガリバー「ZD8 BRZのリセールバリュー」/ユーカーパック(BRZ「S」買取査定実績データ)/MOTA車買取「スバルBRZ買取相場・下取り相場・査定価格」。
※相場は時期・状態・走行距離・個体で大きく変わります。最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。
「GT7で惚れて、いつか本物のBRZに」。その前に、いま乗っている愛車の“本当の価値”を知っておきませんか。スポーツカー人気が続く今は、手放す側にとっても追い風になりやすいタイミングです。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
グランツーリスモ7のBRZ S|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には、2代目BRZ Sが「SUBARU BRZ S '21」という正式表記で収録されています。エンジン型式表記は「FA24-BRZ」で、実車のFA24型エンジンをそのまま反映した名称です。
- PP値:484.22(パワー231HP・重量約1,270kg)
- 駆動方式:FR(後輪駆動)
- ゲーム内価格:約32,670Cr
- 入手方法:ブランドセントラル
収録は2022年4月25日のアップデート1.13で実現しました。同アップデートでは「Subaru BRZ GT300 '21」やスズキ・カプチーニも同時に追加されており、BRZファミリーの拡充が図られたタイミングです。ゲーム内の馬力表記は実車カタログ値(235PS)とやや異なりますが、これはゲーム内測定基準の違いによるものと見られ、性能差を意味するものではありません。
実車同様、2.4Lならではの粘り強いトルク特性が持ち味。初代BRZ S '15(PP438.29)と比較するとPP値・馬力ともに向上しており、全域トルクフラット化の恩恵をゲーム内でも感じられます。過度にじゃじゃ馬ではない、扱いやすいFRスポーツとしての完成度は、コントローラー越しでも十分に伝わってきます。
出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・PP値484.22、ゲーム内価格約32,670Cr、収録日)/4Gamer「『グランツーリスモ7』のアップデート1.13を本日実装」。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でBRZ Sをさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。全域フラットなトルクを操る楽しさが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
中でも@スマート光は、低遅延の「v6プラス」が無料で使えて、月額も安め。
浮いたぶんをハンコンや機材に回せます。
※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。
また、「携帯と同じ会社で回線もまとめたい」という方には、大手キャリアの光回線もおすすめです。
スマホとのセット割で、毎月の料金がさらにお得になることもあります。
お使いのスマホに合わせてチェックしてみてください。
・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車BRZ Sを所有・維持する費用
BRZ S(ZD8)は現行モデルのため、部品供給は安定し、13年超の重課税もかかりません。
それでもスポーツカーゆえ、任意保険や消耗品費は一般的なコンパクトカーより高めです。
年間の目安はこのくらいです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(2.4L級) | 約43,500円 |
| 任意保険(スポーツカー・車両保険込み) | 約8〜15万円 |
| 車検(2年分を1年換算) | 約5〜10万円 |
| 整備・消耗品(タイヤ・ブレーキ等) | 約10〜20万円 |
| 駐車場・保管 | 約6〜24万円(地域差大) |
| 燃料・消耗品 | 約15〜20万円 |
| 年間合計(目安) | 約48〜93万円 |
さらに、購入費が中古で約178万〜292万円(前章の中古相場)かかります。
② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト
一方、GT7でBRZ Sを「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 178〜292万円(中古) + 毎年 48〜93万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車の維持費と同水準以下でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、235PSの全域フラットなトルク特性まで、かなり実車に近い感覚で走れます。
「いつか本物のBRZ Sを」と思っている人も、それまでの間はGT7で憧れの一台に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
実車のBRZ Sに触れる|試乗・レンタカー
「買う前に一度ハンドルを握ってみたい」。BRZ Sは現行モデルだけに、試乗・レンタルで実車に触れる方法がとても豊富です。
🔑 試乗する|全国のスバル販売店で無料試乗
BRZ Sは現行モデルのため、全国のスバル販売店で無料試乗ができます。多くの店舗がWeb予約に対応しており、当日予約が可能な店舗も。試乗時間は通常30分〜1時間程度です。
「初代のBRZ S(ZC6)に乗りたい」場合はディーラー試乗車が中心のためほぼ対応できず、旧車専門レンタカーが現実的です。
出典・参考:スバル東北(BRZ試乗車一覧)/東京スバル(BRZ新車・試乗車情報)。※試乗車の有無・予約方法は店舗により異なります。最新は各店舗公式でご確認ください。
🚙 借りて乗る|専門レンタカーでBRZ Sをレンタル
もっと長く乗ってみたいなら、BRZを専門に扱うレンタカーもあります。おもしろレンタカー(有明店・名古屋栄店)やスカイレンタカー(羽田空港店・西武立川店・相模原店など)などが取り扱っており、料金の目安は3〜6時間で約1万円前後から。MT車の利用条件は「MT免許取得後3年以上・21歳以上」が一般的です。買う前に“本物のBRZ S”を長時間運転できる、貴重な機会です。
取扱店舗・料金・利用条件は変わることがあります。最新は各社公式でご確認ください。
出典・参考:おもしろレンタカー(GR86・新型BRZレンタル開始)/スカイレンタカー(BRZ車種指定プラン)。※料金・条件・取扱店舗は変動します。最新は公式でご確認ください。
BRZ Sを見て楽しむ|ミーティング・モデルカー
🏁 集まる・見る|FUJI 86/BRZ STYLE
86・BRZ・GR86好きが集まる国内最大級のイベントが、富士スピードウェイ主催の「FUJI 86/BRZ STYLE」。2024年開催では2日間で延べ11,600人が来場し、参加車両2,840台のうちBRZが530台を占めました。歴代の86・BRZ・GR86・BRZ(ZD8)が一堂に会する、まさにファンのお祭りです。開催日・形態は毎年変わるので、最新は富士スピードウェイ公式でご確認ください。
出典・参考:富士スピードウェイ株式会社プレスリリース「"FUJI 86/BRZ STYLE 2024"は、2日間で延べ11,600人が来場!」。※開催日程・内容は変動します。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
手元でBRZ Sを楽しむなら、モデルカーも充実しています。プラモデルはタミヤ「1/24 スポーツカーシリーズ SUBARU BRZ (ZD8)」(品番24362)が定番。2022年1月発売の完全新金型キットで、ノーマル状態のBRZを精密に再現しています。もっとカスタム志向を楽しみたいなら、アオシマの「HKS ZD8 SUBARU BRZ '21 TYPE-S」のようなチューニングメーカー監修キットも選択肢です。
📚 もっと知りたい人へ(おすすめ書籍)
BRZ(ZD8)をもっと深掘りしたいなら、FA24型エンジンの開発ストーリーそのものが面白い一台です。全域フラットなトルク特性を実現するまでの試行錯誤や、初代の弱点をどう克服したかは、自動車専門誌のムックや特集記事でたびたび取り上げられています。あわせて初代BRZ(ZC6)やGR86の記事を読めば、この兄弟車ファミリーの進化がどうつながっているかが一気に見えてきます。
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BRZ S(ZD8)のよくある質問
Q. SUBARU BRZ S(ZD8)とは、どんな車ですか?
A. 2021年8月に発売された2代目BRZのハイエンドグレードです。初代(ZC6型)最大の弱点だった中回転域のトルク不足を解消するため、水平対向エンジンを2.0Lから2.4Lへ拡大したFA24型を新開発。最高出力235PSを発揮し、全域でフラットなトルク特性を実現しています。兄弟車トヨタGR86とは専用のヘキサゴングリルで外観を差別化しています。
Q. 初代BRZ(FA20型)と2代目BRZ(FA24型)のスペックの違いは?
A. 初代のFA20型は2.0L・200PS・205Nmで、中回転域にトルクの谷がある特性でした。2代目のFA24型は2.4L・235PS・250Nmまで向上し、3700回転付近から続く最大トルクがほぼフラットな特性に生まれ変わっています。排気量拡大により低速からの粘りが大きく改善されました。
Q. BRZとGR86はどこで見分けられますか?
A. フロントグリルで見分けられます。BRZはスバル伝統の低くワイドな「ヘキサゴングリル」、GR86はGRブランドの「G」をモチーフにしたメッシュ状の「ファンクショナルマトリクスグリル」です。アルミホイールの塗装色(BRZはマットダークグレー、GR86はマットブラック)やドアミラーカバーの色でも判別できます。
Q. BRZ S(ZD8)の中古相場はいくらですか?
A. 走行距離別ではおおむね1万kmで約266.3万円、3万kmで約217.4万円、5万kmで約178.5万円が目安です。グレード「S」の買取相場は約217.4万〜292.4万円とされます(2026年時点の目安)。相場は時期・状態で大きく変わるため、最新は各中古車ポータルでご確認ください。
Q. グランツーリスモ7でBRZ S(ZD8)に乗れますか?
A. 乗れます。「SUBARU BRZ S '21」としてブランドセントラルに収録されており、価格は約32,670Cr、PPは約484.22、馬力は231HPが目安です(2022年4月のアップデート1.13で追加。収録内容・価格はアップデートで変動します)。
BRZ Sは「初代の弱点を克服した」2代目の完成形
SUBARU BRZ S(ZD8)は、初代(ZC6型)で指摘され続けた「中回転域のトルクの谷」を、排気量拡大(2.0L→2.4L)という正攻法で克服した2代目の完成形です。FA24型エンジンは最高出力235PS・最大トルク250Nmを発揮し、全域でフラットなトルク特性を手に入れました。兄弟車GR86とは基本設計を共有しながらも、専用のヘキサゴングリルで"スバルらしさ"を主張する外観に仕立てられているのも、この2代目世代ならではの見どころです。
実車は現行モデルだけあってリセールも強く、維持費も比較的現実的な範囲ですが、グランツーリスモ7なら「SUBARU BRZ S '21」としてそのまま収録されており、日常の足として維持する悩みなしに"全域トルクフラット"のステアリングを握れます。集まって見るならFUJI 86/BRZ STYLE、見て楽しむならタミヤの精密プラモデルも、この一台の魅力を深める手段です。
ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、BRZ Sは"初代の弱点を克服した"進化の証にふさわしい一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
BRZ/86ファミリー・兄弟モデルもチェック
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