Chevrolet Corvette (C7) '14【GT7/グランツーリスモ7】
伝統のアイコン「Stingray」を名乗るにふさわしい7代目コルベット
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Chevrolet Corvette (C7) '14の公式解説

2013年、7代目となる新しいコルベット「C7」が2014年モデルとして登場し、再びStingrayを名乗ることになった。スタンダードモデルはコルベット史上最強で、本国の数値では455HP/460ft-lb(約461PS/約63.6kgfm)を発生。オプション装備時は460HP/465ft-lb(約466PS/約64.3kgfm)となる。

12種類の車両特性をドライバーの環境に合わせる「アドバンス・ドライバー・テクノロジー」は、5段階のドライブモードセレクターを装備。新型7MTは次のギア選択を予想し、シフト時にエンジンスピードを完璧に合わせる「アクティブ・レブマッチング機能」を導入している。

心臓部分には最先端技術を組み合わせた6.2L LT1アルミV8エンジンを採用し、抜群の高効率燃費を実現。ボディに軽量素材を多用しているのはもちろん、新型アルミフレームの後方に重量をオフセットし、50:50に近いウェイトバランスと、世界トップクラスのパワーウェイトレシオも実現した。空力もレース譲りのデータを元にスタビリティの向上を図っている。

サーキット走行が可能なZ51パフォーマンスパッケージは電子LSD、ドライサンプ形式の潤滑システム、統合制御ブレーキ、ディファレンシャル及びトランスミッション冷却システムなどを装備。0-60マイル(0-97km/h) 加速はなんと3.8秒、反対に時速60マイルから完全停止への減速は107フィート(32.61m)のブレーキ性能を誇り、コーナーでは1.03Gを発生する。バージニア・インターナショナルレースウェイの4.2マイル(6.8km)グランドコースでは2分51.78秒のラップタイムを叩き出した。

1963年のStingrayがそうだったように、Stingrayを名乗るマシンは最新のテクノロジー、息を呑むデザイン、怒涛のドライブ体験を提供しなくてはならない。2014年型コルベット Stingrayは見事にその伝統を継承したのである。

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