BMW 3.0 CSL (E9) '71【GT7/グランツーリスモ7】
スポーツクーペ3.0 CSの装備をそぎ落とし競技仕様へと仕立て上げた軽量化モデル
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BMW 3.0 CSL (E9) '71の公式解説

BMW 3.0 CSは、1971年にデビューしたBMWのラグジュアリーなスポーツクーペだ。1968年に発表された2800 CSの発展版である。

2800 CSからスタートするこのシリーズは、1965年にデビューした4気筒エンジンを積む2000 Cのボディのフロント・オーバーハングを伸ばし、そこにビッグ6と呼ばれるパワフルな直列6気筒エンジンを搭載したもの。

基本的にBMW 3.0 CSはその2800 CSを踏襲したモデルで、2800 CS用2.8Lを3Lへと拡大した180PS/26.0kgfmのエンジンを搭載。パワーアップにともなって、4輪ディスクブレーキを採用した。

BMWは高速性に優れたこのビッグ6ユニットを積むクーペをレースに送り込むことを決定。そのベース車として、車体の各部に軽量化を施したモデルをホモロゲーション取得のために開発し、市販する。車名に軽量を意味する「L」が加わって3.0 CSLとネーミングされたそのモデルは、CSより200kgも軽く仕立て上げられていた。

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