BMW MINI Cooper S (R53 RE16) '05【GT7/グランツーリスモ7】
スーパーチャージャーで武装したミニ随一のホットモデル
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BMW MINI Cooper S (R53 RE16) '05の公式解説

2001年、ローバーからミニのブランドと製造に関する権利を引き継いだBMWから、新しいミニが発表された。

新生ミニのスリーサイズは全長3,655mmx全幅1,690mmx全高1,455mm。初代よりもふたまわり程度大きなボディを与えられていた。しかし大径ヘッドライトや特徴的なフロントグリル、ボディの4隅に配置されたホイールハウスなど、そのデザインには1959年に誕生し世界中で愛されたオリジナルモデルを紡彿とさせるアレンジが随所に盛り込まれ、ひと目で「あの」ミニの後継モデルであることがわかるものであった。

そんな新しいミニのホットモデルがCooper Sだ。ミニに搭載されるエンジンは、BMWとクライスラーとの共同開発により誕生した「ペンタゴン」と呼ばれる新開発の1.6L直列4気筒SOHCユニットだが、Cooper Sには、大きなエアインテークを持つ専用のボンネットからもわかるように、インタークーラー付きのスーパーチャージャーシステムが与えられていた。これにより、Cooperを54PS/7.26kgfmも上まわる170PS/22.45kgfmという性能を発揮。さらに専用となる6速MTが組み合わせられるなど、ドライビングの愉しみが凝縮された1台に仕上げられている。

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