
本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、プロモーションが含まれています。
Jeep WILLYS MBとは、1941年に米陸軍の制式装備として採用された4輪駆動の軍用小型偵察車で、後のすべての「ジープ」「SUV」の源流となった一台です。第二次世界大戦下、たった75日という異例の短期開発でウィリス=オーバーランド社が仕上げ、フォードのライセンス生産型「GPW」と合わせて総生産台数64万台以上という規模で連合国各地の戦場を駆け抜けました。
この記事では、MBが生まれた米軍の無茶な開発競争・バンタム/フォード/ウィリス3社の争い・「Jeep」という名前の由来から、GT7での乗り方、そして戦後CJシリーズを経て現行Wranglerまで続く血脈まで、まるごと解説します。
目次
- 1 Jeep WILLYS MBとは|75日で仕上げた"元祖4WD"の誕生秘話
- 2 「Go-Devil」エンジンの実力|60馬力が兵士に選ばれた理由
- 3 ウィリスMB・フォードGPW・バンタム|"別物"の見分け方
- 4 連合国を駆け抜けた64万台|レンドリースとスターリンの逸話
- 5 なぜ「Jeep」と呼ばれるのか|GP説とポパイ説・決着していない由来
- 6 兵士から農夫へ|CJ-2Aと「万能農作業馬」の戦後転身
- 7 ウィリスMBは今いくら? 希少ゆえの価格レンジ
- 8 グランツーリスモ7のウィリスMB|スペックと入手方法
- 9 ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
- 10 実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
- 11 実車のウィリスMBに触れる|博物館・イベント
- 12 ウィリスMBを見て楽しむ|映像・グッズ・カルチャー
- 13 ウィリスMBは「すべてのJeep・4WDの原点」
Jeep WILLYS MBとは|75日で仕上げた"元祖4WD"の誕生秘話
1940年6月、第二次世界大戦を目前に控えた米陸軍は、135社の自動車メーカーに「1/4トン軽偵察車両」の入札を要請しました。
応じたのは、わずか3社、つまりアメリカン・バンタム、フォード、そしてウィリス=オーバーランドだけでした。
要求されたのは、車両重量約580〜590kg以下、積載量1/4トン、ホイールベース75インチ以下という厳しいスペック。
そして何より無茶だったのは開発スピードです。入札からわずか11日後に仕様回答、そこからプロトタイプ完成まで49日、テスト車両70台の完成まで75日という短期決戦が課されました。
この無茶な期限の中で最初にゴールしたのは、資本力に劣るバンタムでした。
設計者カール・プロブスト率いる開発陣が試作車「ブリッツ・バギー」を仕上げ、1940年9月23日午後4時半、期限ぎりぎりで陸軍のキャンプ・ホラバード試験場に納入したのです。
ウィリスの試作車「クアッド」が納入されたのは、それから約7週間後の1940年11月11日(退役軍人の日)。
設計期間としては75日というスピードで、4輪駆動システムにちなんで名付けられました。
出典・参考:Willys MB - Wikipedia(米陸軍の要求仕様・開発期限・バンタム/ウィリス各社の納入日)/Jeep公式サイト「1940s」ヒストリーページ。
3社の試作車は各1,500台以上が実戦投入され、比較評価にかけられました。
そして1941年7月、正式に量産契約を勝ち取ったのはウィリス=オーバーランドでした。
理由は主に2つ。
ひとつは、ウィリスが積んだ「Go-Devil」L134型60馬力エンジンが、他社比で圧倒的にパワフルで、実際にテストした兵士たちから絶大な支持を得たこと。
もうひとつは、より低コストで、より低いシルエット、つまり偵察に有利な低い車高だったことです。
資本力に劣るバンタムは、要求される生産ペース(1日75台)を満たせないとも判断されました。
ただし、バンタムとフォードの設計に見られた優れた部分は、ウィリスの設計にフィードバックされます。
その結果、当初の「MA」型から改良を加えた「MB」型として、正式に量産採用されたのです。
出典・参考:Willys MB - Wikipedia(ウィリスが契約を獲得した理由・Go-Devilエンジンの評価・MA→MBへの改良経緯)。
実は、バンタムはこの入札に応じた時点で倒産寸前だったと言われています。工場の扉に取り付ける南京錠まで購入済みだったというほどの窮地から、たった一つの賭け(「49日以内に納入できる」という約束)で陸軍の目を引いたのです。
しかし量産契約はウィリスとフォードに奪われ、バンタムはジープ用トレーラーの製造に軸足を移すことになりました。戦後は民間トレーラー市場でも苦戦を続け、1947年にウィリス=オーバーランド傘下のモンロー社に吸収。ウィリス側の経営陣が工具・設備を持ち出し利益を吸い上げたともいわれ、1950年についに倒産しています。
それでも、本拠地だったペンシルベニア州バトラーでは、今も毎年「Bantam Jeep Festival」という恒例のジープイベントが開催されています。「ジープ発祥の地」として、最初にゴールを切ったバンタムの功績は、地域の誇りとして今も語り継がれているのです。
出典・参考:American Bantam - Wikipedia(バンタムの経営史・倒産経緯)/Heritage - American Bantam公式(Bantam Jeep Festivalの開催情報)。
「Go-Devil」エンジンの実力|60馬力が兵士に選ばれた理由
MBに搭載されたL134型「Go-Devil」直列4気筒フラットヘッド(サイドバルブ)エンジンは、排気量134.2立方インチ(2,199cc)。
ボア3.125インチ(79.4mm)×ストローク4.375インチ(111.1mm)というロングストローク設計で、最高出力60HP(4,000rpm)、最大トルク105ft-lbf(142Nm・2,000rpm)を発揮しました。
数字だけ見れば控えめですが、重要なのは低速からの粘り強いトルク特性です。
悪路や泥濘、岩場でエンストせず前に進み続ける。偵察・連絡・補給という任務には、最高速よりもこの特性のほうがはるかに重要でした。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型式・通称 | Willys MB(通称「Jeep」) |
| 採用・生産期間 | 1941年7月 正式契約/1941〜1945年生産 |
| エンジン | L134型「Go-Devil」直列4気筒フラットヘッド(サイドバルブ) |
| 排気量 | 2,199cc(134.2立方インチ) |
| ボア×ストローク | 79.4mm×111.1mm |
| 最高出力 | 60HP/4,000rpm |
| 最大トルク | 142Nm(105ft-lbf)/2,000rpm |
| 圧縮比 | 6.48:1 |
| 駆動方式 | 4WD(パートタイム式) |
| Willys生産台数 | 359,489台以上 |
| Ford GPW生産台数 | 277,896台以上 |
| 総生産台数(合計) | 647,925台以上 |
出典・参考:Willys Go Devil engine - Wikipedia(エンジン諸元)/Willys MB - Wikipedia(生産台数・駆動方式)。
ウィリスMB・フォードGPW・バンタム|"別物"の見分け方
1941年10月、増産の必要に迫られたウィリスに代わり、フォードがライセンス生産に参入しました。
フォード生産型は"GP"(ウィリスの元設計コード)に、ライセンス元を示す"W"(Willys)を加えた「GPW」と名付けられます。
外見はほぼ同一に見えるMBとGPWですが、細部にいくつもの違いがあります。製造元が異なる別モデルだという点は、正確に押さえておきたいポイントです。
| 部位 | Willys MB | Ford GPW |
|---|---|---|
| フロントクロスメンバー(グリル下) | 丸パイプ状 | 角型(断面が平ら) |
| シャシー番号 | フロント左レールにプレート貼付 | フロント左レール裏側に直接刻印 |
| リア工具箱の窪み形状 | 円形 | 長方形 |
| 部品の刻印 | "Willys" | "Ford"やF部品番号 |
フロントグリルも、ウィリスは当初溶接式スラットグリルを採用し、1942年3月からプレス製に変更。
フォードは当初からコスト削減・生産簡略化のため、プレス製の9本スロットグリルを採用していました。
そして忘れてはいけないのがバンタムの存在です。
最初にプロトタイプを納入したバンタムは、量産契約こそ逃しましたが、その設計思想は後のMB/GPWにも影響を与えました。バンタム製の試作車・少量生産車も、レンドリースで英国・ソ連へ供与されています。
「MB」「GPW」「バンタム」。3つとも別物でありながら、深く血のつながった兄弟と捉えると分かりやすいでしょう。
出典・参考:Willys MB - Wikipedia(フォードのライセンス生産参入経緯)/About Willys Vehicles - Kaiser Willys(MB/GPWの識別ポイント)/AUTOCAR JAPAN(フロントクロスメンバー形状の違い)。
連合国を駆け抜けた64万台|レンドリースとスターリンの逸話
Willys MBとFord GPWを合わせた総生産台数は647,925台以上。
この規模を支えたのが、連合国全体への供給網でした。
レンドリース(武器貸与法)を通じて、バンタム約2,605台・フォード約3,650台・ウィリス約1,500台が英国・ソ連へ供与されたほか、ソ連へは単独で約51,000台が渡っています。
外交官ハリマンがスターリンに5,000台のジープ供与を伝えた際、スターリンは目を輝かせて「良い! だがもっと欲しい。これはモーターの戦争だ。多く持つ側が勝つ」と語ったという逸話が伝わっています。
戦場での役割も多岐にわたりました。
北アフリカ戦線では偵察・司令官車・補給運搬・負傷者搬送・軽火砲牽引、特殊空挺部隊(SAS)による敵陣後方への奇襲作戦にも使用。
太平洋戦線でも、ガダルカナルの泥濘から硫黄島の黒い砂、沖縄の荒地まで、米海兵隊・陸軍・海軍・陸軍航空隊・沿岸警備隊の将兵に頼られ続けました。
出典・参考:The Magnificent Jeep - Warfare History Network(レンドリース供与数・スターリンの逸話・各戦線での役割)/Willys MB - Wikipedia(総生産台数)。
なぜ「Jeep」と呼ばれるのか|GP説とポパイ説・決着していない由来
「Jeep」の名前の由来には、複数の説が併存しており、起源は特定されていません。オックスフォード英語辞典も「おそらく複数の要因が影響している」という立場を取っています。
説1:GP説
フォードの工場内呼称"GP"(G=政府契約/P=80インチホイールベースを示す型式コード)に由来し、これが兵士の間で「ジーピー」→「ジープ」と訛って定着したとする説です。
ただし、このGPは正式な軍の呼称ではなく、あくまでフォード社内のコードだった点には注意が必要です。「General Purpose(汎用車)」の略という通説も広く流布していますが、フォードのGPコード自体がGeneral Purposeの意味ではなかったという指摘もあります。
説2:Eugene the Jeep説
E.C.シガー作の漫画『ポパイ』(Thimble Theatre)に登場する魔法のペット「ユージン・ザ・ジープ」に由来する説です。
1936年に初登場したこのキャラクターは、「どこへでも行き、何でもできる」という能力を持ち、これがジープのキャッチコピー"Go anywhere, do anything"と符合します。1930年代後半には、複数の軍需請負企業がこのキャラクターをマスコットとして採用していた記録も残っています。
オックスフォード英語辞典は「'Eugene the Jeep'の影響を受けた可能性が高い」との見解を示していますが、単一の説として確定はしていません。両方の要素が絡み合って定着した、というのが現時点での落ち着きどころのようです。
出典・参考:The Grammarphobia Blog(Jeep名称由来の複数説とOED見解)/jed-co.com(Eugene the Jeepとポパイの初登場年)/ジープ - Wikipedia日本語版(GP説の要約)。
兵士から農夫へ|CJ-2Aと「万能農作業馬」の戦後転身
1944年、戦争の終結が見え始めた頃、ウィリス=オーバーランドはすでにMBをベースにした民間仕様車の試作を始めていました。名付けて"CJ"、つまりCivilian Jeep(民間用ジープ)の略です。
そして1945年7月17日、CJ-2Aの生産が開始されます。MBと並行生産されたこのモデルこそ、世界初の量産型民間四輪駆動車でした。
軍用MBからの主な変更点は、テールゲートの追加・スペアタイヤの側面移設・より快適なシート・改良サスペンション・高速走行対応のギア比変更(最高60mph)・大型7インチヘッドライトなど。
1945年当時の希望小売価格は1,090ドルでした。
ウィリスはこのCJ-2Aを「万能農作業馬(The All-Around Farm Work-Horse)」として売り出します。「時速4マイルで1日10時間、エンジンをオーバーヒートさせずに働き続けられる」。軍用車としての耐久性・悪路走破性を、そのまま農作業の相棒としての価値に転換した、見事なマーケティングでした。
結果、CJ-2Aは214,760台を生産(1949年に後継モデルへ移行するまで)。
兵士の相棒として64万台以上作られたMBが、戦後は形を変えて農家の相棒として再び量産される。これもまた、ジープという名前が語り継がれてきた理由のひとつです。
出典・参考:About Willys Jeep CJ-2A - Kaiser Willys(生産開始日・変更点・マーケティング文言・生産台数)/Willys MB - Wikipedia(CJシリーズへの転換経緯)。
戦後の民生転用を経て、JeepブランドはCJシリーズ→Wranglerシリーズという系譜で現在まで続いています。
現行モデルは4代目JL型Wrangler。日本仕様の2026年モデルはメーカー希望小売価格814万円〜(経済変動加算額込み)。上位グレードのUnlimited Sahara・Unlimited Rubiconは、4代目JL型で初の値下げも実施されました。
フロントの「7スロットグリル」は歴代Jeepの伝統デザインとして、初代MB/GPWのグリルスラットから連綿と受け継がれているアイコンです。悪路走破に特化したRubiconグレードは「ロックトラック フルタイム4×4システム」+電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトを装備し、初代MBが体現した「どんな地形でも進み続ける」というDNAを、電子制御の力で現代に蘇らせています。
出典・参考:Jeep Japan公式サイト(現行Wrangler価格・グレード構成)/Jeep Wrangler Rubicon特別限定車ページ(4×4システムの仕様)。
ウィリスMBは今いくら? 希少ゆえの価格レンジ
米国では専門クラシックカーサイトに多数の個体が流通しており、価格帯は約6,000ドル〜17万5,000ドル程度と非常に幅があります。コンディションやレストア度合いで大きく変わる点に注意が必要です。
直近のオークション実績では、2025年9月に1944年式Willys MBが66,000ドルで落札された記録がある一方、下限では2022年3月に1942年式Ford GPWのプロジェクト車(要レストア)が3,800ドルで取引された例もあります。
日本国内では流通そのものが非常に稀少で、1942年式ウィリスMB(専用スコップ・斧・当時の無線機付き、9本スラットフロントフェイス、左ハンドル)が個人売買サイトで500万円で出品された実例が確認できます。
状態・付属品・出自(本物のMB/GPWか、後年の複製・レプリカか)によって価格差が極めて大きいのが実情です。最新の相場は、各専門店・オークションハウスで直接ご確認ください。
出典・参考:CLASSIC.COM(米国相場・オークション実績)/car-byebuy.com(国内個体の出品情報)。
※中古相場は個体差・レートで大きく変動します。最新は各専門店・オークションハウスでご確認ください。
グランツーリスモ7のウィリスMB|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には「Jeep WILLYS MB '45」としてそのまま収録されています。
実車のGo-Devilエンジンにちなみ、ゲーム内エンジン表記も「L-Head-134-Willys」。歴史的な血脈がそのままデータとして再現されているのも、GT7ならではの楽しみ方です。
| 項目 | GT7データ |
|---|---|
| PP(パフォーマンスポイント) | 約178〜196前後(時期・アップデートで変動) |
| パワー | 60HP/4,000rpm |
| トルク | 14.5kgf・m/2,000rpm |
| 重量 | 1,113kg |
| 排気量 | 2,199cc |
| 駆動方式 | 4WD |
| 吸気 | NA(自然吸気) |
| ゲーム内価格 | 約27,800〜33,500Cr程度で推移 |
| 入手方法 | ①Legend Carsディーラーで購入 ②ミッションチャレンジ「The Magic Mountain」全ゴールド達成報酬 |
60HP・4WD・重量1,113kgという実車準拠のスペックで、パワーこそ控えめですが、低速トルクと4WDのグリップ感がしっかり再現されています。ダートやオフロードコースで走らせると、"元祖4WD"としての素性の良さを体感できる一台です。
出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・スペック詳細)/GTDB(PP値・入手方法の一次情報)。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でウィリスMBをさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。
コントローラーでは味わえない低速トルクの粘りと4WDの安定感が、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を"実車感覚"で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、"自分でハンドルを握る"運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は"より実車に近づく"ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も"快適"に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
中でも@スマート光は、低遅延の「v6プラス」が無料で使えて、月額も安め。
浮いたぶんをハンコンや機材に回せます。
※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。
また、「携帯と同じ会社で回線もまとめたい」という方には、大手キャリアの光回線もおすすめです。
スマホとのセット割で、毎月の料金がさらにお得になることもあります。
お使いのスマホに合わせてチェックしてみてください。
・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車ウィリスMBを所有・維持する費用
| 費用項目 | 目安 |
|---|---|
| 車両購入費(レストア済み個体) | 約400万〜2,500万円超(個体差・出自で大差) |
| 年間維持費(保管・整備・部品輸入) | 約30〜80万円程度(専門ショップ依存度が高い) |
| 任意保険(クラシックカー特約) | 年間数万円〜(加入可否は保険会社次第) |
| 一式(目安) | 初期 数百万円+毎年数十万円 |
② GT7で"実車感覚"を味わう機材コスト
| 費用項目 | 目安 |
|---|---|
| PS5本体+GT7ソフト+ディスクドライブ | 約8〜12万円 |
| ハンコン一式(ホイール+ペダル) | 約3〜10万円 |
| コックピット・シフター・VR(任意) | 約3〜15万円 |
| 一式(目安) | 初期 約14〜37万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 数百万円超 + 毎年 数十万円
- ゲーム:初期 14〜37万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車の維持費よりはるかに手が届く金額でそろい、しかも部品調達・専門整備の心配なし。ハンコンを使えば、低速トルクの粘りと4WDのグリップ感まで、かなり実車に近い感覚で走れます。
「いつか本物のジープの元祖に」と思っている人も、それまでの間はGT7で歴史の生き証人に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく"実車感覚"に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
実車のウィリスMBに触れる|博物館・イベント
「80年以上前の軍用車なんて、本物を見る機会はないのでは」と思うかもしれませんが、意外にも各地の博物館・イベントで出会うチャンスがあります。64万台以上作られたからこそ、現存個体も世界中に一定数残っているのです。
🏛 Jeepブランドの公式ヘリテージとして
Jeepの公式サイトには、「1940s」と題した専用ヒストリーページが存在し、WILLYS MBをブランドの原点として詳しく紹介しています。単なる旧車ではなく、「すべてのJeepの祖先」として公式に位置づけられている点は、ブランドの歴史を語るうえで重要なポイントです。
出典・参考:Jeep公式サイト「1940s」ヒストリーページ(WILLYS MBの位置づけ)。
🎪 軍事博物館・クラシックカーイベントでの展示
米国の軍事博物館や第二次世界大戦記念イベントでは、Willys MB/Ford GPWの実車展示が定番です。国内でも、輸入車・ミリタリー系のクラシックカーイベントで個体に出会える機会があります。ただし常設展示かどうかは施設により異なるため、訪問前に公式情報で確認することをおすすめします。
🎪 ジープ発祥の地のお祭り|Bantam Jeep Festival
最初にプロトタイプを納入したアメリカン・バンタム社の本拠地・ペンシルベニア州バトラーでは、今も毎年恒例の「Bantam Jeep Festival」が開催されています。「ジープ発祥の地」を掲げるこの地域イベントには、初代MB/GPWから現行Wranglerまで、あらゆる世代のジープが一堂に会します。契約こそ逃したものの、最初にゴールを切ったバンタムの功績は、地域の誇りとして今も受け継がれているのです。
出典・参考:Bantam Jeep Festival公式情報(毎年開催・バトラーでの実施)/Heritage - American Bantam公式。
🔑 オーナーズクラブ・専門店
米国にはG503(Military Vehicle Message Forums)のような大規模なミリタリービークル愛好家コミュニティが存在し、MB/GPWの識別・レストア情報が日々交換されています。国内でも、ミリタリービークル専門店やクラシックカーディーラーで現存個体の情報を得られることがあります。
ウィリスMBを見て楽しむ|映像・グッズ・カルチャー
🌟 「戦争に勝った道具」という評価
アイゼンハワー元帥が「ジープ・C-47輸送機(ダコタ)・上陸用舟艇が戦争に勝たせた道具だ」と語ったという逸話は、複数の書籍・記事で広く引用されています。ただし出典によって「3つの道具」「4つの道具(ブルドーザー・2.5トントラック・C-47・ジープ)」など細部にバリエーションがあり、正確な原典・原文は特定できていません。それでも、連合国最高司令官クラスの人物にまでこう語られるほど、ウィリスMBが戦争遂行に不可欠な存在だったことは間違いなさそうです。
出典・参考:The Magnificent Jeep - Warfare History Network(アイゼンハワーの逸話・複数バリエーションの存在)。※原典未特定のため断定的な引用は避けています。
🎬 映像作品での登場
第二次世界大戦を描いた戦争映画やドキュメンタリーには、Willys MB/Ford GPWが頻繁に登場します。史実に基づく再現度の高い作品ほど、細部までMB/GPWの特徴(グリル形状・工具箱の位置等)が再現されている場合があり、見比べてみるのも楽しみ方のひとつです。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー・プラモデル
Willys MBは戦争史・ミリタリーモデル分野で定番の題材で、国内外の模型メーカーから1/35・1/24スケール等のプラモデルやミニカーが発売されています。ディテールにこだわった軍用車模型は、塗装・ウェザリング(経年変化の再現)を楽しむベテランモデラーにも人気のジャンルです。
[KAI-POCHIPP-TODO:ウィリスMB/ジープ関連のプラモデル・ミニカー商品を楽天/Amazonで検索し、Pochipp登録をお願いします]
📖 書籍
Willys MBの開発史・レンドリースでの活躍を扱った専門書・ムック本は、ミリタリーヒストリー分野で継続的に刊行されています。より深く歴史を知りたい方には、当時の一次資料や退役軍人の証言をまとめた専門書がおすすめです。
[KAI-POCHIPP-TODO:ウィリスMB/ジープの歴史を扱った書籍を楽天/Amazonで検索し、Pochipp登録をお願いします]
📣 あなたの「ウィリスMB目撃情報」募集中!
お住まいの地域の博物館やイベントでウィリスMB・Ford GPWを見かけたら、ぜひ教えてください。
目撃情報はお問い合わせフォームからお寄せいただけます。
ウィリスMBは「すべてのJeep・4WDの原点」
Jeep WILLYS MBは、米陸軍の無茶な開発競争の中、バンタム・フォードとの争いを制したウィリス=オーバーランドが仕上げた4輪駆動の軍用小型偵察車です。60馬力のGo-Devilエンジン、そしてフォードのライセンス生産型GPWと合わせた総生産台数64万台以上という規模で、レンドリースを通じてソ連に約5万台が渡るなど、連合国各地の戦場を支えました。
「Jeep」という名前の由来は今も諸説あり決着していませんが、戦後は「万能農作業馬」としてCJ-2Aに姿を変え、その血脈は現行Wranglerの7スロットグリルにまで受け継がれています。グランツーリスモ7なら「Jeep WILLYS MB '45」としてそのまま収録されており、維持の心配なく"すべてのJeepの原点"のステアリングを握れます。
実車は現存数こそ多いものの、部品調達・専門整備の負担は決して軽くありません。
ゲームで惚れて、いつか本物に出会う。その入り口として、ウィリスMBは"元祖4WD"の名にふさわしい一台です。









