Citroen DS 21 pallas (パラス) '70【GT7/グランツーリスモ7】
圧倒的な未来を身にまとった歴史に残るフランス車
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Citroen DS 21 pallas (パラス) '70のV6ツインターボで4輪を駆動するジェネシスのスポーツセダン解説

シトロエンDSは、前輪駆動にこだわるシトロエンが、当時考え得る最先端のテクノロジーを総動員して作り上げた傑作車だ。

姿を現したのは1955年のパリサロン。多くの自動車メーカーがいまだ第2次大戦前の自動車作りから抜け出せない中、DSは前衛的な空力ボディとハイドロニューマチックという革新的なシステムを搭載して「宇宙船」と呼ばれるほどの圧倒的な未来を提示してみせた。開発の指揮をとったのはアンドレ・ルフェーブル、全長4.8mという大柄なボディのデザインを手がけたのは、名車2CVも手掛けたイタリア人、フラミニオ・ベルトーニである。

あまりに先進的だったため、DSの存在は長く色褪せず、装備やエンジンを進化させつつ20年に渡って作られ続ける。1964年には贅沢な内外装を持つグレード「Palas (パラス)」が追加され、1967年には丸目2灯だったヘッドライトがカバー付き4灯ヘと変更され、よりモダンな顔つきとなった。

DS 21 Pallasは、1969年から生産された2.1Lエンジンを積むモデルである。大柄なシートを配したゆとりある室内は健在で、116.7PSを発揮するエンジンは軽量なボディを優雅に誘った。

日々の暮らしに使う実用車として生まれながら、大統領公用車や救急車、タクシーとしても愛されたシトロエンDS。自動車史に残る偉大なフランス車である。

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