
ルノー・スポール クリオ R.S. 220 Trophy '16とは、4代目クリオR.S.の完成形グレード「220 EDCトロフィー」が、2016年のクリオ4フェイスリフト(Phase II)に合わせて刷新された年式のこと。ヘッドライト・テールランプ・フォグランプの意匠が変わり、限定的な位置づけだった発売当初から通常ラインアップの1台として仕切り直されたのが、この'16年式の実質的な立ち位置です。パワートレインは220PS・1.6L直4ターボのまま据え置きで、変わったのは主に外装・内装・重量という「熟成」レベルの違いです。
この記事では、2015年に登場した「無印」トロフィーと、この'16年式で実際に何が変わったのかを一次情報ベースで整理し、中古車を探すときにどちらの年式に出会っても迷わないための実務知識から、GT7での乗り方・入手方法までまるごと解説します。
'15と'16、どこが変わった?|クリオR.S. 220トロフィーのフェイスリフト事情
クリオ R.S. 220 EDCトロフィーは、2015年のジュネーブモーターショーで発表された当初、やや限定的な位置づけのスペシャルグレードとして扱われていました。それが2016年、クリオ4全体の中期改良(フェイスリフト/Phase II)に合わせて、トロフィーも通常のラインアップに組み込まれた本格的な販売モデルへと位置づけが変わったのがこの'16年式です。海外メディアのDriveMagは、この変化を「limited editionではなく、full production carになった」と評しています。
つまり'16年式は、後継グレードというより「同じトロフィーが、より買いやすい定番モデルとして仕切り直された年式」と捉えるのが実情に近い理解です。
出典・参考:DriveMag「2016 Renault Clio RS Trophy Review: Small Cup of Pureness」/Auto Express「Renault Clio Renaultsport 220 Trophy 2016 review」/webCG「ルノー・ルーテシア、マイナーチェンジ」(2016年2月25日)。
外装・内装・重量|実際に確認できた'15→'16の変更点
海外メディアの試乗記録を突き合わせると、'15年式から'16年式への主な変更点は次の通りです。
- 外装デザイン:ヘッドライト・テールランプ・フォグランプの意匠変更。フォグランプはルノースポールのチェッカーフラッグ形状に。フロントバンパーの「Trophy」ステッカーは廃止され、ホイールデザイン・リアバッジも変更されています
- 内装素材:上質な素材へのアップグレードが行なわれ、Bose製サブウーファー付きオーディオがオプション設定可能になりました
- オプション拡充:Akrapovic(アクラポビッチ)製チタンマフラーが新規オプション(英国仕様で約900ポンド)として追加
- 車両重量:1,179kg→1,204kg(2,599lb→2,654lb)とやや増加。理由を明記した一次資料は確認できていません
- 足回り:一部メディアで「ハンドリングセッティングの見直し」との言及がありますが、具体的な数値変更までは一次情報で確認できませんでした
一方で、パワートレインは実質据え置きです。220PS(217bhp)・1.6L直列4気筒ターボ・EDCデュアルクラッチ、0-62mph 6.6秒、最高速146mphという主要スペックは'15・'16でほぼ変わりません。正直なところ、走行性能そのものを大きく変えるようなアップデートではなく、外装・内装・オプションの熟成が中心というのがこの年式差の実態です。
出典・参考:Auto Express「Renault Clio Renaultsport 220 Trophy 2016 review」/DriveMag Cars「2016 Renault Clio RS Trophy Review」/Evo「Renault Sport Clio 220 Trophy review」。
※スペック・仕様は市場・グレード・年次改良で変動することがあります。正確な数値は個体の登録証やメーカー公式情報でご確認ください。
GT7でも別の車として収録|'15と'16でスペック・入手方法が違う
GT7内データベース(kudosprime.com)で確認すると、'15と'16は次のように別のカーIDとして収録されています。
| 項目 | '15年式 | '16年式(本記事) |
|---|---|---|
| PP値 | 約464前後 | 約462前後 |
| パワー | 216HP | 216HP |
| 重量 | 約2,599lbs(約1,179kg) | 約2,654lbs(約1,204kg) |
| 0-1000m加速 | 約26.74秒 | 約26.80秒 |
| ゲーム内価格 | 32,000Cr前後 | 32,000Cr前後 |
| 入手方法 | ブランドセントラル/ルーレットチケット | ブランドセントラル/国内Bライセンス報酬/メニューブック11報酬 |
数値上の違いはごくわずかです。重量差の分だけ0-1000m加速がコンマ数秒遅い程度で、体感できるほどの性能差はまずないと考えてよいでしょう。正直に言うと、GT7内での走りの違いを気にするより、どちらを持っているか・どうやって入手するかのほうが実務上は重要なポイントです。
特に注目したいのが入手方法の違いです。'16年式だけが、国内Bライセンス(ナショナルB)で全ブロンズ以上を達成した報酬、およびメニューブック11「フレンチ・ホットハッチ」の報酬車としても入手できます。メニューブック11は、プジョー208 GTi・DS3 Racing '11・このクリオR.S. 220トロフィー'16の3台を集めて挑戦するコレクション企画で、'15年式にはこの入手ルートがありません。
出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・PP値461.92/216HP/2,654lbs・エンジン内部コード「M5M-Clio-'16」)/TheSixthAxis「Gran Turismo 7 Free Cars, Menu Book Rewards & More」/gamerant「Gran Turismo 7: Every Menu Book」。
※PP値・クレジット価格・入手条件はゲームのアップデートで変動します。異なるバージョンのデータでは462前後〜477前後まで幅があるという報告もあり、最新はゲーム内でご確認ください。
172・182トロフィー・197・200 EDC|クリオR.S.の歴代系譜
クリオR.S.は、1998年の初代(クリオ・ウィリアムズの流れを汲む)から数えて長い歴史を持つルノーの看板ホットハッチです。「トロフィー」という称号は、2005年に登場した2代目クリオR.S.の集大成モデル「クリオ182トロフィー」に初めて与えられました。当時のベースグレード「182カップ」に、モータースポーツ由来のSachs製ダンパーや専用ホイールを奢った限定車で、Evo誌の「World's Greatest Hot Hatch」評にも選ばれた伝説的な一台です。
そこから3代目クリオR.S.(197・200)を経て、4代目クリオR.S.(Clio IV)ではエンジンが自然吸気2.0Lから1.6L直4ターボ+EDCデュアルクラッチへと大きく転換。ベースグレード「R.S. 200 EDC」からさらに煮詰められた集大成として、2015年に登場したのが「R.S. 220 EDCトロフィー」であり、本記事の'16年式はそのフェイスリフト版にあたります。
出典・参考:ultimatecarpage.com「2005 Renault Clio Sport 182 Trophy」/evo.co.uk「Renault Sport Clio 182 Trophy (2005) review」/Renault公式プレスリリース。
アルピーヌとゴルディーニを統合|ルノースポールというブランド
ルノースポール(Renault Sport/現在はAlpineブランドに統合されている部分もあります)は、ルノーのモータースポーツ活動と高性能市販車の開発を担ってきた部門です。F1参戦の歴史も持ち、クリオR.S.やメガーヌR.S.といった量産ホットハッチには、そのレース由来のシャシー・セッティングのノウハウが反映されています。「トロフィー」という称号も、こうした本気度の高い開発姿勢の象徴といえます。
※ルノーグループの高性能車ブランド体制は時期によって再編されています。最新の体制は公式サイトでご確認ください。
クリオ vs 208GTi vs フィエスタST|2016年当時のホットハッチ勢力図
2015〜2016年当時のBセグメント・ホットハッチ市場では、クリオR.S. 220トロフィーはプジョー208 GTi by Peugeot Sportやフォード フィエスタSTと直接的なライバル関係にありました。208 GTiやフィエスタSTがMT(マニュアル)設定を持つ一方、クリオはEDC専用という判断がなされており、この点は当時の海外メディアでも賛否が分かれるポイントでした。ニュルブルクリンクでの8分23秒というタイムは、あくまで「コンパクトホットハッチ」というカテゴリー限定での記録である点も、正確に理解しておきたいところです。
出典・参考:Auto Express・Evo・Top Gearの各ホットハッチ比較試乗記事。
EDC専用ホットハッチの今の相場|中古クリオR.S. 220トロフィー'16を探すなら
クリオR.S. 220トロフィーは、日本国内では並行輸入・個人輸入が中心のモデルです。日本仕様は「ルーテシア」の名で正規輸入されていた時期もありますが、220トロフィーのグレード自体は並行輸入車としての流通が主体で、常時大量に出回るタイプの車ではありません。中古を探す際は、次の点に注意しながら中古車ポータルや専門店の在庫を直接チェックすることをおすすめします。
- 年式の見分け方:'16年式はヘッドライト・テールランプ・フォグランプの意匠が変わっており、フォグランプがルノースポールのチェッカーフラッグ形状になっています。フロントバンパーの「Trophy」ステッカーの有無も参考になりますが、最終的には登録証・車台番号での年式確認が確実です
- EDC専用:MT設定がないため変速方式の確認は不要ですが、EDC(デュアルクラッチ)の整備履歴(クラッチ・ミッションオイル交換歴)は要チェックです
- 並行輸入特有の注意点:右ハンドル/左ハンドルの違い、保証・部品供給体制、フランス車専門の整備工場の有無を確認しておくと安心です
- 専用装備の状態:「シャシー・トロフィー」のダンパー・スプリングは消耗品でもあるため、足回りのヘタリ具合は実車確認が望ましいポイントです
- オプション装備の確認:'16年式で追加されたAkrapovic製マフラーやBose製サブウーファーはオプション設定のため、搭載の有無は個体差があります
※相場・在庫状況は時期・個体で大きく変わります。並行輸入車という性質上、一般的な国産車のような相場情報の集約は難しいため、複数の中古車ポータル・専門店で実際の在庫を確認することをおすすめします。
「いつかクリオR.S.のような1台を」と思っている方も、まずはいま乗っている愛車の"本当の価値"を知っておくと、次の一台への計画が立てやすくなります。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
グランツーリスモ7のクリオR.S. 220トロフィー'16|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には、この'16年式が「Renault Clio R.S. 220 Trophy '16」という正式表記で収録されています。
- PP値:462前後(パワー216HP・重量約2,654lbs=約1,204kg)
- 駆動方式:FF(前輪駆動)
- ゲーム内価格:32,000Cr前後
- 入手方法:ブランドセントラル/国内Bライセンス(10種目すべてブロンズ以上)報酬/メニューブック11「フレンチ・ホットハッチ」報酬
前後重量配分は65:35のフロントヘビー傾向で、これは'15年式と共通の特性です。ゲーム内でも軽快な回頭性とFFらしい安定した挙動を両立できる一台です。'15年式よりわずかに重い分、0-1000m加速はコンマ数秒ほど遅れますが、走らせてみて体感できるほどの差ではないというのが正直なところです。それよりもこの'16年式ならではの醍醐味は、メニューブック11でDS3 Racing '11・プジョー208 GTiと一緒に揃える"フレンチホットハッチ・コレクション"としての楽しみ方にあります。ライセンス取得にも挑戦しながら手に入れられるので、収集要素としても飽きが来ません。
出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・PP値461.92、ゲーム内価格32,000Cr、入手方法)。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でクリオR.S. 220トロフィー'16をさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。実車同様、パドルでの素早い変速を自分の手で操る感覚は、コントローラーとは別次元。軽量ボディ+220PSのFFホットハッチを操る楽しさが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を"実車感覚"で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、"自分でハンドルを握る"運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は"より実車に近づく"ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も"快適"に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
速くて安定した光回線にしておくと、オンラインがグッと快適になります。
中でも@スマート光は、低遅延の「v6プラス」が無料で使えて、月額も安め。
浮いたぶんをハンコンや機材に回せます。
※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。
また、「携帯と同じ会社で回線もまとめたい」という方には、大手キャリアの光回線もおすすめです。
スマホとのセット割で、毎月の料金がさらにお得になることもあります。
お使いのスマホに合わせてチェックしてみてください。
・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車クリオR.S. 220トロフィー'16を所有・維持する費用
クリオR.S. 220トロフィー'16は、'15年式と同様に並行輸入が主体のフランス製ホットハッチです。
国産の同クラス車と比べると維持費は割高になりやすく、その理由は輸入部品の取り寄せ、フランス車を扱える整備工場の少なさ、EDC(デュアルクラッチ)特有のメンテナンス負荷などが挙げられます。
年間の目安は次の通りです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(1.6L級・普通車) | 約30,500円〜39,500円 |
| 任意保険(輸入車・年式相応) | 約8〜15万円 |
| 車検(2年分を1年換算・専門ショップ前提) | 約8〜15万円 |
| 整備・部品(EDC関連・輸入部品取り寄せ) | 約10〜30万円 |
| 駐車場・保管 | 約6〜24万円 |
| 燃料・消耗品 | 約12〜20万円 |
| 年間合計(目安) | 約35〜65万円 |
これに加えて並行輸入車としての購入費用そのものが必要になる点も忘れてはいけません(個体の状態や輸入ルートによって金額の幅は大きくなります)。
② GT7で"実車感覚"を味わう機材コスト
GT7でクリオR.S. 220トロフィー'16を「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)で完結します。
一度そろえてしまえば、あとにかかるのは電気代くらいのものです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:並行輸入の購入費 + 毎年 35〜65万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車の年間維持費とほぼ同等かそれ以下でそろえられ、輸入車ならではの部品待ち・専門ショップ探しに悩まされることもありません。ハンコンを使えば、220PSのFFホットハッチならではの軽快な回頭性も、かなり実車に近い感覚で味わえます。
「いつかは本物のクリオR.S.に」と考えている人にとっても、GT7はその夢を先取りできる場所です。
まずはハンコン一つから、"トロフィー"のステアリングを握ってみてください。
実車のクリオR.S. 220トロフィーに触れる|輸入車専門店・オーナーズクラブ
フランス製の並行輸入車と聞くと縁遠く感じるかもしれませんが、この'16年式についても、実車を扱う専門ショップや愛好家のコミュニティを通じて接点を持てる場面はあります。
🏪 フランス車専門店・輸入車ディーラー
並行輸入が主体のクリオR.S.シリーズは、フランス車を専門に扱う輸入車ショップで出会える可能性が最も高い車です。ルノー・プジョー・シトロエンといったフランス車を扱う国内の中古車店では、クリオR.S.系のホットハッチが在庫に含まれていることがあります。整備体制がしっかりしたショップなら、購入後のメンテナンス相談も一緒に頼めるので安心です。
🎪 輸入車オーナーズミーティング・イベント
輸入車オーナーズクラブや、フランス車ファンによるミーティングイベントでは、クリオR.S.オーナーの参加を見かけることがあります。「ルノースポール」「クリオRS」といったキーワードでSNSを追ってみると、国内のオーナーたちがどんな活動をしているかの雰囲気がつかめます。開催情報は流動的なので、参加を考える場合は必ず主催者側の最新告知を確認してください。
🔑 レンタル・カーシェア
クリオR.S.シリーズを専門に扱うレンタカーやカーシェアは、国内ではかなり限られているのが実情です。輸入車専門のレンタルサービスに取り扱いがないか問い合わせてみる、あるいはオーナーズイベントの場で試乗させてもらえる機会を探るあたりが、現実的なアプローチになるでしょう。利用の際は事前に各サービスへ直接確認してください。
※店舗・イベントの営業状況、在庫、開催有無は変動します。最新情報は各主催・各店舗の公式情報でご確認ください。
クリオR.S. 220トロフィー'16を見て楽しむ|レビュー動画・グッズ
🎬 海外メディアのレビュー・試乗記
2016年のフェイスリフト発表後、evo・Top Gear・Auto Express・DriveMagといった欧州の主要自動車メディアが相次いで試乗レビューを掲載しました。中でもAuto Expressは、オプションのAkrapovicマフラーを装着した個体での試乗レポートを詳しく取り上げ、内装の質感向上にも触れています。YouTubeにも、この'16年式の試乗映像・オンボード映像が複数チャンネルから公開されています。
📰 日本国内メディアでの紹介
日本国内でも、webCGが2016年2月25日付でルノー・ルーテシアのマイナーチェンジを記事として取り上げるなど、このフェイスリフトは専門メディアで話題になりました。日本仕様は「ルーテシア」という車名で扱われることが多いため、国内の記事を探すときはこちらの呼び方でも検索してみてください。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
クリオR.S.シリーズのミニカーやプラモデルは、BMW M3やスカイラインGT-Rほどの定番人気車種と比べると選択肢が少ないのが実情です。フランス車専門のミニカーブランド「Norev(ノレブ)」であれば、1/43スケールでルノー・クリオR.S.系のラインナップを見つけられることがあり、海外の模型専門通販サイトや国内のミニカー専門店で取り扱われる場合があります。
※クリオR.S.系のプラモデルは国内主要メーカー(アオシマ・タミヤ・ハセガワ等)からの新規リリースは確認できていません。今後の新製品情報があれば追記します。
📖 書籍
クリオR.S.の系譜をもう少し掘り下げたい人には、evo誌のクリオ182トロフィー試乗記や、CarBoonの「クリオ2 R.S.のスペシャルモデルまとめてみたよ!」といった専門メディアの記事が参考になります。ルノースポールというブランドそのものの歴史を知りたい場合は、AUTOCAR JAPANの「ルノースポールの歴史 スピダーからトロフィーRまで」が読み応えのある解説記事としておすすめです。
📣 あなたの「クリオR.S. 220トロフィー'16目撃情報」募集中!
「このお店で見かけた」「このイベントに出ていた」といった情報をお持ちの方は、お問い合わせフォームからぜひお寄せください。読者のみなさんの情報をもとに、この記事を少しずつアップデートしていきます🚗💨
クリオR.S. 220トロフィー'16のよくある質問
Q. '15年式と'16年式、どちらを選ぶべきですか?
A. 性能面での差はごくわずか(PPで1〜2ポイント程度、重量で約25kg差)なので、どちらでも走りの満足度はほぼ変わりません。選ぶポイントは好みや個体の状態です。新しめの内装・オプション(Akrapovicマフラー、Bose製サブウーファー)を重視するなら'16年式、通常販売化前の"限定車寄り"の位置づけに魅力を感じるなら'15年式、という選び方が実務的です。
Q. '16年式は何が変わったのですか?
A. パワートレインは220PS・1.6L直4ターボのまま据え置きで、変わったのは主に外装(ヘッドライト・テールランプ・フォグランプの意匠、Trophyステッカー廃止)、内装素材、オプション(Akrapovicマフラー、Bose製サブウーファー)、そして車両重量(1,179kg→1,204kg)です。また、限定的な位置づけだった発売当初から、クリオ4フェイスリフトに合わせて通常ラインアップの1台として仕切り直されました。
Q. MT(マニュアル)モデルは用意されていないのですか?
A. されていません。クリオR.S. 220トロフィーは、変速スピードを最大50%短縮したEDC(デュアルクラッチ)専用グレードとして開発された車です。ライバルのプジョー208 GTiやフォード フィエスタSTはMT設定を持っていましたが、クリオ側はタイムアタックでの速さを優先してEDC一本に絞る道を選びました。この方針については、当時の海外メディアの間でも評価が割れています。
Q. 2005年の「クリオ182トロフィー」とは別物ですか?
A. はい、世代もエンジン形式も異なる別の車です。182トロフィーは2代目クリオR.S.(自然吸気2.0L・182PS)にあたり、本記事の220トロフィーは4代目クリオR.S.(ターボ1.6L・220PS)です。「トロフィー」という称号の系譜は共通していますが、車そのものは別モデルとして扱う必要があります。
Q. グランツーリスモ7でこの'16年式に乗れますか?
A. 乗れます。「Renault Clio R.S. 220 Trophy '16」として収録されており、ブランドセントラルでの購入のほか、国内Bライセンス(全ブロンズ以上)の報酬、メニューブック11「フレンチ・ホットハッチ」の報酬としても入手できます(収録内容・価格・入手条件はアップデートで変動します)。
"化粧直し"の実像|クリオR.S. 220トロフィー'16の正直な立ち位置
クリオR.S. 220トロフィー'16は、2015年に登場した「無印」トロフィーのフェイスリフト版であり、220PS・専用シャシー「シャシー・トロフィー」というキャラクターは'15年式と共通です。実際に変わったのは、ヘッドライト・フォグランプの意匠、内装素材、Akrapovicマフラーなどのオプション拡充、そして車両重量というレベルの違いで、走行性能を根本から変えるアップデートではありません。一方で、限定的だった当初の位置づけから通常ラインアップへと仕切り直された点、そしてGT7ではメニューブック11「フレンチ・ホットハッチ」やライセンス報酬という独自の入手ルートを持つ点は、この'16年式ならではの見どころです。
並行輸入車としての実車入手にはそれなりのハードルがありますが、グランツーリスモ7の「Renault Clio R.S. 220 Trophy '16」ならブランドセントラルでいつでも購入できるうえ、国内Bライセンスやメニューブック11への挑戦を通じて手に入れる楽しみ方もできます。中古車探しの現場で年式違いの個体に遭遇しても、ここで整理した差分を思い出せば、どちらを選んでも納得して決められるはずです。
まずはGT7の中でこの一台を走らせて、フェイスリフトによる細部の違いを自分の目で確かめてみてください。もし「いつかは実車を」という気持ちが芽生えたら、いま乗っている愛車の価値を確認するところから計画を立ててみるのもおすすめです。
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