TOYOTA GR YARIS RZ High performance (GXPA16) '20【GT7/グランツーリスモ7】
WRCを制するために生まれた新型ラリーマシンのベース車両
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TOYOTA GR YARIS RZ High performance (GXPA16) '20の公式解説

スポーツカーを磨き上げるために、世界ラリー選手権に挑み続けるトヨタ。そのトヨタが次世代を戦う新型ラリーカーのベース車両として開発したのが、GRヤリスだ。

一見、愛らしいコンパクトモデルだが、その実態はWRCでの勝利を見据えた戦うマシン。GA-BとGA-CというふたつのTNGAモジュールを組み合わせた3ドアボディは徹底的な剛性強化、軽量化、低重心化が図られており、拡幅されたリアフェンダーがポテンシャルを物語る。後端に向けて低くなるカーボンルーフは、ウィング装着時の空気の流れを最適化した結果だ。

4WDモデルのRZが積むエンジンは、G16E-GTS型という1.6L 3気筒ターボ。クラス最小、最軽量を誇る最新のパワーユニットで、200kW(272PS)/370Nm(37.7kgfm)を発揮、6速MTと組み合わされる。駆動系も興味深い。新開発の電子制御カップリング式センターデフは前後トルク配分の切り替えが可能。さらに高性能グレード「RZ “High performance”」では前後デフがトルセンLSDとなり、盤石のトラクションを確保する。

GRヤリスは2020年1月の初公開に合わせて特別仕様車「1st Edition」を発表した。マスタードライバー「モリゾウ」のサインやオリジナル鍛造アルミホイールなどの限定アイテムを搭載した先行予約者だけのスペシャルモデルである。

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