SUBARU BRZ S (ZC6) '15の解説【GT7/グランツーリスモ7】
ボクサーエンジンを積み、低重心とスポーティさを実現したスバル初のFRスポーツ
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SUBARU BRZ S (ZC6) '15の公式解説

近年、かつてのような勢いを失いつつあるコンパクト・スポーツカーの市場。その活性化を狙って、トヨタとスバルがタッグを組み、送り出したのがトヨタ86とスバルBRZだ。

この2台、フロントマスクや一部インテリアは異なるものの、共通するコンセプトから生まれた兄弟車という関係。ここで取り上げるBRZは、「ボクサーエンジン」「リアドライブ」「究極(Zenith) 」という英語の頭文字から付けられた、スバル初のFRスポーツカーだ。

「誰もが走りを楽しめるスポーツカー」を目指したBRZのボディサイズは、全長4,240mm、全幅1,775mm、ホイールベース2,570mmというコンパクトなもの。スタイリングはサッシュレスドアを用いた2ドアハッチバッククーペで、スポーティさと低重心が強調されている。

エンジンには低重心を実現するためスバル伝統の2L水平対向エンジンを採用、トヨタの燃料噴射技術「D-4S」を組み合わせることで、自然吸気ながら200PSを発生する。足まわりはフロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーンで、スポーツカーとしての楽しさ、コントロールのしやすさを最優先した味付けが施されている。

2012年にデビューしたBRZは、毎年のように一部改良などを実施し、その完成度を高めている。2015年モデルでは電動パワステの特性変更や車体剛性の強化などが行なわれ、操舵感と乗り心地がいっそう向上している。

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