BMW M4(F82・3C30)とは|M3から分かれた"新しい名前"の誕生とスペック・中古相場・GT7での乗り方

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BMW M4(F82・3C30)とは、2014年に登場した「M4」という名前を初めて名乗ったBMWのハイパフォーマンスクーペです。2013年夏、BMWは従来3シリーズに含まれていたクーペ/カブリオレを「4シリーズ」という新しいモデルラインとして独立させ、これに合わせてM社はセダンを「M3」、クーペを「M4」という別ネームプレートに分離しました。E30型からE92型まで、歴代のクーペはずっと「M3クーペ」と呼ばれてきましたから、F82は史上初めて「M4」を名乗った一台ということになります。さらにエンジンも歴史の転換点で、M3/M4史上初めてNA(自然吸気)からツインターボへ移行したモデルでもあります。

この記事では、M3とM4が分かれた経緯・S55型ツインターボエンジンの中身・発売当時に交わされた賛否両論から、中古相場・GT7での乗り方、そして水噴射システムを積んだ限定モデル「M4 GTS」まで、まるごと解説します。

🏁実車の魅力

M3とM4はなぜ分かれた?名前が生まれた2014年

ルーキールーキー
M3とM4って、名前は似てますけど、そもそも何が違うんですか?
ハマ学長ハマ学長
いい質問じゃ。今でこそ当たり前に思えるが、この2つが別の名前になったのは2014年から。それまでずっと「M3クーペ」じゃったんじゃよ。

2013年夏、BMWはそれまで3シリーズに含まれていたクーペとカブリオレを、「4シリーズ」という新しい独立したモデルラインとして切り離しました。セダン・ワゴン・ハッチバックといった実用寄りのボディを3シリーズに残し、クーペ・カブリオレというスポーティなボディだけを4シリーズへ。この番号の切り分けにあわせて、BMWのモータースポーツ部門M社は、ハイパフォーマンス版の名前も分けることを決めます。セダンは引き続き「M3」、クーペとカブリオレは新たに「M4」を名乗ることになったのです。

この命名変更がどれほど大きな出来事だったかは、歴史を振り返るとよく分かります。初代M3(E30型・1986年)から、E36型、E46型、そして2007年のE92型まで、4世代にわたってクーペ版はずっと「M3クーペ」と呼ばれ続けてきました。当ブログでもE30型無印・E30型スポーツエボリューションという2台のM3記事を扱っていますが、あちらもすべて「M3」の系譜です。2014年に登場したF82型は、この長い「M3クーペ」の伝統に区切りをつけ、史上初めて独立した「M4」というバッジを掲げたモデルになりました。ちなみにセダン側のF80型M3は、プラットフォーム・エンジンともにF82型M4と共通で、ボディ形状が違うだけの姉妹車という関係です。

項目スペック
型式・通称F82型M4クーペ(社内コード3C30/セダン版はF80型M3)
発売2014年(日本国内は同年発売開始)
命名の位置づけ「M4」を名乗った史上初のBMWハイパフォーマンスクーペ
エンジンS55B30型 3.0L 直列6気筒 Mツインパワーターボ
最高出力(標準)425HP(約431PS)
最大トルク(標準)約406lb-ft(約550Nm)
駆動方式FR(後輪駆動)
先代との関係E92型M3クーペの後継(3シリーズから4シリーズへ独立)

出典・参考:Wikipedia「BMW M4」BMW M公式「BMW M3 F80 and BMW M4 F82」(3シリーズからの4シリーズ独立・M3/M4の命名分離の経緯)。

ルーキールーキー
当ブログのE30 M3の記事とは、別の車として見ていいんですよね?
ハマ学長ハマ学長
その通りじゃ。E30型無印・スポーツエボリューションは、まだ「M3クーペ」と呼ばれていた時代の車。M4というバッジ自体が、2014年のこの車から始まっとる。系譜としては繋がっとるが、名前の生まれた瞬間が違う、いわば「新章の主人公」なのじゃ。

ちなみに、当ブログには「BMW M3(E30・無印)」「BMW M3スポーツエボリューション(E30)」の記事も別途あります。あちらは1980年代、まだクーペ版も「M3」と呼ばれていた時代の物語。本記事の主役であるM4は、その系譜の先、「M4」という名前そのものが誕生した2014年の一台として楽しんでいただければと思います。

⚙️エンジン

S55型ツインターボ|M3/M4史上初のターボ化

ルーキールーキー
M4のエンジンって、どんな特徴があるんですか?
ハマ学長ハマ学長
実はこのM4、M3/M4シリーズの歴史の中で初めて「ターボ」を積んだ世代なんじゃよ。E30からE92まで、ずっと自然吸気じゃったのが、ここで大きく舵を切った。

M4に搭載されるのは、S55B30型 3.0L 直列6気筒 Mツインパワーターボエンジンです。ここで見逃せないのが、このS55型がM3/M4シリーズの歴史上、初めてターボチャージャーを備えたエンジンだという点。初代E30型M3(1986年)のS14型、E36型・E46型の6気筒NAエンジン、そして先代E92型M3のV8 NAエンジン(S65型)まで、M3系のロードカーはずっと自然吸気を貫いてきました。F82型M4とその姉妹車であるF80型M3で、その伝統が初めてターボ過給へと切り替わったのです。

標準仕様のM4は、425HP(約431PS)、トルク約406lb-ft(約550Nm)を発揮。2016年春に追加された「コンペティションパッケージ」では出力が450PS(331kW)・7,000rpmまで引き上げられ、トルクも550Nm(1,850〜5,500rpm)に強化、専用にセッティングされたアダプティブMサスペンションや専用鍛造20インチアルミホイールも組み合わされました。コンペティションパッケージ装着車は0-100km/h加速4.0秒という数値を記録しています。ちなみにGT7のゲーム内解説文でも「0-100km/h加速わずか4.1秒」という数値が紹介されており、標準仕様でもトップクラスの加速性能を持つ一台であることが分かります。

ターボ化が進められた背景には、年々厳しくなる排出ガス規制・燃費規制への対応という技術的な事情がありました。過給機を使うことで、排気量を抑えながら出力とトルクを稼ぎやすくなるためです。

出典・参考:roadlancer.com「BMW F82: The M4 That Made the World Forget the M3」encyCARpedia(コンペティションパッケージ仕様)(S55型エンジンの特徴・出力諸元・コンペティションパッケージの追加時期)。

※出力・加速性能等の数値はグレード・年式・仕向地で異なる場合があります。最新の諸元は各正規ディーラー・カタログでご確認ください。

🔧賛否両論

ターボ化への賛否|「NAのM」を惜しむ声もあった

ルーキールーキー
ターボになって速くなったのに、みんな喜んだんじゃないんですか?
ハマ学長ハマ学長
単純にそうとも言えんかったんじゃ。「25年続いた自然吸気のMが終わる」ということで、熱心なファンの間ではいろんな意見が交わされたんじゃよ。

2014年にM4とS55型エンジンが発表された当初、長年M3を愛してきた熱心なファン(いわゆる"Mピュリスト")の間では、様々な反応がありました。25年以上にわたって自然吸気を貫いてきたM3系のロードカーが、ここで初めてターボ過給へ移行することへの戸惑いです。主な懸念として挙げられたのは、ターボならではのエンジンレスポンスの変化や、高回転まで一気に吹け上がる自然吸気特有のサウンドが失われるのではないかという点でした。

一方で、実際にF82型M4をサーキットや公道で走らせた自動車ジャーナリストやドライバーたちからは、高く評価する声も数多く寄せられています。ターボラグを感じさせない素早い過給レスポンス、扱いやすくなった中低速トルク、それでいて衰えないハンドリング性能。発売から時間が経つにつれて、「これはこれで完成度の高いエンジンだ」という評価が広がっていきました。自然吸気時代のM3が持っていた、シャープで即座に反応するあの感覚とはまた違う魅力を持つエンジンとして、独自の評価を確立していったといえます。

出典・参考:Top Gear「From the archives: the F80 M3 and F82 M4」/roadlancer.com/machineswithsouls.com各種(発売当時の反応・その後の評価の変化)。

ルーキールーキー
なるほど、時代の転換点だったからこそ、いろんな意見が出たんですね。
ハマ学長ハマ学長
そういうことじゃ。名前も変わり、エンジンも変わった。M4は「M3の後継」という枠を超えて、新しい歴史そのものを背負って登場した一台なんじゃよ。
🪶軽量化

カーボンドライブシャフト|軽量化への一手

ルーキールーキー
ターボで重くなった分、軽量化はどうしてるんですか?
ハマ学長ハマ学長
いろんな部分で軽くしとるが、中でも目を引くのがドライブシャフトじゃ。M3/M4として初めて、カーボンファイバー製を採用しとるんじゃよ。

F82型M4とF80型M3は、プロペラシャフト(エンジンの動力を後輪に伝えるドライブシャフト)にカーボンファイバー製のパーツをM3/M4として初めて採用したモデルです。スチール製に比べて大幅に軽量かつ高剛性で、しかも回転時の慣性モーメントが小さくなるため、駆動系全体のレスポンス向上にも貢献します。ボンネットにアルミ素材を使うなど、車両各所での軽量化と合わせて、パワーが増した分の重量増を抑え込む工夫が随所に施されています。

足回りには、アクティブMデフ・アダプティブMサスペンション・M専用のDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)が組み合わされ、軽量化されたボディとあわせて、Mシリーズ伝統のシャープなハンドリングを支えています。

出典・参考:driveshaftshop.com・pstds.com等アフターマーケット各社の製品情報ページ(カーボンファイバー製ドライブシャフトの純正採用について)。

※「BMW M史上初」という表現には諸説あり、本記事では確認できた範囲で「M3/M4として初採用」という表現に留めています。

💰中古相場

M4の中古相場は今いくら?

ルーキールーキー
M4って、中古だとどれくらいの値段で買えるんですか?
ハマ学長ハマ学長
年式や走行距離でかなり幅があるが、だいたい250万〜600万円のレンジで見られることが多いのう。年式が新しくなるほど、コンペティション仕様ほど高くなる傾向じゃ。

F82型M4の国内中古相場は、おおむね250万円〜600万円程度のレンジで取引されている個体が多く見られます。初期型(2014〜2017年)で走行距離が多い個体は250万円前後から見つかる一方、コンペティションパッケージ装着車や低走行distance個体は500万円を超えることも珍しくありません。買取(下取り)価格帯は、グレードやコンディションによって約242万円〜1,234万円まで幅があるというデータもあります。

値落ちの傾向としては、走行距離6万kmに達するまでは1万kmごとに平均14%前後値下がりし、6万kmを超えると下落ペースが緩やかになり、やがて新車価格の半分以下で落ち着いていく、という調査データがあります。年式・走行距離・グレード・コンディションが価格を左右する主な要因です。

  • 国内中古相場:約250万〜600万円が中心的なレンジ(年式・グレードで変動)
  • 買取価格帯:約242万〜1,234万円(グレード・コンディション差)
  • 値落ちの目安:走行6万kmまでは1万kmごとに平均14%下落、以降は緩やか
  • 総評:コンペティションパッケージ・低走行個体はプレミアがつきやすい

出典・参考:goo-net.com/kurumaerabi.com/aucfan.com/shauru.jp等、複数の中古車情報サイトの集計データ。

※相場は時期・状態・走行距離・個体のヒストリーで大きく変わります。最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。

💰 売るなら“需要が高い今”がチャンス

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※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。

💶新車価格

当時の新車価格|日本で1,213万円〜

M4クーペの日本国内での新車価格は、グレード・仕様によって約1,213万円〜1,338万円のレンジで販売されていました。M3クーペ/カブリオレの後継として、2014年に日本国内での発売が始まっています。2016年に追加されたコンペティションパッケージは、専用の足回り・エンジンチューニング・専用ホイールを備えた上位仕様として、価格も相応に上乗せされていました。

出典・参考:MOTA(autoc-one.jp)・価格.com等カタログ情報(当時の国内販売価格レンジ)。

※当時の価格はグレード・オプション・為替や消費税率の違いにより変動する目安です。正確な当時価格を知りたい場合は、当時のカタログ・販売資料をご確認ください。

🎮GT7の基本

グランツーリスモ7のM4|スペックと入手方法

0-100km/h加速わずか4.1秒。伝統と革新が融合したハイパフォーマンスモデル
ルーキールーキー
GT7には、M4ってどんな形で入ってるんですか?
ハマ学長ハマ学長
「BMW M4 '14」という表記で収録されておるぞ。メニューブック#21の報酬車の一台として登場する。

グランツーリスモ7には、M4が「BMW M4 '14」という表記で収録されています。エンジン型式は実車のS55型にちなんだ「S55B30A-M4」表記です。

GT7内の公式解説文では、この一台がこう紹介されています。「2013年夏、BMWは3シリーズのクーペ/カブリオレを、4シリーズという新しいモデルラインとして独立させた。BMW M4クーペは、自然吸気エンジンの高回転特性とターボ技術の力を合体させた『完璧なスーツをまとったアスリート』として生まれた」。アルミボンネットの下に収まるMツインパワーターボの直6、徹底した軽量化によるハンドリング、アクティブMデフ・アダプティブMサスペンション・M専用DSCの組み合わせ。実車の開発コンセプトがそのままゲーム内の解説にも反映されています。

  • PP値:569.50(パワー425HP・重量3,300lbs=約1,497kg)
  • 駆動方式:FR(後輪駆動)
  • ゲーム内価格:約120,000Cr
  • 入手方法:メニューブック#21の報酬(33%の確率で排出)

0-1000m加速22.40秒、100-150km/h加速3.55秒という数値からも分かる通り、中間加速に優れたスポーツクーペとしての性格がゲーム内でも再現されています。前後重量バランスは52:48とわずかにフロント寄りですが、425HPを受け止めるFRらしい踏み出し感の良さは健在。実車同様、「NAの伝統」と「ターボの力強さ」を両立させた、扱いやすくもパワフルな一台としてコントローラー越しにも楽しめます。

出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・PP値569.50、ゲーム内価格約120,000Cr、入手方法)。

※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。

🕹️ハンコン

ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド

ルーキールーキー
コントローラーでも楽しいですけど、もっと本格的に乗る方法ってあります?
ハマ学長ハマ学長
ハンコンじゃ。自分でハンドルを握ると、425HPのツインターボが立ち上がる感覚まで伝わってくる。一度味わうと戻れんぞ。

GT7でM4をさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。ツインターボ425HPのFRを操る楽しさが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。

<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる

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※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。

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⚖️コスパ比較

実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較

ルーキールーキー
実車とゲーム、ぶっちゃけ、どっちが現実的なんですか?
ハマ学長ハマ学長
維持費を考えるとな。実車のM4は、大排気量ターボ車ゆえの維持コストがかかる。ゲームなら、その心配なしで“ツインターボの力強さ”だけ味わえるんじゃ。

① 実車M4を所有・維持する費用

ルーキールーキー
425HPのドイツ製スポーツクーペって、維持費もそれなりにかかりそうですね…
ハマ学長ハマ学長
輸入車の高性能スポーツクーペじゃからな。税金・保険・タイヤ代、どれも国産車より一段高めと見ておいた方がいい。

M4は3.0L・排気量2.0L超の輸入スポーツクーペで、専用パーツも多く使われています。
維持費は国産スポーツカーよりも高めになりがちです(自動車税の排気量区分、輸入車保険、専用タイヤ・ブレーキパッドの価格等)。
年間の目安はこのくらいです。

項目年間の目安
自動車税(3.0L・排気量区分)約5.1万円
任意保険(輸入スポーツクーペ・車両保険込み)約15〜25万円
車検(2年分を1年換算・輸入車ディーラー前提)約10〜18万円
整備・部品(専用タイヤ・ブレーキパッド等)約15〜30万円
駐車場・保管約10〜30万円
燃料・消耗品約15〜25万円
年間合計(目安)約70〜133万円

さらに、購入費が250万〜600万円程度(前章の中古相場)かかります。

② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト

ルーキールーキー
ゲームの機材も、けっこう高いのでは?
ハマ学長ハマ学長
一式そろえても、実車の年間維持費よりずっと安い。しかも買い切りで、あとはほぼタダよ。

一方、GT7でM4を「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。

機材価格の目安
PS5本体約6.6〜8万円
グランツーリスモ7(ソフト)約6,000〜9,000円
ハンドルコントローラー(エントリー)約2.5〜4万円
レーシングコックピット(任意)約2〜5万円
PS VR2(任意・没入感アップ)約7.5万円
一式(目安)初期 約10〜25万円+以降ほぼ0

③ コスパ比較の結論

ルーキールーキー
こう並べると、ゲームのコスパが圧倒的ですね!
ハマ学長ハマ学長
そうじゃろう。425HPのツインターボを毎日気軽に楽しめるのは、ゲームならではの贅沢じゃ。まずはハンコンから始めるのがおすすめじゃ。
結論:ゲームは「実車1年分の維持費以下」で一式そろう
  • 実車:初期 250〜600万円程度 + 毎年 70〜133万円
  • ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0

ゲーム機材一式は実車の維持費数ヶ月分程度でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、425HPのツインターボが立ち上がる感覚まで、かなり実車に近い感覚で走れます。

「いつか本物のM4を」と思っている人も、それまでの間はGT7で憧れの一台に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。

🏆限定モデル

M4 GTS|水噴射システムを積んだトラック仕様

ルーキールーキー
M4には、もっと特別なバージョンもあるんですか?
ハマ学長ハマ学長
あるぞ。「M4 GTS」じゃ。同じエンジンに、まさかの“水を噴射する装置”まで積んで、500PSまで引き上げた限定モデルよ。

2015年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスでコンセプトカーとして初公開され、2016年に市販化されたのが「M4 GTS」です。世界限定700台(日本仕様は限定30台・納車は2016年7月から)というトラック走行に特化した限定モデルで、標準のM4とは一線を画す装備が詰め込まれています。

最大の特徴は、同じS55型3.0Lツインターボエンジンに追加された水噴射(水メタノール噴射)システムです。トランク下に搭載された約5Lのタンクから、3本のインジェクターが吸気プレナムチャンバー内に水を噴射(気筒2本ずつを1本が担当)。噴射された水は瞬時に気化して吸気温度を下げ、ノッキングを抑制することで、ブースト圧を17.9psiから22psiまで引き上げることを可能にしました。この結果、出力は標準M4より68HP高い500PS(493HP)、トルクは600Nm(61.2kgm)に到達しています。なお、外気温が約5℃を下回ると水噴射がフル作動しない制御が組み込まれている点も、この装置ならではのユニークな特徴です。

車両重量も標準M4より約27kg軽量化され、固定式のリアウイングを装備。カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)パーツを多用した専用ボディに、サーキット走行を意識した2シーター仕様、6点式シートベルト対応のロールバーまで備える、まさに「トラック走行のための一台」です。

出典・参考:bmwblog.com「How the water injection system works in the BMW M4 GTS」motorauthority.com/BMW Group Japan プレスリリース(限定30台・納車2016年7月〜)。

※M4 GTSはサーキット走行に特化した限定モデルであり、生産は既に終了しています。中古流通も希少で、価格は個体・状態により大きく変動します。

📸見て楽しむ

M4を見て楽しむ|モータースポーツ・グッズ

ルーキールーキー
M4って、レースでも活躍したりしてるんですか?
ハマ学長ハマ学長
DTMのセーフティカーとしても使われてきた実績があるぞ。それに、GT4規定のレース仕様も存在しとる。ロードカーの枠を超えて、モータースポーツの現場でも活躍しとる一台じゃ。

🏎 モータースポーツでの立ち位置|セーフティカー・GT4仕様

M4は、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)をはじめとする各種モータースポーツイベントで、公式セーフティカーとして採用されてきました。BMW自身がハイパフォーマンスクーペとしての性能を、レースの現場でアピールする役割を担ってきたということです。またレース参戦用には、GT4規定に準拠した「M4 GT4」という専用レーシングモデルも用意されており、世界各地のGT4クラスレースで多くのプライベーターチームに使用されています。GT7にも「BMW M4 Safety Car」がkudosprime.comのデータベースに収録されていることが確認できますが、実車としてのセーフティカー運用実績とゲーム内収録は別物として区別してご覧ください。

出典・参考:kudosprime.com(GT7データベース内「BMW M4 Safety Car」の収録確認)。※本記事ではモータースポーツでの一般的な採用実績の紹介にとどめ、特定大会年度の詳細戦績までは踏み込んでいません。

🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー

手元でM4を楽しむなら、モデルカーが充実したジャンルです。国内外の主要ミニカーブランドから1/18・1/43スケールの完成品モデルが発売されており、F82型のボディラインや専用エアロを精巧に再現したものが手に入ります。プラモデルとしては、海外メーカーからM4クーペをベースにしたキットが発売されている例もあります。

※具体的な商品・品番は入手状況により変動するため、本記事では商品登録が確認でき次第、追ってご紹介します。

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FAQ

BMW M4のよくある質問

Q. BMW M4とは、どんな車ですか?
A. 2014年に登場した、BMWとして初めて「M4」を名乗ったハイパフォーマンスクーペです。2013年夏に3シリーズからクーペ・カブリオレが「4シリーズ」として独立したのに合わせ、セダンは「M3」・クーペは「M4」という別ネームプレートに分離されました。エンジンはS55型3.0Lツインターボ直6で、M3/M4史上初めてターボ過給を採用したモデルでもあります。

Q. M3とM4は何が違うのですか?
A. 基本的にはボディ形状の違いです。プラットフォーム・エンジンは共通で、セダンが「M3」、クーペ・カブリオレが「M4」という名前になっています。2014年より前は、クーペ版も「M3クーペ」と呼ばれていました。

Q. M4のエンジンスペック(馬力・排気量)は?
A. S55B30型3.0L直列6気筒Mツインパワーターボで、標準仕様は425HP(約431PS)・トルク約406lb-ft(約550Nm)。2016年追加のコンペティションパッケージでは450PS・トルク550Nmまで引き上げられています。

Q. ターボ化への評価はどうだったのですか?
A. 発売当初は、25年以上続いた自然吸気のM3/M4が終わることに対し、熱心なファンの間で様々な意見が交わされました。一方で、実際に走らせたジャーナリストやドライバーからは高く評価する声も多く、時間の経過とともに独自の評価を確立していきました。

Q. M4の中古相場はいくらですか?
A. 国内では、おおむね250万円〜600万円程度のレンジで取引されている個体が多く見られます。年式・走行距離・グレード(コンペティションパッケージの有無)で価格差が大きいため、最新の相場は各中古車ポータルでご確認ください。

Q. グランツーリスモ7でM4に乗れますか?
A. 乗れます。「BMW M4 '14」として収録されており、メニューブック#21の報酬(33%の確率)として入手できます(収録内容・入手条件はアップデートで変動します)。

📝まとめ

M4は「M3クーペ」の歴史に区切りをつけた新章の主人公

BMW M4(F82)は、E30型からE92型まで4世代にわたって「M3クーペ」と呼ばれ続けてきた歴史に区切りをつけ、「M4」という新しい名前を初めて背負った一台です。同時にエンジンもM3/M4史上初めてターボ過給へと切り替わり、S55型3.0Lツインターボは発売当初こそ様々な意見を呼びましたが、425HPのパフォーマンスとカーボンドライブシャフトによる軽量化で、独自の評価を確立していきました。水噴射システムを積んだ限定モデル「M4 GTS」まで含めると、この世代がどれだけ意欲的な挑戦を重ねたモデルだったかがよく分かります。

実車は輸入スポーツクーペならではの維持費がかかりますが、グランツーリスモ7なら「BMW M4 '14」としてそのまま収録されており、維持費を気にせず425HPのツインターボを気軽に楽しめます。ハンコンを使えば、ターボが立ち上がる感覚まで、かなり実車に近い形で味わうことができます。

ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、M4は"新しい名前を背負った挑戦者"にふさわしい一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。

BMW M3/M4系譜・兄弟モデルもチェック




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