
BMW M4(F82・3C30)とは、2014年に登場した「M4」という名前を初めて名乗ったBMWのハイパフォーマンスクーペです。2013年夏、BMWは従来3シリーズに含まれていたクーペ/カブリオレを「4シリーズ」という新しいモデルラインとして独立させ、これに合わせてM社はセダンを「M3」、クーペを「M4」という別ネームプレートに分離しました。E30型からE92型まで、歴代のクーペはずっと「M3クーペ」と呼ばれてきましたから、F82は史上初めて「M4」を名乗った一台ということになります。さらにエンジンも歴史の転換点で、M3/M4史上初めてNA(自然吸気)からツインターボへ移行したモデルでもあります。
この記事では、M3とM4が分かれた経緯・S55型ツインターボエンジンの中身・発売当時に交わされた賛否両論から、中古相場・GT7での乗り方、そして水噴射システムを積んだ限定モデル「M4 GTS」まで、まるごと解説します。
M3とM4はなぜ分かれた?名前が生まれた2014年
2013年夏、BMWはそれまで3シリーズに含まれていたクーペとカブリオレを、「4シリーズ」という新しい独立したモデルラインとして切り離しました。セダン・ワゴン・ハッチバックといった実用寄りのボディを3シリーズに残し、クーペ・カブリオレというスポーティなボディだけを4シリーズへ。この番号の切り分けにあわせて、BMWのモータースポーツ部門M社は、ハイパフォーマンス版の名前も分けることを決めます。セダンは引き続き「M3」、クーペとカブリオレは新たに「M4」を名乗ることになったのです。
この命名変更がどれほど大きな出来事だったかは、歴史を振り返るとよく分かります。初代M3(E30型・1986年)から、E36型、E46型、そして2007年のE92型まで、4世代にわたってクーペ版はずっと「M3クーペ」と呼ばれ続けてきました。当ブログでもE30型無印・E30型スポーツエボリューションという2台のM3記事を扱っていますが、あちらもすべて「M3」の系譜です。2014年に登場したF82型は、この長い「M3クーペ」の伝統に区切りをつけ、史上初めて独立した「M4」というバッジを掲げたモデルになりました。ちなみにセダン側のF80型M3は、プラットフォーム・エンジンともにF82型M4と共通で、ボディ形状が違うだけの姉妹車という関係です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型式・通称 | F82型M4クーペ(社内コード3C30/セダン版はF80型M3) |
| 発売 | 2014年(日本国内は同年発売開始) |
| 命名の位置づけ | 「M4」を名乗った史上初のBMWハイパフォーマンスクーペ |
| エンジン | S55B30型 3.0L 直列6気筒 Mツインパワーターボ |
| 最高出力(標準) | 425HP(約431PS) |
| 最大トルク(標準) | 約406lb-ft(約550Nm) |
| 駆動方式 | FR(後輪駆動) |
| 先代との関係 | E92型M3クーペの後継(3シリーズから4シリーズへ独立) |
出典・参考:Wikipedia「BMW M4」/BMW M公式「BMW M3 F80 and BMW M4 F82」(3シリーズからの4シリーズ独立・M3/M4の命名分離の経緯)。
ちなみに、当ブログには「BMW M3(E30・無印)」と「BMW M3スポーツエボリューション(E30)」の記事も別途あります。あちらは1980年代、まだクーペ版も「M3」と呼ばれていた時代の物語。本記事の主役であるM4は、その系譜の先、「M4」という名前そのものが誕生した2014年の一台として楽しんでいただければと思います。
S55型ツインターボ|M3/M4史上初のターボ化
M4に搭載されるのは、S55B30型 3.0L 直列6気筒 Mツインパワーターボエンジンです。ここで見逃せないのが、このS55型がM3/M4シリーズの歴史上、初めてターボチャージャーを備えたエンジンだという点。初代E30型M3(1986年)のS14型、E36型・E46型の6気筒NAエンジン、そして先代E92型M3のV8 NAエンジン(S65型)まで、M3系のロードカーはずっと自然吸気を貫いてきました。F82型M4とその姉妹車であるF80型M3で、その伝統が初めてターボ過給へと切り替わったのです。
標準仕様のM4は、425HP(約431PS)、トルク約406lb-ft(約550Nm)を発揮。2016年春に追加された「コンペティションパッケージ」では出力が450PS(331kW)・7,000rpmまで引き上げられ、トルクも550Nm(1,850〜5,500rpm)に強化、専用にセッティングされたアダプティブMサスペンションや専用鍛造20インチアルミホイールも組み合わされました。コンペティションパッケージ装着車は0-100km/h加速4.0秒という数値を記録しています。ちなみにGT7のゲーム内解説文でも「0-100km/h加速わずか4.1秒」という数値が紹介されており、標準仕様でもトップクラスの加速性能を持つ一台であることが分かります。
ターボ化が進められた背景には、年々厳しくなる排出ガス規制・燃費規制への対応という技術的な事情がありました。過給機を使うことで、排気量を抑えながら出力とトルクを稼ぎやすくなるためです。
出典・参考:roadlancer.com「BMW F82: The M4 That Made the World Forget the M3」/encyCARpedia(コンペティションパッケージ仕様)(S55型エンジンの特徴・出力諸元・コンペティションパッケージの追加時期)。
※出力・加速性能等の数値はグレード・年式・仕向地で異なる場合があります。最新の諸元は各正規ディーラー・カタログでご確認ください。
ターボ化への賛否|「NAのM」を惜しむ声もあった
2014年にM4とS55型エンジンが発表された当初、長年M3を愛してきた熱心なファン(いわゆる"Mピュリスト")の間では、様々な反応がありました。25年以上にわたって自然吸気を貫いてきたM3系のロードカーが、ここで初めてターボ過給へ移行することへの戸惑いです。主な懸念として挙げられたのは、ターボならではのエンジンレスポンスの変化や、高回転まで一気に吹け上がる自然吸気特有のサウンドが失われるのではないかという点でした。
一方で、実際にF82型M4をサーキットや公道で走らせた自動車ジャーナリストやドライバーたちからは、高く評価する声も数多く寄せられています。ターボラグを感じさせない素早い過給レスポンス、扱いやすくなった中低速トルク、それでいて衰えないハンドリング性能。発売から時間が経つにつれて、「これはこれで完成度の高いエンジンだ」という評価が広がっていきました。自然吸気時代のM3が持っていた、シャープで即座に反応するあの感覚とはまた違う魅力を持つエンジンとして、独自の評価を確立していったといえます。
出典・参考:Top Gear「From the archives: the F80 M3 and F82 M4」/roadlancer.com/machineswithsouls.com各種(発売当時の反応・その後の評価の変化)。
カーボンドライブシャフト|軽量化への一手
F82型M4とF80型M3は、プロペラシャフト(エンジンの動力を後輪に伝えるドライブシャフト)にカーボンファイバー製のパーツをM3/M4として初めて採用したモデルです。スチール製に比べて大幅に軽量かつ高剛性で、しかも回転時の慣性モーメントが小さくなるため、駆動系全体のレスポンス向上にも貢献します。ボンネットにアルミ素材を使うなど、車両各所での軽量化と合わせて、パワーが増した分の重量増を抑え込む工夫が随所に施されています。
足回りには、アクティブMデフ・アダプティブMサスペンション・M専用のDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)が組み合わされ、軽量化されたボディとあわせて、Mシリーズ伝統のシャープなハンドリングを支えています。
出典・参考:driveshaftshop.com・pstds.com等アフターマーケット各社の製品情報ページ(カーボンファイバー製ドライブシャフトの純正採用について)。
※「BMW M史上初」という表現には諸説あり、本記事では確認できた範囲で「M3/M4として初採用」という表現に留めています。
M4の中古相場は今いくら?
F82型M4の国内中古相場は、おおむね250万円〜600万円程度のレンジで取引されている個体が多く見られます。初期型(2014〜2017年)で走行距離が多い個体は250万円前後から見つかる一方、コンペティションパッケージ装着車や低走行distance個体は500万円を超えることも珍しくありません。買取(下取り)価格帯は、グレードやコンディションによって約242万円〜1,234万円まで幅があるというデータもあります。
値落ちの傾向としては、走行距離6万kmに達するまでは1万kmごとに平均14%前後値下がりし、6万kmを超えると下落ペースが緩やかになり、やがて新車価格の半分以下で落ち着いていく、という調査データがあります。年式・走行距離・グレード・コンディションが価格を左右する主な要因です。
- 国内中古相場:約250万〜600万円が中心的なレンジ(年式・グレードで変動)
- 買取価格帯:約242万〜1,234万円(グレード・コンディション差)
- 値落ちの目安:走行6万kmまでは1万kmごとに平均14%下落、以降は緩やか
- 総評:コンペティションパッケージ・低走行個体はプレミアがつきやすい
出典・参考:goo-net.com/kurumaerabi.com/aucfan.com/shauru.jp等、複数の中古車情報サイトの集計データ。
※相場は時期・状態・走行距離・個体のヒストリーで大きく変わります。最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。
「GT7で惚れて、いつか本物のM4に」。その前に、いま乗っている愛車の“本当の価値”を知っておきませんか。スポーツクーペは中古市場でも人気の高いジャンル。手放す側にとっても好条件が期待できます。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
当時の新車価格|日本で1,213万円〜
M4クーペの日本国内での新車価格は、グレード・仕様によって約1,213万円〜1,338万円のレンジで販売されていました。M3クーペ/カブリオレの後継として、2014年に日本国内での発売が始まっています。2016年に追加されたコンペティションパッケージは、専用の足回り・エンジンチューニング・専用ホイールを備えた上位仕様として、価格も相応に上乗せされていました。
出典・参考:MOTA(autoc-one.jp)・価格.com等カタログ情報(当時の国内販売価格レンジ)。
※当時の価格はグレード・オプション・為替や消費税率の違いにより変動する目安です。正確な当時価格を知りたい場合は、当時のカタログ・販売資料をご確認ください。
グランツーリスモ7のM4|スペックと入手方法
グランツーリスモ7には、M4が「BMW M4 '14」という表記で収録されています。エンジン型式は実車のS55型にちなんだ「S55B30A-M4」表記です。
GT7内の公式解説文では、この一台がこう紹介されています。「2013年夏、BMWは3シリーズのクーペ/カブリオレを、4シリーズという新しいモデルラインとして独立させた。BMW M4クーペは、自然吸気エンジンの高回転特性とターボ技術の力を合体させた『完璧なスーツをまとったアスリート』として生まれた」。アルミボンネットの下に収まるMツインパワーターボの直6、徹底した軽量化によるハンドリング、アクティブMデフ・アダプティブMサスペンション・M専用DSCの組み合わせ。実車の開発コンセプトがそのままゲーム内の解説にも反映されています。
- PP値:569.50(パワー425HP・重量3,300lbs=約1,497kg)
- 駆動方式:FR(後輪駆動)
- ゲーム内価格:約120,000Cr
- 入手方法:メニューブック#21の報酬(33%の確率で排出)
0-1000m加速22.40秒、100-150km/h加速3.55秒という数値からも分かる通り、中間加速に優れたスポーツクーペとしての性格がゲーム内でも再現されています。前後重量バランスは52:48とわずかにフロント寄りですが、425HPを受け止めるFRらしい踏み出し感の良さは健在。実車同様、「NAの伝統」と「ターボの力強さ」を両立させた、扱いやすくもパワフルな一台としてコントローラー越しにも楽しめます。
出典・参考:kudosprime.com(GT7内データベース・PP値569.50、ゲーム内価格約120,000Cr、入手方法)。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でM4をさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。ツインターボ425HPのFRを操る楽しさが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
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※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車M4を所有・維持する費用
M4は3.0L・排気量2.0L超の輸入スポーツクーペで、専用パーツも多く使われています。
維持費は国産スポーツカーよりも高めになりがちです(自動車税の排気量区分、輸入車保険、専用タイヤ・ブレーキパッドの価格等)。
年間の目安はこのくらいです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(3.0L・排気量区分) | 約5.1万円 |
| 任意保険(輸入スポーツクーペ・車両保険込み) | 約15〜25万円 |
| 車検(2年分を1年換算・輸入車ディーラー前提) | 約10〜18万円 |
| 整備・部品(専用タイヤ・ブレーキパッド等) | 約15〜30万円 |
| 駐車場・保管 | 約10〜30万円 |
| 燃料・消耗品 | 約15〜25万円 |
| 年間合計(目安) | 約70〜133万円 |
さらに、購入費が250万〜600万円程度(前章の中古相場)かかります。
② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト
一方、GT7でM4を「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 250〜600万円程度 + 毎年 70〜133万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車の維持費数ヶ月分程度でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、425HPのツインターボが立ち上がる感覚まで、かなり実車に近い感覚で走れます。
「いつか本物のM4を」と思っている人も、それまでの間はGT7で憧れの一台に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
M4 GTS|水噴射システムを積んだトラック仕様
2015年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスでコンセプトカーとして初公開され、2016年に市販化されたのが「M4 GTS」です。世界限定700台(日本仕様は限定30台・納車は2016年7月から)というトラック走行に特化した限定モデルで、標準のM4とは一線を画す装備が詰め込まれています。
最大の特徴は、同じS55型3.0Lツインターボエンジンに追加された水噴射(水メタノール噴射)システムです。トランク下に搭載された約5Lのタンクから、3本のインジェクターが吸気プレナムチャンバー内に水を噴射(気筒2本ずつを1本が担当)。噴射された水は瞬時に気化して吸気温度を下げ、ノッキングを抑制することで、ブースト圧を17.9psiから22psiまで引き上げることを可能にしました。この結果、出力は標準M4より68HP高い500PS(493HP)、トルクは600Nm(61.2kgm)に到達しています。なお、外気温が約5℃を下回ると水噴射がフル作動しない制御が組み込まれている点も、この装置ならではのユニークな特徴です。
車両重量も標準M4より約27kg軽量化され、固定式のリアウイングを装備。カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)パーツを多用した専用ボディに、サーキット走行を意識した2シーター仕様、6点式シートベルト対応のロールバーまで備える、まさに「トラック走行のための一台」です。
出典・参考:bmwblog.com「How the water injection system works in the BMW M4 GTS」/motorauthority.com/BMW Group Japan プレスリリース(限定30台・納車2016年7月〜)。
※M4 GTSはサーキット走行に特化した限定モデルであり、生産は既に終了しています。中古流通も希少で、価格は個体・状態により大きく変動します。
M4を見て楽しむ|モータースポーツ・グッズ
🏎 モータースポーツでの立ち位置|セーフティカー・GT4仕様
M4は、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)をはじめとする各種モータースポーツイベントで、公式セーフティカーとして採用されてきました。BMW自身がハイパフォーマンスクーペとしての性能を、レースの現場でアピールする役割を担ってきたということです。またレース参戦用には、GT4規定に準拠した「M4 GT4」という専用レーシングモデルも用意されており、世界各地のGT4クラスレースで多くのプライベーターチームに使用されています。GT7にも「BMW M4 Safety Car」がkudosprime.comのデータベースに収録されていることが確認できますが、実車としてのセーフティカー運用実績とゲーム内収録は別物として区別してご覧ください。
出典・参考:kudosprime.com(GT7データベース内「BMW M4 Safety Car」の収録確認)。※本記事ではモータースポーツでの一般的な採用実績の紹介にとどめ、特定大会年度の詳細戦績までは踏み込んでいません。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
手元でM4を楽しむなら、モデルカーが充実したジャンルです。国内外の主要ミニカーブランドから1/18・1/43スケールの完成品モデルが発売されており、F82型のボディラインや専用エアロを精巧に再現したものが手に入ります。プラモデルとしては、海外メーカーからM4クーペをベースにしたキットが発売されている例もあります。
※具体的な商品・品番は入手状況により変動するため、本記事では商品登録が確認でき次第、追ってご紹介します。
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BMW M4のよくある質問
Q. BMW M4とは、どんな車ですか?
A. 2014年に登場した、BMWとして初めて「M4」を名乗ったハイパフォーマンスクーペです。2013年夏に3シリーズからクーペ・カブリオレが「4シリーズ」として独立したのに合わせ、セダンは「M3」・クーペは「M4」という別ネームプレートに分離されました。エンジンはS55型3.0Lツインターボ直6で、M3/M4史上初めてターボ過給を採用したモデルでもあります。
Q. M3とM4は何が違うのですか?
A. 基本的にはボディ形状の違いです。プラットフォーム・エンジンは共通で、セダンが「M3」、クーペ・カブリオレが「M4」という名前になっています。2014年より前は、クーペ版も「M3クーペ」と呼ばれていました。
Q. M4のエンジンスペック(馬力・排気量)は?
A. S55B30型3.0L直列6気筒Mツインパワーターボで、標準仕様は425HP(約431PS)・トルク約406lb-ft(約550Nm)。2016年追加のコンペティションパッケージでは450PS・トルク550Nmまで引き上げられています。
Q. ターボ化への評価はどうだったのですか?
A. 発売当初は、25年以上続いた自然吸気のM3/M4が終わることに対し、熱心なファンの間で様々な意見が交わされました。一方で、実際に走らせたジャーナリストやドライバーからは高く評価する声も多く、時間の経過とともに独自の評価を確立していきました。
Q. M4の中古相場はいくらですか?
A. 国内では、おおむね250万円〜600万円程度のレンジで取引されている個体が多く見られます。年式・走行距離・グレード(コンペティションパッケージの有無)で価格差が大きいため、最新の相場は各中古車ポータルでご確認ください。
Q. グランツーリスモ7でM4に乗れますか?
A. 乗れます。「BMW M4 '14」として収録されており、メニューブック#21の報酬(33%の確率)として入手できます(収録内容・入手条件はアップデートで変動します)。
M4は「M3クーペ」の歴史に区切りをつけた新章の主人公
BMW M4(F82)は、E30型からE92型まで4世代にわたって「M3クーペ」と呼ばれ続けてきた歴史に区切りをつけ、「M4」という新しい名前を初めて背負った一台です。同時にエンジンもM3/M4史上初めてターボ過給へと切り替わり、S55型3.0Lツインターボは発売当初こそ様々な意見を呼びましたが、425HPのパフォーマンスとカーボンドライブシャフトによる軽量化で、独自の評価を確立していきました。水噴射システムを積んだ限定モデル「M4 GTS」まで含めると、この世代がどれだけ意欲的な挑戦を重ねたモデルだったかがよく分かります。
実車は輸入スポーツクーペならではの維持費がかかりますが、グランツーリスモ7なら「BMW M4 '14」としてそのまま収録されており、維持費を気にせず425HPのツインターボを気軽に楽しめます。ハンコンを使えば、ターボが立ち上がる感覚まで、かなり実車に近い形で味わうことができます。
ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、M4は"新しい名前を背負った挑戦者"にふさわしい一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
BMW M3/M4系譜・兄弟モデルもチェック
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