
日産シルビア K's Dia Selection(S13型)とは、日産が1990年1月に投入したS13型シルビアの特別仕様で、標準ならオプション扱いのオートエアコンや15インチアルミなどを一括装備しながら価格アップを最小限に抑えた、いわば「バブル期のお買い得パッケージ」です。デビュー当初は「デートカー」として企画されながら、開発陣がデザインを優先した結果FR(後輪駆動)を貫いたことで、後のドリフト文化・『頭文字D』世代を支える一台になりました。
この記事では、シルビアS13の魅力・スペック・中古相場から、GT7での乗り方、そして『頭文字D』池谷浩一郎をはじめとするカルチャーまで、まるごと解説します。
目次
- 1 シルビアS13誕生|デザイン優先が生んだ偶然のFRスポーツ
- 2 J's・Q's・K's三姉妹とダイヤセレクションの正体
- 3 K's Dia Selectionのスペックとエンジン換装の歴史
- 4 S13シルビアは今いくら?ダイヤセレクションの相場と探し方
- 5 グランツーリスモ7のシルビアK's Dia Selection
- 6 ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
- 7 実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
- 8 実車のS13シルビアに触れる|見に行ける場所
- 9 シルビアS13を見て楽しむ|頭文字D・グッズ・書籍
- 10 シルビアK's Dia Selectionのよくある質問
- 11 シルビアS13は「デザイン優先が生んだ」偶然の名車
- 12 シルビア系譜もチェック|Q's・S14・S15・シルエイティ
シルビアS13誕生|デザイン優先が生んだ偶然のFRスポーツ
日産のスペシャルティ・クーペの人気シリーズ「シルビア」。その5代目にあたり、1988年5月17日から1993年10月にかけて生産されたのがS13型です。歴代シルビアの中でも最多となる約31万1,000台を売り上げ、シルビアというブランドを不動のものにした一台でもあります。
開発を統括したのは、故・川村紘一郎氏。「とにかく乗って楽しいクルマを造ろう」「お前たちの乗りたいクルマを造れ」という指示のもと、開発テーマは①エレガントで流麗なスタイリング、②モダンでヒューマンタッチのソフトインテリア、③気持ちの良い楽しい走り、という順序で掲げられました。走りの気持ちよさは、意外にも3番目のテーマだったのです。だったのです。
ここに、S13型シルビアを語るうえで欠かせない開発秘話があります。当時のライバルであるホンダ・プレリュードやトヨタ・セリカに対抗するため、社内ではFF(前輪駆動)化も検討されました。しかし「低いボンネットを持つ美しいクーペボディ」というデザイン優先の要求から、最終的にFR(後輪駆動)が採用されたのです。つまりS13型シルビアは、走り好きを喜ばせるための狙いから生まれたFR車ではなく、デザインを追求した結果として偶然生まれたFRスポーツだった、というわけです。この「デザインのための偶然の産物」というエピソードは、旧車専門メディアでも紹介されている逸話です。
フロントマスクの特徴は、通称「クリスタルグリル」。ポリカーボネート製の透明パネルが左右のヘッドランプを結び、センターに「SILVIA」のロゴが刻印された、当時としては斬新なデザインでした。このスタイリングは高く評価され、S13型シルビアは1988年グッドデザイン大賞と1988-89年日本カー・オブ・ザ・イヤーを同一年に受賞するという快挙を成し遂げています。
もともとは「デートカー」としての側面が強く打ち出されていたシルビアですが、活発なエンジンとコントローラブルなシャシー、リアのマルチリンクサスペンションの出来のよさも相まって、ステージを選ばず走りを楽しめるモデルに仕上がっていました。デザイン優先で生まれたはずのFR車が、結果的に「走り好きが歓喜する小型FRスポーツ」として、後のドリフト文化・走り屋文化の土壌を作っていくことになります。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型式 | S13型(5代目シルビア) |
| 生産期間 | 1988年5月17日〜1993年10月 |
| 累計販売台数 | 約31万1,000台(歴代シルビア最多) |
| グレード体系 | J's/Q's(自然吸気)・K's(ターボ)の3グレード制 |
| 受賞歴 | 1988年グッドデザイン大賞/1988-89年日本カー・オブ・ザ・イヤー(同一年受賞) |
| 駆動方式 | FR(後輪駆動) |
| ボディ | クーペ/ハッチバック |
| フロントデザイン通称 | クリスタルグリル(ポリカーボネート製透明パネル) |
出典・参考:旧車王マガジン(S13型シルビアの開発秘話・FF検討からデザイン優先でFR採用に至った経緯)/自動車雑誌『ベストカー』1988年7月10日号(otonano-shumatsu.com経由・累計販売台数・受賞歴)。※開発統括者・開発テーマの順序は複数の旧車専門メディアで一致している内容を採用。
このS13型シルビアがデビューした翌年の販売実績を見ると、その人気ぶりがよくわかります。S13シルビアは8万1,200台(月販平均6,767台)を売り上げ、同時期のライバルであるホンダ・プレリュードの4万1,659台、トヨタ・セリカの1万1,997台を大きく引き離しました。先代のS12型シルビア(参考:約1万7,500台・月販平均307台)と比べても、約18倍弱という急増ぶりです。
出典・参考:自動車雑誌『ベストカー』1988年7月10日号(otonano-shumatsu.com経由・S13シルビア/プレリュード/セリカの販売台数対決)。※販売台数はデビュー翌年時点の実績値。
J's・Q's・K's三姉妹とダイヤセレクションの正体
S13型シルビアのグレード名「J's・Q's・K's」は、トランプのJ(ジャック)・Q(クイーン)・K(キング)に由来する、当時としてはセンスの良いネーミングでした。ライバルのホンダ・プレリュードが「Si・XX・XR」という無機質な記号的グレード名を採用していたのに対し、シルビアの「時代の潮流をつかんだセンスの良い命名」は自動車メディアでも評価されています。
発売当初の価格は、J's:146.7万円、Q's:155.6万円、K's:188.6万円。J's・Q'sは自然吸気エンジンで135PS、K'sのみがターボエンジンで175PS(初期型)というパワー差がありました。装備面でもQ's以上は電動格納式ドアミラー・ブロンズガラス・パワーウィンドウ・カセットデッキ・4スピーカーが標準となる一方、J'sは手動格納式ミラー・クリアガラス・手動窓・チューナーのみ・2スピーカーと、グレードごとにしっかり差がつけられていました。
そんなJ's/Q's/K'sの3グレード体制に、もう一段の枝分かれとして登場したのが「ダイヤセレクション」です。1990年1月23日に導入されたこの特別仕様は、Q's・K'sそれぞれに設定され、1990年2月から1991年1月までの約1年間限定で販売されました。この記事で取り上げる「K's Dia Selection」は、そのうちターボエンジン搭載のK'sグレードをベースにしたダイヤセレクション仕様、というわけです。
| グレード | エンジン | 発売当初価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| J's | 自然吸気・135PS | 146.7万円 | 手動格納ミラー・クリアガラス・手動窓・チューナーのみ・2スピーカー |
| Q's | 自然吸気・135PS | 155.6万円 | 電動格納ミラー・ブロンズガラス・パワーウィンドウ・カセットデッキ・4スピーカー標準 |
| K's | ターボ・175PS | 188.6万円 | Q's装備+ターボエンジン搭載 |
| K's Dia Selection | ターボ・175PS | 223.9万円 | K's装備+オートエアコン・15インチアルミ・CDプレーヤー等を一括標準化 |
出典・参考:bestcarweb.jp(J's/Q's/K'sのグレード名の由来・プレリュードとの命名比較)。※価格・装備は当時のカタログ情報に基づく。
「ダイヤセレクション」という名前が象徴するのは、バブル経済期らしい「オプション標準化によるお買い得パッケージ戦略」です。K's Dia Selectionには、通常なら別料金のオートエアコン、15インチアルミホイール、CDプレーヤー(ソニー製)が標準装備され、さらに電動格納ドアミラー・プロジェクターヘッドランプ・リアスポイラーなどをまとめた「Sパッケージ」、フッ素樹脂塗装の「スーパーファインコーティング」、専用エンブレムまで付いてきます。オプションではさらに本革シートを備えた「レザーバージョン」も用意されていました。
つまりK's Dia Selectionは、「あれこれオプションを選ぶ手間を省いて、快適装備をまとめてお得に」という、バブル期らしい合理的な購買心理に応えた一台。1年間という限定販売だったからこそ、当時を知るファンにとっては特別感のあるグレードとして記憶されています。
K's Dia Selectionのスペックとエンジン換装の歴史
K's Dia Selectionの心臓部は、CA18DET型 1,809cc 直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボエンジン。最高出力175PS/6,400rpm、最大トルク23.0kgm/4,000rpmを発生し、車両重量1,140kgの車体を軽快に加速させました。0-100km/h加速は6.29秒、最高速シミュレーションは215.6km/hという参考性能値も記録されています。ボディサイズは全長4,470×全幅1,690×全高1,290mm、駆動方式はFR・5速MT。新車価格は223万9,000円でした。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| グレード | K's Dia Selection |
| ダイヤセレクション導入 | 1990年1月23日 |
| 販売期間 | 1990年2月〜1991年1月(約1年間限定) |
| エンジン | CA18DET型 1,809cc 直4 DOHC インタークーラー付ターボ |
| 最高出力 | 175PS/6,400rpm |
| 最大トルク | 23.0kgm/4,000rpm |
| 車両重量 | 1,140kg |
| 全長×全幅×全高 | 4,470×1,690×1,290mm |
| 駆動方式 | FR・5速MT |
| 新車価格 | 2,239,000円 |
| 0-100km/h加速(参考) | 6.29秒 |
| 最高速シミュレーション(参考) | 215.6km/h |
出典・参考:当時のカタログスペック(CA18DET型エンジン諸元・車両寸法・新車価格)。0-100km/h加速・最高速はシミュレーション参考値。
ここで時系列を整理しておきます。S13型シルビアの前期型(1988年〜1991年1月)は、K's Dia Selectionと同じCA18DET型(175PS)を搭載していました。ところが1991年1月のマイナーチェンジで、エンジンはSR20DET型(1,998cc・205PS/6,000rpm・28.0kgm/4,000rpm)に換装され、型式もPS13型へと移行します。そして、この1991年1月というタイミングで、K's Dia Selectionを含むダイヤセレクションシリーズは廃止されました。つまりK's Dia Selectionは、CA18DET型エンジンを積んだ「前期型シルビアの集大成」ともいえる一台なのです。
なお、後継となるSR20DET型エンジンは、のちに180SXやシルエイティといった派生車種で活躍することになるエンジンですが、それはK's Dia Selectionより後の時代の話。この記事の主役であるK's Dia Selectionは、あくまで前期型のCA18DET型エンジンを搭載したモデルとして押さえておいてください。
S13シルビアは今いくら?ダイヤセレクションの相場と探し方
S13型シルビアは近年、90年代国産スポーツ高騰の波に乗って価格が大きく上がっています。goo-netの実売データによると、グレード別の価格帯の目安はこのようになっています(あくまで参考・時期や状態で大きく変わります)。
| グレード | 排気量 | 価格帯 |
|---|---|---|
| 標準シルビア | 1800cc | 146.7万〜182.5万円 |
| K's | 1800cc | 154.2万〜183.6万円 |
| K's | 2000cc | 163.6万〜206.7万円 |
| Q's | 1800/2000cc | 155.6万〜200.6万円 |
| ダイヤセレクション | 1800cc | 231万〜256.4万円 |
| ダイヤセレクション | 2000cc | 239.9万〜264万円 |
表の通り、ダイヤセレクションは他グレードより一段高い231万〜264万円のレンジで取引されています。標準的なK'sが150万〜200万円台であることを考えると、快適装備を一括標準化した限定仕様ならではのプレミアムが、相場にもしっかり反映されている形です。
- 相場上昇の主因:米国「25年ルール」解禁による北米への流出加速
- 個体数の減少:2006年→2014年で約4.8万台→約1.3万台へ、約70%減少
- 2020年〜2026年にかけて、全体で約2〜3倍に相場が上昇
出典・参考:goo-net実売データ(S13シルビア各グレードの価格帯・ダイヤセレクション231万〜264万円)。相場動向は個体数減少(2006年→2014年で約4.8万台→約1.3万台)・米国25年ルール解禁による流出加速が主因とされる。
※相場は時期・状態・走行距離・グレードで大きく変わります。流通台数も少ないため、最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。
「GT7で惚れて、いつか本物のシルビアに」。その前に、いま乗っている愛車の“本当の価値”を知っておきませんか。旧車相場が高騰している今は、手放す側にとっても追い風です。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
グランツーリスモ7のシルビアK's Dia Selection
グランツーリスモ7には、「Nissan Silvia K's Dia Selection (S13) '90」という名前でこの特別仕様が収録されています(収録データ・kudosprime.com調べ、id=299)。
- PP値:405.25
- 馬力:171HP
- 車重:2,513lbs(約1,140kg・実車の車両重量と一致)
- ゲーム内価格:約51,200Cr
- 入手方法:中古車、またはメニューブック#17の報酬(33%の確率で入手可)
- 0-400m加速:16.04秒
- 前後重量配分:54:46
車重2,513lbs(約1,140kg)は、実車のK's Dia Selectionのカタログ値とぴったり一致しており、ゲーム内でもこの軽快なボディがしっかり再現されています。馬力171HPは実車の175PSに近い数値で、ターボ車らしい過給感のあるパワーフィールを味わえます。
出典・参考:kudosprime(GT7収録のNissan Silvia K's Dia Selection (S13) '90データ)。※kudosprime自身が「旧バージョンの数値の可能性がある」と注記しており、この記事でも幅を持たせて紹介しています。
※クレジット価格・PP値・入手条件はゲームのアップデートで変動します。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でシルビアK's Dia Selectionをさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。ターボの過給感とFRらしい姿勢変化が、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
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※料金・条件は変わります。
最新は公式でご確認ください。
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・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車シルビアK's Dia Selectionを所有・維持する費用
K's Dia Selectionは1990年デビューの旧車。
維持費は現行車より高めになりがちです(部品の希少化、13年超の自動車税の重課など)。
年間の目安はこのくらいです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(1800cc・13年超の重課) | 約45,400円 |
| 任意保険 | 約6〜12万円 |
| 車検(2年分を1年換算) | 約5〜7.5万円 |
| 整備・部品(30年超で部品希少・ターボ車の点検) | 約12〜28万円 |
| 駐車場(地域差大) | 約0〜36万円 |
| 燃料・消耗品(ターボ車) | 約12〜22万円 |
| 年間合計(目安) | 約35〜70万円 |
さらに、購入費が約231〜264万円(前章の中古相場・ダイヤセレクション仕様)かかります。
② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト
一方、GT7でシルビアK's Dia Selectionを「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 231〜264万円 + 毎年 35〜70万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車のたった1年分の維持費以下でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、ターボの過給感やFRらしい荷重移動まで、かなり実車に近い感覚で走れます。
「いつか本物のシルビアを」と思っている人も、それまでの間はGT7で愛車に乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
実車のS13シルビアに触れる|見に行ける場所
「中古でも手が出ない」「買う前に一度見てみたい」。S13型シルビアは数が減っていますが、実車を間近で見られる場所・集まる機会は今もあります。
🏛 実車を見に行く|日産ヘリテージコレクション
日産ヘリテージコレクション(神奈川県座間市・座間事業所)は、約400台を収蔵し常時約300台を展示する日産公式の車両保存施設です。ここに、シルビアQ's(1988年前期型)とシルビアK's(1989年)の2台が正式収蔵されています。見学は事前予約制で、電話(046-298-4355・平日10:00-16:00受付)での申し込みが必要です。
また、横浜市の日産グローバル本社ギャラリーは一般公開・入場無料で、S13シルビア(Q's Dial Selection・5速MT)の巡回展示実績も確認されています(2024年1月来場報告)。
収蔵車・展示車は入れ替わることがあるため、実際の展示状況は来館前に公式でご確認ください。
出典・参考:日産ヘリテージコレクション公式案内(神奈川県座間市・シルビアQ's/K's正式収蔵・予約先046-298-4355)/日産グローバル本社ギャラリー来場報告(2024年1月・S13シルビアQ's Dial Selection展示)。※展示状況は変動します。来館前に公式でご確認ください。
🎪 イベントで見る|AUTOMOBILE COUNCILとハチマルミーティング
2024年4月12〜14日に幕張メッセで開催された「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」では、日産ヘリテージカー総選挙で選出された「ヤングタイマー車」の1台として、1988年式シルビアQ's(AT車)が日産公式ブースで展示されました(日産公式プレスリリースで裏付け済み)。
また、ノスタルジックヒーロー編集部主催の「ハチマルミーティング」(1980-1999年生産車対象・年2回東西開催・富士開催は毎年11/3・入場無料)の2024年大会では、シルビアが車名別参加台数で2位にランクインし、S13の参加車両が大幅に増加したことも確認されています。
開催日程・出展内容は年によって変わるため、最新は各主催の公式でご確認ください。
出典・参考:PR TIMES日産公式プレスリリース(AUTOMOBILE COUNCIL 2024・シルビアQ's展示)/ハチマルミーティング公式(2024年大会・車名別参加台数でシルビアが2位)。※開催日程・出展内容は変動します。
🏁 集まる・見る|SR MEETING JAPAN
SRエンジン搭載車(S13/S14/S15シルビア・180SX中心)が集う「SR MEETING JAPAN」は、2024年9月21日に富士スピードウェイで4年ぶりに開催され、「S13 SILVIA、180sx中心」を専用パートで特集するほどの存在感を見せました。S13シルビア好きが実車を持ち寄り交流する、貴重な機会のひとつです。
開催日程は年によって変わるため、最新は主催の公式でご確認ください。
出典・参考:SR MEETING JAPAN公式(2024年9月21日・富士スピードウェイ開催・S13シルビア/180SX特集パート)。※開催日程は変動します。
シルビアS13を見て楽しむ|頭文字D・グッズ・書籍
🎬 頭文字Dでの活躍|池谷浩一郎のS13シルビアK's
S13型シルビアを語るうえで欠かせないのが、アニメ・原作漫画『頭文字D』に登場する池谷浩一郎です。秋名スピードスターズのリーダーとして、S13シルビアK's(1800cc・1990年式前期型)に一貫して搭乗しており、作中を通して現在形で語れる“シルビア乗り”の代表格です。
一方、混同されやすいのが中里毅(妙義ナイトキッズのリーダー)の存在です。中里毅は本編開始「前」の時点ではS13シルビアに乗っていましたが、白いR32GT-R乗り(島村栄吉)に敗北し、本編時点ではすでにR32スカイラインGT-Rに乗り換え済みです。つまり「中里毅の愛車はS13シルビア」という現在形の紹介は誤りで、「かつてS13シルビアに乗っていた」という過去形が正確な表現になります。池谷浩一郎(現在形)と中里毅(過去形)、この書き分けを押さえておくと、頭文字Dの世界観がより正確に理解できます。
出典・参考:『頭文字D』登場人物設定(池谷浩一郎=秋名スピードスターズリーダー・S13シルビアK's継続搭乗/中里毅=妙義ナイトキッズリーダー・本編開始前はS13シルビア、本編時点ではR32スカイラインGT-Rに乗り換え済み)。複数ソースで一致する設定情報。
人気漫画『湾岸ミッドナイト』については、原作漫画本編でのS13型シルビアの登場は確認できていません(後継のS14型シルビアの登場は確認できます)。一方、日本のアーケードゲーム版『MAXIMUM TUNE』シリーズには「SILVIA K's (PS13)」が収録されていますが、これは原作漫画とは別物のゲームコンテンツです。「湾岸ミッドナイト=S13シルビア」という紹介を見かけることがありますが、正確には「原作漫画での登場は確認できず、アーケードゲーム版には収録されている」という書き分けが必要です。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
手元でS13シルビアを楽しむなら、モデルカーも充実しています。プラモデルの定番はタミヤ 1/24 ニッサン シルビア K's(品番24078・1,980円)で、タミヤ公式サイトから購入可能です。ミニカーでは、2025年12月27日発売の新商品としてトミカプレミアムunlimited 頭文字D 日産シルビア(S13)池谷浩一郎(1,430円)が登場したばかり。ほかにも中古市場ではトミカリミテッド0092(並行輸入品扱い・1,499〜9,950円)、KYOSHO 1/43 K's Silver(現在販売終了・オークションのみ)、Inno Models 1/64 PANDEM ROCKET BUNNY(2,900〜3,300円程度)などが手に入ります。
📖 書籍で楽しむ|S13シルビア専門ムック
S13シルビアの世界をじっくり深掘りしたいなら、「日本の傑作車シリーズ Vol.9 S13シルビアのすべて」(三栄書房・2016年5月30日刊)がおすすめです。紙版は現在流通が少なく、電子書籍版が入手しやすくなっています。S13単独特集のムックで、フォトギャラリー・開発ストーリー・ライバル考察(セリカ/プレリュード/180SX比較)まで網羅しています。チューニング・カスタム視点で楽しみたい人には、「ハイパーレブ Vol.206 日産シルビア/180SX No.12」(三栄書房)も参考になります。
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シルビアK's Dia Selectionのよくある質問
Q. シルビア K's Dia Selectionとは、どんな車ですか?
A. 日産がS13型シルビアのK's(ターボグレード)をベースに、1990年1月23日から導入した特別仕様です。オートエアコンや15インチアルミなど本来オプションの装備を一括標準化した「お買い得パッケージ」で、1990年2月〜1991年1月の約1年間限定で販売されました。
Q. K's Dia Selectionのエンジン・スペックは?
A. CA18DET型1,809cc 直4 DOHCインタークーラー付きターボで、最高出力175PS/6,400rpm・最大トルク23.0kgm/4,000rpmを発生します。車両重量は1,140kg、駆動方式はFR・5速MTです。
Q. S13シルビアの中古相場はいくらですか?
A. goo-net実売データによると、K's Dia Selectionは231万〜264万円が目安です。標準グレードのK's(154万〜206万円)やQ's(155万〜200万円)より、限定仕様であるダイヤセレクションの方が高めの相場になっています。
Q. S13シルビアのグレード「J's・Q's・K's」の違いは?
A. トランプのJ・Q・Kに由来する名称で、J's・Q'sは自然吸気135PS、K'sのみターボ175PSを搭載します。装備面もQ's以上が電動格納ミラー等を標準装備するなど差があり、K's Dia Selectionはさらにその上に快適装備を一括標準化した仕様です。
Q. グランツーリスモ7でS13シルビアK's Dia Selectionに乗れますか?
A. 乗れます。「Nissan Silvia K's Dia Selection (S13) '90」という名前で収録されており、中古車として購入するか、メニューブック#17の報酬(33%の確率)でも入手できます(数値・入手条件はアップデートで変動します)。
Q. 『頭文字D』とS13シルビアの関係は?
A. 秋名スピードスターズのリーダー・池谷浩一郎が、一貫してS13シルビアK's(1800cc・1990年式前期型)に乗ります。なお、妙義ナイトキッズの中里毅は本編開始前にS13シルビアに乗っていましたが、本編時点ではR32スカイラインGT-Rに乗り換え済みです。
シルビアS13は「デザイン優先が生んだ」偶然の名車
S13型シルビアは、デートカーとして企画されながら「低いボンネットを持つ美しいクーペボディ」というデザイン優先の判断からFR(後輪駆動)が採用され、結果的に走り好きを歓喜させる小型FRスポーツとして生まれた一台です。その中で「K's Dia Selection」は、バブル期のお買い得パッケージ戦略を体現した特別仕様。J's/Q's/K'sというグレード沼に、もう一段の枝分かれを加えた存在といえます。
実車のダイヤセレクションは231万円超に高騰し、維持にも手がかかりますが、グランツーリスモ7なら「Nissan Silvia K's Dia Selection (S13) '90」として、維持費を気にせずこの一台の世界を味わえます。見て楽しむなら日産ヘリテージコレクションの正式収蔵車や各種イベント、『頭文字D』(ABEMA配信)で池谷浩一郎の活躍もぜひチェックしてみてください。
ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、S13シルビアK's Dia Selectionは「デザイン優先が生んだ偶然の名車」というロマンを教えてくれる一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
シルビア系譜もチェック|Q's・S14・S15・シルエイティ
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