
ボルボ V40 T5 R-Design '13は、GT7の収録車種一覧で、2.0Lの直列5気筒ターボを積んだ前輪駆動のハッチバックとして紹介されている1台です。
GT7上のカテゴリーはGr.N、PPは432.49、駆動方式はFF、エンジンはターボチャージャー付きで、最高出力は213PS。ボルボの車がGT7に収録されているのはこの1台と、もう1台のワゴンの計2台だけという、数少ない存在でもあります。
この車の主役は、馬力の数字よりも2.0Lの直列5気筒ターボという珍しいエンジンと、FFハッチバックという扱いやすい器の組み合わせです。2代目V40は「世界で初めて歩行者用エアバッグを採用した車」として発表され、デザインには1960年代のスポーツクーペ P1800の面影が取り入れられました。GT7に収録されているT5 R-Designは、そのV40のなかでもっともスポーティな仕立てのグレードです。
もうひとつ押さえておきたいのが、この車が5気筒エンジンを積んだT5として売られた期間は短いという点です。日本では2013年4月に追加され、2014年11月の改良でエンジンが直列4気筒のDrive-Eに置き換わりました。GT7の'13は、その短い5気筒の時代の1台にあたります。
この記事では、実車の成り立ちと諸元、GT7上でのスペックとPP、同じ時代のCセグメントのハッチバックとの比較、走らせ方のコツ、中古相場、実車を維持する場合とゲームで楽しむ場合の費用の違い、実車に触れる方法までを順番に見ていきます。数字は、GT7の収録車種一覧、ボルボ・カー・ジャパンなどの発表、価格.comの中古車掲載情報をもとにしています。
※収録内容はアップデートで変わることがあります。最新は公式サイトでご確認ください。
直5ターボ213PSを積んだ、2代目V40の最上級スポーツグレード
V40は、ボルボのCセグメントの5ドアハッチバックです。
2代目の登場から日本でのT5 R-DESIGNの追加、5気筒の終わりまでをたどると、GT7の'13がどんな時期の1台なのかが見えてきます。
①|2012年にジュネーブで世界初公開された、2代目V40
2代目V40は、2012年3月のジュネーブモーターショーで世界初公開されました。
ボディはCセグメントの5ドアハッチバックで、C30・S40・V50の後継にあたる位置づけの車です。日本での発売は2013年2月19日で、最初に用意されたのはT4とT4 SEでした。
セダンのような落ち着きとワゴンのような実用性、クーペのような低く構えた姿勢を1台にまとめたのが、V40のキャラクターです。GT7の公式解説でも、セダン・ワゴン・クーペの要素を併せ持つボルボの世界的ヒットモデルという趣旨で紹介されています。
ハッチバックでありながら、横から見るとクーペのような流れるラインを持っているため、5ドアの実用車という枠に収まりきらない雰囲気がありました。
②|2013年4月に追加された、日本仕様のT5 R-DESIGN
T5 R-DESIGNは、日本では2013年4月に追加されました。ボルボ・カー・ジャパンの2013年4月23日付のリリースで案内されたグレードです。
2.0Lの直列5気筒直噴ターボ(B5204T系)を積み、最高出力は213PS/6,000rpm、最大トルクは300N・m(30.6kgf・m)。トランスミッションは6速ATで、駆動方式はFFです。
R-DESIGNは、ボルボのなかでスポーティな仕立てを担うシリーズの名前です。
GT7の公式解説でも、V40 T5 R-Designはシリーズのなかでもっともスポーティなグレードとして紹介されており、スポーツサスペンションと18インチホイールが特徴として挙げられています。
ここで混同しやすい点があります。欧州の初期のT5は2.5Lの直列5気筒で、254hpという別の設定でした。日本で売られたT5は2.0L・213PSで、欧州のT5とは別設定です。GT7に収録されている数値も、この日本仕様に近い値になっています。海外の資料を読むときは、どちらの設定の数字なのかを確かめておくと混乱しません。
③|5気筒のT5は2013〜2014年の短い期間だけ
2014年11月20日に発売された改良で、T5のエンジンは新世代のDrive-Eへ置き換えられました。
新しいT5は2.0Lの直列4気筒ターボで、最高出力は245PS、最大トルクは35.7kgf・m、トランスミッションは8速ATです。JC08モード燃費は、5気筒の13.2km/Lに対して15.1km/Lへ向上しています。
つまり、直列5気筒のT5が日本で売られたのは2013年から2014年にかけての短い期間だけです。
出力の数字だけを見れば、後継の4気筒のほうが上回っています。それでも5気筒には、4気筒とは違う個性があります。GT7の'13は、その5気筒の時代を収録した1台です。
④|世界初の歩行者エアバッグと、日本での扱い
V40は、歩行者用エアバッグを世界で初めて採用した車として、2012年に発表されました。
歩行者と衝突したときにボンネットの後端が持ち上がり、U字型のエアバッグがフロントガラスの下部とAピラーの下部を覆う仕組みです。
日本の扱いには注意が必要です。2013年の発売時、歩行者エアバッグはメーカーオプション(6万円)でした。全車に付くようになったのは、2016年7月に発売されたモデルからです。
GT7に収録されている2013年モデルを実車の話として語るときは、この点を踏まえておく必要があります。
⑤|P1800から受け継いだ、フック形のライン
V40のデザインについて、ボルボ公式のデザイン資料(2012年)には、ショルダーラインが後部ドアの端で上に跳ね上がる「フック」のような形は、1960年代のスポーツクーペ P1800から受け継いだものだという趣旨の記述があります。
リアガラスの形は、P1800ESというモデルに着想を得たとされています。
GT7の公式解説も、1960年代のP1800や1800ESのデザイン要素を取り入れたと紹介しています。
最新の小型ハッチバックの中に、60年前のクーペのモチーフを仕込むという手法は、ボルボらしい遊び心です。実車の写真と見比べるときは、後ろの窓まわりのラインに注目してみてください。
⑥|数字で見るT5 R-DESIGNの諸元
日本仕様のT5 R-DESIGN(2013年)の主要諸元をまとめます。
GT7の公式解説では、T5 R-Designは213PSの2.0L直列5気筒ターボと、スポーツサスペンション、18インチホイールを備えたグレードとして紹介されています。
実車のT5 R-DESIGNも、同じ方向性で作られた仕様です。ゲームの数値と実車の仕様を照らし合わせると、収録車の素性が理解しやすくなります。
| 項目 | 日本仕様 T5 R-DESIGN(2013年) |
|---|---|
| エンジン | 直列5気筒直噴ターボ(B5204T系)・1,983cc |
| 最高出力 | 213PS/6,000rpm |
| 最大トルク | 300N・m(30.6kgf・m) |
| トランスミッション | 6速AT |
| 駆動方式 | FF |
| 車両重量 | 1,540kg |
| 全長×全幅×全高 | 4,370×1,800×1,440mm |
| ホイールベース | 2,645mm |
| JC08モード燃費 | 13.2km/L |
| 発売時の価格(税込) | 399万円 |
新車価格は、2013年の発売時が399万円で、2014年11月の改良後は436万円になりました。
その後、価格.comの掲載では2016年と2018年の価格が455万円とされています。同じT5の名前でも、エンジンが4気筒に切り替わった後の価格帯であることに注意してください。
全長は4.4メートルに届かず、全幅は1,800mmです。
当時のCセグメントのハッチバックとして標準的な大きさで、国内の道路でも扱いやすい体格といえます。1,540kgという車重は、同じクラスのスポーツハッチと比べると軽くはなく、安全装備や上質な内装を盛り込んだボルボらしい数字です。
⑦|ユーロNCAP5つ星と、2013-2014日本COTYの3位
V40は2012年のユーロNCAPで5つ星を獲得しました。
評価の内訳は、成人乗員が98%、小児乗員が75%、歩行者保護が88%、安全補助が100%で、当時の最高得点と報じられました。ボルボの強みである安全性を、数字で裏づけた結果です。
日本では、2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤーで10ベストカーに選ばれ、最終的な順位は3位でした。
この年の大賞はフォルクスワーゲン ゴルフです。V40は大賞こそ逃しましたが、大賞のゴルフに続く評価を受けた1台だったことになります。
⑧|グローバルでは2019年モデルまで、後継はXC40とされる
2代目V40は、グローバルでは2019年モデルまで生産されました。
事実上の後継は、小型SUVのXC40とされています。日本での販売終了の時期は、この記事では取り上げません。ハッチバックからSUVへと、ボルボの小型車の主役が移っていったことが読み取れます。
ボルボは、安全性の高さで知られるメーカーです。
V40にも、歩行者エアバッグをはじめ、安全面を重視した装備が盛り込まれました。ゲームのなかでは安全装備を体感することはできませんが、実車の成り立ちを知ったうえで走らせると、この車が実用性と安心感を軸に作られていることが、挙動の穏やかさからも感じ取れるはずです。
PP432.49、Gr.NのFFターボ
ボルボ V40 T5 R-Design '13は、GT7において直列5気筒ターボのFFハッチバックという、珍しい組み合わせを持つ収録車です。
実車の数字がどこまでゲームに持ち込まれているかを見ていきます。
GT7上のスペック
| 項目 | GT7上の数値 |
|---|---|
| カテゴリー | Gr.N |
| PP | 432.49 |
| 総排気量 | 1,984 cc |
| 駆動方式 | FF |
| 過給 | ターボチャージャー(TC) |
| 最高出力 | 213 PS/6,000rpm |
| 最大トルク | 30.6 kgf・m/2,500rpm |
| 車重 | 1,540 kg |
| 全長×全幅×全高 | 4,370×1,800×1,440 mm |
| 入手方法 | ゲーム内の販売状況を確認(時期で変わる) |
最高出力213PS、最大トルク30.6kgf・m、車重1,540kgという数字は、日本仕様のT5 R-DESIGNの諸元とほぼ重なります。
全長・全幅・全高も実車の4,370×1,800×1,440mmと一致しています。
排気量とトルクの回転数の表記の違い
総排気量は、実車のカタログが1,983ccで、GT7の表記が1,984ccです。
1cc分の違いは表記のゆれ程度で、約2.0Lのエンジンとして考えて差し支えありません。
最大トルクの発生回転数は、資料によって表記が割れています。
GT7は2,500rpmとしていますが、実車の資料には2,700〜5,000rpmという幅で書かれているものもあります。理由ははっきりしていません。この記事では、GT7の表記と実車の資料の両方を併記します。実際の挙動を確かめたいときは、実機の表示で確認するのが確実です。
GT7のボルボは2台だけ
GT7に収録されているボルボの車は、2台だけです。
1台がこの記事で扱うV40 T5 R-Design '13、もう1台が240 SE Estate '93です。
| 項目 | V40 T5 R-Design '13 | 240 SE Estate '93 |
|---|---|---|
| PP | 432.49 | 303.06 |
| 駆動方式 | FF | FR |
| 最高出力 | 213PS | 111PS |
| 車重 | 1,540kg | 1,324kg |
| 車型 | 5ドアハッチバック | ワゴン |
240 SE Estateは、FRで111PSという控えめな出力の古い世代のワゴンです。
同じボルボでも、年代も駆動方式もまったく違う2台が並んでいます。現代のFFターボのV40と、昔ながらのFRワゴンを走らせ比べると、同じメーカーの車でも性格がまるで違うことが体感できます。
ボルボの収録車がこれだけ少ないぶん、V40はGT7でボルボの走りを確かめられる貴重な窓口でもあります。
ブランドを横断して収録車を探すときは、車種一覧の索引から探すと見つけやすくなります。
Gr.Nという枠と、V40の位置づけ
T5 R-DesignのGT7上のカテゴリーはGr.Nです。
ロードカーそのままの性能で走るクラスで、大幅に手を加えるGr.3やGr.4とは別の枠に置かれています。市販車の素性がそのまま出やすいクラスなので、実車の諸元を理解していることが、走らせ方の手がかりになりやすいカテゴリーでもあります。
V40のPP432.49は、ゴルフVII GTIなどのスポーツハッチより一段下の数字です。
FFで213PS、車重1,540kgという性格を踏まえると、無理に攻め込むよりも、車の動きを読みながら丁寧にラインをなぞるほうが、持ち味が出やすい1台です。
同時代のCセグメントと並べると、V40の立ち位置が見える
V40は、ゴルフVII GTI、フォーカスST、メガーヌRS、A 45 AMG、MAZDA3といった、同じ時代のCセグメントと並べて語られる車です。
GT7の公式値で比べると、ボルボのV40は性能で競うタイプではないことがはっきりします。
| 車名 | PP | 駆動 | 最高出力 | 車重 | 1PSあたりの車重(計算値) |
|---|---|---|---|---|---|
| ボルボ V40 T5 R-Design '13 | 432.49 | FF | 213PS | 1,540kg | 約7.2kg |
| フォルクスワーゲン ゴルフ VII GTI '14 | 453.69 | FF | 220PS | 1,390kg | 約6.3kg |
| フォード フォーカス ST '15 | 482.50 | FF | 254PS | 1,462kg | 約5.8kg |
| ルノー・スポール メガーヌ R.S. Trophy '11 | 485.61 | FF | 265PS | 1,387kg | 約5.2kg |
| メルセデス・ベンツ A 45 AMG 4MATIC '13 | 504.97 | 4WD | 360PS | 1,555kg | 約4.3kg |
| MAZDA3 X Burgundy Selection '19 | 413.29 | 4WD | 180PS | 1,480kg | 約8.2kg |
同じFFのゴルフVII GTI、フォーカスST、メガーヌRSの3台と比べると、V40は車重が1,540kgと最も重く、出力は213PSで最も控えめです。
PPは、ゴルフが453.69、フォーカスSTが482.50、メガーヌRSが485.61で、V40はそのどれより一段下の432.49に収まります。
4WDのA 45 AMGは360PSで、PPは504.97とさらに上です。
反対にMAZDA3(PP413.29・180PS・1,480kg)は、V40よりPPが約19低く、出力も控えめです。V40は、クラスの中ほどに位置する車といえます。
この比較から、V40は速さで選ぶ車ではなく、FFターボの扱いやすさと5気筒の個性を味わう車だと読み取れます。
1PSあたりの車重(計算値)を見ても、V40は約7.2kgで、スポーツハッチの3台より重い側です。数字の上で勝てなくても、ボルボらしい落ち着いた味わいを楽しめるのがV40のよさです。
同じ時代のCセグメントと並べて走らせるときは、PPの近い車同士を選ぶと、実力差が分かりやすくなります。
PP432.49のV40に対して、PP413.29のMAZDA3が近い位置にいます。駆動方式がFFと4WDで違うので、トラクションの出方の違いも体感できます。
ゴルフVII GTIやフォーカスSTの特徴は、それぞれの記事で詳しく解説しています。
FFターボと1,540kgを、どう走らせるか
T5 R-DesignはPP432.49というクラスに収まる、213PSの直列5気筒ターボとFFを組み合わせた1台です。
前輪で駆動と操舵を両方受け持つ構造と、1,540kgの車重をどう扱うかが、走らせ方の軸になります。ここで紹介するのは一般的な操作のコツで、特定のラップタイムやセッティング値を保証するものではありません。
コツ1|コーナーの手前で、しっかり減速を終える
1,540kgは、このクラスのハッチバックのなかでは軽くない部類です。ブレーキを残したまま曲がろうとすると、前輪が外へ流れやすくなります。手前で速度を落とし切ってから向きを変えると、破綻しにくくなります。
コツ2|アクセルは、立ち上がりで丁寧に開けていく
FFターボは、前輪に駆動力が集中するぶん、急にアクセルを開けると前輪が空転しやすくなります。ハンドルを戻しながら少しずつアクセルを開けると、前に進む力を前輪が受け止めやすくなります。
コツ3|ターボの立ち上がりを、先読みして踏む
ターボ車は、アクセルを開けてから過給が立ち上がるまでに、わずかな間があります。コーナーの出口に向けて、その間を見越して早めにアクセルへ足を乗せておくと、立ち上がりの加速がつながりやすくなります。
コツ4|曲がらないときは、アクセルを少し緩める
FF車は、速度が高いままコーナーに入ると、前輪が外へ膨らむアンダーステアが出やすい駆動方式です。曲がりきれないと感じたら、無理に舵を足さずにアクセルを少し緩めると、前輪に荷重が戻って向きが変わりやすくなります。
コツ5|同じGr.Nのハッチバック勢と、車格を揃えて走らせる
ゴルフVII GTIやフォーカスSTといった同じFFのスポーツハッチと並べて走らせると、V40の個性がよく見えてきます。同じ条件で比べることで、PPの差がどこに表れているかを確かめられます。
コツ6|ラインは、立ち上がりを優先して組み立てる
FFターボは、コーナーの出口でアクセルを早く開けられるほど、次のストレートで有利になります。進入を少し我慢して、出口で素早く前へ進める位置まで車を持っていくという考え方を意識してみてください。
V40のような実用車ベースのハッチバックは、挙動の変化が穏やかなぶん、自分の操作の結果が分かりやすい車でもあります。
ブレーキを残しすぎた、アクセルを急に開けた、といった操作の違いが、そのまま車の動きとして返ってきます。何周か走らせて、自分のクセを確かめる練習用の車としても向いています。
駆動方式やターボの特徴は、まとめ記事でも詳しく解説しています。
🔄 まとめGT7のFF車まとめV40も属する、前輪駆動の収録車を比べる棚。 🔄 まとめGT7のターボ車まとめ5気筒ターボのV40も並ぶ、過給機つき収録車の棚。5気筒ターボの粘りを感じるなら、ペダルとハンドルから
T5 R-Designは、アクセルの踏み込み量がそのままパワーの出方に直結するタイプの車です。
コントローラーのスティックでも走らせられますが、踏む量を自分の足で決められるペダルがあると、FFターボのアクセルワークの違いがより実感しやすくなります。
ハンドルコントローラーが効くのは、前輪駆動のハッチバックならではの理由もあります。
FF車は、アクセルを開けたときに前輪が引っ張られる感覚がステアリングに出やすい駆動方式です。その感覚を手元で受け取れるかどうかで、立ち上がりの操作が変わってきます。
この車は6速ATの設定です。
多段のマニュアルトランスミッションを積んだ車で活きるシフターは、この車だけを楽しむのであれば後回しで構いません。まずハンドルコントローラーへの投資を優先し、シフターは多段変速の車を増やしたタイミングで検討する、という順番でも遅くありません。
画面とハンドルは、選び方で遊び心地が大きく変わります。買う前に比べておきたい方は、こちらにまとめています。
🖥️ 機材ガイドGT7おすすめモニター比較|PS5で後悔しない選び方と予算別4選PS5で4K・120Hzを出すための条件と、予算別の4台を比べました。 🎮 機材ガイドGT7おすすめハンコン比較|G29・G923・T300RS・PROの選び方ギア・ベルト・ダイレクトドライブの違いと、予算別の選び方をまとめました。<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、"自分でハンドルを握る"運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は"より実車に近づく"ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフターで手動のギア操作ができ、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
掲載15台の中央値は84.8万円、2013年式4台は46.8万〜69.8万円
V40は2012年から2019年モデルまで売られた車で、T5 R-DESIGNの中古車もまとまった台数が流通しています。
価格.comの中古車掲載(2026年10月2日確認)をもとに、いまいくらで取引されているのかを見ていきます。
| 項目 | 価格.com中古車の掲載物件(2026年10月2日確認) |
|---|---|
| 対象 | ボルボ V40 2013年モデル T5 R-DESIGN(マイナーチェンジを含む同一グレード) |
| 掲載台数 | 15台 |
| 車両本体価格の下限 | 37.0万円 |
| 車両本体価格の上限 | 198.0万円 |
| 車両本体価格の中央値 | 84.8万円 |
| 2013年式(4台) | 46.8万〜69.8万円 |
| 2014年式(6台) | 37.0万〜100.0万円(5気筒と4気筒が混在) |
15台の掲載のなかには、2016〜2018年式の直列4気筒の車も含まれています。
下限の37.0万円から上限の198.0万円までという広い幅は、年式やエンジンの違う個体が混ざっていることが理由のひとつと考えられます。5気筒しかない2013年式の4台に絞ると、46.8万〜69.8万円でした。2014年式は11月の改良をまたぐため、5気筒と4気筒の車が混ざります。
この記事で扱っているGT7の'13は、2013年式の5気筒T5です。
実車を探すなら、年式と搭載エンジンを確認して、5気筒のT5なのか、後期の4気筒のT5なのかを見分ける必要があります。同じ「T5」という名前でも、中身がまったく違うためです。
なお、価格は年式・走行距離・整備記録で大きく変わります。
この表の数字はあくまで掲載されていた物件の幅であり、同じ条件で購入できることを保証するものではありません。
中古でT5を探すときの確認ポイント
- 年式:2014年11月の改良より前なら5気筒、以降なら4気筒のDrive-Eが目安
- 歩行者エアバッグの有無:2013年の発売時はオプションだったため、装着の有無を確認する
- 整備記録:オイル交換や消耗品交換の履歴が点検記録簿に残っているか
- 走行距離と使われ方:価格だけでなく、走行距離の内訳も見る
- 13年超の重課:2013年登録車は、税金が重くなる時期に入りうる
5気筒のT5は台数が限られているため、条件に合う個体がすぐに見つかるとは限りません。
焦らずに、掲載が出るたびに年式とエンジンを見比べていくと、状態のよい1台に出会いやすくなります。
※中古相場は時期・個体の状態・走行距離によって変動します。最新の相場は各中古車情報サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る
① 実車のT5 R-Designを維持する場合の年間の目安
2.0Lの直列5気筒ターボ・FFという構成なので、維持費の費目自体は一般的な輸入車のハッチバックと変わりません。
ここでは、根拠のある数字は具体的に示し、変動しやすい項目は幅で示します。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税種別割(1.5L超〜2.0L以下) | 年39,500円(2019年9月30日以前の初度登録) |
| 13年超の重課 | ガソリン車は初度登録から13年を超えると概ね15%の重課で、年約45,400円 |
| 燃料代 | 輸入車ではハイオク指定が多い。指定燃料は車検証・取扱説明書で確認 |
| 任意保険 | 年齢・等級・車両保険の有無で大きく変わる |
| 車検・点検 | 整備工場・整備内容で幅がある |
| タイヤ・消耗品 | 走行距離と使い方で変わる |
| 年間合計(目安) | 税・保険・車検・整備・燃料で年数十万円 |
自動車税は、総排気量が1.5Lを超えて2.0L以下の区分にあたるため、2019年9月30日以前に初度登録された車は年39,500円です。
ガソリン車は初度登録から13年を超えると、概ね15%の重課がかかります。2013年に登録された車は、2026年度から対象になりうるため、「13年を超えると税金が重くなる」という点を覚えておいてください。
燃料は、輸入車では、ハイオクを指定する車が多いと言われています。
ただし、指定燃料は車ごとに違います。実際に購入を検討する個体では、車検証と取扱説明書で確認してください。
任意保険と車検・点検の幅は、年齢・等級・走行距離といった契約者ごとの条件で大きく変わる項目です。
輸入車は、部品の取り寄せや整備の対応が国産車と違うことがあります。気になる場合は、購入前に整備を任せる工場に相談しておくと安心です。
※これらの項目は一般的な目安であり、実際の金額を保証するものではありません。
② GT7で味わう場合の機材コスト
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| 車両購入(ゲーム内クレジット) | プレイ内で稼げば実質0円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| 一式(目安) | 初期 約9.7〜13万円+以降ほぼ0 |
この車は6速ATの設定なので、GT7上の操作はコントローラーのボタンやパドルでも十分に完結します。
ハンドルコントローラーまでで、FFターボのアクセルワークの大部分は再現できます。
③ 結論
- 実車:車両約37.0万〜198.0万円(価格.com中古車の掲載15台・中央値84.8万円) + 毎年、税・保険・車検・整備・燃料で年数十万円
- ゲーム:初期約9.7〜13万円 + 以降ほぼ0(車両はゲーム内で入手)
T5 R-Designは5気筒の2013〜2014年式と、後期の4気筒で中古相場に大きな幅がある車です。GT7で5気筒ターボのFFハッチバックを味わってから、実車の中古車情報を眺めるという順番も無理なく成立します。
中古で選ぶときは、価格帯の広さだけでなく整備記録や走行距離の内訳も見ておきたいところです。
ターボ車は、使われ方によって消耗の度合いが変わります。点検記録簿でオイル交換や消耗品交換の履歴をあわせて確認しておくと安心です。
ディーラーと中古車店、いまの接点
この記事で扱ってきたT5 R-Designは、2013年に日本で追加された2代目V40です。
V40は、グローバルでは2019年モデルまでで生産を終えています。いまは新車での購入経路がなく、実車に触れる接点は限られます。
- 中古車購入:価格.comなどの中古車情報サイトで、年式・グレードを指定して探せる
- 中古車販売店での確認:実車を見て相談できる店舗がある(対応は店舗により異なる)
- ボルボのディーラー:後継のSUVなど現行車の試乗を通じて、ボルボの乗り味を知ることができる(V40そのものの取り扱いは店舗により異なる)
- 個人売買・オークション:状態を自分で見極める必要がある分、価格は幅広い
新車の試乗ができないぶん、中古車としてのT5 R-Designに実際に触れて確かめる、という手順になります。
探すときは年式の確認が欠かせません。2014年11月以降のT5は、エンジンが5気筒から4気筒のDrive-Eへ変わっているため、5気筒のT5を探すなら、年式と搭載エンジンをあわせて確認するのが確実です。
※試乗・在庫状況は時期により変わります。最新の情報は各販売店・中古車情報サイトでご確認ください。
ボルボ特注の1/18ミニカー、T4のV40
V40は、全体のシルエットがなめらかで、横から見ると流れるようなラインが特徴です。
模型として眺めると、実車では気づきにくい面の切り替えがよく分かります。
下の商品は、ボルボ特注の1/18スケールのV40ミニカーです。
ホワイトのハッチバックで、ドアの開閉ができる仕様です。ただし、ここで正直にお伝えしておくと、このミニカーは同じ2代目V40の別グレードのT4で、T5ではありません。GT7に収録されている5気筒のT5 R-Designとは、エンジンの仕様が違います。
それでも、2代目V40の形そのものを、1/18という大きなスケールで楽しめる1台です。
ボルボの特注品という出自のため、在庫状況によってはお取り寄せになることがあります。納期はショップでご確認ください。GT7で走らせるT5とは少し違う角度から、同じV40の姿を眺められる商品です。
※価格・在庫は時期によって変わります。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。
登場時のムックで、V40の狙いを読む
V40をよく見るハッチバックとして眺めるだけなら、ここまでの内容でだいたい足ります。
もう一歩踏み込んで、2代目V40がどんな狙いで登場したのかを知りたくなったら、専門誌のムックが役に立ちます。
下の1冊は、三栄のニューモデル速報 インポート Vol.26『ボルボV40のすべて』の電子書籍版です。
2代目V40の登場時に出たムックの電子版で、楽天Koboで読めます。
この記事で触れた歩行者エアバッグやデザインの背景も、開発陣の意図まで含めて追いたい場合に向いた1冊です。
ゲームと実車、両方の情報を行き来しながら読むと、スペック表の数字1つひとつに意味が見えてきます。
※価格・在庫は時期によって変わります。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。
ボルボ V40 T5 R-Designのよくある質問
Q. GT7のボルボ V40 T5 R-Design '13は、どんな性能の車として収録されていますか?
A. GT7の収録車種一覧では、カテゴリーはGr.N、PPは432.49です。総排気量1,984ccのターボチャージャー付きエンジンで、最高出力213PS/6,000rpm・最大トルク30.6kgf・m/2,500rpm、駆動方式はFF、車重は1,540kgとされています。全長×全幅×全高は4,370×1,800×1,440mmです。
Q. GT7にはボルボの車が何台収録されていますか?
A. 2台です。V40 T5 R-Design '13(PP432.49・FF・213PS・1,540kg)と、240 SE Estate '93(PP303.06・FR・111PS・1,324kg)が収録されています。
Q. V40のT5が5気筒だったのは、いつまでですか?
A. 日本では2013年4月にT5 R-DESIGNが追加され、2014年11月20日発売の改良でDrive-Eの2.0L直列4気筒ターボ(245PS・35.7kgf・m・8速AT)へ置き換わりました。5気筒のT5が売られたのは、2013〜2014年の短い期間だけです。
Q. V40の歩行者エアバッグは、日本でも標準で付いていましたか?
A. 日本で2013年に発売された当初は、メーカーオプション(6万円)でした。全車に付くようになったのは、2016年7月に発売されたモデルからです。
Q. V40は日本カー・オブ・ザ・イヤーで何位でしたか?
A. 2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤーで10ベストカーに選ばれ、3位でした。この年の大賞はフォルクスワーゲン ゴルフです。
Q. V40 T5 R-DESIGNの中古相場はどのくらいですか?
A. 価格.com中古車の掲載(2026年10月2日確認)で、ボルボ V40 2013年モデル T5 R-DESIGN(マイナーチェンジを含む同一グレード)15台の車両本体価格は37.0万〜198.0万円、中央値は84.8万円でした。2013年式の4台は46.8万〜69.8万円でした。年式・走行距離・整備記録で大きく変わります。
Q. V40はいまも新車で買えますか?
A. グローバルでは2019年モデルまでで生産を終えており、現在は新車での購入経路がありません。事実上の後継はXC40とされています。実車に触れたい場合は、中古車を探すことになります。
5気筒ターボを積んだ、短い時代のボルボのFFハッチ
- 2代目V40は2012年3月にジュネーブで世界初公開。日本発売は2013年2月19日で、T5 R-DESIGNは2013年4月に追加された
- 日本仕様のT5は2.0L直列5気筒ターボ。213PS/6,000rpm・300N・m(30.6kgf・m)・6速AT・FF・1,540kgで、欧州の初期T5(2.5L)とは別設定
- 5気筒のT5は2013〜2014年の短い期間だけ。2014年11月の改良でDrive-Eの直列4気筒(245PS)へ換装された
- 歩行者エアバッグは世界初の採用。日本では2013年の発売時はオプションで、全車に付くのは2016年7月発売のモデルから
- 2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤーは10ベストカーで3位。大賞はゴルフ。ユーロNCAPは5つ星
- デザインはP1800から受け継いだフック形のラインが特徴
- GT7ではGr.N・PP432.49・FF・1,540kg。同じFFのゴルフVII GTI・フォーカスSTより車重が重く、出力は控えめ
- 中古は価格.com掲載15台で37.0万〜198.0万円、中央値84.8万円(2026年10月2日確認)。2013年式の4台は46.8万〜69.8万円
T5 R-Designがやってきたことは、突出した最高速を競うことではなく、5気筒ターボの滑らかなパワーと、FFハッチバックの扱いやすさを、ボルボらしい安全性とデザインに包んで届けたことです。
歩行者エアバッグとP1800の面影という2つの特徴は、実用車のなかに個性を仕込むボルボの流儀を物語っています。
GT7で走らせると、213PSという数字や車重1,540kgの重さが、そのまま素直に挙動へ出てきます。
飛び抜けた最高出力を持つ車ではないぶん、ブレーキを終える位置とアクセルの開け方が、正直にタイムへ反映される1台です。
実車のほうは、グローバルでは2019年モデルまでで生産を終え、後継はXC40とされています。
実車に触れたければ、中古車として探すことになります。5気筒のT5が売られた期間は短いので、探すときは年式と搭載エンジンをあわせて確認してください。
GT7のボルボは、V40 T5 R-Designと240 SE Estateの2台だけです。
現代的なFFターボのハッチと、昔ながらのFRワゴンという、まったく違う2台を走らせ比べられる点も、ボルボを収録車で見比べる楽しみのひとつです。ゴルフVII GTIやフォーカスSTなど、同じクラスの車と並べて走らせると、PPや車重の差が走りにどう出るかも確かめられます。
数字だけを追うと控えめに見えるかもしれませんが、213PS・1,540kg・FFという組み合わせは、FFターボを丁寧に走らせる練習にちょうどよい題材です。
スポーツカーとは違う楽しみ方として、PP432.49クラスのハッチバックをじっくり攻略してみるのもGT7の遊び方のひとつです。5気筒のT5が短い期間しか売られなかったぶん、ゲームの中でその走りを確かめられることには意味があります。









