Alfa Romeo MiTo (955141) '09【GT7/グランツーリスモ7】
抜群のハンドリング、コントロール性能が自慢の愛くるしい1台
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Alfa Romeo MiTo (955141) '09の公式解説

2000年のデビュー以来アルファロメオのボトムレンジを務めてきた147に代わり、1つ下のBセグメントに属する小型3ドアハッチバックモデルとして2008年に登場したのがミトである。

車名「MiTo」の「Mi」はアルファロメオのゆかりの地でありデザインスタジオを構えるミラノ、「To」はイタリアの自動車産業の中心地であり生産の拠点ともなるトリノの頭文字を表す。同時に「MiTo」は、イタリア語で「神話」や「伝説」の意味を持つ単語でもある。

147よりもひとまわり小ぶリな車体は、アルファロメオのデザインセンターが手掛けている。モチーフとなったのは、2006年に市販モデルが発表されたアルファロメオ久々のスーパースポーツカー、8Cコンペティツィオーネで、顔つきやリアまわりの処理など、ルックス全体にそのイメージが盛り込まれている。愛らしさと艶やかさ、伝統性と斬新さを併せ持つとして、ファン達に好感をもって受け入れられた。

フィアットのグランデプントとコンポーネンツを共有して構成されたクルマだが、肝心のチューニングはもちろんアルファロメオ独自のテイストでまとめられている。しなやかだがダイレクトでキレ味のいいハンドリングフィール、そしてコントロール性は抜群で、デビュー当時のこのクラスのベストに推す声も多かった。

パワーユニットは1.4LDOHCターボが柱となリ、発売当初のメイングレードとなった1.4スポルトでは155.1 PS/23.5 kgfmの仕様に6速MTという組み合わせ。最高速度は215km/h、0-100km/h加速は8.0秒と、このクラスでは充分なパフォーマンスを発揮している。

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