BMW M2 Competition (F87 2U30) '18【GT7/グランツーリスモ7】
コンパクトなボティに悪魔のようなパワーを秘めた硬派のFR
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BMW M2 Competition (F87 2U30) '18の公式解説

コンパクトかつ高性能なFRとして人気のBMW 2シリーズクーペ。そのエンジンコンパートメントに、M3/M4も搭載したS55型3L直6ツインターボエンジンを押し込んだ過激な1台が、BMW M2 Competitionだ。

まずはその体躯にほれぼれする。オーバーフェンダーの張り出したエクステリアはエネルギーの塊のよう。全長はわずか4,475mmに留まるが、これはかつてのE36型M3とほぼ同等だ。街中でもワインディングでも、ボディの四隅にまで神経が通じているかのような一体感を堪能できる。

S55型エンジンのパフォーマンスは最高出力410PS、最大トルク56.1kgfm。至高の直列6気筒を作り続けてきたBMWの中にあっても高回転の伸びに優れ、ブーストの高まりとともに悪魔のようなパワーがさく裂する。

このパワーを受け止める足まわりにもぬかりはない。バネ下の軽量化に貢献するアルミ製サスペンションには専用チューニングが施され、トルクベクタリング機構である「アクティブMディファレンシャル」が、意のままのコーナリングを可能にする。

M3/M4が上位のセグメントに移行した現在、BMWの駆けぬける喜びをもっとも体現しているのは、このクルマなのかもしれない。

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