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日産 GT-R Premium edition(R35・MY17)とは、日産が2016年7月に発売した2017年式・R35型GT-Rの最上級ベースグレードで、世界中で「Godzilla(ゴジラ)」と呼ばれる現代の頂点スポーツです。VR38DETT型 3.8L V6ツインターボは570PS(米国仕様565hp)を発生し、横浜工場の「匠」9名が一基ずつ手組みします。CPS(チーフ・ビークル・エンジニア)水野和敏が「ポルシェ911ターボ同等以上を、誰でも・どこでも・いつでも」の哲学で生み出した一台です。
この記事では、R35 GT-R Premium editionの魅力・スペック・中古相場から、GT7での乗り方、そしてゴジラ伝説・水野和敏哲学・ニュル7:08・S20→VR38のDNAまで、まるごと解説します。
目次
- 1 R35 GT-R Premium edition誕生|「ゴジラ」現代頂点のスペック
- 2 なぜ「ゴジラ」と呼ばれるのか|豪Wheels誌1989年の名付け
- 3 Z432・ハコスカGT-R・R35|半世紀を貫くGT-RのDNA
- 4 R35 Premium editionは今いくら?2017年式の中古相場
- 5 グランツーリスモ7のR35 Premium edition|PP値・購入方法
- 6 ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
- 7 実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
- 8 ミスターGT-R|水野和敏とポルシェターボ哲学
- 9 ニュルブルクリンク 7:29→7:08|量産車世界最速の挑戦
- 10 実車のR35 GT-Rに触れる|借りて乗る・集まる
- 11 R35 GT-Rを見て楽しむ|映像作品・博物館・カルチャー
- 11.1 🎬 映像作品①|『Furious 7』ブライアンの青R35
- 11.2 🎬 映像作品②|『MFゴースト』相葉駿のR35 NISMO
- 11.3 🎬 映像作品③|湾岸ミッドナイト続編『C1ランナー』のアリス
- 11.4 🏎 モータースポーツ|SUPER GT 2008デビュー優勝
- 11.5 🏛 本物を見に行く|日産ヘリテージコレクション
- 11.6 🌟 R35の18年と「匠」|横浜工場の9名が手組みする心臓
- 11.7 🎬 映画『グランツーリスモ』(2023) をブルーレイで観る
- 11.8 🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
- 11.9 📖 書籍|水野和敏『プロジェクトGT-R』
- 11.10 📣 あなたの「R35 GT-R目撃情報」募集中!
- 12 R35 GT-R Premium editionのよくある質問
- 13 R35 GT-R Premium editionは「ゴジラ」現代頂点の名車
- 14 GT-Rの系譜とS20DNAもチェック|歴代カード
R35 GT-R Premium edition誕生|「ゴジラ」現代頂点のスペック
日産GT-Rは1969年のハコスカGT-R(PGC10)に始まり、ケンメリ(KPGC110)、BNR32、BCNR33、BNR34と続いたスカイラインGT-Rの系譜を持ちます。しかし2007年12月に登場したR35型は、スカイラインの名前を外し、独立した「日産GT-R」として生まれ変わりました。以降2025年8月の生産終了まで約18年・約48,000台を造り続けた、異例の長寿モデルです。
そのPremium edition(MY17・2017年式)は、2016年7月27日に発売された最上級ベースグレード。前年の2016年4月にニューヨーク国際オートショーで初公開され、R35にとって2007年の発売以来最大規模のビッグマイナーチェンジとなりました。
エクステリアの変更点は見た目だけでなく、空気抵抗・ダウンフォース・冷却性能の3つを高次元でバランスさせています。フロントには日産ブランドのデザインシグネチャー、大型V-Motionグリルを採用。エンジンフードは剛性を上げて超高速域での変形を抑制し、新形状のフロントスポイラーも高レベルのダウンフォースを実現しました。
心臓部のVR38DETT型 3.8L V6ツインターボは、MY17で気筒別点火時期制御を採用し、419kW(570PS)/6,800rpm(米国仕様565hp)・最大トルク637N·m(65.0kgf·m)/3,300〜5,800rpmを発生。横浜工場の「匠(たくみ)」と呼ばれる職人わずか9名が、全VR38DETTエンジンを一基ずつ手組みし、各エンジンには匠の名前プレートが装着されます。改良型6速デュアルクラッチGR6型トランスミッションと組み合わされ、修正操舵約30%・ヨーレート変動約20%の低減を実現しました。
R35のキャッチコピーは「より深く」。世界最高のハンドリングを追求する姿勢は変わらず、「ポルシェ911ターボ同等以上の走行性能を、誰でも、どこでも、いつでも」。これがCPS(チーフ・ビークル・エンジニア)水野和敏がR35に込めた哲学です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型式 | R35(Premium edition・MY17) |
| 発売 | 2016年7月27日(2017年式) |
| エンジン | VR38DETT型 V6 DOHC ツインターボ |
| 排気量 | 3,799cc |
| 最高出力 | 419kW(570PS)/6,800rpm(米国仕様565hp) |
| 最大トルク | 637N·m(65.0kgf·m)/3,300〜5,800rpm |
| トランスミッション | 改良型6速デュアルクラッチ GR6型 |
| 駆動方式 | ATTESA E-TS Pro 4WD(プレミアムミッドシップPKG) |
| 車両重量 | 約1,770kg |
| 全長×全幅×全高 | 4,710×1,895×1,370mm(WB 2,780mm) |
| 0-60mph/最高速 | 2.7秒/約196mph |
| 新車価格(MY17 Premium) | 1,170.5040万円 |
出典・参考:日産・GT-R(Wikipedia)(R35の系譜・発売・生産終了)/VR38DETT(Wikipedia)(3,799cc・横浜工場の匠による手組み)/日産GT-R 公式(グレード・価格)。※価格は2016年7月発売時のメーカー希望小売価格(消費税込)。最新は公式でご確認ください。
なぜ「ゴジラ」と呼ばれるのか|豪Wheels誌1989年の名付け
「Godzilla(ゴジラ)」の二つ名は、1989年7月号の豪『Wheels』誌でR32 GT-R発売時に命名されました。記事を執筆したPeter Nunn氏は当初日本語の「Obakemono(化け物)」と表現しましたが、編集者がよりキャッチーな英語訳として「Godzilla」を採用。これが世界共通の愛称として定着しました。
R32 GT-Rは豪ツーリングカー選手権(ATCC)でJim Richards(1991年)・Mark Skaife(1992年)が連覇し、1993年には規制で締め出されるほど無双。「怪獣の名」が定着するに相応しい支配ぶりでした。以降、R33・R34、そして「スカイライン」の名前を外したR35にも「Godzilla」の称号が受け継がれたのです。
出典・参考:Nissan Skyline GT-R(English Wikipedia)(Godzilla命名の経緯・Wheels誌1989年7月号・Peter Nunn執筆)/Australian Touring Car Championship(Wikipedia)(R32の連覇・1993年規制)。
Z432・ハコスカGT-R・R35|半世紀を貫くGT-RのDNA
1969年、日産は2台の名車を世に送り出しました。フェアレディZ 432(PS30)とスカイラインGT-R(PGC10)「ハコスカ」です。この2台は同じS20型 直列6気筒DOHCエンジンを搭載した、いわば兄弟車でした。「432」の名は「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」の頭文字。当時としては破格の高回転DOHC機構を、Zとスカイラインの両方に与えたのです。
このS20が刻んだ「高回転で気持ちよく回るDOHCのDNA」は、その後のスカイラインGT-Rに受け継がれます。1989年復活のR32 BNR32、BCNR33、BNR34まで、いずれもRB26DETT型 直列6気筒ツインターボを搭載し、「直6+ツインターボ」がGT-Rのアイデンティティとなりました。
そして2007年、R35は「スカイライン」の名を外し、エンジンもVR38DETT型 V6ツインターボへと姿を変えました。直6からV6へ。一見、断絶のように見えるこの変化。しかし、根底に流れる「高回転・高出力・誰でも操れる4WD」というDNAは、半世紀を経てVR38DETTのツインターボV6として、R35 GT-Rに別の形で結実したのです。Z432のS20が始めた物語は、いまR35が引き継いでいます。
出典・参考:日産・S20型エンジン(Wikipedia)(Z432・ハコスカGT-R共通搭載)/RB26DETT(Wikipedia)(R32〜R34のGT-R搭載)/VR38DETT(Wikipedia)(R35搭載・直6からV6へ)。
R35 Premium editionは今いくら?2017年式の中古相場
R35 GT-Rは2025年8月26日に約18年の歴史に幕を下ろしました。生産終了の発表以降、中古相場はさらに上昇傾向です。新車価格・中古相場の目安は、このくらいです(あくまで参考・時期や状態で大きく変わります)。
- 新車MY17(2016/7/27発売):Pure 996.0840万円/Black 1,186.9200万円/Premium edition 1,170.5040万円(最上級ベース)
- 中古2025〜2026:R35全体で740〜6,300万円と幅広い(NISMO・特別仕様含む)
- 2017年式 Premium editionの中古相場:おおむね1,200〜1,400万円前後
- 500万円以下の個体は2023年以降ほぼ消失し、底値が大きく切り上がっている
出典・参考:日刊カーセンサー(日産GT-R R35の中古車掲載・価格レンジ)/グーネット(R35 Premium edition 2017年式の市場価格)/各種ニュース報道(2025年8月26日 生産終了)。
※価格は2026年6月時点の参考レンジ。時期・状態・走行距離・グレード(Pure/Black/Premium/NISMO/特別仕様)で大きく変わります。最新の価格・在庫は各中古車ポータルで必ずご確認ください。
「GT7で惚れて、いつかR35 GT-Rに」。その前に、いま乗っている愛車の“本当の価値”を知っておきませんか。R35の生産終了で旧車・名車相場が動いている今は、手放す側にとっても追い風です。
※査定額・中古相場は車種・年式・走行距離・時期によって変動します。実際の金額は査定でご確認ください。
グランツーリスモ7のR35 Premium edition|PP値・購入方法
グランツーリスモ7には、「日産 GT-R Premium edition '17」(車両ID:car2167)として収録されています。PP(パフォーマンスポイント)約588.71・572PS・4WD。中古車店ではなく、ブランドセントラルからいつでも購入可能な定常車両です。
GT7では北米仕様で再現されており、フロントの橙色サイドマーカーとリアの赤色サイドマーカーが特徴。「日産GT-R」のロゴが入った大型V-Motionグリル、R35 Premium edition特有の存在感をそのまま味わえます。実車スペックの570PS(米国仕様565hp)に対し、ゲーム内表示は572PSとほぼ実車準拠ですが、PP値はゲームアップデートで変動するため記事公開時点の値として参考にしてください。
出典・参考:STORM RACING(GT7 R35攻略・PP値・北米仕様)/グランツーリスモ7 公式(収録車両・ブランドセントラル)。
※GT7のPP値・Cr価格・入手条件はゲームのアップデートで変動します(数値は2026年時点の攻略情報)。最新はゲーム内でご確認ください。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい|機材ガイド
GT7でR35 GT-Rをさらに楽しむなら、ハンドルコントローラー(ハンコン)がおすすめです。自分でハンドルを握る感覚は、コントローラーとは別物。570PSの加速とATTESA 4WDのトラクションが、グッと現実に近づきます。ここでは、GT7を“実車感覚”で楽しむための機材を「まず必須」と「あるとより楽しい」に分けて紹介します。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※機材価格・在庫は時期・モデルによって変わります。最新の金額は各販売店でご確認ください。
📶 オンライン対戦も楽しむなら|回線も“快適”に
GT7の醍醐味のひとつが、世界中のプレイヤーと走れるオンライン対戦です。
でも回線が遅い・不安定だと、ラグで思うように勝負できません。
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・ドコモの方 → ドコモ光
・auの方 → auひかり
・ソフトバンクの方 → ソフトバンク光
※特典・料金は時期により変わります。最新は各公式サイトでご確認ください。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
① 実車R35 Premium editionを所有・維持する費用
R35 Premium edition(2017年式)は、3.8L V6ツインターボ・4WDのスーパースポーツ。
維持費は一般的な乗用車よりかなり高めになります(タイヤ・ブレーキの専用品、年次点検、専用油脂類など)。
年間の目安はこのくらいです。
| 項目 | 年間の目安 |
|---|---|
| 自動車税(3.8L・3,799cc) | 約66,500円 |
| 任意保険(年齢・車両保険つき) | 約15〜30万円 |
| 車検(2年分を1年換算) | 約15〜25万円 |
| 整備・部品(専用タイヤ・ブレーキ) | 約20〜40万円 |
| 駐車場(地域差大) | 約0〜36万円 |
| 燃料・消耗品(ハイオク・大食い) | 約20〜30万円 |
| 年間合計(目安) | 約70〜170万円 |
さらに、購入費が約1,200〜1,400万円(前章の中古相場・2017年式Premium)かかります。
② GT7で“実車感覚”を味わう機材コスト
一方、GT7でR35を「実車感覚」で走らせる機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
③ コスパ比較の結論
- 実車:初期 1,200〜1,400万円 + 毎年 70〜170万円
- ゲーム:初期 10〜25万円 + 以降ほぼ0
ゲーム機材一式は実車のわずか数ヶ月分の維持費以下でそろい、しかも事故・盗難・天候の心配なし。ハンコン+VRを使えば、ATTESA 4WDが食いつくトラクションと、VR38DETTの加速まで、かなり実車に近い感覚で走れます。
「いつか本物のR35を」と思っている人も、それまでの間はGT7でゴジラに乗り続けられます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく“実車感覚”に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
ミスターGT-R|水野和敏とポルシェターボ哲学
R35 GT-Rを統括した水野和敏(みずの・かずとし)氏は、CPS(チーフ・ビークル・エンジニア)として初代R35の開発を指揮しました。彼が掲げた哲学は、ただ一つ。「ポルシェ911ターボ同等以上の走行性能を、誰でも、どこでも、いつでも」。
このパラドックスは数値にも表れています。R35はポルシェ911ターボSと比較して、出力で約10馬力劣り、車重で約100kg重い。にもかかわらず、0-100km/h加速・ニュルブルクリンクのラップタイムでR35が上回る。それを実現したのが、ATTESA E-TS Pro 4WD、デュアルクラッチGR6型トランスミッション、そして横浜工場の匠による手組みエンジンでした。
さらに驚くべきは開発リソース。水野氏は「人・モノ・金・時間 すべて従来プロジェクトの半分、しかも宣伝広告費はゼロ」でR35を完成させたと語っています。新車価格777万円(2007年12月発売時の初期Pure)、ポルシェ911ターボの約1,500万円のおよそ3分の1という、「世界の名門GT-Rを安く」を体現する価格設定も実現しました。これはR34と栃木工場で混流生産することで成立したもので、栃木工場関係者は「専用ラインなら1,000万円中盤〜2,000万円級になっていた」と述懐しています。
水野氏は2013年に日産を退任後、2014年に台湾Luxgen/HAITEC副社長を歴任し、2020年からはプロジェクト・カーズ合同会社代表として、評論・講演・ベストカー連載などで現在も活躍中です。
出典・参考:水野和敏(Wikipedia)(R35 CPS・経歴)/ベストカー連載(水野氏の現職)。※777万円は2007年12月発売時の初期Pureグレード価格。2017年Premium editionの新車価格は1,170.5040万円で、年式とグレードを混同しないようご注意ください。
ニュルブルクリンク 7:29→7:08|量産車世界最速の挑戦
R35 GT-Rのニュルブルクリンク北コース挑戦は、2008年4月、鈴木利男のドライブで7分29秒を記録(東京モーターショーで公表)。翌2009年4月には7分27秒56へ短縮しました。
そして2013年9月30日、Michael Krumm(ミハエル・クルム)のドライブで7分08秒679を達成し、2014年型NISMO仕様で「量産車世界最速」を主張しました。当時の水野氏は「7分30秒切れば世界最速量産車の一台と証明できる」と語っており、その目標を大きく超える結果となりました。
ただし、この7:08のラップタイムはNISMO仕様+N-Attackパッケージなどのオプション装着車であった点が、autoevolutionなど海外メディアから指摘され、「ストック純正車両ではない」議論もあります。「量産車世界最速」は事実ですが、「NISMO仕様・オプション装着車での記録」と限定して理解するのが正確です。素のPremium editionが7:08で走れるわけではない、という点には注意してください。
出典・参考:Nissan GT-R(English Wikipedia)(ニュルブルクリンク歴代ラップタイム)/autoevolution(2013年 7:08はN-Attackパッケージ装着車との指摘)。※「世界最速量産車」は2013年当時、量産車のニュル周回でNISMOが最速ラップを主張したもの。条件・時期で最速の定義は変動します。
実車のR35 GT-Rに触れる|借りて乗る・集まる
「中古でも1,000万円超で手が出ない」「買う前に一度ハンドルを握ってみたい」。R35 GT-Rは、借りて乗る・集まって見る方法もあります。
🔑 借りて乗る|箱根・千葉でR35をレンタル
箱根・仙石原のスポーツカーレンタル「Fun2Drive」では、R35 GT-Rを1.5時間16,980円〜で貸し出しています(2026年6月時点)。千葉野田・東京・和歌山に6店舗ある「おもしろレンタカー」もR35(グレー・シルバーの2台)を扱い、28歳以上・免許取得5年以上で走行距離無制限。大阪の「グリオン」ではPremium editionを貸出しています。さらにカーシェア型の「アースカー」は年齢制限なし・免許1年未満OKと差別化されたサービスです。
R35は高価なスポーツカーゆえ、貸出条件・料金は店舗ごとに大きく異なります。予約可否・最新料金は各公式でご確認ください。
出典・参考:Fun2Drive(箱根)/おもしろレンタカー/グリオン(大阪)/アースカー。※料金・条件・貸出状況は変動します。最新は公式でご確認ください。
🏁 集まる・見る|R'sミーティング 富士スピードウェイ
世界最大級のGT-Rファンイベントが、「R'sミーティング」(GT-R Magazine主催)。2025年10月26日に富士スピードウェイで開催され、参加約300台・愛車含めて約5,000台が集結しました。さらに2025年12月20日には岡山国際サーキットで「R's Meeting 2025 West」も開催。R32〜R35まで歴代GT-Rが一堂に会する、ファン必見のイベントです。
なお、NISMOフェスティバル2025は中止(2025年9月17日公式発表・2026年SUPER GT車両大幅変更が理由)となりました。開催情報は変わるため、最新は各主催公式でご確認ください。
出典・参考:GT-R Magazine(R'sミーティング主催)/NISMO公式(NISMOフェスティバル2025中止発表)。※開催日程は変動します。
R35 GT-Rを見て楽しむ|映像作品・博物館・カルチャー
🎬 映像作品①|『Furious 7』ブライアンの青R35
2015年公開のハリウッド映画『ワイルド・スピード SKY MISSION(Furious 7)』では、ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)が2012年式の青いR35 GT-Rを駆りました。「神の目」をハッキングしてロサンゼルスを疾走するシーン、UAVに砲撃され油圧サスペンションで車高を下げて高床トラックの下に潜り回避するシーン、最終的にUAVミサイルで爆破される名場面。R35が縦横無尽に活躍します。
劇中で爆破されたのはスタント車で、実車個体のうち1台は爆破されずに現存している、というファン心をくすぐる逸話もあります。
出典・参考:ワイルド・スピード SKY MISSION(Wikipedia)(ブライアン・オコナーのR35)/Furious 7(English Wikipedia)(劇中車・スタント車)。
🎬 映像作品②|『MFゴースト』相葉駿のR35 NISMO
『頭文字D』作者・しげの秀一の続編コミック/アニメ『MFゴースト』(アニメ2023年〜)には、相葉駿(あいば しゅん)のR35 GT-R NISMO(2014年モデル・GT3用タービン換装・約600ps)が登場します。1巻から登場する初期キャラクターで、R35の現代スポーツとしての存在感を強く印象づけています。
⚠️注意点:頭文字D本編(First Stage〜Final Stage)にR35は登場しません。本編に登場したスカイラインGT-RはR32・R33・R34まで。R35 NISMOは続編のMFゴーストで初登場です。世代の混同にご注意ください。
出典・参考:MFゴースト(Wikipedia)(相葉駿のR35 NISMO)/頭文字D(Wikipedia)(本編登場車はR32〜R34まで)。
🎬 映像作品③|湾岸ミッドナイト続編『C1ランナー』のアリス
『湾岸ミッドナイト』本編にもR35は登場しません(本編の主役はZ S30「悪魔のZ」とポルシェ930ターボ)。しかし続編『C1ランナー』では、「有栖ガレージ」を構えるチューナー・有栖(アリス)のR35 GT-Rが登場します。R35の現代的なチューニング描写が見所です。
アーケードレーシングゲーム『湾岸MAXIMUM TUNE』シリーズにも、R35 GT-Rは収録されています。
出典・参考:湾岸ミッドナイト(Wikipedia)(本編・続編『C1ランナー』)/湾岸MAXIMUM TUNE 公式。
🏎 モータースポーツ|SUPER GT 2008デビュー優勝
R35 GT-Rは2008年のSUPER GT GT500クラスで華々しくレースデビュー。開幕戦・鈴鹿で「#23 XANAVI NISMO GT-R」が優勝し、シーズン全9戦中7勝を挙げる圧倒的な強さを見せました。2014年以降はGT-R NISMO GT500として参戦を続け、2022年からは後継「Nissan Z GT500」へとバトンタッチ(2022年・鈴鹿で初優勝)。GT-Rは日本のトップカテゴリーで14年にわたり戦い続けた、稀有な名門マシンです。
出典・参考:SUPER GT 公式(GT-R / Nissan Z 歴代成績)/NISMO 公式(XANAVI NISMO GT-R 2008デビュー優勝)。
🏛 本物を見に行く|日産ヘリテージコレクション
R35の実車をじっくり見たいなら、「日産ヘリテージコレクション」(神奈川県座間市広野台2-10-1)。所蔵約400台・常時約300台展示・そのうち70%が走行可能という、世界でも稀な体験型コレクション。R35を含む歴代GT-Rが一堂に会します。完全予約制で公式サイト(DETAIL/295)から予約可能です。
横浜みなとみらいの「日産グローバル本社ギャラリー」は常設無料で、2025年11月22日〜24日には特別展「FOREVE"R" 〜GT-Rファンは永遠に〜」を開催。R35生産終了を記念し、PGC10〜R35の歴代GT-Rが集結、R35試乗も復活する特別企画でした。さらに「NISMO大森ファクトリーショールーム」(横浜市鶴見区大黒町6-1・無料・土日のみ)では、R35のドライサンプエンジン単体がガラス張りの整備場で見学できます。
出典・参考:日産ヘリテージコレクション(座間・所蔵約400台・要予約)/日産グローバル本社ギャラリー(みなとみらい・FOREVE"R"特別展)/NISMO大森ファクトリーショールーム(大黒・土日のみ)。※展示状況は変動します。来館前に公式でご確認ください。
🌟 R35の18年と「匠」|横浜工場の9名が手組みする心臓
R35のVR38DETT型エンジンは、横浜工場の「匠(たくみ)」と呼ばれる職人わずか9名によって、一基ずつ手組みされます。各エンジンには匠の名前プレートが装着され、世界でも稀な「クルマづくり」の文化を象徴します。2007年12月〜2025年8月までの約18年・約48,000台を造り続け、最終モデルは2025年8月26日にラインオフした「Midnight Purple Premium Edition T-Spec」(栃木工場)。日産は「GT-Rネームプレートはいつか復活」と公式に表明していますが、時期は未定です。
🎬 映画『グランツーリスモ』(2023) をブルーレイで観る
日産GT-R(R35)は、映画『グランツーリスモ』(2023)で主人公ヤンがGT Academyを勝ち抜き腕を磨く象徴的な一台です。ゲーマーからプロへの実話を、ブルーレイ&DVDで。
出典・参考:日産GT-R 公式(匠の手組み)/Nissan Global News(R35生産終了・GT-Rネームプレート復活表明)。
🎁 手元に置いて楽しむ|モデルカー
手元でR35 GT-Rを楽しむなら、モデルカーも充実しています。記事のテーマと完全一致するのが「TLV-NEO LV-N148e NISSAN GT-R Premium edition 2017(グレー)」、2017年式Premium editionそのものをモデル化した1/64ミニカーです。プラモデルはタミヤ1/24 No.300 NISSAN GT-Rやアオシマ1/24 R35 PURE EDITION '14が定番。SUPER GT仕様にはタミヤNo.308 XANAVI NISMO GT-Rもあります。1/43では京商 GT-R R35 NISMO、1/18では京商サムライ GT-R NISMO 2024やAUTOart 1/18 NISMO Special Edition(品番77505)などのプレミアムモデルも揃います。
📖 書籍|水野和敏『プロジェクトGT-R』
R35開発の舞台裏を、生みの親自身が語った決定版が水野和敏『プロジェクトGT-R 知られざる成功の真実』(双葉社)。R35がいかにして「ポルシェ911ターボ同等以上を、誰でも・どこでも・いつでも」という哲学を実現したのか、開発者本人の言葉で語られます。あわせて『The GT-R "My philosophy and my original technologies"』限定プレミアム版(R35カーボン表紙)、『バカになれ!カリスマ・エンジニア「ゼロからの発想術」』(文藝春秋・2014年11月)もおすすめです。R35の世界をもっと深く知るなら、隔月刊の『GT-R Magazine』(交通タイムス社・1994年創刊)も外せません。
📣 あなたの「R35 GT-R目撃情報」募集中!
「他にもこの作品にR35が出てるよ」「あの映画で見たよ」という情報があれば、ぜひお問い合わせフォームから教えてください。みなさんからの情報で、このページをもっと充実させていきます🚗💨
R35 GT-R Premium editionのよくある質問
Q. R35 GT-R Premium edition(MY17)とは、どんな車ですか?
A. 日産が2016年7月27日に発売した2017年式・R35型GT-Rの最上級ベースグレードです。VR38DETT型 3.8L V6ツインターボが570PS(米国仕様565hp)を発生し、世界で「Godzilla(ゴジラ)」と呼ばれる現代の頂点スポーツ。新車価格は1,170.5040万円でした。
Q. R35 GT-Rのスペック(馬力・重量)は?
A. MY17 Premium editionは419kW(570PS)/6,800rpm(米国仕様565hp)、最大トルク637N·m(65.0kgf·m)。車重は約1,770kg、駆動方式はATTESA E-TS Pro 4WDです。0-60mph 2.7秒、最高速約196mph。
Q. R35 GT-Rの中古相場はいくらですか?
A. 2026年時点で2017年式 Premium editionはおおむね1,200〜1,400万円前後が目安。R35全体では740〜6,300万円と幅広く、2025年8月の生産終了でさらに上昇傾向です。状態・時期で大きく変わるため、最新は各中古車ポータルでご確認ください。
Q. R35 GT-Rとスカイラインの関係は?
A. R32〜R34までは「スカイラインGT-R」でしたが、2007年からのR35はスカイラインの名前を外した独立ブランド「日産GT-R」です。スカイラインのバッジは付かず、エンジンも直6(RB26DETT)からV6(VR38DETT)へ変更されました。
Q. グランツーリスモ7でR35 Premium editionに乗れますか?
A. 乗れます。「日産 GT-R Premium edition '17」として収録され、ブランドセントラルから購入可能。北米仕様で再現されています(収録内容・PP値・価格はアップデートで変動します)。
Q. 「Godzilla(ゴジラ)」の愛称はR35が起源ですか?
A. いいえ。1989年7月号の豪『Wheels』誌がR32 GT-R発売時に命名した愛称で、R32→R33→R34→R35と歴代GT-Rに継承されています。R35オリジナルではありません。
Q. R35は『頭文字D』に登場しますか?
A. 頭文字D本編にR35は登場しません(本編に登場したスカイラインGT-RはR32・R33・R34まで)。続編『MFゴースト』で相葉駿のR35 NISMOが初登場です。世代の混同にご注意ください。
R35 GT-R Premium editionは「ゴジラ」現代頂点の名車
R35 GT-R Premium edition(MY17・2017年式)は、CPS水野和敏が「ポルシェ911ターボ同等以上を、誰でも・どこでも・いつでも」の哲学で生み出した、現代の頂点スポーツです。VR38DETT V6ツインターボ570PS、横浜工場の「匠」9名による手組み、ATTESA E-TS Pro 4WD。18年にわたる進化の集大成が、この一台に詰まっています。
実車は2017年式Premium editionで1,200〜1,400万円超、年間維持費70〜170万円。気軽には手が出ない世界です。しかし、グランツーリスモ7なら「日産 GT-R Premium edition '17」がブランドセントラルでいつでも購入でき、PP約588・572PS・4WDの「ゴジラ感覚」を維持費ゼロで味わえます。借りて乗るならFun2Drive(箱根)・おもしろレンタカー・グリオン(大阪)、見て楽しむなら日産ヘリテージコレクション(座間)・日産グローバル本社ギャラリー・NISMO大森ファクトリー、集まるならR'sミーティング(富士)もあります。
1969年のZ432・ハコスカGT-Rが刻んだS20高回転DOHCのDNAは、半世紀を経てVR38DETTのツインターボV6としてR35に結実しました。Godzillaの血統を継ぐ最後の世代。ゲームで惚れて、いつか本物に。その入り口として、R35 Premium editionはこれ以上ない一台です。もし「実車を」と思ったら、まずはいま乗っている愛車の価値を調べることから始めてみてください。
GT-Rの系譜とS20DNAもチェック|歴代カード
フェアレディZ 432(PS30・1969)、S20エンジン搭載でハコスカGT-Rと兄弟関係。R35のDNAルーツを辿る一台。
スカイラインGT-R ハコスカ KPGC10(1970)、S20直6を積んだ初代GT-R。Z432と兄弟、ここからGT-Rの全てが始まった。
スカイラインGT-R V·spec II BNR32(1994)、RB26DETT直6ツインターボ「平成のGT-R」復活世代。R35直前のスカイライン系。
スカイラインGT-R V·spec II Nur BNR34(2002)、直6最後のGT-R。R35直前の最終世代、スカイライン名最後の一台。 🎬 あわせて読みたい映画『グランツーリスモ』登場車まとめこの車も登場した2023年の映画。劇中車をGT7で乗れるマシンごと一覧でチェック。 🎮 あわせて読みたい【GT7の楽しみ方】走る・見る・撮るGT7は走るだけじゃない。「見る・撮る」も含めた楽しみ方をシニア視点で完全ガイド。













