
マクラーレン F1とは、1992年に登場した2ドア・3人乗り(中央運転席)のミッドシップスーパーカーです。
BMW製V12エンジンを自然吸気のまま搭載し、電子制御に頼らず"公道最速"を極めた、90年代ハイパーカーの頂点に立つ一台です。
結論から言うと、マクラーレンF1は「軽さ」と「自然吸気」だけで頂点を獲った伝説の3人乗りです。
GT7で乗ると、PP643を超える圧倒的なパワーと、1,140kgという信じがたい軽さが同居した"別次元"の加速を体感できます。
アクセルを踏み込むと、V12エンジンが甲高く吹け上がりながら、車体ごと吸い込まれるように前へ前へと進んでいく——ターボの過給感とはまったく違う、自然吸気ならではの伸びやかな加速です。
PPは非常に高く、決して「お手軽な一台」ではありませんが、それでいてドライバーの腕をそのまま試してくる、正直で骨太な一台でもあります。
この記事では、まず「マクラーレンF1はGT7でどれくらい速いのか」「どうやって手に入れるのか」という疑問に前半でズバッと答えます。
そのあとで、なぜマクラーレンF1が"世界最速の市販車"と呼ばれたのか、実車の物語や気の遠くなるような中古相場まで掘り下げていきます。
GT7でマクラーレンF1に乗ろうか迷っている人も、この車の背景をもっと知りたい人も、ぜひ最後まで読んでみてください。
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。
※この記事のGT7データ(PP値・価格・セッティング数値)は記事作成時点のものです。アップデートで変わる場合があるので、最終的にはご自身のプレイ画面でご確認ください。
目次
実車マクラーレンF1の物語とスペック
ここからは、GT7を離れて「実車のマクラーレンF1」がどれだけ規格外の存在だったのかをお話しします。
この物語を知ると、GT7で乗るときの感覚がきっと変わります。
"ロードカーの頂点"として生まれた1992年
マクラーレンF1が発表されたのは1992年。
設計を手がけたのは、ブラバムやマクラーレンでフォーミュラ1(F1)マシンの設計に携わってきた名物エンジニア、ゴードン・マレーです。
マレーは「妥協のない、自分が本当に欲しいロードカー」を作るというコンセプトのもと、当時の常識を覆す設計に挑みました。
その象徴が、2ドア・3人乗り(中央運転席)というレイアウトです。
ドライバーを車体中央に置き、左右後方に同乗者2名を配置する——量産市販車としては前例のない大胆な発想でした。
エンジンには、自然吸気にこだわり抜いたBMWモータースポーツ製 S70/2型 6,064cc V型12気筒DOHCを搭載。
ターボやスーパーチャージャーに頼らず、軽さと自然吸気のレスポンスだけで頂点を目指すという、マレーの一貫した哲学がそのまま形になった一台です。
1992年から1998年までの生産期間に生まれたのは、プロトタイプを含めてもわずか106台。
今なお、自動車史に残る"別格"の存在として語り継がれています。
数字で見るマクラーレンF1のすごさ
マクラーレンF1の凄みは、スペックを見ると一目瞭然です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| メーカー・車名 | マクラーレン・カーズ「F1」 |
| 生産期間 | 1992年〜1998年 |
| 設計 | ゴードン・マレー |
| ボディ | 2ドア・3人乗り(中央運転席)ミッドシップクーペ |
| エンジン | BMWモータースポーツ製 S70/2型 6,064cc V型12気筒DOHC 自然吸気 |
| 最高出力 | 約627PS/7,400rpm |
| 駆動方式 | MR(ミッドシップ・後輪駆動) |
| ミッション | 6速MT |
| 最高速度 | 約386.4km/h(記録達成時点) |
| 総生産台数 | 106台(プロトタイプ5+ロードカー64+LM 6+GT 3+レース仕様GTR 28) |
注目してほしいのが、過給機なしの自然吸気エンジンで約627PSという数字。
ターボやスーパーチャージャーで武装したライバルがひしめく中、マクラーレンF1はあくまで自然吸気にこだわり抜きました。
さらにカーボンファイバー製モノコックを採用するなど、当時の市販車としては異例づくしの軽量化を徹底。
エンジンルームの熱害対策に、放熱性に優れた金箔(ゴールドリーフ)を使用したという逸話も有名です。
その結果、自然吸気・過給なしのまま約386.4km/hを記録し、長らく「世界最速の市販車」とされました。
この「NAだけで世界最速」という一点こそ、マクラーレンF1が今もハイパーカーの頂点として語られる理由です。
さらに派生モデルのF1 GTRは、1995年のル・マン24時間レースで市販車ベースのマシンとして総合優勝を果たしています。
ロードカーとしても、レースカーとしても頂点に立った——この二重の栄光が、マクラーレンF1を特別な存在にしています。
ちなみに北米への正規輸入はわずか7台とされ、地域によっては最初からほとんど流通しなかったことも、その希少性に拍車をかけています。
他とは違う、"別格"の存在——XJ220・フェラーリF50との違い
1990年代は、世界中の名門メーカーが「最速」の称号をかけてしのぎを削った時代でした。
同じ英国発のハイパーカーであるジャガー XJ220や、フォーミュラ1由来のNA自然吸気V12を積むフェラーリ F50も、その代表格です。
ただし、マクラーレンF1が際立っているのは、電子制御に頼らず、3人乗り・中央運転席という前例のないレイアウトと、ひたすら軽さを追求した"素のNA自然吸気"だけで頂点に立とうとした、ゴードン・マレーの一貫した思想にあります。
速さのための速さではなく、「自分が乗りたい理想のロードカー」を追求した結果、たまたま世界最速にたどり着いた——そう語られることもあるほどです。
同じ「最速」を目指しながら、まったく違うアプローチをとった3台を読み比べてみるのも面白いかもしれません。
マクラーレンF1の中古相場・今でも買える?
「GT7で乗っていたら、本物のマクラーレンF1が気になってきた」——そう思った人もいるかもしれません。
では、実車のマクラーレンF1は今でも手に入るのでしょうか。
結論:買えるけれど、世界トップクラスの富裕層向けの世界
率直にお伝えすると、マクラーレンF1は「理論上は買えるが、現実的には世界のごく一部の富裕層にしか手が届かない」クルマです。
生産台数はわずか106台。しかも大半は個人コレクターや専門ディーラーが所有しており、市場に出ること自体がまれです。
近年は世界的に90年代ハイパーカーの評価が急騰しており、マクラーレンF1はその中でも別格の存在として扱われています。
「いくらなら買えるか」という水準をとうに超え、「オークションでいくらの値がつくか」が話題になる世界です。
実際の相場感(目安)
具体的な取引例を見てみましょう(あくまで一例・個体やシャシー番号、時期によって大きく変わります)。
- 2021年8月、米ペブルビーチのオークションで1995年式マクラーレンF1が2,046万5,000ドル(約22.5億円)で落札。走行距離390km未満というほぼ新車状態の個体で、当時「世界で最も高額なマクラーレンF1」の記録となりました(日本人所有個体とされる)
- レース由来の「LM」仕様(シャシー018)が、約20億円で落札された例も報じられています
- こうした事例を踏まえると、マクラーレンF1の相場はおおむね20億円前後が目安になります
庶民の感覚では、正直「実車を持つ」という選択肢自体が非現実的です。
だからこそ、「GT7で乗る」という選択肢の価値がとてつもなく大きくなるわけです。
出典・参考:英国の自動車専門誌 Octane、ドイツ AUTO BILD、専門メディア intensive911 等による2021年8月のオークション結果報道(2021-08時点)。
※取引額は個体・シャシー番号・オークション・時期によって大きく異なり、非公開の相対取引も多いため、正確な"市場価格"を一律には示せません。最新の情報は各オークションハウスや専門メディアでご確認ください。
現実的な話ではありませんが、もし将来的に検討する機会があれば、以下のような点が特に重要になります。
- 来歴(プロヴェナンス)の確認:オーナー履歴・レストア歴・オリジナル部品の残存状況は価格に直結します
- シャシー番号ごとの個体差:ロードカー/LM/GTRなど仕様によって価値がまったく異なります
- 専門オークションハウス経由が基本:一般的な中古車サイトに出品されることはほぼなく、専門オークションハウスや、正規ディーラー経由の相対取引が中心です
- 整備体制の確保:購入後の維持・整備を任せられる専門工房の存在が前提になります
GT7で何度もマクラーレンF1を走らせていると、「世界最速」と呼ばれた理由が体感として分かってきます。
本物に手が届かないからこそ、ゲームの中で存分に乗り込む——そんな楽しみ方も、今の時代ならではですね。
それでは、GT7の中でマクラーレンF1がどんな一台なのか、さっそく見ていきましょう。
グランツーリスモ7のマクラーレンF1
マクラーレンF1はどんな車?
まずは「GT7の中でマクラーレンF1がどういう立ち位置の車なのか」をつかんでおきましょう。
スペックとPPの目安
GT7のマクラーレンF1(車名表記:McLaren F1 '94)は、PP643.44(記事作成時点)という非常に高いパフォーマンスポイントを持つ一台です。
出力は626HP/7,500rpm、車両重量はわずか1,140kg。
実車と同じくMR(ミッドシップ・後輪駆動)で、超軽量+大パワーという、GT7の中でも際立った組み合わせを持っています。
| 項目 | GT7内データ |
|---|---|
| 車名表記 | McLaren F1 '94 |
| PP(パフォーマンスポイント) | 約643.44 |
| 出力 | 626HP/7,500rpm |
| 車両重量 | 1,140kg |
| 駆動方式 | MR(ミッドシップ・後輪駆動) |
| 購入価格 | Cr. 20,000,000 |
| 入手方法 | レジェンドカーディーラー(Legend Cars)限定 |
※PPや価格はGT7のアップデートで変動する場合があります。最新はご自身のプレイ画面でご確認ください。
注目したいのは「レジェンドカーディーラー」限定という入手条件です。
マクラーレンF1は、GT7内の通常のBrand Centralではなく、レジェンドカーディーラー(Legend Cars)でのみ取り扱われる特別な一台。
しかも購入するには「エクストラメニュー#40」のクリアが条件になっており、誰でもすぐ買えるわけではありません。
この「一手間かかる」入手ルートが、マクラーレンF1の特別感をゲーム内でもしっかり演出しています。
GT7での乗り味——別次元の加速とシビアなトラクション
実際にGT7でマクラーレンF1のアクセルを踏むと、まず驚くのがその加速です。
1,140kgという軽さに626馬力という組み合わせは、GT7の中でも屈指のパワーウェイトレシオ。
自然吸気らしい伸びやかな吹け上がりとともに、車体ごと吸い込まれるように前へ加速していきます。
一方で、その超軽量・大パワーというキャラクターは、扱いやすさとは少し違う方向を向いています。
MR(ミッドシップ)レイアウトゆえに、コーナー中盤からアクセルを大きく開けると、リアが流れやすい傾向にあります。
軽いボディにこれだけのパワーが乗っているぶん、トラクション(駆動力を路面に伝える力)の管理がシビアになりやすいのも事実です。
ただ、これは裏を返せば「乗りこなす楽しさ」でもあります。
丁寧なアクセルワークで路面に力を伝えきったときの気持ちよさは、パワーを持て余さない扱いやすい車では味わえない種類の快感です。
おすすめセッティング
「マクラーレンF1をどうセッティングすればいいの?」——高PPな一台だけに、気になる人も多いはず。
ただ、GT7のセッティングはアップデートやタイヤ・コースで最適値が変わるので、この記事では具体的な数値の丸暗記より「考え方・方向性」を中心にお伝えします。
これを押さえておけば、どんなレースでも自分で調整できるようになります。
大前提:マクラーレンF1は「パワーを持て余さない」セッティングが基本
マクラーレンF1のセッティングを考えるとき、すべての出発点になるのが「パワーを持て余さない」という発想です。
軽さと大パワーという武器を、暴れさせずに路面へ伝えきる。
この方向性さえブレなければ、大きく外すことはありません。
1PP制限レース向け:そもそも参戦できるレースを見極める
GT7のレースは「PP○○以下」という制限が設けられていることが多いです。マクラーレンF1はノーマルでPP643前後と非常に高いため、
- PP600台以下に制限された多くのレース → そもそもノーマルのままでは参戦できません
- PP制限が高め〜無制限のレース、ハイパワー車限定のイベント → マクラーレンF1が主戦場にできる領域
という考え方になります。
つまりマクラーレンF1は、軽量ではあっても「高PP専用」という、低PP帯で戦う車たちとは真逆の立ち位置。
まず「このPP帯で戦える一台」として選ぶという考え方が出発点になります。
PP制限が高いレースであれば軽さを活かして枠内で戦い、逆に枠に余裕があるレースでは、ノーマルに近い状態でも十分な速さを発揮します。
2サスペンション:とにかく"暴れさせない"安定重視
超軽量・大パワーのマクラーレンF1は、放っておくと荷重移動でリアが唐突に動きやすい傾向にあります。そこでセッティングの方向性としては、
- リア(後ろ)のスタビライザーやダンパーを少し穏やかにして、唐突な挙動変化を抑える
- 車高は前後のバランスを見ながら、極端に低くしすぎず安定を優先する
- 最初から攻めた数値を入れず、ノーマルから少しずつ動かして「唐突さ」が消える方向を探る
という流れが扱いやすいです。
速さよりまず「予測できる挙動」を作ることが、この車を乗りこなす近道です。
3LSD(デフ):トラクションを"逃さない"ための要
MR車のマクラーレンF1にとって、LSD(リミテッド・スリップ・デフ)はかなり効果を体感しやすいパーツです。
コーナー脱出時にリアタイヤが空転・スライドしてしまうのを抑え、626馬力というパワーを無駄なく路面に伝えてくれます。
- 加速側(アクセルON時)の効きを穏やかめから試し、唐突な挙動変化が出ない範囲で強めていく
- 効かせすぎるとリアの挙動が予測しにくくなることもあるので、「唐突に流れない」範囲を探るのがコツ
LSDは「正解の数値」が車・コースで変わるので、ここも数値の暗記ではなく「立ち上がりで暴れる→穏やかに効きを強める」という方向性で覚えておくと応用が効きます。
4タイヤ:レース指定に合わせる+ハイパワーゆえの摩耗に注意
タイヤはレースのレギュレーション(指定銘柄)に合わせるのが基本です。
そのうえでマクラーレンF1で覚えておきたいのは、626馬力というパワーを受け止めるリアタイヤの負担が大きいということ。
特にロングレースでは、駆動輪であるリアタイヤから先にタレてくる可能性があります。
- ロングレースでは「リアが先に厳しくなる」前提でペース配分する
- アクセルの開け方を丁寧にすると、リアタイヤの消耗をかなり抑えられる
⚠️ ここで挙げたセッティングは、いずれも「方向性の一例」です。GT7はアップデートで挙動や最適値が変わるため、具体的な数値は必ずご自身のプレイで詰めてください。
勝てるレース・使い方
セッティングがわかったら、次は「どこで活躍させるか」です。
マクラーレンF1は万能型ではありませんが、ハマるレースではしっかり存在感を発揮する一台。
得意な場面を知っておくと、ぐっと楽しくなります。
1パワーがモノを言う「高速コース」
マクラーレンF1がいちばん輝くのは、直線が長く、最高速がモノを言う高速コースです。
自然吸気ならではの伸びやかな加速と、超軽量ボディによる軽快な身のこなしを、ストレートでしっかり活かせます。
コーナーが多く、切り返しの連続するテクニカルなコースでは、パワーを持て余しやすく、扱いにこそ集中力が必要になります。
「直線で稼いで、コーナーは丁寧に」のがマクラーレンF1の戦い方です。
2ハイパワー市販車が集う「限定戦」
GT7には、市販ハイパーカーやグランツーリスモカーが集まるようなレース・イベントがあります。
こうした同じ土俵のライバルと競う場面は、マクラーレンF1にとって最高の活躍の場。
PP600オーバーの猛者たちの中でなら、あとは腕とセッティング勝負になり、この車本来の速さが活きてきます。
3PP制限が高い・無制限のオンラインレース
オンラインのデイリーレースやスポーツレースでも、PP制限が高め、あるいは無制限のクラスであればマクラーレンF1は魅力的な選択肢になります。
とくに直線区間が長いコースでは、その加速力を存分に活かせます。
「圧倒的なパワーを、路面にどれだけ丁寧に伝えられるか」が、マクラーレンF1を実戦投入する醍醐味です。
- コーナー手前でしっかり減速 → 丁寧にアクセルを開けてリアの唐突な挙動を防ぐ(MRのシビアさへの基本対応)
- 立ち上がりはアクセルを"ガバッ"ではなく"じわっ"と開けてトラクションを逃さない
- 直線番長の特性を理解し、コーナーより高速区間で稼ぐ意識を持つ
この3つを意識するだけで、マクラーレンF1の扱いやすさはぐっと変わります。
ハンコンで乗るともっと気持ちいい
ここでひとつ、マクラーレンF1好きにぜひ伝えたい話を。
マクラーレンF1のいちばんの魅力は、さっきから何度も言っている自然吸気V12の伸びやかな加速と、超軽量ゆえのシビアな挙動です。
実はこれ、ハンドルコントローラー(ハンコン)で乗ると気持ちよさが何倍にもなります。
パッド(コントローラー)でも十分楽しいのですが、ハンコンだとリアタイヤが路面をつかむ感触、荷重が抜けてリアが動き出す瞬間の「ぬるっ」とした手応えが、ハンドル越しにダイレクトに伝わってきます。
マクラーレンF1のように「パワーを丁寧に路面へ伝える」繊細さが問われる車は、この情報量の差がそのままタイムと楽しさに直結します。
そして何より、626馬力のV12を回しながら、手で舵を当て、足でアクセルを操る——あの一連の操作が、まるで本当にマクラーレンF1を運転しているかのような没入感を生んでくれます。
実車には一生かかっても手が届かないかもしれません。
それでも、GT7とハンコンがあれば、あの伝説の3人乗りハイパーカーを意のままに走らせる体験ができる。
これは本当に幸せな時代です。
「もう一段、マクラーレンF1を気持ちよく走らせたい」と思ったら、ハンコンは間違いなく価値のある投資です。
※おすすめのハンコンについては、別の記事で詳しく紹介していく予定です。
実車を維持する vs ゲームで乗る|コスパ比較
「マクラーレンF1を実際に買って維持する」のと、「GT7で伝説の一台を意のままに操る」のとでは、お金の面でどれくらい違うのでしょうか。
両者のコストを比べてみます……とはいえ、今回はいつも以上に、桁違いの結果になります。
①実車マクラーレンF1を所有・維持する費用
マクラーレンF1は生産終了から四半世紀以上が経つ希少車。
維持費についての一般的な相場情報はほとんど公開されていませんが、車両の性質上、次のような費用構造になります。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 車両本体価格 | 約20億円前後(個体・シャシー番号・オークションで大きく変動) |
| 自動車税(日本で公道登録した場合・排気量6,000cc超+登録13年超で重課) | 目安 約12万円台/年 |
| 任意保険(車両保険) | 時価(数億円)に連動するため一般的な相場化は困難。旧車・希少車専門の保険契約が前提 |
| 整備・部品 | BMW製V12エンジンやカーボンモノコックの整備はメーカー系・専門工房のみ対応可。部品もほぼ特注で、金額は個別見積もり |
| 保管 | 温湿度管理された専用ガレージが前提 |
自動車税だけを見れば「意外と現実的な数字」に見えるかもしれません。
ですが、車両保険・整備・保管まで含めた本当の年間維持費は、正確な相場化ができないほど高額というのが実情です。
そもそも購入するための約20億円という車両価格の時点で、一般的な家計の感覚を超えています。
②GT7で"マクラーレンF1に乗る"機材コスト
一方、GT7でマクラーレンF1に乗る機材は買い切り(初期費用のみ)。
一度そろえれば、あとは電気代くらいです。
| 機材 | 価格の目安 |
|---|---|
| PS5本体 | 約6.6〜8万円 |
| グランツーリスモ7(ソフト) | 約6,000〜9,000円 |
| ハンドルコントローラー(エントリー) | 約2.5〜4万円 |
| レーシングコックピット(任意) | 約2〜5万円 |
| PS VR2(任意・没入感アップ) | 約7.5万円 |
| 一式(目安) | 初期 約10〜25万円+以降ほぼ0 |
ゲーム内でマクラーレンF1本体を手に入れるには、レジェンドカーディーラーでCr. 20,000,000(ゲーム内通貨)が必要ですが、これはGT7をプレイして貯めていくもので、現実のお金を直接支払うものではありません。
つまり実質的な"出費"は、上記の機材一式(初期10〜25万円+以降ほぼ0)だけ、ということになります。
③コスパ比較の結論
- 実車:購入だけで約20億円前後+年間維持費は算出不能なほど高額
- ゲーム:初期10〜25万円+以降ほぼ0+ゲーム内でCr.2,000万円を貯める(プレイで到達可能)
マクラーレンF1というロードカーの頂点を、事故・盗難・天候の心配もなく、しかも自分の意のままに走らせられる——ハンコン+VRを使えば、V12の吹け上がりやリアが流れる瞬間の荷重移動まで、かなりリアルな感覚で味わえます。
「一生に一度も本物には乗れないかもしれない」——それでも、GT7でならこの伝説の一台に何度でも乗り込めます。
まずはハンコンから始めるのが、一番コスパよく"あの世界"に近づく方法です。
さらに没入感を求めるならVRも。
🎮 GT7を“実車感覚”で楽しむ機材ガイド
「ゲームで愛車に乗る」を実現する機材を、必要度の高い順にまとめました。
まずは上の2つ、余裕が出てきたら下の3つを足していくと、どんどん実車の感覚に近づきます。
<まず必須>これがあれば、すぐにGT7で走り出せる
GT7を遊ぶ土台です。
PS5本体・GT7ソフト・ディスクドライブがあれば走り出せます。
さらにハンコンを足せば、“自分でハンドルを握る”運転体験に。
<あるとより実車に近づく>足すほど没入感が一段ずつ上がる
ここから先は“より実車に近づく”ための投資。
コックピットで姿勢が決まり、シフトで操作感が増し、VRで視界ごと没入できます。
※費用はすべて目安です。税額・保険料・整備費・機材価格は、年式・地域・等級・時期・モデルによって変わります。最新の金額は各窓口・販売店でご確認ください。
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ここからは、マクラーレンF1をもっと"知って"楽しむための話をお届けします。
マクラーレンF1を見て楽しむ|カルチャーと逸話
GT7や実車の話だけでなく、マクラーレンF1には数々の逸話があります。
ゴードン・マレーの理想「妥協なきロードカー」
マクラーレンF1の設計思想の核にあるのは、ゴードン・マレーの「妥協のない、自分が本当に欲しいロードカー」というこだわりです。
ターボや電子制御アシストに頼らず、軽さと自然吸気のレスポンスだけで速さを追求する——マレーは物理的な合理性を突き詰めることで、結果的に当時の世界最速にたどり着きました。
その象徴が2ドア・3人乗り(中央運転席)というレイアウトです。
ドライバーを車体中央に配置することで、理想的な重量配分と、左右対称の運転感覚を実現しました。
量産市販車としては前例のない、まさに「妥協なき理想」を体現した設計だったのです。
なぜBMWのV12が積まれたのか
マクラーレンF1に搭載されたBMW製S70/2型V12エンジンにも、興味深い逸話が残っています。
ゴードン・マレーは、かつて在籍していたブラバムでの縁から、BMWのエンジニアであったポール・ロッシェにエンジン開発を依頼したと言われています。
その結果生まれたのが、自然吸気ながら約627PSを発揮する6,064ccのV12ユニット。
マクラーレンというブランドに、BMWの技術が結晶したエンジンが載る——この異色の組み合わせもまた、マクラーレンF1が特別な存在として語られる理由のひとつです。
「公道最速」の称号とその後
1998年、マクラーレンF1は自然吸気・過給なしのまま約386.4km/hを記録し、長らく「世界最速の市販車」の称号を手にしました。
ターボやスーパーチャージャーに頼るライバルがひしめく中、あくまでNAにこだわり抜いた末の記録だっただけに、その価値は今なお色あせません。
さらに、レース仕様として開発されたF1 GTRは、1995年のル・マン24時間レースで市販車ベースのマシンとして総合優勝を果たしました。
ロードカーとしても、レースカーとしても頂点に立った——この二重の栄光が、マクラーレンF1を「伝説」たらしめています。
🌟 有名オーナー:ロウアン・アトキンソン
マクラーレンF1のオーナーとして特によく知られているのが、コメディアン・俳優のロウアン・アトキンソン(「Mr.ビーン」役で有名)です。
愛車として所有し、2度の事故を経てそのつど修理されたという逸話が度々報じられています。
世界的な有名人が、それでも手放さずに乗り続けた(とされる)——それだけこの車には、単なる資産以上の魅力があるということかもしれません。
※事故の詳しい経緯や時期については諸説あるため断定は避けますが、広く知られたエピソードとして紹介しました。
🚗 モデルカーで手元に楽しむ
「実車はなかなか手が出ない……」どころか、一生かかっても手が届かないかもしれません。
それでも、モデルカーやプラモデルならマクラーレンF1を手元に置いて楽しめます。
眺めて、撮って、コレクションして——GT7で乗り込んだ伝説の一台を、リアルでも飾ってみませんか。
📚 もっと知りたい人へ(おすすめ書籍)
マクラーレンF1については、開発秘話やゴードン・マレーのインタビューを収録した専門書籍・ムックも出版されています。
実車の物語をもっと深く知りたい人におすすめです。
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マクラーレンF1のよくある質問
マクラーレン F1とは?
1992年にマクラーレンが発表した、2ドア・3人乗り(中央運転席)のミッドシップスーパーカーです。BMW製6,064cc V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、約627PSを発揮。自然吸気のまま約386.4km/hを記録し、長らく「世界最速の市販車」とされました。生産台数は全バリエーション合計106台です。
マクラーレンF1のスペック(馬力・重量など)は?
エンジンはBMWモータースポーツ製S70/2型6,064cc V型12気筒DOHC自然吸気で、最高出力は約627PS/7,400rpm。駆動方式はMR(ミッドシップ・後輪駆動)、6速MTです。GT7内のデータでは車両重量1,140kg、出力626HP/7,500rpmとなっています。
マクラーレンF1の中古相場は?
非常に高額で、世界でもトップクラスの取引価格帯です。2021年8月には1995年式が約22.5億円(2,046万5,000ドル)で落札され、当時の世界記録となりました。相場はおおむね20億円前後が目安ですが、個体やシャシー番号、時期によって大きく変わります。
マクラーレンF1はグランツーリスモ7で買える?どうやって入手する?
収録されています。ただし通常のBrand Centralでの購入とは異なり、「レジェンドカーディーラー」でのみ取り扱われ、購入には「エクストラメニュー#40」のクリアが条件です。価格はゲーム内通貨でCr. 20,000,000(記事作成時点)。実車では手が届かない一台も、GT7ならプレイの先に手に入れられます。
マクラーレンF1が「世界最速の市販車」と呼ばれた理由は?
ターボやスーパーチャージャーに頼らず、自然吸気エンジンのまま約386.4km/hを記録したためです。当時の他のハイパーカーの多くが過給機に頼る中、電子制御にも頼らず、軽さと自然吸気だけで頂点に立った点が、今なお伝説として語られる理由です。
マクラーレンF1は「軽さと自然吸気」で頂点に立った伝説
最後に、この記事のポイントを振り返っておきましょう。
- マクラーレンF1はGT7で約PP643.44の超高性能MRハイパーカー。626HP・1,140kgという圧倒的なパワーウェイトレシオが最大の武器
- 入手には「レジェンドカーディーラー」+「エクストラメニュー#40」クリアが必要。誰でもすぐ買えるわけではない特別な一台
- セッティングは「暴れさせない・逃さない」が基本。安定重視のサスとLSDで、パワーを丁寧に路面へ伝えるのがコツ
- 得意なのは直線の長い高速コースとハイパワー限定戦。パワーで押し切る、まさに「公道最速」の戦い方
- 実車は1992年デビュー、BMW製自然吸気V12で約627PS。ターボなしで約386.4km/hを記録し「世界最速の市販車」と呼ばれた
- 中古相場は約20億円前後。2021年には約22.5億円で落札された記録もあり、実質的に手が届かない領域
マクラーレンF1は、電子制御やターボの力を借りて速さを「買う」車ではありません。
軽さと自然吸気、そして妥協なき設計思想だけで頂点に立った、"物理で殴る"タイプの伝説です。
だからこそ、GT7でアクセルを踏み込んだ瞬間の加速には、他のどの車とも違う特別な説得力があります。
ぜひGT7で、あの伝説の3人乗りハイパーカーの加速を存分に味わってみてください。
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